Amazon Prime Reading(プライムリーディング)の使い方とプライム会員特典まとめ
Amazonプライム会員向けの新しい特典サービスとして「Amazon Prime Reading」(プライムリーディング)が誕生しました。
Amazonプライム会員向けの特典は、プライムビデオ、プライムミュージックなどコンテンツ配信系のサービスも充実しています。
今回は、Amazonがプライム会員に向けてリリースした電子書籍読み放題サービスであるプライムリーディングについて
現役Amazon出店者である筆者の観点からまとめてみました。
Primeリーディングの使い方についてもご説明いたします。
- Amazon Prime Reading(プライムリーディング)とは
- PrimeReading(プライムリーディング)の使い方
- PrimeReading(プライムリーディング)の書籍のラインナップ
- Amazonプライム会員の特典について
- 基本的に送料無料。お急ぎ便、お届け日指定が使い放題。
- Amazonプライムビデオで映画が見放題
- Prime Musicで100万曲以上が聞き放題
- Amazonパントリーが利用可能
- Amazon Dash Buttonが利用可能
- 対象エリア限定で1時間以内に商品が届くPrimeNowが利用可能
- 大学生・専門学生限定で年会費が1900円となる「Amazon Student」がある
- Amazon Prime Readingで電子書籍が見放題
- PrimeReading(プライムリーディング)のまとめ
Amazon Prime Reading(プライムリーディング)とは
Prime Readingとは、AmazonがAmazonプライム会員向けに提供する新しいサービスで、Kindle電子書籍の中からAmazonによって選ばれた電子書籍の読み放題サービスのことです。
Kinldeという電子書籍サービスがその本体でもありますが、書籍のジャンルは幅広く、一般書籍から小説、専門書、雑誌に漫画、絵本、洋書とほとんどの書籍カテゴリを網羅しています。
Primeリーディングは、Kindleを介した電子書籍の普及も狙っているようです。
Amazonのプライム会員向け特典は、コンテンツ配信サービスが充実しており、このPrimeリーディングをはじめ、Amazonプライムビデオ、プライムミュージックなども多くの作品が収録されており、非常に人気が高いです。
プライムリーディングを利用するには、Amazonプライム会員への登録(年額4900円)が必須となりますが、月割りで考えれば、月額325円ですから、これで動画や映画、アニメや音楽に電子書籍まで視聴可能となれば安すぎるくらいだと思います。
今回は、Amazon.co.jpが新たにリリースした「Amazon Prime reading」について、現役出店者である筆者が具体的なサービス内容を解説していきたいと思います。
PrimeReading(プライムリーディング)の使い方
では、実際にプライムリーディングの使い方について説明していきます。
Primeリーディングは、Amazonの有料会員である「プライム会員」限定のサービスですので、プライム会員登録は必須となります。
プライムリーディングの閲覧方法については、パソコン、スマホ、タブレットのどれからでも閲覧が可能です。
Amazon Prime Readingを使う前提としてAmazonプライム会員登録を行っている状態で、以下の手順にてPrimereadingが利用できます。
パソコンでPrimeReadingを利用する方法
パソコンからプライムリーディングを利用する方法は、以下のURLにてAmazon会員アカウントでログインするだけです。
2017年10月5日時点では、Primeリーディング対象の書籍数は「896」と表示されています。
スマホ・タブレットでPrimeReadingを利用する方法
スマホやタブレットでPrimeリーディングを利用するには、「Kindleアプリ」をダウンロードする必要があります。
アプリのダウンロードについてはここでは割愛しますが、kindleアプリのダウンロードが完了したのち、アプリを起動、Amazonプライム会員のアカウントでログインするだけです。
Kindleアプリ上でログインが完了すると以下の画面が表示されると思いますので「OK」をタップしてください。
あとは、書籍のサムネイル上に「prime」という表示があるものは、プライムリーディング対象の電子書籍ですから、タップするだけでライブラリに登録、あとは閲覧するだけです。
PrimeReading(プライムリーディング)の書籍のラインナップ
2017年10月5日のAmazonPrimeリーディングのサービスリリース直後となりますが、プライムリーディングの視聴対象書籍をまとめてみました。
書籍のジャンルとしては、一般書籍からビジネス書、小説、漫画、絵本、雑誌と幅広いジャンルの電子書籍が閲覧可能です。
2017年10月5日のサービス開始直後の時点となりますが、主なPrimeリーディング対象電子書籍を紹介します。あくまでも筆者のセレクトになりますので、ご自身の目で896件のラインナップをご確認ください。
小説・評論
- 神保町奇譚 「花咲舞が黙ってない」シリーズ 池井戸潤(著)
- 陰日向に咲く 劇団ひとり(著)
- パッとしない子 辻村 深月(著)
- 孤島の鬼 江戸川 乱歩(著)
- 種の起源 ダーウィン(著)
ビジネス・経済
- 仕事は楽しいかね? デイル・ドーテン(著)
- 黒本 高城剛(著)
- さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~ 山田 真哉(著)
- 史上最強の人生戦略マニュアル フィリップ・マグロー(著)
- 世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと トニー野中(著)
雑誌
- 文藝春秋
- Ray(レイ)
- DIME (ダイム)
- Casa BRUTUS
- DOS/V POWER REPORT (ドスブイパワーレポート)
コミック・漫画
- 賭博黙示録 カイジ 福本 伸行(著)
- ベルサイユのばら 池田理代子(著)
- 天空の扉 KAKERU(著)
- 春の呪い 小西 明日翔(著)
- つぐもも 浜田よしかづ(著)
Amazonプライム会員の特典について
primeリーディングは電子書籍の読み放題サービスであることがお分かり頂けたと思います。このプライムリーディング以外にもAmazonプライム会員には数多くの特典があります。
基本的に送料無料。お急ぎ便、お届け日指定が使い放題。
Amazonプライム会員の元々の特典はこの「お急ぎ便」が利用できることと「送料無料」になることにありました。
現在は、コンテンツ配信の特典のほうが目立っていますが、プライム対象の商品なら、注文した翌日には商品を受け取ることが可能です。
また、これまではプライム会員の年会費4900円のプランしかなかったのですが、現在は、月額500円の支払いプランがあります。
最初のプライム会員登録から約6ヶ月間は無料で利用できるというキャンペーンもほぼ常時行っていますので、まずは半年間だけでもプライム会員の特典を体験することをおすすめします。
Amazonプライムビデオで映画が見放題
Amazonプライムビデオは、定額動画配信サービスとしても非常に人気の高いコンテンツを配信しています。
すべての動画が無料ではなく、一部はレンタル配信もされていますが、無料で視聴可能な動画だけでも十分すぎるほどにラインナップは充実しています。
また、Amazonプライム限定配信のオリジナルコンテンツも多数ありますので、他の定額動画配信サービスとも一線を画しています。
Prime Musicで100万曲以上が聞き放題
iPodが登場してから、音楽は、CDなどのメディアからデータに取って代わりました。
プライムミュージックは邦楽、洋楽問わず、100万曲以上の音楽が聴き放題です。
スマホなどのデバイスに保存すること以外に、オンライン上でも聴くことが可能です。
Amazonパントリーが利用可能
Amazonパントリーとは、食品・日用品を中心とした低価格帯の商品をひとつから必要な分だけ、ひと箱あたり290円の取扱手数料で届くサービスです。
スーパーマーケットでの買い物感覚での注文ができることと、Amazonの商品力、圧倒的な商品ラインナップから選べることも人気の理由です。
Amazon Dash Buttonが利用可能
IoTの存在を知らしめたのが、このAmazonDashButtonの存在です。
自分の気に入った商品のブランドボタンをワンプッシュするだけでお気に入りの商品を簡単に注文できます。
現在は、取り扱いブランド数が100種類以上になったようです。
ボタン一つでどうやって商品を選別できるのか?という疑問については、オンライン上で商品管理を行うことができるので、心配無用です。
Amazonダッシュボタンについての詳細は以下のページにまとめていますので参考にしてください。
対象エリア限定で1時間以内に商品が届くPrimeNowが利用可能
PrimeNowは対象エリア限定のサービスとなりますが、注文から1時間以内で商品が手元に届くという驚きのサービスです。
現状の対象エリアは都市部のみに限られていますが、今後は全国的に利用エリアが拡大していくといわれています。
緊急の会議が必要で、ミネラルウォーターがまとまって必要になった、などのシーンには非常に役立つサービスですね。
大学生・専門学生限定で年会費が2450円となる「Amazon Student」がある
AmazonStudentとは、いわゆる「学割」のことです。通常プライム会員の年会費は4900円ですが、学生なら、2450円でプライム会員の特典を受けることが出来ます。
AmazonStudentは、学割で年会費が約半額となっているにもかかわらず、会員特典はプライム会員と全く同じく、すべてを利用可能です。
若い世代を早期よりAmazonの利用を促すことで将来的な顧客育成もかねているといえます。ちなみに楽天市場も学割対応を行っていますがプライム会員ほどのコンテンツ特典は残念ながらありません。
Amazon Prime Readingで電子書籍が見放題
今回の紹介のメインでもある「Amazonプライムリーディング」はKindleを利用した電子書籍見放題サービスです。
サービス開始直後ということもあり、閲覧可能な電子書籍数は数百冊という程度ですが、今後は、プライムミュージックのように100万冊以上閲覧できるようになる日が来ると思います。
また、このPrimeReadingは、Kindleの利用促進も狙いとしてはあるようで、多くの電子書籍は有料提供されています。
PrimeReading(プライムリーディング)のまとめ
Amazon Prime ReadingというAmazonプライム会員向けの電子書籍読み放題サービスについて現在わかる範囲の情報をまとめてみました。
Amazon.co.jpでは、売上総額の約60%を「Amazonプライム会員」によって作られていると発表されていますが、プライム会員の増加こそが、Amazon全体の流通総額を引き上げる施策となります。
Amazon出店者の立場としては、Amazon.co.jpが新規プライム会員の獲得に力を入れてくれれば、それだけ売上アップに直結します。
プライムリーディングは、Kindleというアプリ、デバイスを介しての電子書籍視聴サービスですが、今後ラインナップは間違いなく増えていくと思いますので、
リアルの本はますます売れにくくなる傾向にあると思います。
ただし、出版不況と言われているものの、新しい本が生み出されなくなるということは考えられないため、リアルの紙の本から、電子書籍の普及へシフトしていく形で書籍も存在を維持していくでしょう。
Amazonはプライムリーディング以外のプライムビデオやプライムミュージックもその内容も随時更新が行われていますので、料金定額制の動画視聴サービスなどには、脅威となっていくことは間違いありません。
Amazonでプライム会員が増えれば、Amazonの流通総額もまた増える。Amazon出店者としては、プライム会員増加への良い循環が今後も続いていくことを切に祈っています。
参考になれば幸いです。