商品画像の無断使用取り下げ依頼のメール例文とテンプレート

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ネットショップのメール文例集

商品画像の無断使用取り下げ依頼のメール例文とテンプレート

ネットショップの運営において、オリジナルの商品を販売する店舗さんが一度は遭遇するトラブルが「商品画像の無断使用」についてです。

オリジナル系商品の販売、独自で作成されたハンドメイド商品を販売されている店舗さんの場合、その商品は本来は自分以外には販売していないはずです。

自分のネットショップ以外では販売していないはずの商品が、他の全く知らないネットショップで販売されているということは実は意外に多い事例なのです。

今回は、自分のネットショップ以外に販売が行われるはずのない商品が、他のネットショップで販売されていた際に、その販売者に対して商品画像などの無断使用の取りやめを依頼する際のメールの例文・文例を紹介いたします。



ネットショップの運営で商品画像が無断で使用されるパターン

商品画像が無断で使用の取り下げ依頼メール

あなたのネットショップで販売している商品画像が、他のネットショップで使用されるケースとしては、以下のケースが代表的な事例だと思います。


(1)同じ商品を販売する店舗が商品画像をコピー利用

特にこのケースに多いのが、メーカー型番商品、いわゆる既製品を販売しているネットショップの商品です。

型番商品は、一般的には、メーカーが製造して、沢山の売場で販売しているため、商品の独自性、オリジナル性というのはほとんどの場合ありません。

逆に、商品画像ひとつとってみても、背景の色が白背景などで画像への文字入れも行わなかった場合、どの店舗の商品画像も全く同じような画像になるケースがほとんどです。

こうした、白背景の商品画像の場合は、誰が作成した画像であるかという点に関しては、ほとんど区別もつきません。

また、商品画像に意匠、デザイン性がなければ、著作権を主張することもできないでしょう。

メーカーの型番商品であっても、イラストを書き加えたり、文字を装飾してわかりやすい画像を作成した場合には、制作者に著作権が帰属することになります。

もし、あなたが楽天市場 に出店していて、楽天市場内で、他の店舗の商品画像の無断使用が確認できた場合は、担当のECコンサルタントに相談することをおすすめします。


(2)ドロップシッピング的な「転売」を行っている可能性

ここ数年で急に増えてきたのが、「オリジナル商品を販売していて、他の店舗が勝手にうちの商品を販売している」という ネット販売トラブルです。

これは、オリジナル商品、ハンドメイド商品を販売している店舗さんの場合、 「この商品は自分だけが販売している」ということは明白だと思います。

特にアパレル系などで、自社で撮影依頼を行い、モデルさんに着用してもらった 商品画像などを作成した場合は、自社以外には同じ画像で販売するということは考えられません。

こうした、「自分のネットショップだけのオリジナル商品」のはずの商品が 他のネットショップで販売されている、というケースの場合、「転売」の可能性が考えられます。

販売価格も、自社が販売している商品よりも高い設定になっているはずです。

商品が売れた際には、その商品を転売している店舗が、あなたのネットショップから 注文し、配送先を自分のネットショップで購入した注文者宛にするわけです。

この転売が違法かどうか、ということについては当然ながら「違法」です。

商品の在庫を持たずに販売し、売れたときだけ発送依頼を行う手法を「ドロップシッピング」と言います。

ドロップシッピングは、もしもドロップなどのように、事業者が、ドロップシッピング商品として 商品を提供しているような場合は、違法性はありません。

違法となるのは在庫を持っていない商品、例えば今回のように 他の販売者がインターネット上で販売している商品を自分のネットショップ上の 商品として登録し、注文が入った際に、販売元のネットショップに注文を入れる 「無在庫出品」の手法の場合です。

2015年~2016年にかけて、主にメルカリとAmazonなどの2つのサービスを介して行われていたのが アマゾン無在庫転売という手法です。

手法は、Amazonで販売されている商品を、メルカリ上にAmazonの販売価格よりも高い価格設定で販売し、 商品の売買が成立したら、Amazonからその商品を購入し、メルカリの落札者宛に送付するという手法です。

Amazonは、ネット通販各社のなかでも、非常に低価格で販売されている商品も存在し、商品によっては 実店舗などで購入するよりもはるかに安い価格で商品を購入できる場合もあります。

市場価格よりも安い商品をAmazonで探しだし、メルカリなどのフリマアプリを利用する 「相場のわからないユーザー」を狙って無在庫販売を行う手法です。

この手法なら、在庫を抱えるリスクも、商品を仕入れるコストもなく、初期費用ゼロ円で始められます。

ただし、この手法は違法ではないけれど、メルカリでは出品ガイドラインのなかに「無在庫販売」を禁止事項としています。


(3)詐欺サイト、フィッシングサイトなどに掲載されている

これは、筆者が運営するネットショップでも実際にあった事例です。

当店で販売しているある商品で、オリジナル系のため他の店舗からは絶対に出品できない、 しかもオリジナルの商品画像の商品が、全く知らないネットショップで販売されていたのです。

なぜ、他の店舗が絶対に出品できない商品なのか?

その理由は、単純明快なんですが、「店長の顔写真が掲載されていた」のです(笑)

これは、相手は言い逃れはできないですよね?

なぜ、店長の顔写真つきの商品であるのに、商品を出品していたのかというと おそらくですが、人の手で登録された商品画像ではなく、 一種のスクリプト、プログラムで取得してきた商品画像だからだと思います。

オマケに、当店オリジナル商品を販売していた詐欺サイトは、 調べたところ、サーバーは、海外のサーバーを利用していたのです。

こうした詐欺サイトの目的は、商品の注文者に対して、 商品代金を振り込ませることが目的です。 商品が発送されることはまずありません。

当店以外のネットショップの方も多数このフィッシング系詐欺サイトの被害に遭われているようです。

こうした、詐欺系サイトに、自分のネットショップのオリジナル商品が 販売されていた場合の対処方法は、「警察に通報する」というのが最善策だと思います。

筆者も最初に当店の商品が詐欺サイトに掲載されていたのを確認した際には、 警察に電話で被害の内容を伝えました。

すると、電話口で対応してくれた警察の方が サイバー犯罪対策に関する情報提供、相談窓口を教えてくださいました。

情報共有のため、こちらにリンクも貼っておきます。

ただ、こうした海外サーバー上にある詐欺サイトの場合、 商品画像を削除してもらうという対応はほとんど不可能に近いようです。

警察の方曰く、こうした詐欺サイトの報告を受けた場合は、 インターネット上の「詐欺サイト」「危険なサイト」として ドメインURLを登録し、インターネットを閲覧するブラウザを提供する企業などに 警告表示の依頼を行っているということでした。

通報は無駄にはなりませんので、怪しいサイトを見つけられた方は まずは担当エリアのサイバー犯罪の相談窓口に相談してください。



商品画像の無断使用に対するメールを送る際に注意すること

商品画像が無断で使用の取り下げ依頼メール

商品画像を無断で使用された際に、商品画像利用の取り下げ依頼メールを送る際に、最も注意することは、「感情的にならない」ということです。

一生懸命時間をかけて作成した、商品画像や商品説明画像などが、無断で利用されたと知ったら、当事者としては、「腹立たしい思い」になることは筆者も経験がありますのでよくわかります。

こうしたトラブルが発生した場合、「初動」「最初の行動」が非常に重要です。

最初から「勝手に画像を使って!今すぐ訴えてやる!」という攻撃的なメール内容を送信すれば、メールを受け取った相手は、「攻撃された!よろしいならばこちらも反撃だ!」と一気にトラブルが悪化してしまう恐れがあります。

相手がどういった理由で、商品画像などの無断使用をしているのかがわからない内は、まずは冷静に、「あなたのネットショップで使われている商品画像は私のネットショップで作成した画像ですよ」という「事実の通知」を行うことからはじめましょう。

相手からすれば、あなたの作成した商品画像のクオリティが高い為、型番商品などであれば、メーカー提供の公式画像なのかと勘違いしている可能性もあります。

まずは、冷静に、そして、事実を相手に知ってもらい、「商品画像の利用を取りやめてもらう事」を目的として、メールを送信しましょう。


商品画像の無断使用に対するメール例文・テンプレート

商品画像が無断で使用の取り下げ依頼メール

では、当店で実際に利用したことのある、商品画像などの無断使用に対する「画像の無断使用の取りやめ依頼メール」の文例を紹介いたします。

店舗運営時のテンプレートとしてご利用いただければと思います。

商品画像の無断使用された際のメール例文

【件名】【重要】●●様 出品中の商品画像に関するご確認のお願い


【ショップ名/法人の場合は会社名】
●●様(特定商取引記載の責任者名)

はじめまして。突然のメールで失礼いたします。

私は●●(ネットショップ名)というネットショップを運営しております
株式会社●●の●●と申します。

現在、御社ネットショップ(●●)で販売されておられる商品について
弊社にて作成した商品画像が利用されている可能性がありますため
ご確認のお願いでご連絡させていただいております。

該当の商品ページのURLと商品画像URLは以下の通りです。


【該当商品URL】
【該当の商品画像URL】(Winなら右クリック>「画像アドレスをコピー」でコピーできるURL)


該当の商品画像は、弊社にて作成した画像であり、
画像の著作権については弊社に帰属するものでございます。

今回ご利用されている画像については、大変恐れ入りますが
ご利用をお控えいただき、別の画像に差し替えるなどで
ご対応をお願いいたします。

また、大変恐縮ではございますが、以下の日時までに
弊社作成画像の利用の取り下げ対応の上、
お手数ですが画像変更完了のご連絡をお願いいたします。

-----------------------------------------

【弊社制作画像の取り下げ期限】

 ●年●月●日●時まで

 ※メール送信から1週間程度が妥当だと思います

-----------------------------------------

何かご不明な点がございましたらご連絡ください。

突然のご連絡で、このようなご依頼をいたしまして
大変恐縮ではございますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


---------------【ネットショップの署名】-------------
【ネットショップの名前】 店長○○
ショップURL:http://○○○.com
店舗連絡先:○○○@○○○.com

運営会社:株式会社△△
住所:〒601-0001 京都府京都市○○区○○町321
TEL:075-1234-5678 / FAX:075-1234-5678
営業時間:平日○時~○時まで
----------------------------------------------------


商品画像の無断使用に対するメール文例のまとめ

今回はあなたが作成した、もしくはあなたに著作権が帰属する商品画像を他のネットショップ、ECサイトで利用された際に、利用を取りやめてもらう為のメールの文例、テンプレートをご紹介しました。

商品画像のコピー利用は、商品画像のクオリティが高い店舗ほど、被害に遭われる可能性も高くなります。

他の店舗が使いたくなってしまうほどに良いデザイン、売れる商品画像と捉えられたことは、誇らしいことでもあります。

ただし、やはり、自分が一生懸命時間と労力を費やした画像を他人にコピー利用されていい気分がするわけはありません。

非常に不快な気持ちになるとは思いますが、相手が無意識に利用しているケースも多いですから、まずは冷静に、「当店作成の商品画像の利用はお控えください」という柔らかいニュアンスのメールからお尋ねしてみると意外に早期に解決するかもしれません。

今回の記事の内容が、商品画像の無断利用をされた方の一助となれば幸いです。


他にもあるよ!コピペで使える!メール例文・テンプレート





 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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