ゴールデンウィーク、お盆・夏季休業、年末年始など、ネットショップが長期休暇に入る際は、お客様へ「いつ休むのか」だけでなく、「注文はできるのか」「いつ発送されるのか」「問い合わせはいつ返信されるのか」まで伝えることが大切です。
特にECサイトでは、休業中も注文を受け付けるケースが多いため、発送再開日を案内していないと「注文したのに商品が発送されない」という問い合わせにつながりやすくなります。
このページでは、GW・お盆・年末年始・注文時の自動返信・問い合わせ自動返信の5パターンを用意しました。ショップ名や日付を書き換えてそのままお使いいただけます。
長期休暇・休業のお知らせメール例文5選
休業案内では、休業期間だけでなく最終発送日・発送再開日・問い合わせ対応再開日をセットで伝えるのがポイントです。自社の運用に合わない項目は削除してお使いください。
1.ゴールデンウィーク休業のお知らせメール
GW前にお客様へ送る基本的な休業案内です。連休前の発送締切と、連休明けの発送開始日を分けて記載すると分かりやすくなります。
【件名】ゴールデンウィーク休業と商品の発送について
お客様各位
いつも【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、当店では下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
【休業期間】
○月○日(○)~○月○日(○)
休業期間中もオンラインショップからのご注文は通常どおり承っております。
【商品の発送について】
○月○日(○)○時までのご注文:休業前に順次発送予定
○月○日(○)○時以降のご注文:○月○日(○)より順次発送予定
【お問い合わせについて】
休業期間中にいただいたお問い合わせは、○月○日(○)より順次ご返信いたします。
休業明けはご注文やお問い合わせが集中し、通常より発送・ご返信にお時間をいただく場合がございます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
【ショップ名】
【担当者名】
【ショップURL】
2.お盆・夏季休業のお知らせメール
「お盆休み」よりも、ショップから正式に案内する場合は「夏季休業」と表現すると使いやすくなります。仕入先やメーカーも休業する場合は、通常より発送に時間がかかる可能性も考慮して日程を設定しましょう。
【件名】夏季休業期間と商品の発送についてのお知らせ
お客様各位
いつも【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記の期間を夏季休業とさせていただきます。
【夏季休業期間】
○月○日(○)~○月○日(○)
オンラインショップでのご注文は、休業期間中も24時間受け付けております。
○月○日(○)○時までにいただいたご注文は、可能な限り休業前に発送いたします。
それ以降にいただいたご注文につきましては、○月○日(○)より順次発送いたします。
また、休業期間中にいただいたお問い合わせへのご返信も、○月○日(○)以降順次対応いたします。
休業日前後はご注文の集中や配送会社の状況により、通常よりお届けまでお時間をいただく場合がございます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
【ショップ名】
【担当者名】
【ショップURL】
3.年末年始休業のお知らせメール
年末年始は「年内最終発送日」と「年始発送開始日」が特に重要です。配送状況によって到着日が前後する可能性があるため、確約できない到着日を案内するのは避けましょう。
【件名】年末年始休業と年内発送についてのお知らせ
お客様各位
いつも【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、当店では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
【年末年始休業期間】
12月○日(○)~1月○日(○)
【年内の発送について】
12月○日(○)○時までのご注文:年内発送予定
12月○日(○)○時以降のご注文:1月○日(○)より順次発送予定
オンラインショップでのご注文は、休業期間中も受け付けております。
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、1月○日(○)より順次ご返信いたします。
年末年始は物流量の増加や天候、交通事情などにより、お荷物のお届けに通常より時間がかかる場合がございます。あらかじめ余裕をもってご注文いただけますと幸いです。
本年も【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございました。
来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【ショップ名】
【担当者名】
【ショップURL】
4.注文完了メールへ入れる長期休暇の案内
サイトに休業案内を掲載していても、お客様が必ず読んでいるとは限りません。注文完了・受付メールにも短い休業案内を入れておくと、発送時期を再確認してもらえます。
【ご案内】休業期間中の商品発送について
このたびは【ショップ名】をご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、下記の日程で長期休業を予定しております。
【休業期間】
○月○日(○)~○月○日(○)
休業期間中もご注文は受け付けておりますが、商品の発送およびお問い合わせへのご返信はお休みさせていただきます。
○月○日(○)○時以降にいただいたご注文は、○月○日(○)より順次発送いたします。
休業明けはご注文が集中する場合がございますため、発送まで通常よりお時間をいただく可能性がございます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
5.休業期間中の問い合わせ自動返信メール
問い合わせフォームやメールに設定しておく自動返信用の短い文例です。お客様が最も知りたいのは「いつ返事が来るのか」なので、対応再開日を明記します。
【件名】お問い合わせを受け付けました|休業期間中のご案内
○○様
【ショップ名】へお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
こちらはお問い合わせ受付の自動返信メールです。
誠に勝手ながら、当店は現在下記の期間を休業とさせていただいております。
【休業期間】
○月○日(○)~○月○日(○)
休業期間中にいただいたお問い合わせにつきましては、○月○日(○)より順次確認し、ご返信いたします。
お問い合わせの集中状況によっては、ご返信まで通常よりお時間をいただく場合がございます。
恐れ入りますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
【ショップ名】
【メールアドレス】
【ショップURL】
長期休暇・休業メールの件名例
休業案内は販促メールではないため、開封前に内容が分かるシンプルな件名がおすすめです。
- ゴールデンウィーク休業と商品の発送について
- 夏季休業期間のお知らせ
- 年末年始休業と年内発送についてのお知らせ
- 【重要】長期休業期間中の商品発送について
- 休業期間とお問い合わせ対応について
ECサイトの場合は「休業のお知らせ」だけよりも、「商品の発送について」まで件名に含めた方が、お客様が自分の注文に関係するメールだと判断しやすくなります。
ネットショップの休業案内に入れるべき6つの情報
一般企業の休業案内とECサイトの休業案内で大きく異なるのは、商品の発送があることです。最低限、次の内容を整理してからメールを作成しましょう。
- 休業期間:いつからいつまで休むのか
- 注文受付:休業中も注文できるのか
- 休業前の発送締切:何日の何時までなら休業前に発送予定なのか
- 発送再開日:休業中の注文をいつから処理するのか
- 問い合わせ対応:返信はいつ再開するのか
- 配送への注意:混雑等で予定より遅れる可能性があるか
特に「休業期間」と「発送期間」を混同しないことが重要です。例えば店舗は5月3日から休みでも、5月2日の午後に入った注文は休業明け発送になることがあります。その場合は、店舗の休業日とは別に「休業前発送の注文締切」を記載しましょう。
長期休暇のお知らせはいつ出す?
サイト上の案内やメールは、休業開始日の直前ではなく、休業の影響を受ける注文が入り始める前に掲載することが大切です。
例えば「4月30日以降の注文はGW明け発送」になるのであれば、4月30日になってから案内するのでは遅い場合があります。発送締切日の1~2週間ほど前からサイト上で告知し、注文完了メールにも案内を追加しておくと分かりやすくなります。
また、休業終了後は、古い休業案内や自動返信設定を解除することも忘れないようにしましょう。
ECサイトが長期休暇に入る前のチェック項目
メールを送るだけでは長期休暇対応は完了しません。サイト上のお届け予定日と実際の発送体制にズレがないか確認します。
- トップページや商品ページに休業案内を表示したか
- 注文完了・自動返信メールへ休業案内を追加したか
- お問い合わせの自動返信を設定したか
- 商品ページのお届け予定日を確認したか
- 各モールの営業日・休業日・配送設定を確認したか
- 配送会社・倉庫の集荷スケジュールを確認したか
- 休業明けの受注処理・問い合わせ対応の担当を決めたか
Amazonなどはメールだけでなく休業設定も確認する
モールでは、メールやショップページで休業を案内しただけでは、システム上のお届け予定日や出荷期限が自動的に変わるとは限りません。
Amazonでは2026年、出品者出荷において出品者が休業日を設定・管理できる仕組みが案内されています。特に大口出品者については、2026年2月以降、Amazon側で公的祝日を休業日として事前設定しないため、祝日に出荷しない場合は自身で設定するよう注意喚起されています。
※モールやカートの休業日・配送設定は変更されることがあります。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始の前には、利用中サービスの最新ヘルプを必ず確認してください。
長期休暇・休業のお知らせメールで避けたいNG例
休業日だけを書いて発送日を書かない
「5月3日~6日は休業です」だけでは、お客様は自分の注文がいつ発送されるのか判断できません。ECサイトでは、可能な限り発送締切と発送再開日もセットで案内します。
「○日に必ず届きます」と断定する
店舗が予定どおり発送しても、物流量、天候、交通状況などによって配送が遅れる可能性があります。到着日を店舗側で保証できない場合は、「発送予定」「順次発送」など実際の運用に合った表現にしましょう。
休業中も問い合わせできるように見せてしまう
問い合わせフォームが利用できても、返信を休止するのであれば「受付は可能ですが、ご返信は○月○日以降」と明記します。「お問い合わせください」とだけ案内すると、すぐ返事が来ると思われる可能性があります。
休業明け初日に全件対応できるような書き方をする
連休明けは注文やお問い合わせが集中します。「○月○日に発送します」ではなく、実際の処理量に応じて「○月○日より順次発送」と案内した方が運用しやすくなります。
長期休暇明けの受注処理が大変なら、受注管理も見直す
複数のECモールを運営していると、連休明けに楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、自社ECなどの注文が一度にたまり、受注確認・在庫確認・出荷処理・問い合わせ対応が集中します。
受注や在庫を複数の管理画面で確認している場合は、一元管理できる仕組みを整えることで、休業明けの確認漏れや作業負担を減らしやすくなります。
※利用しているモール・カート・倉庫・配送サービスとの連携状況は、導入前にご確認ください。
長期休暇・休業メールのよくある質問
Q.GWやお盆でもネットショップの注文受付は止める必要がありますか?
必ずしも止める必要はありません。休業期間中も注文を受け付けるショップは多くあります。その場合は、発送が休業明けになることを商品ページや注文完了メールで分かりやすく伝えてください。
Q.長期休暇のお知らせはメールだけで十分ですか?
メールだけでは十分とはいえません。購入前のお客様にも分かるよう、トップページや商品ページなどにも発送スケジュールを掲載し、利用しているモールやカートの営業日・配送設定も確認しましょう。
Q.休業期間中の注文には自動返信メールを送った方がいいですか?
自動返信できる環境であれば活用をおすすめします。注文を受け付けたことに加えて「発送は○月○日より順次行う」と記載しておけば、お客様の不安や問い合わせを減らしやすくなります。
Q.休業明けの発送日はどう書けばいいですか?
処理できる注文数が分からない場合は、「○月○日にすべて発送」と約束せず、「○月○日より順次発送」とする方が現実的です。注文量や倉庫の出荷能力を考慮して案内してください。
Q.配送会社が混雑しそうな場合はどう伝えればいいですか?
「物流量、天候、交通状況などにより、お届けに通常より時間がかかる場合があります」といった形で案内できます。ただし、実際に配送会社が発表している内容以上に「必ず遅れます」などと断定する必要はありません。
長期休暇メールは「休業日」より発送スケジュールを分かりやすく
GW、お盆、年末年始などの休業案内では、店舗がいつ休むかだけではなく、いつまでの注文を休業前に発送できるのか、休業中も注文できるのか、いつから発送・問い合わせ対応を再開するのかまで伝えることが重要です。
特にネットショップでは、店舗が休んでいる間も注文が入り続けます。サイト上のお知らせ、自動返信メール、問い合わせメール、モール側の営業日・配送設定をセットで確認しておくと、休暇中や休暇明けのトラブルを防ぎやすくなります。
今回紹介した文例をベースに、実際の休業日と発送スケジュールへ書き換えてご利用ください。