4年間Qoo10(キューテン)に出店中の店長の感想と評判とメリット

2,165 views

4年間Qoo10(キューテン)に出店してみての評判とメリット・デメリット


Qoo10(キューテン)に出店して今年で4年目の現役店長が、
キューテン出店の評判と実際の所、どんなメリット、デメリットがあるのかを
包み隠すことなく、すべてをご紹介したいと思います。

この情報がQoo10(キューテン)への出店を検討されている方のお役にたてれば幸いです。


Qoo10(キューテン)とは

Qoo10キューテン出店の評判

Qoo10(キューテン)とは、合資会社ジオシスが運営するインターネットショッピングモールのことです。

ジオシスは、シンガポールが拠点の会社ですが、2017年現在は日本法人も設立していますので ECコンサルタントなどは、日本人が日本語で対応してくれます。

海外からの逆輸入的なショッピングモールで、バックヤードシステムなども 基本的には、海外版を日本語に翻訳したシステムでの運用となります。

そのため、システム上で「英語表記」の箇所もあり、 商品ページの更新などの確定時には「SUCCESS(成功)」と表示されます。

キューテン自体は、サイトを見ていただければお分かりになると思いますが、 ターゲットとなるユーザーは、10代~30代の女性層です。

売れ筋の商品も、コスメやファッション、ダイエット関連商品などを中心に スマホアクセサリーなどが人気のモールです。

また、ユーザーの利用環境の7割以上が「スマホ経由」であり、スマホの集客力が強いという特徴もあります。

Qoo10キューテン出店の評判

決済関係についてもモール側で一括対応してくれているため、店舗側での入金確認などの手間も不要です。出店に関しても非常に手軽なショッピングモールだという印象があります。


Qoo10(キューテン)の会員数について

Qoo10(キューテン)の登録会員数については2016年12月時点の発表では、750万人以上と発表されています。

2017年10月時点でも、会員数は増え続けているようで、週間で約3万人以上増える時もあるようです。

Qoo10(キューテン)の会員登録のメリットとしては、カートクーポン200円分が特典としてもらえます。

キューテンでは、新規会員の集客導線として、主にアフィリエイト広告を利用しているようで、 様々なブログやサイト上で、Qoo10へのモールの入口となるバナー広告が掲載されています。

また、Qoo10の特長としては、システム上、注文した商品を受け取った際に、 アプリから、「受け取り確認通知」を実施することで「10pt」がもらえるという ユーザーメリットがあります。

また、レビューについてもユーザーへのポイント還元要素があり、 レビューを書けば「5pt」還元され、写真つきのレビューなら更に「5pt」が 還元される仕組みがあります。

商品を受け取り、レビューを写真つきで掲載すれば、 合計で「20pt」、「20円相当」が還元されるわけです。

1件ではたいしたことはなくても、5件分レビュー掲載まで行えば、 実質「100円」が還元されるので、非常にお得な仕組みです。

こうした理由でQoo10は、楽天市場などと比べても 商品レビューが集まりやすいというメリットがあるモールだと言えます。


Qoo10(キューテン)と楽天市場の違い

費用面での違いとしては、 Qoo10(キューテン)と楽天市場の一番の違いは、 月額固定費の有無にあります。

Qoo10キューテン出店の評判

これは、ヤフーショッピングでも同様ですが、 出店に関する費用がほとんどいらないというのは ネットショップの出店、開業では大きなメリットと言えます。

ただ、楽天市場との大きな違いとしては、 「認知度の低さ」と「集客力の差」があります。

Qoo10(キューテン)は、楽天市場とことなり、 知る人ぞ知るショッピングモールという印象があります。

楽天市場は、ほぼ9割以上の人が知っているようなブランドイメージがありますが、 キューテンに至っては、1割の人が知っているかどうかという程度の認知しかありません。

また、楽天市場とQoo10の違いとしては、 楽天市場は「ポイント還元」のモールであるのに対して、 Qoo10は「カートクーポンによる割引」が主体のモールです。

カートクーポンとは、Qoo10が発行する割引クーポンで、 例えば、5000円以上で利用できる1000円OFFクーポンなどがあります。

Qoo10キューテン出店の評判

同じお店でなくても、複数店舗の合計が5000円以上になれば 利用できるクーポンであるため、ユーザーからの人気も高いクーポンです。

また、Qoo10では、モールが商品代金をプロモーション(広告)によって 割り引くことも多く、その上で割引率20%以上のクーポンも発行されるため 商品によっては、楽天市場よりも安い値段で購入することができます。

筆者もQoo10で出店していますが、ナショナルブランドと呼ばれる 日本の主要メーカー商品が、楽天はおろか、Amazonの最安値以下の 販売価格で提供されていることを良く目にしていますので、 ユーザーの立場としたら、非常にお買い得なショッピングモールであることは断言できます。


Qoo10(キューテン)のアクセス数について

Qoo10(キューテン)のアクセス数について、 その違いを「SimilerWeb」というウェブ上の解析ツールで調べてみました。

Qoo10キューテン出店の評判

SimilerWebでの調査結果によると、キューテンのアクセス数は、1594万アクセスでした。

PV数が4.61という数値ですから、単純に

1594万×4.61PV=7348万PV

となります。

以前、Qoo10のモール管理の方にお話しを伺ったところ、Qoo10の月間PVは、3億PV以上あると言われたことがあります。

今回はあくまでツールでの調査となり、正確な数値については公表もされていないので憶測の域を出ませんが、直近のモールアクセス状況としては、月間7300万PV程度と予測されます。

参考までに、ユーザー層が近い「Wowma!(ワウマ)」のアクセス数についても同じツールで調査してみました。

Qoo10キューテン出店の評判

Wowmaのアクセス数は、1664万アクセスでした。Qoo10とほぼ同じアクセス状況だとわかりました。

ページビューに関しては、6.53PVとデータにありますので、こちらも計算してみると、

1664万×6.53PV=1億865万PV

以上あることがわかりました。

WowmaもQoo10も利用する主要ユーザー層は若い女性層が多く、閲覧するデバイスもスマホが圧倒的に多いというデータで共通しています。

アクセス状況的には、Qoo10は決して少なくないモールであることがわかりました。


Qoo10(キューテン)に出店する5つのメリット

Qoo10に出店して4年目の店長が、キューテン出店の5つのメリットをご紹介します。


(1)月額の固定費が不要なので出店しやすい

Qoo10キューテン出店の評判

月額固定費ゼロ円は、店舗出店者としては、本当にありがたい出店メリットです。

ヤフーショッピングも同様に出店時の月額固定費は不要です。

ネットショップの運営で、月額固定費やシステム利用料などは、 運営時のコストとして最も大きな割合を占めるポイントです。

月額固定費がかからないだけでも楽天市場よりも出店メリットは高いと言えます。


(2)若い女性層を中心とした集客力がある

Qoo10(キューテン)は、利用者層は、10代後半~20代、30代の女性が主要顧客層のモールです。

これについては、Qoo10のECコンサルタントにも確認を取りましたので 間違いのない情報だと思います。

割合的にも60~70%が、上記の世代層であり、 必然的に売れる商品は、コスメや化粧品、美容関連やファッション系が中心となります。

また、主婦層も一定割合ユーザーがいるようで、 ベビー用品や紙オムツ、飲料製品なども需要が高いというデータがあります。

若い女性が好まない商品ジャンルは、Qoo10でのネット販売はかなり難しいと思います。


(3)モールが発行するカートクーポンのお得度が高い(実質20%割引)

Qoo10では、ほぼ毎日のように「カートクーポン」を発行しています。

カートクーポンは、店舗に限らず、ユーザーの利用金額に対して、 割引されるクーポンで、Qoo10の人気の理由のひとつでもあります。

カートクーポンは、Qoo10というモールが負担してくれるクーポンで 出店者である店舗の負担は一切ありません。

カートクーポンの利用対象商品として自分の商品が選ばれることが Qoo10での売上アップに直結していると言えます。


(4)プロモーションにかかるコストが低く、商品単体で高い売上を狙える

楽天市場では、プロモーション、広告枠の利用には非常に高額な 広告費用が必要となります。 トップページのメイン下部への商品露出の場合、 40万円以上の広告費が必要とも言われています。

また、CPC広告などの利用でも、クリック単価が50円~100円以上となるため、 商品の売上以上に、広告費の方が圧迫するケースも良くある事例です。

ヤフーショッピングでも「アイテムマッチ広告」や「ストアマッチ広告」、 他にも「PRオプション」など料率設定で商品露出を行う広告が多数用意されています。

企画露出広告は、1枠5万円以上のことも通例で、 商品を露出させるには「広告利用は必須」とも言われています。

Qoo10は、広告としては「プロモーション」という扱いで 「タイムセール」や「共同購入」などの露出枠への出稿が可能です。

たいていは、担当のECコンサルタントとの相談や依頼によって、 どのイベント時の枠を確保してもらうか、にもよりますが、 一回にかかる広告費用としては、1000円~3000円程度であるケースが多いです。

また、メルマガなどに同時掲載されると、 プッシュ型のモールであるQoo10では非常に高い反応率が期待できます。

当店の事例となりますが、2016年中は、ある1つの商品で、 月商700万円以上をプロモーション販売で売上た実績があります。参考までに当店のキューテンの月商を公開いたします。

当店のQoo10の月商推移(2015年1月~2017年9月)

Qoo10キューテン出店の評判

当店のQoo10での売上状況は、2015年末からプロモーション広告を利用したことで、大きく売上が上がり始めました。

Qoo10でのギネス月商は、2016年7月の月商770万円です。2016年の当店Qoo10の年商は6000万円以上を達成しています。この時利用した広告費用は、1ヶ月あたり5000円程度でした。

当店の月商推移をみていただければお分かりになりますが、2016年10月に売上がガクンと落ちていると思います。これは、プロモーションによる商品露出をやめた結果、売上が一気に下落しました。

2017年2月頃を境に売り上げはみるみる下落し、直近2017年9月の月商はなんと、67万円程度にまで落ち込んでしまいました。

Qoo10ではプロモーションを利用すれば非常に大きな売上を作れる可能性がありますが、逆にプロモーションを利用しなければ、満足のいく売上を作ることはできないモールであることがわかりました。

これは一つの事実としてご紹介いたしました。


(5)アフィリエイト系の広告利用による集客力がある

現在、ウェブ上の集客広告を強化しているモールとしては KDDIコマースフォワードが運営する「Wowma!(ワウマ)」という ショッピングモールが代表的だと思います。

Wowmaは、現在、インターネット上のリスティング広告をはじめとして、 同業者でもあるGMOグループ企業のMakeshopなどにも広告依頼を行っています。

Makeshopのメールマガジンないに、Wowmaの紹介文があったり、 また、卸系の老舗モールであるNETSEA(ネッシー)でも Wowmaへの集客メルマガをここ最近はよく目にします。

対企業間の広告依頼だと思いますが、 それだけ莫大な規模で集客をしているのがWowmaというモールです。

かたやQoo10はどうかというと、そうした企業広告はさほど見かけませんが、 アフィリエイトによる広告は良く目にします。

リターゲティング広告という、ユーザーの閲覧履歴をもとにした バナー広告などでも、Qoo10の商品ページへの広告を見かけることが多い印象です。

また、ブログアフィリエイター向けのアフィリエイトにも出稿しており、 ブロガーがQoo10の商品紹介を行うケースもあります。

アフィリエイト広告としては、楽天市場も非常に注力していますが、 Qoo10も楽天に負けないくらいの広告投資を行ってくれていると思います。



Qoo10(キューテン)に出店する5つのデメリット

Qoo10に出店して4年目の店長が、キューテン出店の5つのデメリットをご紹介します。


(1)プッシュ型のモールであり、プロモーションを利用しなければほとんど売れない

これは、Qoo10に出店して4年以上たった今でも強く感じている事実です。

参考までに当店のQoo10での売上状況をご紹介いたします。

Qoo10キューテン出店の評判

当店では、Qoo10でのネットショップ運営の最盛期は2016年でした。

当店の2016年中の平均月商は、502万円でした。月商500万円を一年間キープしていただけでも非常に大きな成果が出ていますが、なんとこの月商の9割を占める商品は「たった一つの商品」だけです。

Qoo10(キューテン)は、通常の販売方法では、あまり売れることがないモールですが、プロモーションをかけて、露出強化した商品に関しては、文字通り「飛ぶように売れる商品」となります。

売れている時期については、プロモーションを精力的に実施した時期となります。 このころは、担当のECコンサルタントのおかげもあり、 非常に積極的に商品露出の枠を抑えてくれていたということも売上が大きくなった要因です。

楽天市場でも言える事ですが、やはり担当のECコンサルタントによって 店舗の売上は大きく増減するものだと痛感しました。


(2)利用するユーザーの6割以上が若い女性層であり、商品によっては売れにくい

Qoo10(キューテン)の利用者層は、20代~30代女性がメインのユーザー層です。

これは先ほどから何度も出てきていますが、Qoo10の担当コンサルタントにも 共有してもらった確かな情報ですので参考にしてください。

モールのトップページのデザインなどからもお分かりいただけますが、 若い女性が好む商品ジャンル、バナーが多数目につくと思います。

コスメやファッションは非常に反応率が高い商品ですが、 例えば介護用品やシニア層向けの健康食品などは相性が悪い商品だと思います。

また、客単価の高い商品や工具、業務用品などもQoo10では売りにくい商材だと思います。


(3)価格訴求が多く、ネットショップに対するリピーターが付きにくい

当店でも4年間の運営実績のなかで、最も大きなデメリットとして感じるのが リピーターがほとんどつかないというデメリットです。

ある時、ナショナルブランドの商品をネット最安値で販売したことがあります。

楽天市場で、同じ商品の販売価格が「約4300円」前後だった商品を Qoo10では「約3800円」で販売していました。

これは、モール側での割引によって実現できた価格であり、 当店の独自の販売価格としては、「4300円」で限界の価格設定です。

この時はプロモーション費用として、約30000円程度の広告費も投下しました。

確かに商品の売れ行きは良く、プロモーション期間内で 200点程度の販売実績があったと記憶しています。

それだけ多くの商品を販売したのに、 その後、販売価格を通常価格である4300円に戻したら 驚いたことにほとんどリピート購入はありませんでした。

その理由としては、当店がプロモーションをやめた後に 同じ商品を別の店舗が「3800円」で出品していたのです。

また、Qoo10でプロモーション利用の販売を行う際、 商品画像は「Qoo10」が作成した画像を設定されます。

そのため、当店の商品画像と、別の店舗の商品画像が

全く同じ商品画像を利用していた

こともあり、ユーザー側からすれば、

出品者がことなることを知らず同じ商品を買っているつもりになっていた

という状況が生まれました。

これが、Qoo10で広告費を使って販売促進をかけても リピーターがつかない理由の「カラクリ」です。


(4)バックヤード、管理画面が若干使いにくい

これは、使い方によっては、「使いやすい管理画面」なのかもしれませんが、 楽天市場のRMSなどに慣れている筆者にとっては、 Qoo10のバックヤードシステムは非常に使いづらく感じました。

システム自体が、日本用にカスタマイズされているわけではなく あくまで海外仕様を日本語訳したシステムである点が 非常に海外よりの仕組みだなぁと感じざるを得ませんでした。

どちらかといえばAmazonのセラーセントラル的な使い心地で、 あちらも海外システムを日本語訳している点はQoo10と同じです。

慣れれば、一括で商品を「終売」「取引待ち」状態にできたりと 便利な機能もあるため、一概には言えませんが、RMSに慣れたユーザーには 少しだけとっつきにくいと感じる部分が多い印象でした。


(5)売れる商品=最安値というパターンで利益がほとんど残らない場合が多い

Qoo10の特長として、商品の販売価格が「異常に安い」という点があります。

これは、決して質の悪い商品を安くしているというわけではなく、 ナショナルブランド、メーカーが提供する型番商品などでも 同様に「異常に安い」設定で販売していることがあります。

Qoo10は、Amazonとはことなり、自社販売商品というのはありません。

楽天市場と同じく、店舗提供の商品をQoo10が企画枠や広告枠に 露出させて販促を図るケースがほとんどです。

そのため、当店でも企画商品の際には「供給原価」という「卸値」を Qoo10担当者に提示して、掲載可能かどうかの打診を行います。

供給原価とは、販売する価格ではなく、Qoo10に対して提供する原価です。

もちろん、当店利益も供給原価には含んでいます。

供給原価をもとにして、Qoo10側で、販売価格を決定します。

ここがQoo10の不思議なポイントでもあるのですが、 商品によっては、供給原価以下の販売価格で販売することがあります。

もちろん、値引きのための「プロモーションフィー」は店舗側が 持ち出しで「Qキャッシュ」というキューテンないのポイント、仮想マネーを購入します。

プロモーションで利用するQキャッシュもその時々で変わりますが、 当店では、多くても3000円分程度でおさめていました。

3000円分を値引き原資にするとしても、とてもカートクーポンなどの 割合をフォローできるような予算ではありません。

Qoo10は、自社持ち出しのカートクーポンが多く、 実質赤字なのではないのか? と心配になるほどの価格設定を行うことが多い印象です。

こうした理由もあり、供給原価は限りなく原価に近い設定での 提出を求められることが多いのが現状で、店舗に残る利益も パーセントでいえば、3%以下のことがザラでした。



Qoo10(キューテン)の出店費用と販売手数料

キューテンの出店にかかる費用と 販売時の手数料についてをまとめました。

公式サイトに以下のように規定されていますのでご紹介します。

Qoo10キューテン出店の評判

Qoo10では出店に関する初期費用として「1万円」の初回登録手数料が必要です。ただし、この登録手数料は、全額サイト内での「販促費用」として利用できるため、実質「無料」と考えても問題ないと思います。

Qoo10キューテン出店の評判

Qoo10では月額の固定費用はかかりませんので、販売成立時の手数料のみが必要となります。

売上金額によって、販売手数料率が変わるシステムをとっており、7%~12%の販売手数料率となります。

出店費用と販売時の手数料率を見ても、Qoo10は非常に良心的な設定を行っているショッピングモールだと思います。


Qoo10(キューテン)に実際に出店して4年間の現役店長の感想

Qoo10(キューテン)に実際に出店してみて、4年が経過した現役店長の感想を書いてみたいと思います。

キューテンは、楽天市場やAmazonなどのショッピングモールとは 全く異なるモールであるという印象です。

まず、利用者であるユーザー。

ユーザーの多くは、若い女性。そのため、若い女性が興味を持たないジャンルの商品は ほとんど売れない傾向が強いショッピングモールです。

当店では、商品点数としては、約3000点の登録を行っていますが、 その中で良く売れる商品というのは、10商品程度に限られています。

購入される傾向としては、ベビー用品、飲料製品、お米などが良く売れていました。

業務用品などに関しては、私が記憶している限り、この4年間で一回も売れませんでした。

Qoo10のもう一つの特長としては、グローバルマーケットへの出品が簡単であるというメリットもあります。

販売設定時に海外販売対応を可能にすれば、商品を海外のQoo10ユーザーにも閲覧、購入可能にすることができる仕組みがあります。

楽天市場にも海外販売機能は追加オプションとして存在していますが、楽天の場合、成約時に手数料が「4%」かかってきます。送料にも上乗せされるため、 EMSなどの国際速達で発送した場合、商品サイズによっては、送料だけで1万円以上になることも起こりますので、手数料の負担は実質マイナスにしかならないと思います。

当店でも以前楽天市場で海外発送を行っていたのですが、EMS発送に対しての手数料4%が非常に大きく、手間をかけて赤字になっているだけの海外販売だったので今はやめてしまいました。

Qoo10での海外販売については、直接海外に発送するのではなく、日本国内にあるQoo10の倉庫宛に発送するだけでよいというメリットがあります。

発送時に伝票を一枚付ける必要があるのですが、その手間だけで、特別な手数料なしでの海外販売、越境ECができるのは魅力があります。

是非、Qoo10に出店されている方で海外需要が高い製品を取り扱っておられる店舗さんは、グローバル出品についても検討してください。唯一のデメリットとしては、入金時に「為替レート」を意識する必要があるくらいでしょうか。

また、キューテンは普通のネットショップとは異なり、 モールでありながらも、プッシュ型のネットショップだと思います。

通常、楽天市場やヤフーショッピングなどは、商品を並べていれば いずれは必要な人の目に触れ、購入されるケースがあるのに対して、 Qoo10では、商品を販売しているだけでは、ほとんどと言っていいほど「売れない」のです。

理由としては、Qoo10を利用するユーザーは、Qoo10からの通知やメルマガによって 紹介されている商品、もしくはトップページのタイムセールや ランキングに掲載されている商品から購入する傾向が強いという理由です。

そのため、楽天市場やAmazonのユーザーが通常行う

検索窓からの商品検索

という行為そのものがあまり行われていないのではないかと感じるほどに ユーザーの検索経由のアクセスが少ないのです。

キューテンは、ネットショップというよりも グルーポンや楽天買うクーポンのような クーポンサイト系の売り方 に近い露出方法での売り方がメインのように感じます。

また、Qoo10である程度の月商を作るのであれば プロモーションの利用は「必須」だと言えます。

担当のECコンサルタントの力量にもよりますが、 ご自身の店舗担当のコンサルタントと連絡を密にとって、 プッシュしたい商品、ある程度競争に勝てる商品を 用意できるなら、プロモーションを利用して 露出計画を立ててもらうようにしましょう。

Qoo10は、店舗の独力だけでは売上を作れないモールだと 強く感じていますので、是非ECコンサルタントと一緒に 売上強化を図っていってください。


Qoo10(キューテン)への出店についてのまとめ

Qoo10について現役店長の立場で、様々なポイントで考察してきました。

キューテンは、非常に「癖のあるモール」です。

  • 利用者層は若い女性にほぼ限定されている。
  • 店舗独自のネット通販ノウハウでは売れない、売れにくい。
  • プロモーションを利用して初めて売れるモールである。
  • ECコンサルタントとの相談、協力なくしては、売上がつくれない。

など、楽天市場とも、Amazonとも異なる販売スタイルを持っています。

ただし、当たれば大きいのがQoo10の特長でもあります。

当店でも、昨年中は、1つの商品だけで、総額3000万円以上の売上を作ってくれたのは 楽天市場でも実現できないほど強い販促力があるモールだという事実です。

是非、この記事を参考にしていただき、 若い女性層にリーチできる商材をお持ちの方は Qoo10でのネット販売に挑戦してみてください。

決して悪い印象はなく、使い方によって売れるネットショップになりえるモールだと思います。

参考になれば幸いです。






 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で売れるネットショップの教科書をフォローしよう!

10億店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

あわせて読みたい

コメントを残す