【質問】ネットショップをやめようかと悩んでいます。閉店する前に改善方法などありませんか?

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ネットショップでよくある質問・相談

売れるネットショップの教科書に寄せられたよくあるご質問について、現役店長が回答するコーナーです。


【質問】ネットショップを閉店しようか悩んでいます。改善方法などありませんか?

はじまりがあれば、必ず終わりもあります。

ネットショップを開店したけれど、うまくいかない、売れないのでネットショップをやめようと思いますというご相談も不定期ながら寄せられるご相談です。

ネットショップをやめる前に、まだできる改善方法がないか、これは本当に大事なことです。

今回はネットショップを退店、閉店を検討されている方へ、ネットショップを辞める決断をする前に、まだ改善できるポイントがないかということを現役ネットショップ店長が紹介いたします。




ネットショップを閉店、退店する主な理由

ネットショップを止める前に確認すること

ネットショップをやめることを考えられている方の多くは、「ネットショップの運営の手間の割に、あまり売れないから」という理由が多いように感じています。

ネットショップは、簡単ECサービスのBASE (ベイス) などが登場してから、個人でもかんたんに、即日、しかも無料で出店できるようになりました。

ネットショップを簡単に開設できても、商品を売るという行為は、決して簡単な道のりではありません。

せっかくがんばっておしゃれなデザインのネットショップを出店しても、お客さんに来店してもらえなければ、商品が売れることはありません。

また、お客さんが来店してくれても、買い物カゴに商品を入れ、決済まで進めてもらえなければ、売上はゼロのままです。

ネットショップを止める、閉店する理由はやはり「売れないから」だと思います。

売れている、利益がちゃんと残っている店舗であれば、ネットショップの売上額も少しずつ右肩上がりに上昇していくため、店舗運営は継続すればするほど安定する傾向があります。

もちろん、ネットショップは、商品が売れれば、受注の処理から、経理処理、梱包、商品の発送、アフターフォローと様々な業務が必要になるため、手間と時間がかかるビジネスモデルであることは否定できません。

気軽に一人店長で運営できるネットショップが、実際に注文が入りだすと、ひとりでは追いつかなくなって結果的にネットショップを閉店してしまい、実店舗のみの営業に戻られたという方も決して少なくありません。

ネットショップを止める理由は、人それぞれ異なりますが、「売れない(赤字化)」「忙しすぎて手が回らない」などが主な閉店の原因だと思います。

では、こうしたネットショップ閉店に追い込まれている方が、ネットショップを閉店する前に確認することを次にご紹介いたします。


ネットショップを閉店する前に確認すること

ネットショップを閉店するというのは、実店舗を閉店することに比べたら非常に簡単に閉店することができます。

極端な言い方をすれば、管理画面、楽天市場 ならRMSというバックヤードにログインして、店舗ステータスを「改装中」に変更してしまえば、即日ネットショップをしめることができます。

ネットショップを止める前に確認すること

実店舗の場合は、契約しているテナントや、在庫の問題だったり、人を雇っていれば雇用に関する対応なども必要で、お店を閉めるのはかなり大変です。

ネットショップも人を雇っていたり商品在庫を抱えている場合はもちろん同じように大変なこともありますが、店舗自体はインターネット上に存在している仮想店舗であるため、土地や建物などの事を考える必要はありません。

では、ネットショップを閉店、やめてしまう前に、確認しておいた方がよいと思うことをいくつかご説明したいと思います。


ネットショップを閉店する前に確認すること

【目次】
  • 今すぐ閉店しなければならない状況なのか?
  • 閉店しなくてはならない理由はランニングコストの問題か?
  • 閉店した後に、事業はどうするのか?
  • 現状が忙しすぎるなどの理由なら一時休店するのはどうか?


ネットショップをやめることを考える時、一番重要なのは、「なぜネットショップをやめなければならないのか」という理由を明確に把握する事です。

ただ、今注文が殺到して忙しすぎるから、もうやめてしまいたいというのは、非常にもったいない閉店理由だと思います。

小さなネットショップが、テレビで商品を取り上げられたりといった突然の出来事で、注文が一日に数百件以上殺到するというケースは、楽天市場 などのインターネットショッピングモールに出店されている方は特に起こりうることです。

今まで一日5件程度の受注と発送処理で済んでいたから、店長一人での対応で間に合っていたけれど、突然一日に100件以上の注文がくると、一人で対応しているネットショップの場合は、注文の処理だけでも煩雑になり、嬉しい反面、大きな負担を強いられることもあります。

疲弊して辞めてしまうというのが最ももったいない退店理由です。

こうした一時的な特需で注文が殺到している場合は、これ以上注文を受けても発送まで手が回らないのであれば、一旦商品の販売そのものをやめてみましょう。

既に受けている注文を順番に受注処理と発送対応を実施し、次回の注文が受けられる余裕ができた段階で、商品の販売を再開するのです。

商品販売再開の際にも、一日あたりの上限在庫数を決めて、例えば一日20点限定などの売り方に切り替えることで、受注の処理から発送までを余裕をもって行う事ができるようになると思います。

売れすぎて忙しいからネットショップをやめるというのは、本当に機会損失以外の何物でもありません。

こうして注文をさばける量を少しずつ増やし、人手や店舗のシステム化などで、事業規模を拡大させていけば、より高い売上を目指せるようになります。

ネットショップをやめる理由が、赤字が続いていて経営が危ういという理由であれば、現状の運営にコストがかかりすぎていないかを再度検証する事をおすすめします。

楽天市場などは、スタンダードプランで出店した場合、初期費用が6万円、月額利用料5万円と、一年間で約70万円弱の店舗維持コストがかかります。

売場を楽天市場でなく、ヤフーショッピングに変更すれば、固定費という意味では、コストはゼロ円となります。

販売成立時に決済手数料とポイント原資、アフィリエイト手数料などがもろもろ8%程度かかりますが、これはランニングコストですから商品が売れない限りはかかりません。

固定費が高くなり、毎月赤字になってしまう店舗さんは、ネットショップそのものをやめるのではなく、コストの低い場所で出店する方法を検討されるといいと思います。

どんな事業にも言えることですが、最初から高いコスト、予算を組んで事業に取り組むと、失敗するリスクが飛躍的に高まります。

シリコンバレーのITベンチャー企業などが取り入れているリーンスタートアップなどの経営手法を使い、初期投資を極力安く行い、市場の状況に合わせて事業を成長させていくという方法はネットショップでも有効だと思います。



ネットショップというビジネスモデルはやめようと思えば、即日やめることができるビジネスモデルですが、一旦やめてしまうと、これまで培ってきた商品ページのレビューや店舗評価、アクセスに対する強さなど様々な積み重ね要素も失うことになります。

ネットショップ、ECサイトを構築して運営してきた年数が長ければ長いほどその積み重ねてきたものの価値はお金では計り知れません。

簡単にやめられますが、簡単にやめるのは、ネットショップを出店して1ヶ月程度運営して、これはやはり無理そうだと早期判断した際には、即撤退という判断は良いと思います。

ただし、ネットショップというビジネスモデルは、すぐに結果がでる、すぐに売れるようなモデルでもないため、長期的な店舗運営計画は必要だと思います。


ネットショップ運営における改善方法

ネットショップを止める前に確認すること

ネットショップ運営における改善方法としては、やはり、低コストな売場で、商品を売り続ける事が出来る状態にネットショップを作り替えるということだと思います。

BASE (ベイス) カラーミーショップ などは、自社ECサイトと呼ばれる、カート型のネットショップになります。



どちらも低コストでネットショップを運営できるので非常に人気のあるネットショップなのですが、自社ECサイトは、集客を自分で行わなくては、基本的にお客さんが来ないというデメリットがあります。

お客さんが来なければ商品が売れるわけはありません。

では、自社系ECサイトを運営している方が、売れるようになる方法はどうすればいいかといえば、「売れやすい売場にも出店する」という方法があります。

売れやすい売場というのは、楽天市場 やAmazonなどのインターネットショッピングモールへの出店です。

何故楽天やアマゾンが売れやすいかといえば、いつでも人気(ひとけ)があり、商品を購入しようと思ってモールに来店しているユーザーが多いため、あなたのネットショップの商品を見つけてもらえる、来店してもらえる可能性が自社ECサイトよりも高いからです。

しかも、ヤフーショッピングWowma!(ワウマ)なら、出店に関する固定費がほぼ無料で出店できるためコストの事を考える必要がないというメリットもあります。

ネットショップの運営で失敗するパターンが、自社ECサイトの運営にこだわりすぎて、販路を拡大していないというケースです。

ネットショップ、特に自社ECサイトは、集客対策を行わなければほとんどアクセス数はゼロに近いと思います。

自社ECサイトは、商品販売時に決済手数料以外の手数料がかからないというメリットはありますが、例え販売手数料が必要だったとしても、やはり売れない状態よりも売れる状態が続く方が、長い目で見るとネットショップ運営においてはプラスに働いていくはずです。

出来る限り、イニシャルコスト、初期費用や固定費がかからない売場で、ネット販売を継続して、新規顧客を獲得しながらリピーター育成を行う。

そういった日々の店舗運営活動を不断に続けていく事で、少しずつ売上が安定していくのがネットショップというビジネスモデルなのです。

ネットショップを閉店にする前に、まだやれることはないか?コストダウンをはかり店舗運営を継続できないか、方法を模索してみてください。

どうしてもご自身で改善方法が見つからない場合は、当サイト、売れるネットショップの教科書のネットショップ無料相談をご利用ください。

当サイトは、ネットショップの開業や運営でお困りの店長さん、店舗担当者さんのために、いつ何時でも無料でご相談を承っております。

どんな些細な疑問やお悩みでも構いません。

ひとりで悩まずに、ご相談くださいませ。



何故、売れるネットショップの教科書が無料相談を行っているのか、それが疑問だと思われる方は以下のページに、筆者が無料相談を承っている理由を説明していますのでご覧ください。




ネットショップを止める前に確認することのまとめ

今回は、ネットショップを出店して、うまくいかないため閉店しようと考えられている方に向けて、ネットショップをやめる前にできることにがないかについて現役店長が解説いたしました。

ネットショップは出店する前は、どれだけ売れるかとワクワクするものですが、実際開店してみると、ほとんど売れないという現実を突きつけられることが多いです。

これは、あなたのネットショップだけに起こっていることではなく、世の中に存在する90%以上のネットショップの店長が体験するいわば「当たり前のこと」でもあります。

売れない状況を受け入れて、売れるようになる日まで、ネットショップの運営を継続できるようなコスト管理と、店舗運営計画が本当に重要です。

ネットショップの運営は、長期的視野で計画をたてることを強くおすすめします。

今回の記事の内容が、ネットショップをやめようと思われている方にとって、何か一つでも継続のヒントになれば幸いです。




 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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