【質問】ネットショップへの営業の電話が非常に多いのですがどう対処すればいい?

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ネットショップでよくある質問・相談

売れるネットショップの教科書に寄せられたよくあるご質問について、現役店長が回答するコーナーです。


【質問】ネットショップへの営業の電話が非常に多いのですがどう対処すればいいでしょうか?

楽天市場などのショッピングモールに出店している方なら、営業の電話がかかってきたことは一度や二度ではないのではないでしょうか?

当店では、楽天市場をはじめ、ヤフーショッピングWowma!Qoo10などに多店舗展開していることもあり、ネットショップへの営業の電話が毎週のようにかかってきます。

当サイトに寄せられるご質問でも「システムの営業の電話が多くて困る」「SEOについての営業電話が良くかかってくる」というご相談をいただくことがあります。

今回は、ネットショップ出店者への営業の電話やメールについて、主な対処方法をご紹介したいと思います。


ネットショップへの営業電話について

営業電話にはどう対応するべきか?

ネットショップ、特にショッピングモールなど露出機会が多い場所に出店していると、会社情報として電話番号を掲載しているため、お客様以外のシステム系の営業マンから電話が入ることがあります。

楽天市場やヤフーショッピングに出店している方なら、営業電話は一度や二度ではないと思います。

筆者の持論ですが、営業しなければ売れないシステムやサービスは、「売れない理由がある」ということに他ならないと感じています。

また、一部の会社では、売上アップをうたいながら、契約店舗から固定費を吸い上げたいだけの非常に悪質な業者も見受けられます。

そして、その悪徳業者の数は、残念ながら、決して少なくないのが現状なのです。

今回はこうした悪徳業者に店舗運営者の方が騙されないように、注意喚起の意味を込めていくつかの具体的事例をご紹介いたします。


よくあるネットショップへの営業の種類

営業電話にはどう対応するべきか?

ネットショップによくある営業の種類をご紹介いたします。

今回ご紹介する内容は、当店に実際にかかってきた電話営業、メール営業の事例ですので全て実際にあるケースとなります。


ネットショップの賑わいシステム

ネットショップを運営していて一番多い営業の電話、メールがこの「賑わいシステム」に関する営業です。

賑わいシステムとは、楽天市場などの受注を店舗ページ上でリアルタイムで見ることができたり、バナーがスライドして動いたりといった機能を追加するサービスのことです。

楽天の場合、HTMLファイルをサーバー上に設置できる「楽天GOLD」という仕組みを利用するケースがほとんどです。

賑わいシステムは確かに、ネットショップの注文がリアルタイムに入ってきている感じを演出できるので、「売れているショップ感」は演出できます。

ただし、こうしたサービスは、HTMLやCGIといったファイルを楽天GOLDの領域に設置したら、それっきりで対応は終わりの場合がほとんどです。

ファイルを置いている限りは、賑わい感が出せますが、その間に月額で1万円~3万円の費用が掛かると思えば、はたしてそれだけの価値があるのかどうかは店舗の売上状況をみて判断する必要があると思います。

少し知恵をだし、自分で努力すれば、月額費用をかけず、自作でHTMLを組んで賑わいバナーなどを設置することができる時代です。

安易に高額なサービスに飛びつかずに、まずは自力でできることが無いかを検討してみてください。

【参考】[現役店長推薦]楽天市場のスマホ最適化対策とスマートフォン対応方法


ネットショップのSEO対策

ネットショップの売上があがらなり多くの理由は「アクセス数の少なさ」である場合があります。

アクセス数をアップさせるにはSEO対策が重要であることをご存じの方は非常に多いと思います。

SEO対策は、一朝一夕でできる施策ではなく、非常に長期的なスパンで対策が必要な手法です。

SEO対策を行う会社の営業の際、必ず確認したほうがよいことがあります。

この対策を行うSEO会社の場合、Googleからペナルティを受けるリスクがありますので注意してください。

必ず確認したほうが良いこととは「被リンク対策」についてです。

ご自身のネットショップ・ウェブサイトへのリンクが貼られることを「被リンク」といいますが、意図的に被リンクを購入する方法でのSEOを行う会社があります。

被リンクを購入することは、Googleのアルゴリズム上、ペナルティ対象となっていますので、どんなうまい話をされても被リンクを購入する行為は行わないようにしましょう。

Googleからペナルティを受けてしまうと、ネットショップ自体が検索で出てこなくなってしまうリスクがあります。

この点は十分に注意してください。楽天市場のSEO対策については以下の記事にまとめています。まずは無料で!自分で対応する事から始めましょう。

【参考】現役店長推薦の楽天SEO対策における商品名の攻略法


マイナーショッピングモールへの出店依頼

当店にも一年に5回程度は営業の電話とメールがあるのですが、あまり聞きなれないショッピングモールへの出店依頼があります。

調べてみると、サイトもそれなりにキレイですし、きちんと運営されているように思うサイトもあります。

ただし当店の場合、楽天市場をはじめ、AmazonヤフーショッピングWowma!ポンパレモールQoo10ヤマダモールNETSEA(ネッシー) 他もろもろを多店舗運営していますからマイナーモールに出店する余裕はまったくありません。

また、一部のマイナーモールでは、出店者からの月額利用料が目的という悪質なサービスも存在していますので注意してください。

【参考】【完全版】現役店長が本気でおすすめするネットショップ・モールの出店比較


社長のインタビュー動画作成

経営者のインタビューを取材形式で撮影するという営業電話が一年に一度くらいはあります。

基本的に最初は無料か低価格での対応なのですが、継続してサイト上にインタビュー動画を掲載するなら月額いくらがかかりますというビジネスモデルですね。

経営者の「自尊心」をうまいこと付いた商売だなぁと感心します。

多くは悪徳というよりも、社長が喜んでるなら別にいいのではないかといった程度のサービスですね。


ホームページのリース

約10年以上前に流行した、主に「悪徳業者」の多いサービスの営業です。

2018年現在では、さすがにホームページのリース営業の電話はほとんどなくなりました。

代わりに増えてきたのが、セキュリティ関連のリース営業の電話です。

コインチェックなどの仮想通貨流出関連をはじめ、ECサービスの顧客情報流出が後を絶たない状況ですから、セキュリティ意識の高い企業も多いと思います。

電話で営業してくる会社には「自分で情報を調べてから回答する」という癖をつけるようにしましょう。

何事も鵜呑みにするのが、最も危険ですので、どんなうまい話でもまずは「疑ってかかる」ことをおすすめします。

ホームページに数十万~数百万円かけるくらいなら、グーペ などの低価格で自力でカスタムできるホームページサービスの方をおすすめします。

【参考】簡単にホームページができるグーペの評判と料金・制作事例


リスティング広告の代行

リスティング広告の代行の電話営業も年間で3回以上はかかってきています。

リスティング広告は、入札単価が高騰を続けているため、ある程度大きい予算がなければ、満足のいく効果はでないでしょう。

また、リスティング広告の代行業者は、代行作業が報酬となるため、本来のリスティング広告よりも3割以上割高になります。

広告予算が潤沢にある大手企業などであれば、こうしたリスティング広告代行業者に依頼するのも良いでしょうが、当店含めて、零細企業のネットショップには、リスティング広告を代行してもらうことで割高となった広告費をペイできるかどうかは疑問が残ります。

リスティング広告は、Googleのアカウントがあれば、不定期ですが、Googleが無料の広告クーポンを発行してくれることがあります。

最近も届きましたが、約7500円分の無料広告料をGoogleが提供してくれていました。

多少知識入りますが、ググればリスティング広告の対応は、成果の精度をおいておけば、誰にでも可能です。

是非、コストダウンのために、ご自身でリスティング広告の対応をしてみてください。


店舗運営の代行

ネットショップを多店舗運営している方なら、店舗運営の代行についての営業電話がかかってきたことがあるのではないでしょうか?

店舗運営代行は、人手不足の店舗の方なら、猫の手も借りたいと思うありがたい電話であると感じるかもしれません。

何度もお伝えしていますが、「営業の電話を行う会社は、即決せず、まず最初はお断りする」という姿勢を持つことをおすすめします。

電話営業を行う営業マンやテレホンオペレーターは、非常に言葉巧みな営業トークを武器としています。

話を聞いていると、「このサービスならうちの店舗の悩みを解決できるのではないか?」という気持ちになってくるのも納得です。

本当に素晴らしいサービスを提供する会社であれば、問題はないのですが、その逆、悪徳業者から営業トークを受けている場合は、注意が必要です。

電話で話を聞いているだけでは、その会社が善玉か悪玉かはわかりませんので、一旦電話を切り、インターネット上でその「会社名 評判」などで検索をしてみましょう。

素晴らしいサービスであれば、沢山のお客様の声、成果についての記事が見つかるはずですし、悪徳業者であれば、被害者の声が見えてくるはずです。

【参考】ECサイト運営代行・販売代行の依頼方法と依頼先の選び方


ネットショップの専用電話回線

電話回線をネットショップ専用にしませんか?という営業も一年に2回程度は営業電話があります。

実店舗を運営されている方や、企業の方でECサイトを運営されている方なら、電話回線をネットショップ専用にするのは重要です。

ただし、こうした営業の電話の場合、会社によっては、費用が割高になることがあります。

専用回線を追加する方法などは、ご自身でネット検索などを行って調べるようにしましょう。

おそらく、営業電話をかけてきた会社よりも安い金額で専用回線を持つ方法がみつかるはずです。


ネットショップの人材採用

ネットショップの人材採用についても毎月のように営業電話があります。

ネットショップの運営において、人手不足が問題となっているのはご存じの方も多いでしょう。

採用系の会社の場合、紹介料などが高額の場合がありますので気を付けてください。

【参考】ネットショップ店長が求める理想の求人像!



営業電話にはどう対応するべきか?

営業電話にはどう対応するべきか?

これは、あくまでも筆者の考える対応方法ですので、必ずしも正解ではないことをご理解ください。

ネットショップへの電話営業についてですが、まずは「断ること」をおすすめします。

電話で営業してくる会社の多くは、店舗の売上アップを目的といいながらも、店舗からの固定費獲得が本来の目的だからです。

全ての電話営業してくる会社が悪徳とは言いませんが、筆者の経験上、ネットショップ関連のシステムやSEO会社の多くは、弱者を食い物にするような企業が多いと感じています。

これは、筆者が支援している会社さんで実際にあったことですが、ある販促系システム会社との契約で、裁判沙汰になった方がおられます。

裁判になった理由は、契約更新時期になってもシステム会社からの連絡がなく、自動契約更新となっていたため、利用料を一年分自動的に請求されることになったそうです。

契約書には、小さな字で、「契約更新日の1週間前までに解約の申し出がなければ、自動的に翌年一年間も契約更新される」といった記載があったようです。

裁判自体は、システム会社がおこし、結果としては、契約書の内容が全てということで、知人の方は裁判に負けることになりました。

非常に悪質かつ、巧妙な契約書を作成し、顧客を訴えるという行為までが非常に慣れた感じだったようで、筆者も相談された際に、かなり憤慨したのを覚えています。

会社名はあえて出しませんが「G」からはじまる会社にはご注意ください。

「賑わいシステム」や「レビュー掲載機能」などは、確かにネットショップに動きをもたらしますが、月額数万円を払うほどの価値があるのかどうかは甚だ疑問に感じます。

こういった、実際に悪質業者から裁判を起こされた店舗さんのケースも知っているため、電話営業してくる会社は、まずは断りの姿勢からで良いと思います。

本当に売れている便利なシステムは、営業ではなく「口コミ」で他の店長さんから教えてもらったりするケースがほとんどです。

そもそも、売れている人気サービスなら、営業にコストをかけずとも、勝手に問い合わせがバンバン入ってきているはずですから、非常にコストのかかる電話営業はほとんど行わないでしょう。


ネットショップへの営業電話対応についてのまとめ

今回はネットショップを運営している方なら、一度はかかってくる電話営業について対処法などをご紹介いたしました。

あくまでも筆者の事例ですが、決して大げさな話ではなく、悪徳業者は多数存在していますので十分に注意してください。

電話で営業しなければ顧客が獲得できないようなサービスは、やはりどこかに「支持されていない理由」があるはずです。

特にネットショップの運営は、以下に固定費を抑えて利益を積み上げるかが重要ですから、一円たりとも無駄な予算はありません。

電話で営業してくるシステム会社やサービス会社には、まずは断って、自分自身でネット上でググるなりしっかりと調査を行いましょう。

「会社名 評判」などで検索すれば、悪徳業者であれば、すぐに被害者のブログ記事などが見つかるはずです。

本当に危機はすぐそばにあります。ご注意くださいませ。



 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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