ネットショップで注文が入ったあと、お客様へ送る重要なメールが「注文確認メール」です。注文を受け付けたことを伝えるだけでなく、注文商品・金額・支払方法・お届け先・配送予定・お客様からの要望に間違いがないか確認してもらう役割があります。
ただし、「注文直後にシステムから自動送信する受付メール」と「店舗が注文内容を確認したあとに送る注文確認メール」は、同じとは限りません。利用しているモールやECカートによって送信タイミングや役割が異なるため、自社の受注フローに合わせて使い分けましょう。
このページでは、ネットショップですぐ使える注文確認メールの例文を5パターン用意しました。ショップ名・注文番号・商品名などを書き換えてご利用ください。
ネットショップの注文確認メール例文5選
注文確認メールは、すべてのお客様へまったく同じ文章を送る必要はありません。決済状況やお客様からの要望などに応じて、必要な内容だけを分かりやすく案内するのがポイントです。
※「注文受付」「注文確認」「注文確定」などの名称や処理タイミングは、利用しているモール・ECカート・ショップの販売条件によって異なります。実際の運用に合わせて文面を調整してください。
1.店舗確認後に送る基本の注文確認メール
在庫、支払状況、お届け先、お客様からの要望などを店舗側で確認したあとに送る基本的な注文確認メールです。
【件名】【ショップ名】ご注文ありがとうございます|注文番号:○○○○
○○様
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記の内容でご注文を承りましたので、ご確認をお願いいたします。
【ご注文内容】
注文番号:○○○○○○○
注文日時:○○年○月○日 ○時○分
商品名:【商品名】
数量:○点
商品代金:○○○円
送料:○○○円
お支払い合計:○○○円
【お支払方法】
○○○○
【お届け先】
〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○-○-○
○○様
【配送について】
○月○日頃の発送を予定しております。
商品を発送しましたら、送り状番号を記載した発送完了メールをお送りします。
ご注文内容に誤りや確認事項がございましたら、このメールへの返信または当店のお問い合わせ窓口までお知らせください。
それでは、商品発送まで今しばらくお待ちください。
このたびはご注文いただき、誠にありがとうございました。
【ショップ名】
【担当者名】
【メールアドレス】
【ショップURL】
2.注文直後に送る自動返信・注文受付メール
ECカートから注文直後に自動送信する場合は、「注文情報を受け付けたこと」と「店舗で確認後に改めて案内すること」を簡潔に伝えます。
【件名】【ショップ名】ご注文を受け付けました|注文番号:○○○○
○○様
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下の内容でご注文を受け付けました。
【ご注文内容】
注文番号:○○○○○○○
注文日時:○○年○月○日 ○時○分
商品名:【商品名】
数量:○点
商品代金:○○○円
送料:○○○円
お支払い合計:○○○円
【お支払方法】
○○○○
【お届け先】
〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○-○-○
○○様
当店にて在庫・お支払い状況・配送先・ご要望等を確認後、必要に応じて改めてご案内いたします。
ご注文内容にお心当たりがない場合や、内容に誤りがございましたら、当店までご連絡ください。
※本メールはご注文受付時に自動送信しております。
【ショップ名】
【お問い合わせ先】
【ショップURL】
3.銀行振込・前払いのお客様への注文確認メール
前払いの場合は、「いつまでに」「どの方法で支払うのか」「入金確認後にどうなるのか」を分かりやすく案内します。振込先や支払期限は、利用している決済方法に合わせて書き換えてください。
【件名】【ショップ名】ご注文確認とお支払いについて|注文番号:○○○○
○○様
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記の内容でご注文を承りました。
【ご注文内容】
注文番号:○○○○○○○
商品名:【商品名】
数量:○点
お支払い合計:○○○円
【お支払方法】
銀行振込(前払い)
【お支払期限】
○月○日(○)まで
【振込先】
銀行名:○○銀行
支店名:○○支店
口座種別:普通
口座番号:○○○○○○○
口座名義:○○○○○○
恐れ入りますが、上記期限までにお手続きをお願いいたします。
ご入金を確認後、商品の発送準備を進め、発送時に改めてメールでご案内いたします。
※振込手数料等の取り扱いについては、当店のお支払い条件をご確認ください。
すでにお支払いがお済みの場合は、行き違いとなりますことをご容赦ください。
何卒よろしくお願いいたします。
【ショップ名】
【担当者名】
【メールアドレス】
4.配達日時・ギフトなどの要望を確認する注文確認メール
ギフト、ラッピング、のし、納品書不要、配達日時など、注文時の備考欄へ要望が記載されている場合は、「確認しています」とメールに明記しておくと安心感につながります。
【件名】【ショップ名】ご注文内容とご要望を確認いたしました
○○様
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご注文内容とあわせて、下記のご要望を確認いたしました。
【ご注文番号】
○○○○○○○
【商品名】
○○○○○○○○
【お客様からのご要望】
・○月○日(○)○時~○時の配達希望
・ギフトラッピング希望
・納品書を商品へ同梱しない
上記内容にて発送準備を進めます。
なお、配送日時につきましては、天候・交通状況・配送会社の状況などにより、ご希望どおりのお届けができない場合がございます。あらかじめご了承ください。
内容に相違がございましたら、お早めにこのメールへの返信にてお知らせください。
商品発送時に、改めて発送完了メールをお送りいたします。
このたびはご注文いただき、誠にありがとうございました。
【ショップ名】
【担当者名】
5.注文内容に確認事項がある場合のメール
住所の不足、選択内容の不一致など、そのまま発送手配へ進められない場合は、何が確認できれば処理を再開できるのかを具体的に伝えます。
【件名】【ご確認ください】ご注文内容について|【ショップ名】
○○様
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご注文内容を確認いたしましたところ、発送手配を進めるにあたり確認させていただきたい点がございましたため、ご連絡いたしました。
【ご注文番号】
○○○○○○○
【確認させていただきたい内容】
○○○○○○○○○○○○○○
恐れ入りますが、このメールへの返信にて下記についてお知らせいただけますでしょうか。
・○○○○○○
・○○○○○○
ご回答を確認後、発送手配を進めさせていただきます。
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
【ショップ名】
【担当者名】
【メールアドレス】
注文確認メールの件名例
注文確認メールは、販促メールと間違われないよう、ショップ名・注文に関するメールであること・注文番号が分かる件名がおすすめです。
- 【ショップ名】ご注文ありがとうございます|注文番号:○○○○
- 【ショップ名】ご注文内容を確認いたしました
- 【ショップ名】ご注文を受け付けました(自動送信)
- ご注文確認とお支払いについて|注文番号:○○○○
- 【ご確認ください】ご注文内容について|【ショップ名】
特に自動返信の場合は「自動送信」と件名や本文に入れておくと、店舗スタッフが個別確認して送ったメールとの違いが分かりやすくなります。
注文受付メールと注文確認メールの違い
ネットショップでは「注文受付メール」「注文完了メール」「注文確認メール」など似た名称が使われますが、すべてのECサービスで同じ意味ではありません。
| メール | 主な役割 | 送信タイミング |
|---|---|---|
| 注文受付・自動返信メール | 注文情報を受け取ったことを知らせる | 注文直後 |
| 注文確認メール | 店舗側で注文内容を確認したことを知らせる | 受注確認後 |
| 入金確認メール | 前払い等の入金を確認したことを知らせる | 入金確認後 |
| 発送完了メール | 商品を発送したことを知らせる | 発送後 |
ただし、この呼び方はあくまで分かりやすく整理した例です。モールやECカートによっては「注文確認メール」が注文直後に自動送信されることもあります。
重要なのはメール名称ではなく、「このメールの時点で何が確認できていて、次に何が起こるのか」をお客様へ明確に伝えることです。
注文確認メールに入れるべき8つの情報
注文確認メールを読めば、お客様自身で注文内容を確認できる状態にしておきましょう。
- 注文番号:問い合わせ時にも利用できる番号
- 注文日時:いつの注文なのか
- 商品名・数量:注文した商品に間違いがないか
- 商品代金・送料・合計金額:支払う金額
- 支払方法:クレジットカード、銀行振込など
- お届け先:住所・氏名の確認
- 配送予定・今後の流れ:いつ発送されるのか
- 問い合わせ方法:内容に誤りがあった場合の連絡先
ギフト、のし、ラッピング、配送日時、納品書の扱いなど、お客様から個別の要望がある場合は、それを確認したことも記載すると安心です。
注文確認メールを送る前に店舗側で確認したいポイント
テンプレートを送信する前に、店舗側でも注文内容を確認します。特に確認漏れがトラブルにつながりやすいのは次の項目です。
- 商品と注文数量に問題がないか
- 在庫を確保できているか
- 支払方法・決済状況に問題がないか
- お届け先住所に不足や不自然な点がないか
- 配達日時指定に対応可能か
- ギフト・のし・ラッピングなどの指定がないか
- 備考欄や注文後の追加連絡を見落としていないか
- キャンセル・住所変更などの連絡が届いていないか
クレジットカードエラーは専用の案内に分ける
カード決済でエラーが発生している場合は、通常の注文確認メールへ単純に「カードが使えません」と書き足すのではなく、利用している決済サービスの手順に沿って対応します。
カード番号などの重要な決済情報を通常のメール本文で送るよう求めるのは避け、決済サービスが用意している安全な変更方法を案内してください。
カードエラー時の文例は、別記事の「クレジットカードが取扱い不可・カードエラーの際のメール例文」で詳しく紹介しています。
送料は注文後に初めて伝える運用にしない
送料を商品代金とは別にお客様へ負担してもらう場合は、基本的に購入前に分かるよう表示しておく必要があります。
特に沖縄・離島・大型商品などで送料が異なる場合は、「注文が入ってから追加送料を請求すればよい」と考えるのではなく、商品ページや送料案内、購入手続きなどで条件を明確にしておきましょう。
注文後に金額の変更が必要になった場合は、ショップの表示内容や利用しているモール・決済サービスのルールを確認し、お客様への説明・確認が必要か判断してください。
注文確認メールはいつ送る?
注文直後の受付連絡は、ECカートの自動返信機能を利用できるのであれば自動化しておくと、お客様が「注文できているのか」と不安になるのを防ぎやすくなります。
一方、店舗側で在庫や要望などを確認したあとに送るメールは、営業時間や受注体制に合わせて対応します。すぐに確認できない場合でも、自動返信メールで「店舗からの確認は○営業日以内」など目安を伝えておくと分かりやすくなります。
注文確認メールを急ぐあまり、在庫・決済・住所・備考欄などを確認せず「発送します」と確定的に案内してしまわないことも重要です。
注文確認メールで避けたいNG対応
確認前なのに「注文確定」「発送確定」と書く
まだ在庫や決済状況を確認していないのであれば、「注文を受け付けました」と案内する方が適切です。「受付」と「店舗確認済み」の状態を混同しないようにしましょう。
すべての決済方法を1通のメールに並べる
お客様がクレジットカードで注文しているのに、銀行振込・代引き・コンビニ決済など全決済方法の説明を長く掲載する必要はありません。
選択された決済方法に必要な案内だけを表示した方が、メールが短くなり、重要な情報を確認しやすくなります。
支払・決済状況を確認せず断定する
クレジットカード、前払い、後払いなどは、決済サービスやモールによって処理の流れが異なります。「カードだから入金済み」「ポイント払いだから即発送」などと一律に判断せず、実際の注文ステータスを確認します。
お客様の備考欄を見落とす
「納品書不要」「宅配ボックス希望」「ギフトのため金額が分かるものを入れないでほしい」など、重要な希望が備考欄に入っていることがあります。
注文確認メールを自動化する場合でも、店舗側で確認が必要な注文を判別できる受注フローにしておくことが重要です。
メールを長くしすぎる
注文確認メールの目的は、ショップの紹介や販促ではなく、注文内容を正しく伝えることです。長い挨拶や関係のないキャンペーン案内を増やしすぎず、注文情報と次の行動を優先しましょう。
注文確認のミスが増えてきたら「メール」より受注管理を見直す
注文数が少ないうちは、人が注文内容を見ながらメールを送る運用でも対応できます。しかし複数モールの注文が増えると、在庫確認、決済確認、備考欄確認、メール送信、発送処理をそれぞれの管理画面で行うことが負担になります。
確認漏れや二重対応が増えてきた場合は、メール文章を改善するだけでなく、注文情報をまとめて確認できる受注管理環境も見直してみましょう。
ネットショップの受注管理について詳しく見る
GoQSystemの受注管理機能を確認する
※利用しているモール・カート・決済・倉庫などとの連携状況は導入前にご確認ください。
注文確認メールのよくある質問
Q.注文確認メールと注文完了メールは同じですか?
必ずしも同じではありません。モールやECカートによって名称や送信タイミングが異なります。注文直後の自動メールなら「注文を受け付けた連絡」、店舗確認後なら「注文内容を確認した連絡」と、メールの役割を本文で明確にすると分かりやすくなります。
Q.注文確認メールは自動返信だけで問題ありませんか?
注文内容を自動処理でき、個別確認が不要な運用であれば自動通知を活用できます。一方、在庫・配送日時・ギフト・備考欄などをスタッフが確認する必要があるショップでは、必要に応じて確認後の案内も行いましょう。
Q.注文確認メールには住所をすべて記載した方がいいですか?
お届け先を確認してもらう目的では有効ですが、メールには個人情報が含まれます。利用しているECカートの標準テンプレートやセキュリティ方針を確認し、必要な範囲で表示してください。
Q.注文確認メールにキャンセル方法も書いた方がいいですか?
キャンセル可能な条件や期限が決まっているショップでは、問い合わせ方法やキャンセル条件の確認先を案内すると親切です。ただし、実際の販売条件と異なる案内をしないようにしてください。
Q.銀行振込の場合、注文確認メールに振込先を書いてもいいですか?
ショップが直接銀行振込を案内する運用であれば記載できます。ただし、モールや決済サービス側から支払案内を送信する仕組みの場合は、店舗から重複・矛盾した案内を送らないよう、現在の決済フローを確認してください。
Q.注文確認メールが届かないと連絡があった場合はどうしますか?
まず注文自体が正常に受け付けられているか確認し、登録メールアドレスの誤りや迷惑メール振り分けなどを確認します。必要に応じて、注文番号と注文内容を確認したうえで案内を再送してください。
注文確認メールは「注文内容」と「次に何が起こるか」を分かりやすく伝える
注文確認メールで最も重要なのは、丁寧な挨拶を長く書くことではありません。何を注文したのか、金額はいくらか、どこへ届けるのか、現在どの段階なのか、次に何が起こるのかを、お客様がすぐ確認できることです。
注文直後は自動返信を活用し、店舗側で確認が必要な注文だけ個別対応するなど、自社の受注量に合った運用にすると効率化できます。
また、決済エラー、欠品、送料変更、住所不備など通常とは異なる注文については、通常の注文確認テンプレートへ無理に詰め込まず、それぞれの状況に合ったメールで案内することがトラブル防止につながります。