- 1 2025年最新版 ECサイト開設サービスをAIがランキングで徹底比較
- 2 ECサイトを構築できるサービスについて
- 3 最新AIが比較、分析したECサイトランキング
- 4 ChatGPTがランキングに選定した根拠
- 4.1 1位 Shopify(拡張性最強&本格EC向け)
- 4.2 2位 BASE(無料で始めるなら最強)
- 4.3 3位 カラーミーショップ(SEOに強く拡張性も◎)
- 4.4 4位 STORES(実店舗連携なら最強カート)
- 4.5 5位 MakeShop(大規模EC向けの高機能カート)
- 4.6 6位 futureshop(ブランディング特化&高機能EC向け)
- 4.7 7位 ecforce(D2C&サブスク特化の高機能EC向け)
- 4.8 8位 ショップサーブ(老舗&安定した運営サポート付き)
- 4.9 9位 おちゃのこネット(個人・小規模EC向けのコスパ系カート)
- 4.10 10位 e-shopsカートS(多用途ECカート、飲食・セミナー向け)
- 5 日本で利用可能なASP型ECカートサービスの比較(2025年最新)
- 6 どのASP型ECカートを選ぶべき?
- 7 AIが選ぶECサイトランキングのまとめ
2025年最新版 ECサイト開設サービスをAIがランキングで徹底比較
ECサイトを構築する際に、重視するべきポイントとして、以下の点が挙げられます
- コストがかからない:初期費用や月額費用が低い、または無料で利用できること。
- 機能が充実している:商品管理、在庫管理、決済システム、デザインカスタマイズなど、必要な機能が備わっていること。
- 操作が簡単である:管理画面が直感的で使いやすく、専門的な知識がなくても運用できること。
- 利用者の評判が良い:実際のユーザーからの評価やレビューが高いこと。
- これらの要素を考慮することで、ビジネスのニーズに合ったECサイト構築サービスを選択することが可能です。
現在、EC市場は急速に拡大しています。特にスマートフォンが登場して以降、モバイルコマースの成長が顕著です。その成長は国内だけでなく世界の電子商取引市場は、2025年末までに約6.56兆ドルに達すると予測されていて、これは前年より7.8%の増加となります。
このような市場の成長を背景に、ECサイト構築サービスも多様化・高度化しています。例えば、AIや機械学習を活用したレコメンデーション機能、AR(拡張現実)を用いた商品プレビュー、チャットボットによる顧客サポートなど、最新の技術を取り入れたサービスが増加しています。
また、越境ECの需要も増加しており、特に日本の商品は品質の高さや独自性から海外での人気が高まっています。経済産業省の報告によれば、世界全体のBtoC-EC市場規模は、2019年時点の3.35兆ドルから2025年には7.39兆ドルに増加すると予測されています。
このような市場動向を踏まえても、EC市場に参入することは、競争こそ激しくなっていますが、売上獲得には参入しないわけにはいかないでしょう。
また、目的や予算に合わせたECサイト構築サービスを選ぶことが、ビジネスの成功に直結します。
今回は、AIやChatGPTを活用して分析・比較した最新のECサイト構築サービスを、ランキング形式でご紹介します。
ECサイトを構築できるサービスについて
ECサイトを構築できるサービスには、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
- モール型(楽天市場・Amazonなど)
- ASP型(カートシステム提供型)
- オープンソース・フルスクラッチ型
各方法について詳しく解説していきます。
モール型(楽天市場・Amazonなど)
モール型のECサイトとは、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10などのことをいいます。
モール型のメリットは、集客力が強く、すぐに販売を始められることです。
モール型のデメリットは、競争が激しく簡単にユーザーに比較されてしまうため、価格競争になりやすいということです。
また、出店費用や手数料などのコストもかかるため、利益率が低くなりやすいというデメリットがあります。
ASP型(カートシステム提供型)
ASP型のECサイトとは、Shopify、BASE、STORES、カラーミーショップ、Makeshopなどのいわゆる「自社ECサイト」という分類になります。
ASP型ECサイトのメリットは初期費用が安く、デザインや機能を自由にカスタマイズできるという点です。
デメリットとは、ショップ開設しただけでは売れない、集客を自分で行う必要があるという点です。
オープンソース・フルスクラッチ型
オープンソース・フルスクラッチ型のECサイトとは、EC-CUBE、WooCommerce(WordPress)、Magentoなどのシステムです。
メリットは自由度が高く、大規模ECも構築可能でカスタマイズ性もスキル次第で無限に広がります。
デメリットは、開発コストが高額になりやすいことと、スキルや知識がなければ運用が難しい点です。
最新AIが比較、分析したECサイトランキング
最新のAI、ChatGPTにECサイト構築サービスの分析、比較を実施させて項目別に評価を行いました。
今回、AIに評価させた項目は以下の通りです。
- コスト(費用対効果)
- 機能面
- 拡張性
- 簡易性
- 利用者の声(レビュー)
- 総合評価
- 特筆事項
これらの項目を五段階評価で比較、分析しました。
順位 | サービス名 | 総合評価 | コスト | 機能 | 拡張性 | 簡易性 | レビュー | 特筆事項 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | Shopify | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 世界シェアNo.1、アプリで機能拡張◎、越境ECに最適 |
2位 | BASE | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 無料で始めやすいが手数料高め、初心者向け |
3位 | カラーミーショップ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | SEO対策に強い、中小規模EC向け |
4位 | STORES | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 無料プランあり、デザインがシンプルで直感的 |
5位 | MakeShop | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 高機能で売上が高いショップ向け、大規模EC向け |
6位 | futureshop | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ブランディング向け、CRM・分析機能が強力 |
7位 | ecforce | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | D2C・サブスク向け、高度なマーケティング機能搭載 |
8位 | ショップサーブ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 老舗サービス、サポートが充実 |
9位 | おちゃのこネット | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 無料で始めやすい、小規模向け |
10位 | e-shopsカートS | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | テイクアウト・セミナー向けにも対応 |
ChatGPTがランキングに選定した根拠
ChatGPTがECサイト構築サービスのランキング選定として評価したポイントをまとめました。
1位 Shopify(拡張性最強&本格EC向け)
- 費用対効果:月額費用はあるが、売上が伸びるほどお得
- 機能面:アプリ追加で機能拡張可能、多言語・多通貨対応
- 拡張性:業界トップクラス、ECの成長に応じたカスタマイズが可能
- 簡易性:管理画面が英語ベースなので慣れが必要
- 利用者の声:高評価、特に本格ECや越境EC向け
2024年10月更新 Shopify 出店の評判 口コミ 機能 メリット デメリットを徹底調査 Shopify(ショッピファイ)とは、世界で最も利用されているECプラットフォームサービスの事です。 Shopify[…]
2位 BASE(無料で始めるなら最強)
- 費用対効果:初期費用・月額無料、ただし手数料が高め
- 機能面:シンプルで初心者向けだが、カスタマイズは限定的
- 拡張性:アプリ追加で一部拡張可能だが、Shopifyほどではない
- 簡易性:非常に簡単で、初心者でもすぐ運営できる
- 利用者の声:「すぐに始められる」のが好評
2024年12月更新 BASE ベイス 出店の評判とメリット デメリット 機能 無料でかんたんにネットショップを開業できるサービスとして人気のある「 BASE ベイス 」について、BASEのメリット・デメリットから、各[…]
3位 カラーミーショップ(SEOに強く拡張性も◎)
- 費用対効果:月額費用ありだが、ランニングコストは低め
- 機能面:SEO対策に強く、HTML・CSSカスタマイズ可
- 拡張性:Shopifyほどではないが、機能追加はしやすい
- 簡易性:カスタマイズにはある程度の知識が必要
- 利用者の声:中小規模ECで特に人気
2024年10月更新 カラーミーショップ 出店の評判 メリット 料金 機能の徹底分析 この記事では、ネットショップ開設サービスの カラーミーショップ についてECサイト開設に関するメリットや費用、機能などを解説いたします。 […]
4位 STORES(実店舗連携なら最強カート)
- 費用対効果:無料プランあり、売上が伸びたら有料プランへ移行可能
- 機能面:シンプルな機能だが、小規模ECには十分
- 利用者の声:初心者にも使いやすいと好評
- 特筆事項:ネットショップ初心者向け、実店舗連携が強い
2024年10月更新 STORES ストアーズ 出店のメリット 評判 機能を徹底分析 かんたんにネットショップを開業できるサービスとして、BASE (ベイス)と並んで人気のサービスにSTORESがあります。 STORES[…]
5位 MakeShop(大規模EC向けの高機能カート)
- 費用対効果:月額費用は高めだが、売上規模が大きいほどお得
- 機能面:高機能で自由度が高い、BtoB対応も可能
- 利用者の声:本格的にEC運営したい人に人気
- 特筆事項:法人・大規模EC向け、有償となるがBtoB機能のカスタマイズが充実
2024年10月更新 makeshop メイクショップ 出店の評判 メリット デメリット makeshop メイクショップ とは makeshop(メイクショップ)とは、GMOグループ会社である、GMOメイク[…]
6位 futureshop(ブランディング特化&高機能EC向け)
- 費用対効果:初期・月額費用は高めだが、ブランドECやD2C向けに強力な機能を搭載
- 機能面:マーケティング・CRM機能が豊富で、リピーター獲得施策が充実
- 拡張性:API連携や外部サービスとの連携が可能で、カスタマイズ性が高い
- 簡易性:機能が多いため、導入・運用にある程度の知識が必要
- 利用者の声:「デザインやブランド表現がしやすい」「分析・マーケティング機能が優秀」
7位 ecforce(D2C&サブスク特化の高機能EC向け)
- 費用対効果:月額費用・初期費用は要問い合わせだが、売上規模が大きいほど効果的
- 機能面:サブスクリプション管理、LTV向上施策、データ分析などが充実
- 拡張性:APIや外部ツール連携が可能で、大規模運営にも対応
- 簡易性:専門的な設定が多く、EC初心者にはやや難易度が高い
- 利用者の声:「D2Cに特化した機能が揃っている」「サブスク運営に最適」
8位 ショップサーブ(老舗&安定した運営サポート付き)
- 費用対効果:初期費用・月額費用はやや高めだが、EC初心者向けサポートが充実
- 機能面:受注・決済・在庫管理がシンプルで使いやすいが、高度なカスタマイズには制限あり
- 拡張性:拡張機能はあるが、他サービスに比べると制限が多い
- 簡易性:管理画面が分かりやすく、初心者でも運用しやすい
- 利用者の声:「サポートが丁寧」「ECを初めて運営する人向け」
9位 おちゃのこネット(個人・小規模EC向けのコスパ系カート)
- 費用対効果:無料プランあり、月額費用も低価格で、コストパフォーマンス◎
- 機能面:基本的なEC機能は揃っているが、大規模ECには不向き
- 拡張性:HTML・CSS編集が可能だが、機能拡張の幅は狭い
- 簡易性:操作がシンプルで、個人・小規模EC向けに最適
- 利用者の声:「低コストで始められる」「機能はシンプルだが十分」
10位 e-shopsカートS(多用途ECカート、飲食・セミナー向け)
- 費用対効果:月額費用は低価格で、特定業態(テイクアウト・セミナー販売など)向けにはコスパ◎
- 機能面:EC機能に加え、予約販売・チケット販売にも対応
- 拡張性:API連携は可能だが、Shopifyなどに比べると拡張性は低め
- 簡易性:基本機能がシンプルで、運営しやすい設計
- 利用者の声:「飲食系やセミナー販売に便利」「特化型ECには最適」
日本で利用可能なASP型ECカートサービスの比較(2025年最新)
サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 主なメリット | 主なデメリット |
---|---|---|---|---|---|
Shopify | 無料 | 4,850円(ベーシック) 13,500円(Shopify) |
3.4% + 30¢ | 世界標準、拡張性が高い、越境EC向け | 拡張アプリにより追加費用が発生する場合あり |
BASE | 無料 | 無料 19,980円(グロース) |
3.6% + \40 + 3%(サービス利用料) 2.9~3.9%(グロース) |
初期費用ゼロ、初心者向け、デザイン豊富 | 手数料が高め、無料機能は多いがカスタマイズ性が低い |
カラーミーショップ | 3,300円 | 4,950円(レギュラー) 9,595円(ラージ) |
3.4%~ | SEOに強い、デザイン自由度が高い | カスタマイズには知識が必要 |
STORES | 無料 | 無料(フリー) 2,178円(スタンダード) |
5%(フリー) 3.6%(スタンダード) |
シンプルな操作性、決済手段が豊富 | フリープランは機能制限あり |
MakeShop | 11,000円 | 12,100円~ | 3.19%~ | 大規模EC向け、機能豊富 | 初期費用あり、カスタマイズには知識が必要 |
futureshop | 22,000円~ | 22,000円~ | 3.2%~ | ブランディング向け、CRM・分析機能充実 | 初期費用・月額費用が高め |
ecforce | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | D2C・サブスク向け、高機能 | 料金が非公開、導入ハードルが高め |
ショップサーブ | 15,000円~ | 22,000円~ | 3.675%~ | 初心者向け、サポート充実 | 費用が高め |
おちゃのこネット | 無料 | 無料(Startup) 2,200円(Basic) |
4%~ | 低コスト、初心者向け | 無料プランは商品登録数制限あり |
e-shopsカートS | 10,000円~ | 3,500円~ | 3.25%~ | 多業種対応、予約・テイクアウト向け | カスタマイズには知識が必要 |
どのASP型ECカートを選ぶべき?
ASP型のECカートシステムの選び方としては以下の基準が参考になると思います。
- 無料で気軽に始めたい → BASE / STORES
- SEOに強い自社ECを作りたい → カラーミーショップ
- D2Cやサブスク型ECを運営したい → ecforce
- 越境EC・本格的なECを作りたい → Shopify / futureshop
- 大規模EC・CRMを重視したい → MakeShop / ショップサーブ
AIが選ぶECサイトランキングのまとめ
今回はネットショップ、ECサイトを構築できるサービスについて最新AIであるChatGPTに比較分析させた結果を紹介しました。
ChatGPTは、AI(人工知能)を活用した会話型AIで、質問に答えたり、アイデアを出してくれたりすることを得意としたAIです。
Googleで検索するのと大きく違う点が、情報を整理してわかりやすくまとめた結果を説明してくれる点です。
これまで、売れるネットショップの教科書では、私が自分で調べて体験したことをベースにECサイト構築システムの比較記事を執筆してきました。
比較検証する際に、利用したことのないサービスの場合、コスト面や機能面などが中心となり、総合的な比較ができませんでした。
今回、AI、ChatGPTにてECサイト構築サービスの比較、検証を行うことで、具体的なコスト、機能、レビューなど総合的な分析を行うことができました。
また、ただAIに回答してもらうだけでなく、何がその評価の根拠になっているのかについても、再度ChatGPTに問いかけ、私自身でも各サービスサイトの内容を調べ、今回の記事にまとめました。
結果として、ShopifyがAIが選ぶおすすめのECサイト構築サービスとなりましたが、その他のサービス、BASEやカラーミーショップ、STORESにもそれぞれ良い点があり、決してShopifyより劣っているということはありません。
BASEは無料で利用できるECカートサービスとしては国内最大規模の利用者数を誇りますし、ほぼすべての機能も無料で利用することができます。
拡張性がないという点においては、確かにデメリットかもしれませんが、拡張する必要がないほど機能が充実しているのも事実です。
カラーミーショップも無料ではじめられるフリープランが用意されていますし、SEO対策を行う上で、同一ドメインでのブログ構築できる面はコンテンツマーケティングも並行して実施できるためおすすめです。
STORESはECサイトだけでなく、POSレジや決済機能、予約システムなどのサービスも展開しているため、実店舗ビジネスを行われている方であれば、ワンストップでデジタル化、DX対応ができるのが最大のメリットです。
makeshopは主にBtoB、企業間取引や卸販売などのECサイトを構築する際に便利な機能が充実しています。
多少費用はかかりますが、カスタマイズも依頼できるので、拡張性は高いサービスだと思います。
上記のように、それぞれのECサービスに他社に負けない強みや連携機能があるため、どこサービスを選ぶかは、利用者の商材やニーズに照らし合わせて検討されると良いと思います。
これからECサイトを構築される予定の方で、自分の商材がどのサービスが一番相性がいいかわからないという場合はいつでもご相談くださいね。
お問合せフォームからでも結構ですし、X(旧Twitter)やインスタグラム、FacebookのDMからでもかまいません。
今回の記事の内容が少しでも読者の方の参考になれば幸いです。
