【質問】楽天市場などのモールはブランドイメージに合わないため自社ECサイトの方がいいのでしょうか?

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ネットショップでよくある質問・相談

売れるネットショップの教科書に寄せられたよくあるご質問について、現役店長が回答するコーナーです。


【質問】楽天市場などのモールはブランドイメージに合わないため自社ECサイトの方がいいのでしょうか?

ネットショップ出店に関するご質問で意外に多いのが「楽天市場」などのショッピングモールの対する「ブランドイメージの低下」を心配するということです。

果たして楽天市場などのショッピングモールへの出店は、ネットショップとしてのブランドイメージを低下させることにつながるのでしょうか?

今回は、ネットショップとブランドイメージについて、現役店長が考えることをご説明いたします。


ネットショップにおけるブランドイメージとは?

ネットショップのブランドイメージ

売れるネットショップの教科書への無料相談で、定期的に相談をいただくのが、「ブランドイメージ」と売場の関係性についてです。

ネットショップを開業するにあたり、多くの方が気にされるのが「ネットショップのデザイン性」であることは、ご相談を受けていて非常に多いと感じます。

たしかに、ダサいネットショップよりも、おしゃれでかっこいいネットショップの方が良いことには違いありません。

ただ、重要なのは、オシャレ、かっこいいネットショップ、サイトデザインが「売れるネットショップ」というわけではないという点です。

ブランドイメージは確かに重要ですが、それ以上に重要なのは、「商品の魅力をしっかりと伝える事」が優先事項です。

お店が綺麗でも、商品の説明もほとんどなく、カタログ画像とカタログ説明文だけのネットショップでは商品は売れにくいでしょう。

また、オリジナル商品などは、型番商品とことなり、ユーザーの商品に対する認知がほとんどない状態からスタートします。

例えば「おせち料理」と言えば、ある程度想像はつきますが、おせち料理の具材や産地、調理法や、調理例などの写真がなければ、購入対象とはならないでしょう。

逆に、しっかりとした商品画像、商品説明、産地、調理法、素材ひとつひとつの写真と説明がしっかりと記載されているおせち料理なら、金額の根拠が良くわかるため、購入に至る確率は高くなります。

楽天市場やAmazonでネット販売を行っていると、ユーザーは8割方「キーワード検索」から「商品ページ」に訪れます。

トップページを見に行くユーザーは稀で、よほどその商品が気に入った場合などにトップページに移動する以外は、ほぼその商品ページから離脱してしまいます。

ネットショップでのブランドイメージとは、ショップデザインよりも「商品イメージ」が重要であることはおかわりいただけたでしょうか?

ブランドイメージが崩れるというのは、売場ではなく、商品ページ、商品詳細ページでの商品の打ち出し方如何と言ってもいいと思います。


楽天市場の評判について

自社ブランド、店舗ブランドをしっかりと確立されているショップさんほど、楽天市場 などでの販売を敬遠しがちのようです。

楽天市場は、売場としての世間的な評判は、「サイトがダサい」「商品が検索しにくい」「商品ページが長くてうざい」など、マイナスの言葉を目にすることも事実です。

ただ、多くの大手企業が、楽天市場に出店しているのは、企業イメージを低下させるためではなく、売上を最大化させる為です。

楽天市場には、大手企業の出店店舗として、Joshinヒマラヤ、時計のスウォッチや化粧品のFANCL丸井(マルイ)ソフマップなどがありますが、楽天市場に出店しているからこれらの企業のイメージが失墜していると言えるでしょうか?

逆を言えば、大手ほど「楽天市場に出店する事で得られるベネフィットを知っている」とも言えます。

楽天市場を嫌う人の多くは、Amazonなどの別の売り場で購入することが多いです。Amazonでプライム会員になっているユーザーは、ネットショッピングをAmazonに集中させる傾向があります。

売場毎に固定客がついていて、固定客の中でも特に買い物をするプレミアム層が売上の7~8割を作り出しているというデータがあります。

楽天市場だから、Amazonだから、自社ECサイトだから、というのは、本当の意味で高い売上を狙うには、捨てなければならない固定観念だと思います。

【参考】楽天出店10年目の現役店長が教える楽天市場出店の評判と感想


ショッピングモールと自社ECサイトの違い

では、楽天市場 ヤフーショッピングなどのショッピングモールと、BASEやカラーミーショップなどの自社ECサイトの違いとは何でしょうか?

一言で言えば、ショッピングモールは、商店街、それもイオンモールのようなテナント出店型の売場で、常に誰かしら人気(ひとけ)がある場所です。

自社ECサイトは、ほとんどの場合、自分でお客さんを呼び込みしなければ、誰もいない売場です。

ショッピングモールと自社ECサイトの違い

この違いが本当に重要なポイントですので、より詳しい解説を以下のページにまとめています。

【参考】自社ECサイト・本店ショップが売れない理由とは?

【参考】自社ECサイト・本店ショップを売れるネットショップにする方法とは?


ブランドイメージについてのまとめ

ネットショップのブランドイメージ

ネットショップのブランドイメージについて、出店先を悩まれる方は本当に多いです。

ただ、ブランドイメージを損なう売場というのは、実際にはないというのが筆者の考えです。

楽天市場は、たしかにちょっとゴチャゴチャした印象を持たれているのは事実ですし、実際に筆者も商品検索した際に、他の店舗と送料のちがいや決済方法のちがいが分かりにくいと感じています。

ただ、こうした決済の違いについては、「楽天PAY」が導入されることで解決する予定で動いています。

【参考】ECサイトに楽天PAYオンライン決済を導入するメリットとは?

商品のブランドイメージを決定づけるのは、売場ではなく、ご自身が作成される「商品ページ」にかかっていると思います。

本当に素晴らしい商品であれば、商品ページを作る際に、商品説明が具体的になり、商品画像も様々なアングルや利用シーン別に掲載されることになるでしょう。

是非、売場で決めず、売場と商品の相性で出店先、ネットショップの開業先を選んでみてください。

今回の内容が、ネットショップとブランドイメージでお悩みの方の参考になれば幸いです。



 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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