【質問】Qoo10 キューテン の販売手数料が変更になるそうですが手数料はいくらになりますか?

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ネットショップでよくある質問・相談

売れるネットショップの教科書に寄せられたよくあるご質問について、現役店長が回答するコーナーです。


【質問】Qoo10(キューテン)の販売手数料が変更になるそうですが手数料はいくらになりますか?

ネットショップを多店舗展開されている方の中には、Qoo10にネットショップを出店されている方もおられると思います。

当店もネットショップを多店舗展開している都合もあり、Qoo10(キューテン)にも出店しています。

つい先日の事ですが、ブログを読んでいただいている方からのメールで、「Qoo10の販売手数料が変更になる」という情報をいただきました。

詳しく調べてみると、Qoo10サービス管理部署というところからのメールで、手数料と清算サイクルが変更になることがわかりました。

今回はQoo10に出店されている方に、Qoo10の販売手数料変更についての情報を共有の意味も込めて現役ネットショップ店長が解説いたします。




Qoo10(キューテン)というモールについて

Qoo10の販売手数料変更

まずは、Qoo10(キューテン)というインターネットショッピングモールについて、ご存じない方もおられると思いますので簡単にご説明いたします。

Qoo10とは、ジオシスグループがアジア地域において展開するインターネットショッピングサイトのことです。

現在は、Qoo10は、世界的なインターネットオークションサイトとして有名なebay(イーベイ)の傘下となっています。


ebayに買収するまでは、ジオシス合同会社が日本のQoo10を運営していましたが、主な商品が韓国コスメや韓国ファッションといった、韓国寄りの商品の取扱いが中心のショッピングモールという特長があります。

DVDやCDなどのメディア関連商品も、韓国アーティストの商品がランキング上位にランクインする傾向が強く、利用者層も20代前後の若い女性層が圧倒的多数を占めるショッピングサイトです。

当店では、主に日用消耗品を中心にQoo10でも販売しているのですが、Qoo10は価格に非常に左右されやすい売場という印象があるのと、Qoo10が独自で実施する割引プロモーションの影響が大きい売場だと思います。

通常の商品を通常の売価で販売していてもQoo10ではほとんど売れないという感想です。

では、今回のQoo10の販売手数料変更について、具体的な手数料率をご説明いたします。


Qoo10での販売手数料の変更と変更時期

2018年6月22日に当店がQoo10に登録している店舗メールアドレス宛に、以下の件名のメールが届きました。

メール件名「【Qoo10】手数料・精算サイクル改変のお知らせ」

これまでQoo10では、販売数量に応じて、手数料率が変わるという料率設定が実施されていました。

今回の販売手数料率改変では、販売数量には関係なく、商品カテゴリーに応じて一律設定されるそうです。

ちなみに、販売手数料率の変更時期は、2018年9月1日からとされていました。

以下、Qoo10で変更となる販売手数料を記載いたします。


2018年9月1日から変更になるQoo10の販売手数料率

大分類 カテゴリー 手数料率 例外
レディースファッション レディース服/下着・ソックス/バッグ・サイフ/シューズ/腕時計・ジュエリー/ファッション雑貨 10%
ビューティ・コスメ コスメティック/香水・ブランドコスメ/ヘア・ボディ・ネイル/ダイエット・美容・コンタクト 10%
メンズ・スポーツ メンズファッション/メンズバッグ・シューズ・小物/スポーツ/アウトドア 10% ※ゴルフ:6%
メンズ・スポーツ 自転車・電動ボード・ドローン 8%
デジタル・モバイル スマホケース・保護フィルム/スマホ本体・アクセサリー 10% ※SIMフリー本体:8%
デジタル・モバイル パソコン・ゲーム/キッチン・生活家電/テレビ・カメラ・オーディオ/タブレット・ノートPC 8%
ホーム・生活 キッチン用品/オフィス・文具 10%
ホーム・生活 生活用品雑貨/家具・インテリア/寝具・ベッド・マットレス 9%
ホーム・生活 ドラッグストアー/工具・ガーデン・産業用品/ペット用品/車・バイク用品 8%
食品・ベビー 食品/健康食品・サプリ/お酒、ビール、ワイン/キッズファッション 10% ※ビール:6%
食品・ベビー 米・雑穀/水・ソフトドリンク・茶 9%
食品・ベビー ベビー・マタニティ 8%
食品・ベビー おもちゃ・知育 6%
エンタメ・eチケット KPOP/韓流ドラマ/ホビー・コスプレ/本・雑誌・コミック 10%
エンタメ・eチケット ゲーム・関連グッズ 8%
エンタメ・eチケット CD/DVD・Blu-ray/楽器・音響機器/eチケット・サービス 6% ※KPOP CD DVD・Blu-rayは 日本正規品のみ

Qoo10の販売手数料の変更後の料率を見てみると、ほとんどの商品が10%の販売手数料率となり、一部商品が8%程度の料率に変更されることがわかりました。

こうしてみると、ジャンルに対する料率設定が、何を基準とした料率設定なのかがイマイチわかりにくい気がします。

粗利率が高い商品だから、手数料率が高いというわけではないようです。

ある程度の料率はAmazonなどの料率を参考にしているのだと思いますが、それでも腑に落ちない設定も見受けられますね。


Qoo10に出店を検討されている方へ

Qoo10の販売手数料変更

では、現在Qoo10にネットショップの出店を検討されている方に、先輩店長として、アドバイスをさせていただきたいと思います。

まず、Qoo10というショッピングモールは、楽天市場 Wowma!(ワウマ)などのショッピングモールとは大きく異なる売場であることを先にお伝えしておきます。

ヤフーショッピングとも異なります。

Qoo10は日本国内の他のショッピングモール、ショッピングサイトと何が違うのか?

一言で言えば、「プッシュ型モール」であるということです。

プッシュ型モールとは、筆者が勝手に考えた言葉ですが、Qoo10の主要ユーザーである20代の女性層は、Qoo10でネットショッピングをする際に、楽天市場やAmazonのようにキーワード検索から入ることは少ない傾向があるということです。

Qoo10では、定期的に売れ筋商品をメルマガ配信したり、トップページ上にタイムセール商品を掲載したりしています。

また、ネット通販ではおなじみとなった共同購入もQoo10ではよく利用されている購入方法のひとつです。

Qoo10では楽天市場などの売場のように、モール内検索からの商品比較というよりも、Qoo10がおすすめ(安い)と紹介する商品が売れる傾向があります。

Qoo10がユーザーに安い、お買い得、おすすめとして紹介する商品は、基本的にはプロモーション(広告)がかけられている商品になりますが、確かに価格は驚くほど安いことがあります。

型番商品などは、価格比較が主な購入動機になりますので、価格が安ければ商品自体はどこで買っても同じものが届くはずです。

Qoo10では、ある意味ネットショップの正攻法が使いにくい売場であると思います。

より詳しいQoo10の感想などは、以下のページにまとめていますのでこちらも参考にしてみてください。



Qoo10(キューテン)の販売手数料変更のまとめ

今回は、Qoo10の販売手数料が2018年9月1日から改定されることを受けて、Qoo10の新しい販売手数料をご説明しました。

また、現在Qoo10に出店中の現役店長として、今後Qoo10にネットショップを出店しようと思われる方の参考になるように、Qoo10というモールの特性なども簡単にご紹介しました。

Qoo10は、商品がプロモーション利用で露出強化、販促強化されると、驚くほど売れる売り場でもありますが、あくまでもプロモーション(広告)を使っていなくては、売れにくい可能性が高い売場でもあります。

当店のケースですが、以前プロモーションを使ってネット販売している時には、月商で700万円以上をほぼ一つの商品だけで売り上げた実績がありますが、プロモーションを止めた現在は、月商100万円突破も難しい状況が続いています。

また、一部の店舗さんの例ですが、Qoo10のプロモーションはQキャッシュという、Qoo10内のポイントでやりとりされるのですが、清算などについても非常にわかりにくいというデメリットがあります。

正直なところ、Qoo10への新規出店を他人にすすめられるか、といわれると、どちらともいえないのが実状です。

出店に関する固定費がかからない点は、出店のハードルが低く、ネット販売に参入しやすい売場と言えますので、その点ではおすすめできます。

ただ、将来性や売場の特性などを考えると、楽天市場ヤフーショッピングWowma!(ワウマ)といった、王道のネットショッピングモールと比べるとやはり特殊な売場であると感じます。

ただし、若い女性向けの商品で、コスメやファッションジャンルを扱っている店舗さんなら、Qoo10は十分売上を作りやすい場所だと思います。

今回の記事の内容が、Qoo10での手数料変更についてお調べされている方の参考になれば幸いです。




 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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