2022年2月更新 現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較

2023年9月更新 現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較

2022年2月更新 現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較
目次

2023年9月更新 現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較

現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較

今こそ出店すべきネットショップの比較について

16兆円規模のEC市場の拡大を背景に、ネットショップ、ネット通販事業を新規開業することを検討されている企業の方、実店舗運営者の方、もしくは個人事業主の方はたくさんおられることと思います。

筆者は現在、楽天市場をはじめ、ヤフーショッピングAmazonポンパレモールWowma!Qoo10NETSEAなど国内の主要ショッピングモールには全て出店しています。
また、ショップのカートサービスとしてはMakeshopカラーミーショップBASESTORESなどにもネットショップを開業し、店舗運営を行っています。

実際に出店している現役店長だからわかる「リアルな目線」があります。

ネットショップ、主にインターネット上のショッピングモールに関して、開設・開業のしやすさ、モールの集客力、運営上のランニングコスト、モールで獲得できるポイントの人気度、モールのサポート体制、バックヤード・管理画面の使いやすさ、モールの将来性、デザインなどのカスタマイズ性、BtoB向きのモールかどうか、スマホ対応状況、を評価のポイントとしてネットショップの特長を数値化しております。

実際に今回ご紹介するショッピングモール全てで本日現在も運営支援しているからわかる「生」の情報を提供いたします。

あくまでも筆者の運営体験上の感覚として算出した数値ですので、ネットショップの商材や対象顧客によっては必ずしも数値通りの評価ではないことをご理解ください。あくまでも参考の数値として、検討材料のひとつとして見ていただければと思います。

初めてのネットショップならまずは無料のネットショップがおすすめです

モール出店比較

初めてネットショップを開設されるという方の場合、Amazon楽天市場などのECモールに出店するより前に、自社ECサイトを開設してネット販売を経験される事をおすすめします。

日本国内で無料でネットショップを開設できるサービスとしては、カラーミーショップSTORES

BASE (ベイス)Cafe24イージーマイショップなどがあります。

各ネットショップサービスのメリットや機能などの比較については以下のページに詳しくまとめておりますのでこちらも参考にしていただければ幸いです。

「カラーミーショップ」で初期費用と月額費用が無料の「フリープラン」が誕生!

ネットショップBASEとカラーミーショップの月商別手数料・コストを徹底比較

無料ネットショップはBASEとCafe24のどちらがおすすめか?徹底比較してみた

無料ネットショップはBASEとカラーミーショップどちらがメリットがあるか徹底比較

STORESは無料プランと有料プランのどちらがおすすめ?

楽天市場に出店すべきオススメ理由

日本最大の流通額3兆円規模のショッピングモール。楽天の集客力・ブランド力は未だ健在

楽天市場

オススメ度 ★★★☆☆
初期費用 18万円~
商品登録数 5000~無制限
流通ポイント 楽天スーパーポイント
出店メリット 流通総額日本一のショッピングモールなので、人気商品が生み出せれば大きな売上、月商につながりやすい
出店デメリット 固定費が最低でも18万円からと高額であること。各商品ジャンル毎に人気店舗が存在するため、新規参入からのシェア獲得が非常に難易度が高い。

楽天市場は、日本のインターネットショッピングモールのソートリーダー的な役割を果たしてきましたが、2017年9月現在においても、そのブランド力は揺るがないほど強固かつ強大なショッピングモールです。
楽天スーパーポイントは、日本国内で最も保有、利用されているポイントであることも、楽天人気の象徴と言えます。
楽天トラベル・楽天市場の両サービスの流通総額を合わせると3兆円を超える規模であると公式に発表されている通り、楽天市場でネットショッピングを利用するユーザーは国内最大規模と言えます。

楽天市場出店

ネットショップを新規開設するにあたり、楽天市場を最初の売場とするかどうかについてですが、これは商材に寄るという他ありません。
楽天市場への出店は、ネットショップ運営にかかる初期費用は、月額費用と合わせても日本国内のショッピングモールでは最も高額の出店料が必要です。

楽天市場の詳細なプラン内容については以下を参考にしてください。

【参考】
楽天出店10年目の現役店長が教える楽天市場出店の評判と感想

最も集客力のあるネットショッピングモールでネットショップを開業することは、多くの来客を見込めるという意味においては非常に魅力があります。その分、楽天市場内で、出品する商品のシェアを獲得していくには、非常に厳しい競争に勝ち残る必要があります。楽天市場での出店店舗数は、およそ4万5千店舗前後と言われています。

店舗数も非常に多く、商品力のある出店者も多数存在しているのが楽天市場です。
成功している店舗は月商1億円以上を売り上げる店舗もあるほどですから、商材によっては大きなチャンスがあるのも楽天市場だからこその爆発力と言えます。

2017年の楽天EXPOでは、楽天市場出店店舗の上位店舗の売上状況が初めて公開されました。

楽天市場出店

月商1億円以上の店舗が159店舗と、ここだけでも最低159億円の月商がある計算になります。年商で言えば、12倍相当ですから、およそ1900億円となります。
月商3000万円以上の店舗が735店舗、月商1000万円以上の店舗が2236店舗、月商300万円以上では6033店舗あります。

ここまで公開されている店舗は、売れているネットショップと言ってよい売上額だと思います。楽天市場の出店店舗数が45000店舗ですから、今回公開された店舗数の合計が9163店舗ですから、
割合としては、楽天市場の20%の店舗は月商で300万円以上を売り上げていることになります。
2割が売れているネットショップというのは、決して低い数字ではなく、むしろ高い数字であると思います。

楽天市場は、集客力とポイント力、楽天ブランド力もあり、商品の相性とランニングコスト面での折り合いがつけばぜひとも出店しておきたいショッピングモールです。




【参考】
現役店長が教える!楽天市場の出店プランの違いを徹底比較

楽天市場の集客力・アクセス数

モール出店比較

楽天市場はAmazonに次ぐアクセス数があるショッピングモールです。

楽天グループ全体での流通総額は3兆円を超えていますので、ECの流通規模としては、楽天市場が国内No.1です。

楽天市場は毎月ポイントアップイベントをモール主体で実施しており主なイベントとしては「楽天スーパーセール」「お買い物マラソン」「ポイントアップ祭」があります。

楽天市場では、上記のイベント開催期間中は、アクセス数も約3倍以上になる傾向が続いていますので、売上も乗じて3倍となる傾向にあります。

楽天スーパーセールでの売上アップの方法としては、以下のページにまとめていますので参考にしてみてください。

【参考】
楽天スーパーセール対策と必勝法 2018年最新版


楽天市場の出店に向いている商品ジャンル

特に楽天市場で成功しやすいジャンルとしては、グルメ、スイーツジャンルに属する食品関連の商材をお持ちの方です。グルメ、スイーツジャンルは楽天市場でも人気のあるジャンルで、商品の種類ごとに数店舗の人気店舗が存在します。消耗品などの型番とよばれる商品は、価格競争に勝ち残ることが前提となりますが、グルメやスイーツジャンルに関しては、ショップオリジナルの商材などがランキングでも上位を占めていることもあり、小さなお菓子屋さんでもオリジナル商材がヒットすれば、一躍ランキング常連の店舗になれる可能性があります。

逆に、楽天市場で成功が難しいと言われるジャンルは、アパレル、インテリア・家具系のショップです。
こちらも、ある程度人気店舗が決まっていて、価格面やサービス面、ブランディングなどにおいても、新規参入から上位店舗への参入というのは難しい状況になっているようです。実際あるコンサルティング会社の報告書では
楽天市場のアパレル、インテリアジャンルの伸び率が停滞期に入ったというデータもあります。


Qoo10(キューテン)に出店すべきオススメ理由

商品によっては、1点で500万円以上の売上も可能。若年女性層向け商品が中心なら可能性大

Qoo10

オススメ度 ★★★★
初期費用 無料
商品登録数 無制限
流通ポイント Qポイント
出店メリット 出店料、月額利用料、商品登録料などすべて無料。販売成約時に6~10%の販売手数料のみが必要。
出店デメリット 固定費はほぼかからないが、通常販売では商品が売れにくいモールでもある。大きな売上獲得にはプロモーションと呼ばれる広告利用が必須。

Qoo10(キューテン)は楽天市場のように日本法人からスタートしたショッピングモールではなく、主に韓国やシンガポールなどのアジア圏からスタートしているショッピングモールであるため、韓国コスメや美容関連・ファッション・雑貨などの流通が初期の頃は目立ったショッピングモールでした。

現在日本法人としては、東京都港区に会社所在地があり、資本金も6億円と公表されている非常にしっかりとした運営体制を取っています。

ちなみにこのQoo10(キューテン)という珍しい名称の理由としては、探求のQuest、ooは探索のSearch、10は完璧のPerfection and Completenessの略称であると公表しています。

日本国内での実績よりも海外での運営実績期間の方が長いため、日本国内のユーザーよりもアジア圏のユーザーからの認知、支持の方が多い印象です。以前はサポートセンターも外国籍の方の対応が目立ちましたが、現在は日本人の方の担当コンサルタントも多数在籍されているため、出店先のショッピングモールとしては、まずまず安心できる売場かと思います。

モールの顧客層としては、wowma!(ワウマ)のユーザー層と一部重なるところもありますが、20代~30代の女性の利用者が全体の70%にも上るというデータがあります。Qoo10も若い女性層の利用が多いこともあり、アクセス元のデバイスもパソコンよりもスマホからの流入が圧倒的に多いようです。

Qoo10は利用者に対してのポイントバック体制が充実している点が、楽天市場やヤフーショッピングとは異なり、外国資本系ショッピングモールならではの施策だなという印象があります。というのも、楽天市場やヤフーショッピングでは利用者がレビューを記載することは、比較的まれな方ですが、Qoo10に関しては、利用者の多くがレビューを積極的かつ自発的に書いてくれるショッピングモールなんです。
理由は、商品が届いた後に、到着報告(受け取り通知)が必要なのですが、この時、同時にレビューを記載すると、ポイントが一部還元されるというシステムを採用しているからです。

筆者が運営支援している店舗さんの商品で、楽天市場で10年近く販売していた日用品のレビューが100件程度なのに対して、同じ商品で約1年間の販売期間で、4000件以上のレビューがついている商品もあります。しかも、店舗側からお客さんには一切レビューを催促したことはありません。
自発的にレビューを書いてくれるモールの風潮は、Qoo10が最も優れていると思います。

また、ポイント還元という意味では、Qoo10はモール発行の「カートクーポン」というクーポンを定期的に発行しています。
これは、例えば3000円以上の利用で、300円OFFになるクーポンなどで、300円OFFはQoo10が負担するというモール負担型クーポンです。
通常クーポンは、一つの商品や同じ店舗内での利用と制限されるのですが、Qoo10のカートクーポンは、多店舗にまたがる買い物時でも有効になります。Aというお店でスイーツを買って、Bというお店でバッグを買った場合、合計金額が3000円以上になっていれば、カートクーポンの割引が利用できるわけです。多店舗にまたがったカートクーポンというのは、他のショッピングモールでもなかなか見ないので面白いアイデアだと思います。

また、Qoo10は、顧客のスマホアプリ利用率も高いため、顧客からの問合せが「Qtalk」というチャット形式のアプリから届くことがほとんどです。
店舗側は、アプリをパソコンなどにインストールできるため、パソコンからチャットツールで返事を返すような仕組みです。

若い女性向けの商材を販売するネットショップであれば、Qoo10を売場とすることも検討してみてもいいかと思います。

【参考】Qoo10

Qoo10の集客力・アクセス数

モール出店比較

Qoo10のアクセス数をみると、Wowmaとほぼ同じアクセス数であることがわかりました。

Qoo10のユーザー層は、20代~30代の女性が70%以上であると、以前担当のECコンサルタントから聞いたことがあります。

Qoo10のサイトを見てもお分かりになると思いますが、全体的にコスメやファッションが中心です。


Qoo10の出店に向いている商品ジャンル

20代~30代の女性がメインユーザーですから、20代~30代の女性が求める商品がキューテンとの相性が良いと思います。

コスメや美容、ダイエット、ファッションジャンルなどは、キューテンとの相性はいいと思います。

ただし、コスメなどは、競合店舗も多数存在しますので、競争が激しいことは留意しておいてください。

現役店長の目線であえて、オススメするジャンルは「スイーツ」のジャンルです。

キューテンでは、食品系はそこまで売れている店舗が多くないので、スイーツジャンルは若い女性層との相性もいいので、売れるネットショップになれる可能性が高いと思います。


ヤフーショッピングに出店すべきオススメ理由

成長率は国内NO.1!ソフトバンクユーザーの囲い込みもあり、楽天市場の流通額に並ぶ日もそう遠くない勢いのあるモール

ヤフーショッピング

オススメ度 ★★★★
初期費用 無料
商品登録数 無制限
流通ポイント Tポイント
出店メリット 出店料、販売手数料などのネットショップ運営固定費が基本無料のショッピングモール。ヤフーショッピング自体がポイント負担するイベントやテレビCMによる集客なども楽天市場に負けない勢いのあるモール。
出店デメリット 出店料、手数料は無料と言われているが、実際は販売時に決済手数料とポイント原資、アフィリエイト経由の手数料などが必要となるため、実際には販売成約時に7%程度の支払が必要な点。

Yahoo!ショッピングは、初期費用、出店料、販売手数料が全て無料化された、2018年1月現在において、日本で最も出店店舗の多いショッピングモールです。

厳密に言えば、販売手数料はかかりませんが、ポイント原資として2.5%、あとは決済手数料が4%前後、アフィリエイト経由で販売された場合にはアフィリエイト手数料1%~が必要です。
固定費はたしかにゼロ円ですが、販売時に必要となる手数料としては約7%程度は必要です。完全無料というわけではない点に注意が必要です。

楽天市場とヤフーショッピングとの比較で言えば、ネットショップ出店に関する固定費では、ヤフーショッピングの方がコストパフォーマンスは上です。
集客力はまだまだ楽天市場の認知力には及びませんが、ここ数年でヤフーショッピングの広告露出が非常に強化されているのを感じます。大きくはテレビCMでの集客。人気タレントを広告塔に据えて、ヤフーショッピングへの来店を促します。
また、5のつく日はポイント5倍のキャンペーンに加えて、ソフトバンクユーザーは、2017年5月末までポイント10倍が付与されるという非常に大きなポイント還元イベントも実施しています。
更に、ヤフープレミアム会員、ヤフークレジットカードの利用で、ポイント獲得率は20倍以上となるような楽天市場のスーパーセール時でようやく達成できるような高ポイント還元をほぼ常時行っているのが現状のヤフーショッピングです。

ネットショップ出店者への還元、および来店するユーザーへの還元率においては、楽天市場よりもヤフーショッピングの方が優位だと感じます。ヤフーショッピングでの買い物でたまるポイントは「Tポイント」で、楽天スーパーポイントに並んで、人気のポイントです。利用可能な店舗もコンビニエンスストアならファミリーマートでTポイントは利用可能ですし、Tポイントの元でもあるTSUTAYAでの利用も可能です。その他、吉野家などでも利用可能なTポイントは非常に利用機会やたまる機会が多い点がメリットといえます。

現在、ヤフーショッピングの出店者数はおよそ45万店舗以上と言われています。楽天市場の出店者数の約10倍以上です。
競争は楽天市場以上に激しいと思っていただいた方がいいでしょう。

また、楽天市場よりも販売時に必要となるロイヤリティが低い分、ヤフーショッピングが提供する広告、「ストアマッチ広告」や「アイテムマッチ広告」などの利用が重要になります。中でも「PRオプション」と呼ばれる、商品販売成立時のヤフーショッピングへの手数料率を増やすことで露出強化できる広告については、利用しているかどうかが、露出を大きく変えることになります。

楽天市場に出店している店舗で、ある程度の売上を達成している店舗はほぼ、ヤフーショッピングにも出店を果たしている場合が多いです。
強力なライバルが楽天市場、ヤフーショッピングの両方に存在している現状、商品の独自性や高付加価値を返せるようなネットショップでなければヤフーショッピングでも競争に勝ち残ることは難しいと思います。

出店のしやすさという意味では楽天市場よりも早期に出店を果たすことができる仕組みになっていますので、ネットショップをショッピングモールで運営することを検討されている方であれば、楽天市場よりもまずヤフーショッピングから出店する方が初期費用面においても非常に出店しやすいと思います。

また、ヤフーショッピングに出店する際に注意点として、手数料の支払い方法は「クレジットカードのみ」という規定があります。

ヤフーショッピングが発行する「ヤフーカード」を使えば、店舗運営を行いつつ、Tポイントも還元されやすくなるため非常にお得な店舗運営テクニックのひとつです。

是非ヤフーショッピング出店の前に、Yahoo! JAPANカードを発行することをおすすめします。


【参考】
現役店長考察!ヤフーショッピング出店の評判とメリット・デメリット

ヤフーショッピングの集客力・アクセス数

モール出店比較

ヤフーショッピングは、ここ数年で最も成長著しいショッピングモールです。2017年現在、ヤフーショッピングの出店店舗数は51万店舗以上になりました。

ヤフーショッピングは、ヤフープレミアム会員とソフトバンクユーザーに対して、Tポイントの高還元を実施することで集客と販売促進を行っています。

ヤフーショッピングは、今後もますます集客と販促を行っていくことは間違いないでしょう。


ヤフーショッピングの出店に向いている商品ジャンル

ヤフーショッピングは出店料などの固定費はかからないため、ショッピングモールでのネットショップ開業場所としては最も敷居の低いモールです。

Yahooショッピングの出店店舗は、51万店舗以上となり、楽天市場の4万5千店舗のおよそ10倍以上の出店数となりました。

出店者間では、楽天市場の10倍以上の競争があり、商品の露出ひとつをとってみても、楽天市場以上に難易度は高いです。

ヤフーショッピングでは、デイリーランキングの傾向としては、「低価格」「お試しグルメ」などの商材が非常に売れやすいモールです。

500円前後で送料無料の商品を入口商品として販売できるのであれば、是非商品登録を行ってください。


Amazonに出店すべきオススメ理由

アマゾンプライム会員からの支持は安定継続。プライム会員増加施策が今後の発展のカギ

アマゾン

オススメ度 ★★★★
初期費用 無料~4900円
商品登録数 無制限
流通ポイント Amazonポイント
出店メリット 販売できる商品さえあれば、すぐに商品販売を開始できる手軽さが最大のメリット。月額の固定費も4900円と安いこともメリット。
出店デメリット ネットショップというよりは、出品型のマーケットプレイス販売であるため、ネットショップのカラー、特長を出せない点。また、Amazonは一つの商品に対して基本的に一つの商品ページしか存在しないので、同じ商品を出品している店舗が複数いた場合、価格面などで最安値にできないと、カートを取れない(商品が売れにくい)点。

Amazonへの出店方法は、小口出品、もしくは大口出品のいずれかのプランでの出店となります。厳密には、ネットショップを開業するというよりも
ショッピングモールへ商品を「出品する」という感覚の方が近いと思います。
ヤフオクなどに商品を出品する方法に似た出品形態でもあります。Amazonは、基本的にAmazon本体が販売する商品と、ネットショップ運営者、商品出品者が販売するマーケットプレイスという販売方法の商品の2種類が存在しています。

先日のヤマト運輸の物流超過による荷受け制限、運賃値上げの問題も、Amazonの取引企業としてヤマト運輸が専任していたことが大きな原因でもあります。非常に低価格での運賃契約でAmazonの商品を配送していたこともあり、Amazonが販売する商品の価格は、非常に低価格の物が多い状況です。
筆者もAmazonで販売している商材の中にミネラルウォーターなどの飲料製品があるのですが、こちらもどのブランド、メーカーの商品も最安値に設定されている「カートが取れている状態」の商品の多くは、Amazonから発送される商品が目立ちます。

Amazonは型番とよばれるメーカー商品は、すでに別の誰かが販売しているため、比較的簡単に商品を販売することができます。JANコードがわかり、商品の販売価格が決まっていれば、およそ1分以内に商品の販売を開始できるのはAmazonの魅力と言えます。

JANコードがないオリジナルの商品などは、Amazonへの販売申請が必要となるため、多少販売開始までに時間と手間がかかります。
それでもオリジナル商品は、楽天市場やヤフーショッピングと同じく、ネットショップ1店舗限定の販売となれば、ヒットした時の売上数は非常に大きくなることが期待できます。

また、Amazonは売上の8割をAmazonプライム会員が捻出しているとも言われているほど、プライム会員の利用者が多いです。
ヤフーのPRオプション的な広告のひとつとして、Amazonスポンサープロダクト広告という広告があります。
こちらは、クリック課金型の露出広告ですが、非常に費用対効果の高い広告で、筆者も現在も利用している広告です。
広告効果の指標である売上高広告費比率(ACoS)は、1%~4%の間という驚異的な広告効果を生み出しています。
あくまでも筆者支援商材による広告効果なので、他の商材ではもう少し広告効果は低くなるかと思います。

それでもこの費用対効果の高い広告は、魅力が高い広告と言えます。

Amazonは楽天市場などのようにネットショップの特色やカラーといった部分を打ち出すことはほとんど不可能な仕様ですが、商品1点突破型の販売方法で大きな売上を狙うことができるショッピングモールでもあります。

【参考】
Amazonに出店する為の大口出品と小口出品のプランの違いを徹底比較

Amazonの集客力・アクセス数

モール出店比較

Amazonは、国内のインターネットショッピングモールの中では、最もアクセス数の多いモールです。

2018年のAmazonの流通総額は、1.3兆円と発表がありました。国内でネット販売を行うのであればAmazonへの商品出品は避けては通れないと言っても過言ではないほど集客力があるモールです。


Amazonの出店に向いている商品ジャンル

Amazonは楽天市場やヤフーショッピングと比較しても、少し特殊なモールです。

楽天市場のような「店舗」という店構えはなく、あくまでも「出品者」という形式で商品を出品します。

Amazonでの出店、商品出品に向いている商品としては、型番商品であれば、「価格が最安値に近い価格で販売できる商品」が非常に良く売れる可能性があります。

Amazonでは商品ページの仕組み上、同じ型番(JANコードなど)の商品は、一つのページに統合される仕組みになっています。Amazonでは同じ商品を販売している出店者が複数存在する場合は「ショッピングカートを獲得している出品者」の商品が売れやすくなるという仕様があります。

Amazonのショッピングカートの獲得ロジックについてご興味がある方は以下のページにまとめていますので参考にしてください。

【参考】【現役店長が教える】Amazonのカート獲得方法

また、2017年9月末から、AmazonではBtoB専用のショッピングサービスである「Amazonビジネス出品プログラム」をリリースしています。出品者、利用者ともにAmazonBusinessへの登録が必要であり、Amazonからの審査があります。

これまでのAmazonはBtoCの色が強かったですが、今後はBtoBのモールとして、NETSEAなどと競合していくことが予測されます。Amazonビジネスについては、詳細を以下のページにまとめていますので参考にしてください。

【参考】【現役店長が教える】Amazon Business 出品方法やメリット・手数料のまとめ


ポンパレモールに出店すべきオススメ理由

じゃらんやホットペッパーのポイントの共通利用に期待大。ポンタポイントの利用拡大に期待

ポンパレモール

オススメ度 ☆☆☆☆
初期費用 5万円~
商品登録数 2万点
流通ポイント pontaポイント
出店メリット リクルートライフスタイルが運営しているショッピングモールなので、流入顧客層として、じゃらんなどの利用者が期待できる点。
出店デメリット 集客力が弱いモールであることもあり、固定費の割にあまり顧客流入が少なく、高い売上を作りにくい点。

ポンパレモールは運営元がリクルートライフスタイルというリクルートのグループ会社です。
リクルートといえば、じゃらんやホットペッパーなどのサービスを運営している企業ですのでその信頼度の高さは説明するまでもないかと思います。
ポンパレモールのポイントはローソンやGEOでもたまる「ponta(ポンタ)」ポイントです。
楽天スーパーポイントやヤフーショッピングのTポイントと並んで、よく取得、利用されるポイントです。特にじゃらんなど旅行関連は支払額が高額になりやすい傾向にあるため、一度にたまるポイント額も大きくなりやすい特徴があります。
じゃらんでたまったポイントをポンパレ、ポンパレモールなどで利用されるというケースが期待できます。

ポンパレモールは、楽天市場やヤフーショッピングに比べると、少し集客力が劣るというデメリットがあります。また、流通総額も両モールと比較しても正直なところ大きな流通額ではないモールであるため、楽天市場やヤフーショッピングでたくさん売れている商品であってもポンパレモールではあまり売れないという店舗も多いのが実状だと思います。

今年に入って、ポンパレモールの3周年還元祭が開催されていましたが、その際はポイントも15倍前後が還元されていたので、モール持ち出しのポイント還元においては、今後も期待はできると思います。

バックヤードのお話で言えば、楽天市場のバックヤードを非常に参考に開発された部分も多いので、楽天市場のRMSに慣れている方であれば、ポンパレモールのバックヤードシステムも使いやすいのではないかという感想です。

あと、ポンパレモールは、毎月「最低価格保証」などというネット上で最も安い商品を特集する企画があります。
こちらは、場合によっては販売金額によってはポンパレモールが支援してくれるような体制が以前はありました。要するにモールが一部の割引分の金額を負担してくれる販促方法です。現在は、ほぼ店舗側による提供価格によって賄われているようですが、無料で露出できる企画がたくさんあり、常時エントリーを受け付けてくれている点は、ヤフーショッピングなどにもあまりない機能だと思います。
とにかく、運営元はリクルートライフスタイルという大きな企業ではありますが、まだまだ成長過程のショッピングモールであるという印象が強いモールです。

ポンパレモールへの出店については、詳細な内容をまとめましたので参考にしてください。

【参考】
現役店長が教える!ポンパレモールに3年間出店してみての評判

ポンパレモールの集客力・アクセス数

モール出店比較

ポンパレモールは、3年前に比べて、圧倒的に「売れにくく」なりました。

理由は様々あると思いますが、やはりYahooショッピングの集客強化やWowmaの新規顧客獲得のためのプロモーションなどが大きく影響していると思います。

ポンパレモールは、退店する店舗も増えてきているようですが、逆を言えば、「競争が少ないモール」とも言えます。

商品数も楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングと比較すれば圧倒的に少ないですから、「一発当てれば大きな売上が期待できる」とも言えます。


ポンパレモールの出店に向いている商品ジャンル

ポンパレモールは通常時のアクセス数が他のショッピングモールと比較しても少ないです。

少ないとはいえ、月間500万アクセスはあるようですから、決して認知度が低いわけではありません。

ポンパレモールで4年間店舗運営をしてきた経験からですが、ポンパレモールではここ数年ヒット店舗という感じのネットショップを見かけていません。

ジャンルにもよりますが、ご自身の商品が、ポンパレモール内でヒットしていないジャンルの商品であれば、「ポンパレモール内のジャンル第1位」を狙える可能性は十分にあります。


wowma!(ワウマ)に出店すべきオススメ理由

AUキャリアユーザーのネットショッピング先と、出店料無料化による規模拡大の期待大

wowma

オススメ度 ★★★★
初期費用 無料(※2019年3月31日まで限定)
商品登録数 5万点
流通ポイント WALLETポイント
出店メリット 初期費用や月額利用料が2019年3月まで無料というキャンペーンを行っている点。AUユーザーを囲い込むポイントキャンペーンなども豊富。
出店デメリット 旧DeNAショッピング自体の流通総額は600億円と公表されていることから、モールの規模はまだまだ小さい。

Wowma!は2017年2月にDeNAショッピングとAUショッピングモールが合併、リニューアルしてできた新しいショッピングモールです。
運営会社はKDDIコマースフォワードというKDDI資本の会社です。AUショッピングモールは、wowma!for au(ワウマ・フォー・エーユー)という呼称のモールに変わりましたが、利用者の多くは、携帯電話、AUユーザーの割合が高いです。

DeNAショッピングのころから、ネットショップのデザインやバックヤードインターフェイスは、携帯電話、それもスマートフォンからの利用者を意識したレイアウトが取られていたこともあり、楽天市場やYahoo!ショッピングと比較してもスマホからの利用者が圧倒的に多いショッピングモールです。ほぼ80%はスマホ経由であるという公式データもありました。
利用者層としては、比較的若年層の女性、また、AUかんたん決済というキャリア決済方法を利用したユーザーがwowma!for auでは利用者の60%以上にものぼるため、クレジットカードを持っていない利用者からのネットショッピング先としても需要が高いモールです。

若い女性が多いということもあり、アパレル・ファッションジャンルやコスメ、化粧品、グルメ、スイーツジャンルなどが特にモールの売れ筋商品でもあります。

今後は、AUキャリアユーザーを大きく取り込むことに注力していくモールであることと、先日期間限定で、wowma!の出店料を無料にするというヤフーショッピングがとった戦略と同じく、利用料無料化という大きな決断に出たモールでもあります。

予定では2017年4月~6月末までの期間限定で出店料を無料化し、現在出店済みの店舗に対しては、返金の手続きを実施するという案内がありました。

現在wowma(ワウマ)の出店者数は3000店舗強と言われています。まだまだ出店者数の少ないモールですが、リクルートライフスタイルが運営するポンパレモールの規模を大きく上回る可能性のあるショッピングモールです。
ちなみに、DeNAショッピングの時の年間流通総額は、正式な発表としては600億円超という発表がありました。
同じ時期の楽天市場は2兆円規模ですから、DeNAショッピングの規模がまだまだ小さい、けれどもライバルの少ない、可能性の高いショッピングモールであると言えます。

出店料無料化が正式となった際には、是非出店計画のひとつに加えてほしいショッピングモールです。

【参考】
wowmaの新プランと出店してみての評判 手数料まとめ

wowma!の集客力・アクセス数

モール出店比較

Wowma!(ワウマ)は、2017年1月に誕生したばかりのショッピングモールです。もともとは、「DeNAショッピング」と「AUショッピングモール」という2つのモールでした。

名前を変え、2つのモールがこの8月に統合されて、「Wowma!」という一つのショッピングモールとして新たに誕生しました。

Wowmaは、KDDIコマースフォワードという企業が運営しています。KDDIグループ企業ですから、当然ながら「AUキャリアユーザー」が主要顧客となります。AUユーザーに向けて主に高ポイント還元の販促イベントを実施しています。

今後、さらなるAUユーザーの囲い込みを実施することが予測されますので、Wowmaは期待のショッピングモールだと思います。


wowma!の出店に向いている商品ジャンル

Wowmaの主要ユーザーの支払方法のひとつに「AUかんたん決済」という決済方法があります。いわゆるモバイル決済です。

AUかんたん決済利用者が多いあたりからもわかりますが、Wowmaは比較的若年層のユーザー、特に女性ユーザーが多いモールです。また主婦層にも一定の支持があるモールです。

ファッションやコスメ、ベビー用品などは売れやすい商品ジャンルです。

また、飲料製品など汎用的な消耗品も売れやすい傾向にあります。

楽天市場のように季節需要のギフトなどは、あまり売れ筋になりにくい傾向もあります。


NETSEA(ネッシー)に出店すべきオススメ理由

BtoB需要のもっとも高いショッピングモールの老舗。中国バイヤーからの支持も多いモール。

NETSEA

オススメ度 ★★☆☆☆
初期費用 無料~12万円
商品登録数 無制限
流通ポイント
出店メリット フリープラン・スタンダードプランの二つのプランが用意されているので、フリープランなら月額固定費は無料で始められる。
出店デメリット クローズドサイト(会員制サイト)なので、会員登録をしていないユーザーは利用できないこともあり、限定的な販売方式である点。バイヤーと呼ばれる会員が顧客対象であることもあり、検索される商品が仕入れよりの商材に偏っている点。一般商材は売りにくいネットショプである点。

NETSEA(ネッシー)は、以前はDeNA BtoBという名前だった時期もありますが、その名前の通り、BtoB、企業間取引をメインとしたショッピングモールの老舗的なモールです。サイトへの登録方法として、「バイヤー」「サプライヤー」の2つの立場での登録方法が存在しているのも、楽天市場などのショッピングモールと大きく異なる点です。
バイヤーは買付人、商品を仕入れる立場として存在しており、サプライヤーは供給者、商品を卸す問屋的な立場として存在しています。
会員登録をしないと、NETSEA内の商品価格が見えないクローズサイトの仕組みをとっていることもあり、サプライヤーとバイヤー間での価格交渉なども日常的にやりとりされているモールです。

筆者もNETSEAでの販売支援(サプライヤーとして)を行っておりますが、顧客の多くは、実店舗を運営されている方の仕入れ先としての利用だったり、業務用向け商材を他モールよりも割安価格(卸価格)で仕入れることが目的という方が多いようです。
また、NETSEA特有の顧客層かもしれませんが、中国方面のバイヤーも多い印象です。度々商品について、中国の方からの問合せメールが届くことがありますし、取引企業の中では、NETSEAでの取引をきっかけに中国需要向けの商材を継続的に販売している方もおられます。

また、NETSEAが発行するメルマガに記載されている、注目のジャンル、キーワード商品などを見ていると、ネイル系の材料の需要がほぼ一年中あるようで、人気キーワードの上位にはかならず「ネイル」「材料」などが上がっています。あとは、パワーストーンの材料である「天然石」や「アクセサリーのパーツ」、消耗品としては、赤ちゃん向け用品の需要が高いようです。

年間通して、季節需要ももちろんありますが、概ね、何かの商品の「材料」の需要が高いモールだと感じます。

ネットショップの商品を増やしたい方や、販売する商材を探しているような方は、NETSEAにバイヤー登録するのがオススメです。
基本バイヤーは登録無料で利用できるサービスですので、会員登録してみて、どんな商品がサプライヤーから提供されているのか、また価格帯を調査してみるのも市場調査になるかと思いますので、オススメです。

【参考】卸での出展をお考えの方 Netsea

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NETSEAの集客力・アクセス数

モール出店比較

NETSEAは、卸のショッピングモールとしては、国内第一のモールです。

アクセス数は73万と非常に少ないですが、これは、「クローズドサイト」であることが大きな原因です。

ネッシーは会員制のサイトですから、会員登録を行わなければ、ネッシー内の販売商品の販売価格を確認することができない仕組みになっています。

ネッシーはネット販売する商品を仕入れる場合や、リアル店舗用の商品の仕入れ先を探すような用途に使われるショッピングモールです。


NETSEAの出店に向いている商品ジャンル

NETSEAは会員制サイトですから、会員登録者との相性の良い商品が売れやすいジャンルとなります。

NETSEAでよく検索されているワードから調査したところ、通年でよく検索されているワードに「ネイル」「ストーン」などがありますので、ネイルの仕入れ先を探しているユーザーは多いようです。

また、NETSEAの登録カテゴリを見てみると「アパレル」「ファッション雑貨」「雑貨」「美容・健康」「家具・インテリア」「店舗用品・事務用品」「家電・AV・コンピューター」「食品・飲料」が最上位カテゴリとして登録されています。

上記カテゴリが商品登録が多いジャンルですので、登録カテゴリ内で、ある程度販売する価格を「卸値」に近い価格設定ができるような商品がNETSEAには向いていると思います。


単品リピート通販なら初期費用ゼロ円のカラーミーリピートがおすすめ

モール出店比較

ネット通販で最近特に注目されているのが、定期購入、単品リピート通販と呼ばれるネットショップの出店方法です。

単品リピート通販は、ショッピングモールへの出店というより、自社によるショッピングカートの利用での出店方法となります。

単品リピート通販を実現させたい場合、カートサービスとしては、リピストカラーミーリピートのどちらかを利用するのがコストパフォーマンス的にもおすすめです。

リピストの場合、カラーミーリピートよりもコストは上がりますが、単品リピート販売の主要機能はほとんど揃っていますので本格的な単品リピート販売、月商規模で1000万円以上を目指される方にはおすすめです。

カラーミーリピート
は、リピストを利用するほどの機能面での充実さより、低コストで単品リピートを実現したい方におすすめです。

モール出店比較

カラーミーリピートなら、初期費用なんと無料で単品リピートを開始できます。

しかも、月額利用料も1万円以下と、単品リピート通販業界では、月額固定費は2018年2月時点では最安値です。

化粧品や健康食品、また、定期的な購入が見込める日用品などを販売される予定がある方は、カラーミーリピートを出店方法として検討されると良いと思います。

また、カラーミーリピートは設定方法なども簡単なところもメリットです。詳しくは以下のページにまとめております。

【参考】業界最安の定期販売カラーミーリピートとは?リピストとの違いも考察

副業でも利益が20万円以上なら確定申告が必要です

個人の副業で、ネットショップの売上で20万円以上の利益を得た場合は翌年に確定申告が必要となります。

個人事業主の方なら、確定申告については、ご存じだと思いますが、個人の方は、「確定申告って何?」というところから一度確認しておく必要があります。

国税庁のホームページでは、確定申告については、以下のような記載があります。

所得税及び復興特別所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税及び復興特別所得税の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。

確定申告についての詳細は、以下の国税庁のホームページをご確認いただいた方が確実でしょう。

【参考】初めて確定申告をされる方|確定申告特集 国税庁

確定申告をスムーズに行うには、会計ソフトを利用するのが一番おすすめです。

特におすすめなのが、クラウド会計ソフトシェアNo1の「会計ソフトfreee(フリー)」や、会計ソフトとしての信頼も厚い「やよいの青色申告オンライン」ですね。

筆者は自分の確定申告は、個人事業主のシェア伸び率No.1のクラウド会計ソフトと定評のあるMFクラウド会計を利用する予定です。

オンライン会計ソフトなら、スマホなどからも利用できるので、非常に便利です。

ネットショップの比較のまとめ

今回は現役のネットショップ店長である筆者が、日本国内におけるネットショップの出店先として、インターネットショッピングモールを中心に比較、紹介してきました。

日本国内において、2019年4月時点では楽天市場
よりもAmazonの方が通販に限っては流通額が多い状況にあります。

ヤフーショピングの成長率を見ていると、数年後には楽天市場に並ぶ可能性を秘めているのはヤフーショッピングだけだと思います。

Amazonは2018年には1兆3000億円規模の流通額となりました。

ただ、Amazonは楽天市場やヤフーショッピングのような店舗のマンパワー的な売り方ができないマーケットプレイスでありますし、何よりもアマゾン自体が出品する商品価格の安さが型番商品を販売するネットショップには脅威でもあります。

ポンパレモールも、多店舗運営されるネットショップの出店先としては人気がありますが、集客力にまだまだ弱さがあり、wowma!(ワウマ)などの新規ショッピングモールの勢いに押され気味の印象があります。

Qoo10は若い女性向けの商品のプッシュが非常に上手いショッピングモールで、商品によっては販売価格も楽天市場やAmazonよりも大幅に安い日用品などが目白押しの状況です。知る人は得をするというショッピングモール、それがQoo10の印象です。

今後利用者は増えていくと思いますが、年配層のユーザーは今後も増えにくいデザイン、集客モデルだと思います。

シニア層を取り込むなら、やはり楽天市場やヤフーショッピング、Amazonへの出店は必須の対応だと思います。

トータル的なまとめとして、筆者が最もオススメするネットショップ、ショッピングモールは「Yahoo!ショッピング」です。

ただし、ヤフーショッピングは出店店舗数が80万店舗以上となっているため、競合する商品がある場合は出店したからといっても商品を露出させるのが難しいという点も考慮しなくてはならないと思います。

初期費用は不要、ランニングコスト的にも他モールよりも低いうえ、ヤフーショッピング自体が集客を強化してくれていることもあり新規の顧客流入は楽天市場よりも多いと思われるからです。

wowma!(ワウマ)がAUユーザーを囲い込むことに合わせて、ソフトバンクユーザーを取込み始めたのも非常に強みだと言えます。

楽天市場の顧客がヤフーショッピングに流れる傾向もここ数カ月の間に大きな動きがあったようです。

今後の成長性や期待値も含めてヤフーショッピングを最初のショッピングモール出店場所としておすすめしますが、競争率は楽天の10倍以上であるということは頭に入れておいていただきたいと思います。

今回の記事の内容が、ネットショップの出店先を探されている方の参考になれば幸いです。






2022年2月更新 現役店長が本気でおすすめするネットショップ モール 出店比較
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