リーンスタートアップとは(Lean startup)意味 事例


初心者でもわかるネットショップ用語

リーンスタートアップとは(Lean startup)意味 事例


リーンスタートアップとは(Lean startup)

リーンスタートアップとは

リーンスタートアップ(Lean startup)とは、アメリカの起業家であるエリック・リースが2008年に提唱した、起業や新規事業などの立ち上げに関する方法論のことです。

リーンスタートアップという言葉の由来は、リーン(lean)は日本語で「無駄がない」という意味で、スタートアップ(start up)は、「起業」を意味する二つの言葉を組み合わせて作られた。

リーンスタートアップの意味としては、新規で事業を立ち上げる際には、最初期には必要最低限の製品を開発して、顧客に試すことを実施し、顧客からのフィードバックを得て、改善を繰り返し、事業を少しずつ拡大させていく起業方法を意味しています。

今回は、起業の方法として、シリコンバレーなどでも採用されているリーンスタートアップについて、EC業界にも絡めてご説明いたします。


リーンスタートアップの主な事例

リーンスタートアップとは

多くのITベンチャー企業がひしめくアメリカのシリコンバレーでは、起業したベンチャー企業1000社の内、生き残るのはたったの3社、つまり0.3%の生存率と言われています。

0.3%に残った企業として有名なのが、アップルやGoogle、インテルやヒューレットパッカード、Facebookなどですが、世界的企業となった各社は、リーンスタートアップの方法論を取り入れていたと言われています。

リーンスタートアップを採用するベンチャー企業の多くが、初期コストを極限まで抑えたビジネスモデルを実現させています。

アップル社も初期段階では試作機を開発し、顧客へ提供し、その顧客の反応を見て、市場に受け入れられるかどうか、改善点はどこかという点を観察することを重視していました。

最初から巨額の資金を持ってマッキントッシュなどのコンピュータを市場に流通させたわけではなく、最初はプロトタイプともいえる試作機を一部顧客に提供するところから始まっています。

マーケティング用語で言えば、PDCAサイクルをしっかりと回し、新規事業の方向性が市場に受け入れられないと判断すればすぐに撤退するという判断もリーンスタートアップでは重要とされています。

リーンスタートアップは、こうした観察からの改善対応のサイクルを回し続けることで、起業の成功率が飛躍的に高まると言われています。

では、EC市場におけるリーンスタートアップについて、現役ネットショップ店長が、次に解説していきたいと思います。


EC市場におけるリーンスタートアップについて

リーンスタートアップとは

EC市場においても、リーンスタートアップの方法論は非常に重要だと思います。

今から10年以上前は、ネットショップの構築と言えば、楽天市場 などのショッピングモールへの出店以外では、カラーミーショップ MakeShop などの自社系ECサイトのASPカートサービスの利用か、もしくは制作会社にフルスクラッチで新規サイトを構築してもらうという方法がありました。

今でこそ、無料で即日ネットショップを開業できるBASE (ベイス) などのインスタントECサービスがありますが、10年以上前には、ネットショップの構築というのは、ウェブサイト制作と同じく、非常に初期費用のかかるものでした。

ASPサービスであれば、月額数千円~3万円程度のランニングコストでネットショップを運営できますが、フルスクラッチのネットショップ、ECサイトを制作会社に構築依頼した場合、数百万円の制作費がかかることも一般的でした。

初期費用で数百万円のコストをかけてEC-CUBEなどをベースとしたECサイトを構築しても、ECサイトそのものには集客機能はほとんど備わっていない為、実質売れないECサイトが出来上がったにすぎません。

こうした、初期投資に起業資金の大半を投じてしまうと、スタートアップで躓き、結果として運転資金が足らなくなり、事業として失敗するケースが非常に多いのです。

現在でもまだ大手企業などは、ECサイトといえば、初期投資、イニシャルコストがかかるというイメージを持っている企業も多く、大手ECコンサル会社などから紹介された制作会社などでECサイトを構築し、初期費用として数百万円クラスの見積書を真に受けられる会社さんもまだまだ多いようです。

新規のECサイト構築や楽天市場 などのショッピングモールへの出店の際にも、リーンスタートアップの方法は有効ですから、初期費用のかからない方法でネットショップの開業をされることをおすすめします。

先ほどご紹介したBASE (ベイス) なら、BASEのロゴを非表示にしたり入金サイクルを早めたりといった要望がなければ、無料のままECサイトを運営できます。

ショッピングモールなら、ヤフーショッピングは、決済手数料やポイント原資などランニングコスト面では8%程度の成約手数料が必要ですが初期費用は無料です。

また、KDDIグループが運営する、インターネットショッピングモールのWowma!(ワウマ)は、2019年3月までの出店に限って、初期費用と月額利用料を無料化しています。

こうした、無料で使えるサービスもたくさんある現在において、ネットショップを立ち上げるだけで初期費用が数百万円かかるという事業計画は、そもそも失敗することに近づいて行っていると言ってもいいのではないかと筆者は考えています。

無料で開業できるECサイト、ネットショップのサービスについては、以下のページにより詳しく事例を紹介していますのでこちらも参考にしてください。


予算で選ぶネットショップ!~無料・ゼロ円開業編~


リーンスタートアップのまとめ

今回は、シリコンバレーのITベンチャー企業でも採用されている起業方法論として非常に有効だと思うリーンスタートアップについて解説いたしました。

ネットショップの開業、起業でも、リーンスタートアップの方法論は非常に有効で、むしろ、ネットショップだからこそリーンスタートアップを採用するべきだと筆者は思います。

初期投資を限りなくゼロからスタートさせて、市場で売れる商品を試し、商品を改善しより販路を拡大させるために多店舗展開に進めていく。

ネットショップの運営においては、スタートダッシュで売れるというビジネスモデルではなく、やはり中長期的な視野と経営戦略を持って、売れる商品を開発し、継続的に販売していくことが王道の店舗運営方法だと思います。

CPC広告などリスティング広告に初期費用をつぎ込んでも、広告をやめてしまえば、ネットショップへのアクセスはなくなります。

また、一時の割引対応や赤字販売などによる「価格訴求」によるネット販売は、価格を通常価格に戻せば、一つも売れなくなるでしょう。

結果としては、正攻法で長期的な運営計画を持ってKPIを観測し、PDCAサイクルを回し続けることが成功に最も近づく方法だと思います。

今回の記事の内容がリーンスタートアップについて調べられている方の参考になれば幸いです。




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現在の広告費は高騰傾向にあり、また広告費に対する効果、成約率は低い傾向にあると思っています。

広告運用の難易度上昇の現状において、自社のサービスを潜在顧客に届けたいという企業さんは少なくないと思います。

今回、特にEC支援システムなどを提供されている企業さん向けに新しい試みを用意させていただきました。

この売れるネットショップの教科書へサービスページへ誘導する為の「バナー掲載枠」をご用意いたしました。

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この売れるネットショップの教科書は、最高月間PV数10万PVで、現在の平均PV数は月間6~7万PVで推移しています。

具体的なアクセスユーザーの傾向としては以下のような傾向がアナリティクスから判明しています。

  • アクセスユーザーの90%以上がパソコンからのアクセス
  • アクセスユーザーの80%以上がEC関連事業者やショップオーナー
  • 新規出店や売上改善に悩む人が60%以上
  • ページへの滞在時間は、リスティング広告流入時のおよそ4倍以上

こちらは、あくまでも個人の店舗運営者の方ではなく企業やECベンダーなどの法人様向けのご提案となりますが、リスティング広告の運用で費用対効果が上がらないという方は是非売れるネットショップの教科書にご相談いただければと思います。

ビジネスパートナープログラムによる商品紹介制度



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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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