wowma新プラン

wowmaの新プランと出店後の感想と評判

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wowmaの新プランと出店後の感想と評判

KDDIが運営するネットショッピングモールWowma!(ワウマ)。旧DeNAショッピング、AUショッピングモールが
生まれ変わった新ショッピングモールです。

「毎日がwow!(ワウ!)になる」というコンセプトの元、
新モールとしてその動向が注目されていました。

この度、2017年7月1日より、wowmaの新プランでの出店が
確定となりましたので、ワウマの新プランについてまとめてみたいと思います。

また、実際にWowmaに出店している筆者が、出店中の売上状況などを交えて
Wowmaでのネットショップ運営における感想などもご紹介してみたいと思います。

Wowmaとは

wowma新出店プラン
wowma(ワウマ)とは、KDDIコマースフォワードが運営するインターネットショッピングモールです。

元々は、DeNAショッピング、AUショッピングモールというショッピングモールだったのが
DeNAからKDDIの傘下に入ったことで、新しいショッピングモールとなりました。

Wowma!(ワウマ)というサービス名は、「毎日がワウ!になる」をコンセプトに、
命名されたとのことです。
驚きや楽しみ、感動が詰まったインターネットショッピングモールにしたいと
いう希望のもと「Wow!」という驚きの言葉をベースに名づけられたようです。

Wowmaのモールとしての詳細は以下のページにまとめてありますので参考にしてください。

【参考】wowma出店の評判と集客力などのまとめ

Wowma出店の新プランについて

wowma新出店プラン

Wowmaが2017年7月1日より、新しい出店プランとなることを公表しました。

筆者はDeNAショッピングの頃から、このWowmaに出店しています。

そのため、DeNAの時には、出店料として、月額2万円程度が毎月必要でした。

現在の新プランが決定する前から、Wowmaは出店料0円キャンペーンを開催していました。

多くのネットショップ運営者が、この出店料無料キャンペーンを利用して
Wowmaに出店を果たしたと思います。

今回はWowmaが正式発表した2つの新プラン、「コミコミ出店プラン」と
「シンプル出店プラン」についてその違いも含めてご説明いたします。

(1)コミコミ出店プラン

DeNAショッピングの頃から出店している筆者のような店舗の場合、
コミコミ出店プランが最適とECコンサルタントから案内がありました。

DeNAショッピング時代には、決済サービスは「ペイジェント」という
サービスを別途契約していました。現在も、ペイジェントとの契約は
続いていますが、決済手数料が個別だったものが、コミコミ出店プランの場合は
販売手数料とコミコミで、上限9%となる出店プランです。

コミコミ出店プランのメリットは、上限9%の手数料となるため、
これまで、販売手数料と決済手数料を合わせた場合、約10%程度だった
手数料が少し安くなるという点です。

また、売上によって、9%の手数料が引き下がる可能性もあります。

コミコミ出店プランのデメリットとしては、クレジットカード決済や
AUかんたん決済などのモバイル決済以外の銀行振込や代金引換などの
注文に対しても「上限9%の手数料がかかる」という点です。

これについては、ご自身の店舗の決済方法が、銀行振込や代金引換ばかりの場合は
コミコミ出店プランだと若干損する可能性があります。

ただ、Wowmaは、KDDIコマースフォワードが運営し、AUキャリアユーザーを
集客強化しているだけあり、注文者の70%前後は「AUかんたん決済」を利用している場合が多いです。

Wowmaで月商100万円以上を目指せる店舗であれば
コミコミ出店プランは、過去の出店プランよりも手数料面でメリットがあります。

(2)シンプル出店プラン

シンプル出店プランもコミコミ出店プランも、入会金と月会費は同じです。

違いは、成約手数料と、決済手数料が別途必要というところです。

シンプル出店プランの場合、販売成約手数料の上限は6.5%です。

決済手数料は、別途個別に契約が必要とのことですが、
多くのクレジット会社などのカード決済手数料は、4%以上かかることがほとんどです。

そのため、成約手数料6.5%の場合、手数料の合計は10%以上となり、
コミコミ出店プランよりも手数料が1%以上多く必要となります。

メリットとしては、コミコミ出店プランの成約手数料が銀行振込や代金引換などにも
かかるのに対して、シンプル出店プランは、クレジットカード決済やAUかんたん決済などの
キャリア決済の場合にしかかかりません。

ネットショップを運営していて、顧客の決済方法の傾向を見て
どちらの出店プランの方が、より多くの利益が残るのかを計測してみましょう。

しっかりと売上を作っていく覚悟があるのであれば、
コミコミ出店プランで月商100万円以上を目指して
成約手数料を引き下げることに注力したほうがいいかもしれませんね。

Wowmaの費用と手数料について

月額費用について

wowma新出店プラン

Wowmaの出店における月額費用と成約手数料、決済手数料をご紹介します。

まず、入会金ですが、コミコミ出店プラン、シンプル出店プランのどちらも
10000円(税抜)が必要です。

ただし、2017年6月現在、キャンペーン期間中のため、
入会金は2018年3月末までは実質かかりません。

続いて、月会費、月額利用料について。

月額利用料についても、コミコミ出店プラン、シンプル出店プランの
どちらも月額4800円(税抜)が必要でうs。

こちらも現在はゼロ円キャンペーン中につき、
2018年3月末までは、月会費も無料です。

販売手数料・成約手数料について

成約手数料については、コミコミ出店プランとシンプル出店プランで
大きくことなる要素です。

コミコミ出店プランの成約手数料

wowma新出店プラン

月商が100万円以下の店舗の場合は、出店カテゴリーに関係なく
一律で成約手数料は9%必要となります。

月商が101万円以上から、カテゴリー毎に成約手数料に
差ができてきます。

シンプル出店プラン成約手数料

wowma新出店プラン

コミコミ出店プラン同様、シンプル出品プランの場合も
月商が100万円以下であれば、カテゴリーに関係なく
成約手数料は一律6.5%必要です。

シンプル出店プランの場合、決済手数料は別途個別契約ですので
プラス4%程度が必要となります。

成約手数料の決定方法について

wowma新出店プラン

成約手数料の決定方法は上記のように、売上に応じて決定される変動料率です。

Wowmaに出店するメリット

wowma新出店プラン
Wowmaに出店するメリットとして、公式サイトに掲載されている
メリットを紹介いたします。

スマホ・タブレットユーザーの動向を知っていること

これは、KDDIコマースフォワードというAUキャリアを母体とする
企業がBigデータを所有していることを意味します。

スマートデバイスによる、ユーザー動向は、ネット通販以外にも
様々なデータが保有されていることと思われます。

携帯キャリア企業だからわかるスマートデバイスユーザーを
ネットショッピングに誘導する施策などは今後も注目したいところです。

2兆円規模のスマートフォン市場に最適化されたショッピングモールである

これも、KDDIグループ企業だからこそ言えるメリットです。

楽天市場やAmazonもWowmaと比較した場合、モバイル市場の強さという部分では
Wowmaの方が一日の長があると言えます。

しかし、まだまだ楽天やアマゾンほどの流通量はないため、
こちらもこれからが期待できる要素であると言えます。

また、Yahooショッピングは、ソフトバンクユーザーに対して、
現在もポイント10倍還元を常時実施しています。

Yahooショッピングの携帯キャリアユーザーの囲い込みは
ソフトバンクユーザーであり、WowmaはAUユーザーというすみわけとなります。

ドコモユーザーはどこのモールへいけばいいのでしょうね?

AU端末を基本とした送客力

AUユーザーに対して、Wowmaへ送客するための
入口となる導線を徹底していくようです。

やはり、AUユーザーを主要顧客として今後送客に注力していくことで
DeNAショッピング時代にはなかった送客ラインができることは
ショッピングモールとしても非常に強みだと思います。

Wowmaに実際に出店してみた感想について

筆者はWowmaになる前のDeNAショッピング、AUショッピングモール時代から
ネットショップの出店を行ってきました。

今回、このWowmaのゼロ円キャンペーンを始めとして、
DeNA時代からWowmaになって、どのくらい売上に違いが出てきたのかを
グラフと実際の数字を元にご紹介したいと思います。

wowma新出店プラン

DeNAの頃から出店していて、Wowmaに変わってから、率直な感想としては、
あくまでも当店の場合ですが
Wowmaになってからの方が一日の注文数が増えました。

グラフを見てもらえるとわかるのですが、転換率も上昇しています。

もう一つ、気になる点があるのがわかりますか?

UU数(ユニークユーザー数)が、DeNAショッピングの頃は非常に多いのに対して、
Wowmaに変わってからは、圧倒的な少なさになっています。

これは、今年の初めにDeNAが起こしたWELQ(ウェルク)やMERY(メリー)などの
キュレーションサイト問題ともつながりますが、
所謂、ブラックハットに近いSEO対策が、DeNAショッピングの頃には
効果が発揮されていたためだと、推測しています。

DeNAのキュレーションサイトによる、不正なSEO対策が
DeNAショッピングモールからKDDI資本のWowmaに変わるきっかけでもあったと思います。

適正なアクセス数、ユニークユーザー数は現状の数字が本来のUU数だと思います。

あくまでも憶測ばかりとなりますが、結果として、少なくなったUU数でも
転換率は向上し、売上も以前よりも高い60万円の月商以上に成長しつつあります。

Wowmaになってから、当店では、ポンパレモールよりも
受注数も多く、売上もWowmaの方が上になっています。

しかも出店料、月額利用料も無料。

これは、お得なショッッピングモールが誕生したのではないでしょうか?

出店料無料ではYahooショッピングの方が先に行っていますが、
ヤフーショッピングの出店店舗数は、51万店舗以上になったと公式発表が
ある通り、競争激化のショッピングモールで、なかなか売上を確保することが難しい状況となっています。

Wowmaは、今ならまだ、5000店舗から6000店舗程度の出店者数だと思いますので
チャンスが多いショッピングモールだと思います。

Wowma新プランのまとめ

2017年7月からワウマの新出店プランでの運用が開始されるとはいえ、
ゼロ円キャンペーンは2018年3月末まで継続してくれることも発表されています。

ネットショップの多店舗展開は、楽天市場を中心に多くの出店店舗の間でも
注目されているショップ運営施策です。

多店舗展開の出店先として、ワウマはヤフーショッピングと並び
非常に集客力があるショッピングモールへと成長しつつあります。

客層としては、若い女性層から主婦層も多いモールですので
ファッションやアパレルジャンルのネットショップの方は
是非出店を検討されることをお勧めします。
参考になれば幸いです。




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