「ネットショップを始めたいけれど、何から手を付ければいいのか分からない」「BASEやShopifyなどサービスが多すぎて、どれを選べばいいのか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。
現在は、専門的なプログラミング知識がなくてもネットショップを作れるサービスが増えています。そのためショップを「作ること」自体のハードルは以前より下がっていますが、ネットショップを開設することと、商品が売れる状態を作ることは別です。
商品を決め、誰に売るのかを考え、1件売ったときの利益を計算し、自社ECかモールかを選び、決済・配送・返品などの運営ルールを決めて、初めて販売準備が整います。
- 商品を決める
- 顧客を決める
- 利益を確認する
- 販売場所を決める
- ECサービスを選ぶ
- 法律・届出を確認する
- 決済・配送を決める
- 商品ページを作る
- 購入テストをする
- 集客を始める
この記事では、ネットショップを初めて開業する方に向けて、何から始めればよいのかを10ステップで順番に解説します。すでに準備が進んでいる方は、下の診断フローで今必要な工程を確認してから読み進めてください。
ネットショップは初心者でも開業できる?
結論からいうと、初心者でもネットショップを開業することはできます。現在はネットショップ作成サービスを利用すれば、サーバーを自分で用意したり、HTMLやプログラミングを一から書いたりしなくてもショップを作れるようになっています。
ただし、「ショップを公開できること」と「事業として販売できる状態になっていること」は同じではありません。商品、利益、決済、配送、返品、法令上必要な表示、集客など、実際に販売するための準備も必要です。
ネットショップの開業では、サイト制作だけではなく、商品・顧客・利益・届出・決済・配送・集客まで含めて準備することが大切です。初心者でも始められますが、ショップを作ることだけをゴールにしないようにしましょう。
まず確認|あなたは今どこから始めればいい?
ネットショップ開業のすべてを最初からやり直す必要はありません。すでに決まっていることがある場合は、自分に必要なステップから進めてください。

| 現在の状態 | 次にやること |
|---|---|
| 何を売るか決まっていない | STEP1 商品を決める |
| 商品は決まっている | STEP2 顧客・STEP3 利益を確認 |
| 商品と顧客は決まっている | STEP4 販売場所を決める |
| 販売場所は決まっている | STEP5〜8 開店準備 |
| ショップが完成している | STEP9 購入テスト |
| すでに公開している | STEP10 集客と改善 |
ネットショップを初めて作る場合はSTEP1から順番に考えるのがおすすめです。一方で、すでに商品や販売先が決まっているなら、利益計算や購入テストなど、自社で抜けている部分から確認してみてください。
ネットショップ開業の始め方|10ステップ

STEP1|何を売るか決める
ネットショップ開業の最初のステップは、販売する商品を決めることです。ただし、「好きな商品」「流行っている商品」という理由だけで決めるのではなく、事業として売り続けられるかも確認する必要があります。
- 需要:買いたい人がいるか
- 利益:売れたときに利益が残るか
- 配送:サイズ・重量・破損リスクに問題がないか
- 差別化:他店ではなく自店から買う理由があるか
- 継続性:継続して仕入れ・製造・販売できるか
例えば大きくて単価の安い商品は、商品そのものでは利益が出ても送料負担が大きくなることがあります。食品なら賞味期限や保管、アパレルならサイズ・返品、壊れやすい商品なら梱包など、商品ごとにEC運営上の難しさも違います。
「売れそうか」だけではなく、自分たちが利益を出しながら継続して販売できるかまで考えることが大切です。
商品選びを詳しく検討したい場合は、以下の記事で需要・粗利・配送・差別化などを詳しく解説しています。
STEP2|誰に売るのか決める
商品が決まったら、次は誰に売るのかを考えます。「20〜40代女性」「男性会社員」といった年齢や性別だけではなく、その人がどのような状況で、何のために商品を購入するのかまで考えてみましょう。
例えば「コーヒーを販売する」だけでは、商品ページも広告もSNS投稿も方向性を決めにくくなります。一方で、「仕事が忙しくても、自宅で専門店のようなコーヒーを手軽に楽しみたい人向け」と決めれば、商品の選び方、写真、説明文、セット内容、広告の訴求まで具体的になります。
- 誰が買うのか
- どんな状況で買うのか
- 何に困っているのか
- なぜこの商品を買うのか
ネットショップでは、実店舗のように店員がお客様へ声をかけて商品を説明できません。そのため、「この商品は誰のための商品なのか」がサイトを見ただけで伝わることが重要です。
STEP3|1注文でいくら残るか計算する
ネットショップ開業前に必ずやってほしいのが利益計算です。売上だけを見ていると、「売れているのに利益が残らない」という状態になることがあります。

| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 販売価格 | 5,000円 |
| 商品原価 | 2,000円 |
| 送料 | 700円 |
| 梱包費 | 100円 |
| 決済・販売手数料 | 250円 |
| 残る金額 | 1,950円 |
この例では、5,000円−2,000円−700円−100円−250円=1,950円が、広告費や人件費などを引く前に残る金額です。これは最終的な純利益ではありません。広告費、クーポン負担、返品対応費、システム利用料なども発生する場合があるため、販売施策を決めるときはそれらも見込んでください。
月商100万円を目標にする前に、まず1件売れたらいくら残るのかを計算してみましょう。ここが分かれば、広告にいくら使えるのか、送料無料にできるのか、クーポンを何%まで出せるのかなども判断しやすくなります。売上が伸びても利益が残らない理由は、ECサイトの利益改善の解説も参考にしてください。
STEP4|自社ECかECモールか決める
商品と利益構造が見えてきたら、どこで販売するかを決めます。ネットショップの主な販売場所は、大きく自社ECとECモールに分けられます。
自社ECは、ShopifyやBASE、STORESなどを利用して自分たちのショップを作る方法です。ブランドを作りやすく、顧客データを活用しやすい一方で、基本的には自分たちで集客する必要があります。
ECモールは、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、すでに多くの利用者がいる販売場所へ出店する方法です。モール内の集客力を活用できる一方で、手数料やモール独自のルール、競合との価格比較なども考える必要があります。
| 比較 | 自社EC | ECモール |
|---|---|---|
| 集客 | 自社で行う必要がある | モール内流入を活用できる |
| ブランド | 作りやすい | モールの影響を受けやすい |
| 顧客データ | 活用しやすい | 制約がある場合がある |
| 費用 | サービスにより異なる | 出店料・販売手数料など |
| 自由度 | 比較的高い | モールルールに従う |

どちらか一方が必ず優れているわけではありません。集客、利益率、ブランド、顧客データ、社内の運営体制などから判断してください。なお、自社ECが必ず低コストになるわけではなく、決済手数料・アプリ・制作費・広告費も含めて比較することが重要です。
STEP5|ネットショップ作成サービスを選ぶ
自社ECを作る場合は、ネットショップ作成サービスを選びます。ここで重要なのは、「一番人気のサービス」を探すことではなく、自社の事業規模や運営方法に合うサービスを選ぶことです。
- 初期費用
- 月額費用
- 決済・販売手数料
- 登録できる商品数
- デザインの自由度
- 決済方法
- 集客・販促機能
- 在庫・受注管理
- 外部サービスとの連携
- 将来の拡張性
例えば、まず商品が売れるか試したい段階なら固定費の低さが重要になる場合があります。一方、本格的に自社ECを成長させる予定なら、CRM、外部システム、物流、受注管理など将来必要になる機能まで考えて選ぶ方がよいでしょう。
具体的なサービス比較は別記事に役割を分けます。BASE、STORES、Shopifyなどを比較したい場合は、以下の記事を確認してください。
STEP6|必要な届出・許可・表示を確認する
ネットショップはオンライン上のお店ですが、販売する以上、法律や各種ルールと無関係ではありません。販売する商品や事業形態によって、必要な手続きや許認可が異なる場合があります。
ネット通販では、特定商取引法に基づく表示をはじめ、プライバシーポリシーや返品条件など、購入者が安心して取引できる情報を準備する必要があります。販売商品によっては、別途許可や届出が必要になることもあります。
- 特定商取引法に基づく表示
- プライバシーポリシー
- 利用規約
- 税務上必要になる手続き
- 商品ごとに必要な許可・届出
- 返品・キャンセル条件
- 注文最終確認画面の表示
食品、酒類、中古品など、商品によっては別途許認可が必要になる場合があります。自社商品に必要な手続きについては、所管する行政機関や専門家などの一次情報で確認してください。
「ショップを公開できたから販売してよい」と考えるのではなく、販売開始前に必要な表示や許認可を確認しておくことが重要です。特に特定商取引法に関する表示や最終確認画面については、消費者庁の特定商取引法ガイドなどの公的情報を確認しましょう。販売する商品や事業形態によって必要な対応が異なります。
STEP7|決済・送料・配送・返品ルールを決める
ネットショップのデザインを作る前に、実際に注文が入ったときの運用を決めておきましょう。購入者にとって、商品価格だけではなく「どうやって払えるのか」「送料はいくらか」「いつ届くのか」「返品できるのか」も重要な情報です。
- 利用できる決済方法
- 送料
- 送料無料ライン
- 配送会社
- 発送までの日数
- 配送日時指定
- 梱包方法
- 返品・交換条件
- キャンセル条件
- 問い合わせ方法
特に送料は、利益とCVRの両方に影響します。送料無料にすれば必ず売れるわけではありませんし、送料を自社負担にしすぎれば利益が減ります。
STEP3で計算した1注文あたりの利益と合わせて、無理のない運用ルールを作ってください。
STEP8|商品ページを作る
ここまで決まったら、商品ページを作ります。ネットショップではデザインも大切ですが、最初に優先したいのは「購入するために必要な情報がそろっていること」です。
- 商品名
- 商品画像
- 販売価格
- 商品説明
- サイズ・容量・仕様
- 素材・成分など必要な情報
- 在庫状況
- 送料
- 発送予定
- 返品・交換条件
- 購入ボタン
商品を手に取れないECでは、写真と説明が接客の代わりになります。「自分たちは商品のことを知っているから分かる」ではなく、初めて見る人が買うために必要な情報がそろっているか確認しましょう。
STEP9|公開前にスマホから自分で購入してみる
商品ページまで完成したら、すぐ公開するのではなく、自分で購入テストをしてみましょう。管理画面を見ているだけでは、購入者側の使いにくさに気づけないことがあります。

- 欲しい商品を見つけられるか
- 商品情報が読みやすいか
- 送料が分かるか
- 購入ボタンを見つけやすいか
- フォームを入力しやすいか
- エラー表示が理解できるか
- 正常に決済できるか
- 注文確認メールが届くか
- 在庫数が正しく変わるか
- 発送作業まで問題なく進められるか
サイトを作った人ほど操作方法を知っているため、問題に気づきにくい場合があります。可能であれば家族や同僚など、サイト制作に関わっていない人にも一度購入操作をしてもらうと、使いにくい部分を見つけやすくなります。実決済を伴うテストでは、注文の取消・返金や在庫の戻し処理まで確認し、実際のお客様の注文データと混同しないようにしましょう。
ECサイトの使いやすさについては、UXの記事でも詳しく解説しています。
STEP10|開店前に「最初のお客様をどう集めるか」決める
ネットショップで特に多い失敗が、「サイトを公開したら自然にアクセスが来る」と考えてしまうことです。ショップを作っただけでは、お客様がその存在を知るきっかけがありません。
- SEO
- X
- TikTok
- Web広告
- モール内広告・販促
- メルマガ
- LINE
- 既存顧客への案内
- プレスリリース
最初からすべてを行う必要はありません。自社の商品と顧客に合う方法を一つか二つ選び、そこから反応を確認して増やしていく方が現実的です。
ネットショップ開業にはいくら必要?
ネットショップの開業費用は、利用するサービス、商品数、撮影、デザイン、広告、在庫、物流などによって大きく変わります。そのため「ネットショップは○万円あれば必ず開業できる」と一律には言えません。
| 開業方法 | 考え方 |
|---|---|
| 小さく販売テストする | 固定費を抑え、少数商品で需要を確認する |
| 小規模事業として運営する | EC利用料・撮影・広告・梱包などを含めて収支を考える |
| 本格的なEC事業として構築する | 在庫・受注・物流・CRM・基幹連携まで考える |
まず商品が売れるか確認したい段階では、大量の在庫や大きな固定費を抱えずに始める方法もあります。一方、商品数や受注数が増えれば、ECシステムだけでなく在庫管理、受注管理、物流、CRMなども必要になる場合があります。
具体的なサービス別料金や開業費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
どのネットショップサービスを選べばいい?
ネットショップサービス選びは、「一番有名なサービス」ではなく、自社が何をしたいのかから考えます。
| 目的 | 選ぶときに重視すること |
|---|---|
| まず販売を試したい | 固定費・導入しやすさ |
| 自社ブランドを育てたい | デザイン・CRM・拡張性 |
| モールの集客を使いたい | モールの利用者・手数料 |
| 実店舗も運営している | POS・在庫連携 |
| 本格的なEC事業 | 基幹・物流・外部システム連携 |
具体的なサービス比較までこのページで行うと、「ネットショップおすすめ」「ECサービス比較」の記事と役割が重なります。そのため、このページでは選び方を理解し、個別サービスの比較は専用ページで確認する構成にしています。
自社ECと楽天・AmazonなどのECモール、どちらを選ぶ?
自社ECとECモールのどちらを選ぶかは、ネットショップ開業時によく迷うポイントです。自社ECはブランド構築、顧客データ、自由度などに強みがあり、ECモールにはすでに商品を探している利用者がいるため、モール内検索やキャンペーンなどを利用できるメリットがあります。
ただし、「モールなら集客できる」「自社ECなら手数料が安い」と単純には判断できません。集客力、利益率、ブランド、顧客データ、競合状況、運営体制を比較して選ぶことが重要です。
個人・副業でもネットショップは開業できる?
個人や副業でもネットショップを始めることはできます。ただし、本業とは別に運営する場合は使える時間が限られるため、商品数や発送方法などを特に慎重に設計する必要があります。
例えば、毎日50件発送しなければならないビジネスを、本業終了後に一人で運営するのは現実的ではない場合があります。副業では売上だけを追うのではなく、少ない時間で利益を残せる仕組みを作ることが重要です。
- 少ない商品数で始める
- 在庫を持ちすぎない
- 梱包・発送を簡単にする
- 粗利を確保する
- 問い合わせ対応時間を決める
- 自動化できる業務を増やす
開業前に確認|ネットショップ開店チェックリスト
ショップを公開する前に、次の項目を確認してみてください。すべて完璧になってから公開する必要はありませんが、注文後の対応に必要な内容は事前に決めておきましょう。

※図解は開業準備の要点をまとめたものです。必要な許認可・法定表示・決済条件などは販売内容に応じて個別に確認してください。
商品
- 販売する商品が決まっている
- 仕入れ・製造方法が決まっている
- 必要な在庫を用意している
- 商品に必要な許認可を確認している
利益
- 商品原価を把握している
- 決済・販売手数料を把握している
- 送料・梱包費を把握している
- 1件売ったときの利益を計算している
ショップ
- 自社ECかモールか決めている
- ECサービスを選んでいる
- 決済方法を設定している
- 必要な法定表示等を用意している
運営
- 配送会社を決めている
- 送料を決めている
- 梱包方法を決めている
- 返品・キャンセル条件を決めている
- 問い合わせ方法を用意している
公開前
- スマホから購入テストをした
- 注文メールを確認した
- 在庫反映を確認した
- 発送作業を確認した
- 最初の集客方法を決めている
ネットショップ開業で失敗しやすい7つのこと
1.ショップ制作から始める
最初にサービスへ登録し、デザインを作り始めてしまうケースがあります。しかし商品、顧客、利益が決まっていなければ、どのサービスやデザインが必要なのかも判断できません。
まず商品・顧客・利益を整理してからショップ制作へ進みましょう。
2.誰に売るかを決めない
「できるだけ多くの人に買ってほしい」と考えると、結果として誰にも刺さらない商品説明になることがあります。最初は対象をある程度絞り、その人が「これは自分向けの商品だ」と理解できる伝え方を作る方が効果的です。
3.1注文の利益を計算しない
売上だけを目標にすると、送料、手数料、クーポン、広告などによって利益がほとんど残らない場合があります。ネットショップを始める前に、最低でも1注文あたりの利益を計算してください。
4.月額料金だけでサービスを選ぶ
月額0円だから必ず安いとは限りません。販売手数料、決済手数料、オプション費、売上規模などによって総コストは変わります。
月額だけではなく、自社の想定売上でいくらかかるかを比較しましょう。
5.デザインに時間と費用をかけすぎる
開業時から完璧なデザインを目指す必要はありません。見た目を整えることより、商品情報、購入導線、送料、決済など、お客様が購入するために必要な情報を優先しましょう。
実際のアクセスや購入データが集まってから改善した方が、根拠のあるサイト改善ができます。
6.公開してから集客を考える
ネットショップは公開しただけでは、多くの場合ほとんど知られていません。開店前からSNS、SEO、広告、既存顧客など、最初のアクセスをどこから作るのか決めておきましょう。
7.最初から商品や販売チャネルを増やしすぎる
楽天、Amazon、自社EC、SNS、広告などを最初から全部行うと、商品登録、在庫、受注、問い合わせなど運営業務が急激に複雑になります。
まず一つの販売方法で仕組みを作り、運営できる状態になってから販路を増やす方が失敗しにくくなります。
開店したのに売れない場合は原因を2つに分ける
ネットショップを開店しても、すぐに思ったような売上が出ないことはあります。ただし、そのときに「もっと頑張らなければ」と漠然と考える必要はありません。
最初に「アクセスがない」のか、「アクセスはあるのに購入されていない」のかを分けて考えましょう。

アクセスがない場合
ショップへの訪問者そのものが少ないなら、主な課題は集客です。SEO、SNS、Web広告、モール内SEO、キャンペーンなど、商品を知ってもらう方法を改善します。ただし、開店直後のアクセスは小さな数字になりやすいため、数日間の結果だけで施策の良し悪しを決めないことも大切です。
商品ページを何度変更しても、そもそも見られていなければ売上は増えません。まずアクセスを作る施策を優先しましょう。
アクセスはあるのに売れない場合
訪問者はいるのに購入されない場合は、商品、価格、送料、商品ページ、信頼性、UX、カートなどを確認します。購入率(CVR)の基本や調べ方はCVRの解説記事を参考にしてください。売上・訪問数・購入率などをまとめて確認するには、ECデータ分析の完全ガイドも役立ちます。
- 商品の魅力が伝わっていない
- 競合と比べて価格が高い
- 送料が高い・分かりにくい
- 商品写真が少ない
- レビューなど安心材料が不足している
- スマホで使いにくい
- 購入フォームが面倒
ネットショップ開業についてよくある質問
ネットショップは個人でも開業できますか?
個人でもネットショップを始めることはできます。現在は専門的なWeb制作知識がなくてもショップを作れるサービスがありますが、販売商品に必要な許認可や税務手続きなどは事業内容に応じて確認してください。
ネットショップの開業に資格は必要ですか?
ネットショップそのものを開設するための一律の資格があるわけではありません。ただし、販売する商品によって許可や届出などが必要になる場合があります。
ネットショップ開業にはいくら必要ですか?
利用するECサービス、商品在庫、撮影、梱包、広告、物流などによって異なります。小さくテストする方法から、本格的なECサイトを構築する方法まで幅があります。
無料でもネットショップを始められますか?
初期費用や月額固定費を抑えて始められるサービスはあります。ただし決済・販売手数料、商品原価、送料、梱包などは別途必要になるため、「月額無料=コストゼロ」とは考えない方がよいでしょう。
ネットショップでは何を売ればいいですか?
需要だけではなく、粗利、配送、競合との差別化、継続して仕入れられるかまで確認してください。売れている商品をそのまま真似するより、自社が利益を出しながら売り続けられる商品を選ぶことが重要です。
BASE・STORES・Shopifyなど、どれを選べばいいですか?
事業規模や必要な機能によって変わります。固定費、決済手数料、商品数、デザイン、外部連携、将来の拡張性などを比較し、自社に必要なサービスを選びましょう。
楽天市場・Amazonと自社ECはどちらがいいですか?
どちらにもメリット・デメリットがあります。モールの集客力を利用したいのか、自社ブランドや顧客データを育てたいのかなど、自社の販売戦略から判断します。
開業届は必要ですか?
事業形態や状況によって税務上必要となる手続きがあります。個人で事業を始める場合も含め、自分の状況に必要な手続きについて税務署や税理士などへ確認してください。
ネットショップを作るのに何日くらいかかりますか?
ショップそのものは短期間で作れる場合がありますが、商品撮影、説明文、送料、決済、法定表示、配送体制などの準備期間は事業によって異なります。公開日だけを急ぐより、注文を受けられる状態まで準備することを優先してください。
開店したらすぐ売れますか?
ショップを公開しただけで自動的にアクセスが増えるわけではありません。SEO、SNS、広告、モール内施策など、商品を見つけてもらうための集客が必要です。
まとめ|ショップを作る前に「売れる準備」をしよう
ネットショップは、現在では初心者でも比較的簡単に開設できるようになりました。しかし、本当に大切なのはショップを作ることではなく、商品を販売して利益を残せる状態を作ることです。
- STEP1 商品を決める
- STEP2 誰に売るか決める
- STEP3 1注文の利益を計算する
- STEP4 自社ECかモールか決める
- STEP5 ECサービスを選ぶ
- STEP6 法律・届出を確認する
- STEP7 決済・配送・返品を決める
- STEP8 商品ページを作る
- STEP9 購入テストをする
- STEP10 集客方法を決める
特に初心者の方ほど、最初から完璧なネットショップを作ろうとする必要はありません。ただし、法律上必要な表示や許認可、決済・配送の基本動作は公開前に確認が必要です。そのうえで小さく販売を始め、実際のお客様の反応やデータを見ながら改善していく方が、無駄な費用や作業を減らしやすくなります。
「ショップは作れたけれど売れるか不安」「何を売るか決められない」「自社ECとモールのどちらがいいのか分からない」という場合は、一つずつ課題を分けて考えてみてください。