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Shopifyの評判・口コミは?メリット・デメリットと向いている人を徹底解説【2026年最新】

Shopifyの評判・口コミは?メリット・デメリットと向いている人を徹底解説【2026年最新】

Shopifyの評判・口コミは?メリット・デメリットと向いている人を徹底解説【2026年最新】

最終更新・料金確認:2026年9月2日

エビス店長
本記事にはプロモーションが含まれます。ただし、サービスの良い点だけでなく、導入前に確認しておきたいデメリットや向かないケースも含めて、できる限り公平にお伝えするよう心がけています。

「Shopifyは評判がいいと聞くけれど、本当に自分のお店にも合うのだろうか」「月額料金以外に、アプリや制作費でどれくらいかかるのか分からない」——そんな風に迷っていらっしゃる読者の方も多いのではないでしょうか。

Shopifyは、単にネットショップを開設するだけのサービスではありません。オンラインストアはもちろん、実店舗、SNS、モール、海外販売、B2B、AI活用まで、ひとつの基盤で少しずつ広げていける、成長性の高いコマースプラットフォームです。その一方で、日本のお店ならではの機能をアプリで補う分だけ費用や管理の手間が増えたり、開設しただけでは思うように集客できなかったりする注意点もあります。

先に結論からお伝えすると、Shopifyの評判は「自社ブランドを長い目で育てていきたい事業者さんには有力な選択肢。ただし、最安・最短でまず小さく販売してみたいという方には、他の選択肢の方が合うこともある」というのが実感です。
デザイン性、拡張性、外部サービスとの連携のしやすさ、海外販売のしやすさは、素直に評価できるポイントだと思います。ただし、月額料金だけで判断せず、必要になるアプリ、決済手数料、構築・保守、集客までを含めた総コストで検討していただくことをおすすめします。

この記事では、2008年からECサイトの構築・運営・売上改善のご支援をしてきた筆者が、実際に利用している方々の口コミを、Shopify公式の最新情報と照らし合わせながらご説明していきます。最後まで読んでいただければ、Shopifyがご自身のお店に向いているかどうか、どのプランから始めるとよいかを、ご自身で判断できるようになるはずです。

この記事の検証方法:①Shopify公式の料金・機能ページ、②ITreviewに投稿された実利用者レビュー79件(2026年9月2日確認)、③筆者が2008年から手がけてきたECサイト構築・運営支援の実務経験、の3つを照らし合わせて整理しています。Shopifyが向かないケースやおすすめしにくい方についても本記事内で正直にお伝えし、必要に応じてBASE・STORES・makeshopなど他社サービスも比較の対象にしています。

Shopifyの評判を7項目で評価

まずは結論を急がず、Shopifyの評判を7つの項目に分けて、EC運営を支援してきた立場から評価してみたいと思います。

評価項目 判断 EC支援者としての見解
始めやすさ テンプレートを使えば、コードを書かずに開設できます。ただし、配送・決済・税・ポリシーまわりの初期設定はどうしても必要になります。
デザイン 無料・有料のテーマが揃っており、ブランドの世界観を表現しやすい設計だと感じます。
拡張性 数千のアプリ、API、独自開発によって、事業の成長に合わせて機能を足していけます。
日本向け運用 ○〜△ 基本的な運用は問題なくできますが、配送日時指定、のし、ポイントなどは、アプリで補う必要が出てくる場合があります。
費用の分かりやすさ 基本料金そのものは明確ですが、アプリ、テーマ、決済、制作・保守まで含めた総額は、お店によってかなり差が出ます。
SEO 基本機能はひととおり揃っています。ただし、Shopifyを使ったからといって、それだけで検索順位が上がるわけではありません。
成長性・海外対応 オンライン・実店舗・海外・B2B・SNSなど、販売の場を広げやすいのは素直に強みだと思います。

評価の前提:上の「◎・○・△」は、Shopify公式の機能と実利用者の口コミをもとにした、当メディアなりの実務評価です。売上規模だけでなく、扱う商品、運営人数、必要な機能、販売国、集客方法によって、向き不向きは変わってきますので、あくまで目安としてご覧ください。

まずはご自身の目で、管理画面を触って確かめたい方へ

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※キャンペーン内容・料金は変更される場合があります。お申し込み前に、公式画面で最新の条件をご確認ください。

Shopifyの良い評判・口コミ

IT製品のレビューサイト「ITreview」には、Shopifyについて79件の口コミが寄せられています(2026年9月2日確認)。ひとつずつ読み込んでいくと、良い評判は次の5つに集約できるのではないかと思います。

必要な機能を追加しやすい

定期購入、レビュー、LINE、CRM、配送など、事業の成長に合わせてアプリを追加できる点は、多くの方が評価されているポイントです。

管理画面が分かりやすい

商品、注文、在庫、顧客、分析をひとつの管理画面で扱えるため、複数の業務を整理しやすいという声をよく見かけます。

デザインの自由度が高い

テーマを選ぶだけでも、それなりに整った店舗を作りやすく、必要に応じてブランドに合わせたカスタマイズもしていただけます。

成長後も使い続けやすい

小さく始めて、アプリ、外部システム、実店舗、海外販売へと段階的に広げていけることは、長く支持されている理由だと感じます。

外部サービスと連携しやすい

SNS、広告、メール配信、分析、物流などとつなぎやすく、思いついた施策をすぐに実行に移しやすい点はメリットといえるでしょう。

アクセス増加に対応しやすい

サーバーをご自身で用意・保守する必要がなく、急にアクセスが増えたときも、インフラのことを気にせず販売に集中していただける設計です。

口コミを読んで感じる本当の強みは、「最初から全部揃っていること」ではないと思います。必要になった機能をそのつど後から追加し、売上や事業モデルの変化に合わせてお店を育てていけることこそが、Shopifyらしさなのではないでしょうか。

Shopifyの悪い評判・口コミ

悪い口コミの中には、「海外のサービスだから」という漠然とした不満よりも、アプリ費用、日本ならではの商習慣、カスタマイズ、サポートについての具体的な声が目立つように思います。読者の方の中にも、思い当たる点があるかもしれません。

アプリを増やすと月額費用が上がる

ひとつひとつのアプリは少額でも、レビュー、配送、ポイント、定期購入などを重ねていくうちに、固定費がじわじわ膨らんでしまうことがあります。

日本向け機能が標準で足りない場合がある

配送日時指定、のし、ギフト、ポイント、帳票、定期購入など、国内のECでは当たり前とされる要件が、標準機能だけでは完結しない場合があります。

高度な変更には専門知識が必要

テーマの基本的な編集はノーコードでも進められますが、細かな仕様変更となると、Liquid、HTML、CSS、JavaScriptなどの知識が必要になってきます。

アプリ選びが難しい

選択肢が多いのは嬉しい反面、機能の重複、料金体系、サポート言語、テーマとの相性を、ご自身で確認しなければならない手間もあります。

電話で急ぎの相談をしにくい

公式では日本語の24時間ライブチャットが案内されていますが、電話での相談を重視される担当者の方には、少し合わないと感じられるかもしれません。

開設しただけでは売れない

楽天市場やAmazonのような、モール内での集客を前提にはできません。SEO、広告、SNS、既存のお客様など、ご自身で訪問者を集めていく必要があります。

口コミを読むときに気をつけたいこと:操作感や運用上の不満は参考になる一方、料金、無料体験、プラン名などは投稿された時点の情報であることが多いです。実際、現在の公式条件とは異なる無料体験期間が書かれている口コミも見かけました。この記事では、事実に関わる情報はShopify公式で改めて確認するようにしています。

参考:ITreview「Shopifyのレビュー」

Shopifyとは?2026年は「ECカート」以上のサービス

Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発のコマースプラットフォームです。公式の投資家向け情報によれば、175か国以上で数百万の事業者に利用されているとのことです。

少し前までは「海外販売に強いネットショップ作成サービス」とご説明することが多かったのですが、現在は少し様子が違います。オンラインストアだけでなく、実店舗のPOS、SNS・モール連携、B2B、Shopify Marketsによる市場別販売、AIアシスタントのSidekickまで扱える、ひとつの大きな基盤へと広がってきているのです。

  • オンラインストアの作成と商品販売
  • 商品・注文・在庫・顧客の一元管理
  • Shopify Paymentsによる決済
  • SNS・モール・Googleなど販売チャネルとの連携
  • Shopify POSによる実店舗販売
  • Shopify Marketsによる海外・地域別販売
  • B2Bカタログと法人向け販売
  • SidekickなどのAI支援
  • アプリ・API・テーマによる拡張

ですので、Shopifyを選ぶかどうかは「いま必要な機能」だけで決めてしまうのではなく、2〜3年後にどこまで販売の場を広げていきたいかまで考えて判断していただくのがよいのではないかと思います。

Shopifyを利用する7つのメリット

Shopifyのメリットとデメリットを比較

1.事業が成長しても乗り換えずに拡張しやすい

Shopifyの最大のメリットは、小さなブランドの立ち上げから、複数スタッフでの運営、実店舗、海外、B2B、大規模なECまで、段階的に広げていけることだと、筆者は考えています。最初の安さだけでカートを選んでしまうと、売上が伸びたあとに機能不足に悩まされ、商品・顧客・注文・SEOを含めた大がかりな移行が必要になることも少なくありません。将来の乗り換えコストをできるだけ抑えたい事業者さんにとって、この成長余地は大きな価値になるはずです。

2.アプリとAPIによる拡張性が高い

標準機能で足りない部分は、Shopify App Storeのアプリで補っていただけます。レビュー、サブスク、予約、ギフト、LINE、CRM、配送、会計、受注管理など、必要な機能だけを選んで追加できるのは心強いところです。独自の要件がある場合は、APIを使った連携やカスタムアプリの開発も可能です。

ただし、アプリは「便利そうだから」という理由だけで入れるのではなく、売上増加、工数削減、ミス防止のどれに効くのかを決めてから選んでいただくことをおすすめします。使っていないアプリをそのままにしておくと、費用と管理の手間だけが増えてしまいますので、注意が必要です。

3.ブランドに合ったデザインを作りやすい

テーマを活用すれば、専門知識がなくても、一定の品質を持ったストアを作っていただけます。ブランドの色、写真、余白、商品説明を整えやすく、独自性を大切にしたいD2Cやメーカー直販とも相性がよい設計だと感じます。さらに細かな表現にこだわりたい場合は、テーマコードを編集して拡張することも可能です。

4.オンライン・実店舗・SNSをつなぎやすい

ネットショップだけでなく、Shopify POSによる対面販売や、SNS・モールなど複数のチャネルでの販売を、同じ基盤に集約しやすいのも強みのひとつです。販路が増えたときにも、商品・在庫・注文の情報が分断されにくくなります。

5.Shopify Marketsで海外販売を設計しやすい

Shopify Marketsでは、市場ごとの言語、通貨、ドメイン、価格、商品公開などを管理していただけます。ただし、Shopifyを使えば自動的に海外で売れるようになる、というわけではありません。現地の需要調査、送料、関税・税、返品、表示義務、問い合わせ対応まできちんと設計してはじめて、越境ECは成り立つものだと思います。

6.決済と不正注文対策をまとめやすい

日本のShopify Paymentsは主要なカードブランドに対応しており、利用する場合は外部サービス取引手数料が原則かかりません。不正注文の解析機能も組み込まれているため、決済を別会社と契約して接続する手間を減らしていただけます。なお、返金時のカード処理手数料など、契約前に確認しておきたい条件もありますので、そちらは公式情報で確認しておくと安心です。

7.AIを日常のEC運営に取り込みやすい

現在の料金プランには、コマース向けAIアシスタント「Sidekick」などのAI機能がご案内されています。ストア構築や日々の運用を助けてくれる機能は増えていますが、AIの出力をそのまま公開するのではなく、商品情報、価格、法令、ブランド表現をご担当者様の目で確認していただく運用は、これからも必要だと筆者は考えています。

Shopifyのデメリット7つ|契約前に知っておきたい注意点

良い点ばかりをお伝えするのはフェアではありませんので、ここからは契約前に知っておいていただきたい注意点を、正直にお話ししていきます。

1.月額料金だけでは実際の運営費が分からない

Shopifyの基本料金だけを見て「安い」と判断してしまうのは、少し危険かもしれません。実際には、アプリ、テーマ、独自ドメイン、決済手数料、制作・改修、保守、広告などの費用が加わっていきます。導入前に最低限必要な機能を一覧にして、12か月分の総保有コストで比較していただくことをおすすめします。

2.日本独自の運用をアプリで補う場合がある

配送日時指定、のし、ギフト、ポイント、帳票、定期購入など、国内ECでは当たり前とされる要件が、標準機能だけでは完結しない場合があります。「必要になったら後から追加すればいい」ではなく、開店前に必要な運用をひととおり洗い出しておくことが大切です。

3.カスタマイズの自由度と難易度は表裏一体

管理画面の範囲であれば比較的簡単に進められますが、細かなデザイン変更、独自のロジック、チェックアウトの変更などは、プランや仕様の制約を受けます。Liquidなどの知識が必要になる変更については、制作会社やエンジニアへの依頼費も見込んでおいていただくと安心です。

4.アプリ同士の相性と保守が必要

アプリを増やしていくと、機能の重複、表示速度、テーマ更新時の動作、サポート窓口の分散といった課題が出てきます。導入前にテスト環境で確認し、使わなくなったアプリは定期的に整理していく運用を心がけていただければと思います。

5.コンテンツ中心のメディア運営には工夫がいる

Shopifyにもブログ機能はありますが、記事数の多いオウンドメディアや、複雑な編集フローが必要な場合は、WordPressの方が運用しやすいと感じることもあるかもしれません。ECとメディアを同じドメインで運営するか、役割を分けるかは、SEO設計と合わせて決めていただくのがよいでしょう。

6.移行時にすべてのデータが同じ形で移せるとは限らない

商品・顧客・注文データは出力できても、アプリ独自のデータ、会員認証、ポイント、定期購入、テーマ設定などは、そのまま他のサービスへ移せないことがあります。導入する段階から、データの持ち方と退店時の手順を確認しておくと、後々安心できると思います。

7.自社で集客する力が必要

自社ECであるShopifyには、モールのように商品を登録しただけで検索してきたお客様が集まる仕組みはありません。広告、SEO、SNS、メール、LINE、実店舗、既存の取引先など、ご自身のお店に合う集客経路を用意できなければ、店舗が完成しても売上にはつながらない、というのが正直なところです。

Shopifyの料金プランと決済手数料【2026年9月最新】

Shopifyの主要プランはBasic、Grow、Advanced、Plusの4種類です。日本向け公式料金ページに掲載されている内容を、読者の方が比較しやすいように整理してみました。

項目 Basic Grow Advanced Plus
月払い 4,850円/月 13,500円/月 58,500円/月 368,000円/月
年払いの月額換算 3,650円/月 10,100円/月 44,000円/月
追加スタッフ なし 5 15 無制限
標準カード料率 3.55% 3.4% 3.25% 個別水準
JCB 3.55% 3.4% 3.25% 個別水準
Amex・海外カード 3.9% 3.85% 3.8% 個別水準
外部決済の取引手数料 2% 1% 0.6% 0.2%
主な対象 新規・小規模運営 複数人で成長中 取引量が多い事業 大規模・複雑な運営

※Shopify Paymentsのオンライン決済を想定しています。プラン料金・手数料・機能・キャンペーンは変更されることがありますので、Plusの契約条件や個別料率を含め、必ずShopify公式料金ページで最新情報をご確認ください。

Shopifyの実質コスト

Basic・Grow・Advancedはどれを選ぶべき?

  • Basic:お一人または少人数で新規ストアを始め、まずは販売を検証してみたい方に。
  • Grow:複数スタッフで運営し、Basicより低い決済・外部取引手数料を活かしたい方に。
  • Advanced:取引量が多く、15人分のスタッフ枠やさらに低い手数料が必要な方に。
  • Plus:複数ストア、大量アクセス、複雑な権限・B2B・チェックアウト要件を持つ大規模事業者様に。

決済手数料だけで見たプラン変更の損益分岐

年払いの月額換算額と標準カード料率だけで単純に計算すると、BasicからGrowへの差額は月6,450円、料率の差は0.15ポイントです。

6,450円 ÷ 0.15% = 月商約430万円

同じ考え方で計算すると、GrowからAdvancedへの差額は月33,900円ですので、決済手数料の差だけで埋められる目安は月商約2,260万円ということになります。

注意:これは、国内の標準カード決済が売上のすべてを占めると仮定した、あくまで概算の数字です。実際にはカード種別、外部決済、スタッフ数、必要な機能、年間契約、そのときの特典などによって変わってきます。売上だけを見て自動的に上位プランを選ぶのではなく、必要な機能と総額を合わせて判断していただければと思います。

月額料金以外にかかる費用

実質コスト = プラン料金 + 決済手数料 + アプリ + テーマ・ドメイン + 制作・保守 + 集客費

たとえば、Basicの年払い、月商100万円、すべて標準カード決済、有料アプリ月5,000円と仮定すると、プラン料金3,650円+決済手数料35,500円+アプリ5,000円で、月44,150円になります。ここにはドメイン、テーマ購入、制作、広告、送料などはまだ含まれていません。

この計算を見ていただくと分かるとおり、比較すべきなのは「月額3,650円」という数字だけではないのです。必要な機能を先に決めていただき、候補となるサービスごとに同じ条件で年間費用を出してみることを、筆者としてはおすすめします。

Shopifyは売れる?「売れない」と言われる5つの理由

Shopifyは売れる?「売れない」と言われる5つの理由

Shopifyは売れる仕組みを作りやすいサービスだと思いますが、Shopifyそのものがお客様を連れてきてくれるわけではありません。「Shopifyにしたのに売れない」という状態は、カートより前の集客・商品・訴求のところに原因があることが、実は少なくないのです。

症状 主な原因 最初に確認すること
アクセスが少ない 集客経路がない 検索需要、広告、SNS、既存顧客、紹介のどこから集めるか
商品は見られるがカートに入らない 商品・価格・訴求の弱さ 競合との差、写真、ベネフィット、レビュー、価格の納得感
カート投入後に離脱する 送料・納期・決済・不安 合計金額、配送条件、返品、決済方法、購入画面の分かりやすさ
新規購入だけで終わる 再購入の設計不足 メール、LINE、同梱物、会員施策、購入周期に合うフォロー
運営工数だけ増える アプリ・業務設計の不整合 二重入力、在庫同期、受注処理、出荷、問い合わせの流れ

ShopifyはSEOに強いのか

Shopifyには、canonicalタグ、sitemap.xml、robots.txt、SSL、タイトル・メタディスクリプションの編集など、SEOの基本機能がひととおり備わっています。ただ、これらはあくまで、検索エンジンがページを理解しやすくするための土台にすぎません。Shopifyを使うこと自体が、Googleで有利に働くわけではない、という点は誤解のないようにお伝えしておきたいと思います。

検索からの流入を増やしていくには、お客様が探している商品やお悩みに応えるページを作り、重複ページやURL変更をきちんと管理し、商品情報、カテゴリ構造、内部リンク、表示速度、被リンクなどを、地道に継続して改善していく必要があります。

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開店後90日で優先すること

ここからは、開店後の90日間で何を優先すればよいか、EC運営を支援してきた立場から、簡単な行動計画をまとめてみました。

  1. 開店前:必須機能、決済、配送、返品、計測、法定表示を確認し、テスト注文を行っていただきます。
  2. 1〜30日:アクセス、商品閲覧、カート投入、購入の計測を整え、離脱している箇所を見つけていきます。
  3. 31〜60日:SEO、広告、SNS、既存のお客様のうち、扱っている商品に合う集客チャネルへ集中していきます。
  4. 61〜90日:売れた商品、流入元、CVR、客単価、リピートを確認し、効果の薄い施策やアプリを整理していきます。

ShopifyとBASE・STORES・makeshopの違い

どのサービスが一番優れているか、という話ではなく、自社の段階と要件に合うかどうかで選んでいただくのがよいと思います。まずは定性的な傾向から比較してみましょう。

比較項目 Shopify BASE STORES makeshop
向いている事業 ブランドECを成長させたい 費用を抑えて販売を試したい 簡単に始め、実店舗も連携したい 国内EC機能を広く標準で使いたい
初期の始めやすさ
無料プラン なし あり(スタンダード) あり(フリー) なし
拡張性 ○〜◎
デザイン自由度
日本向け標準機能 ○〜△
海外・複数市場 △〜○
選ぶ決め手 将来の販売拡張と連携 固定費を抑えた検証 操作の簡単さと店舗連携 国内商習慣と標準機能

次に、実際の月額費用と決済手数料を並べてみます。固定費と手数料のどちらを優先するかを考えるときの参考にしていただければと思います(2026年9月2日、各社公式サイトで確認)。

サービス 月額(無料〜最安帯) 決済手数料の目安
Shopify(Basic) 月額無料のプランはなく、年払い3,650円/月〜 標準カード3.55%、外部決済は別途取引手数料
BASE(スタンダード) 0円 決済手数料3.6%+40円に加え、サービス利用料3%が別途かかります(実質6%台)
BASE(グロース) 16,580円/月(年払い)〜 決済手数料2.9%、サービス利用料はかかりません
STORES(フリー) 0円 決済手数料5.5%〜(PayPalなど一部の方法は6.5%〜)
STORES(スタンダード) 3,300円/月(年払い)〜 決済手数料3.6%〜(一部の方法は4.6%〜)
makeshop 料金は要問い合わせ制のため、公式サイトでご確認ください 公式サイトでご確認ください

数字を読むときに気をつけたいこと:BASEやSTORESは月額が安い代わりに決済手数料が高めに設定されており、売上が伸びるほど手数料の負担が重くなっていきます。逆にShopifyは固定費(プラン料金)がかかる代わりに、決済手数料は相対的に低く、売上規模が大きくなるほど有利になりやすい料金構造だと感じます。どのくらいの月商で逆転するかは、先ほどの「決済手数料だけで見たプラン変更の損益分岐」と同じ考え方で、ご自身の月商を当てはめて試算してみてください。

まだ商品が売れるかどうか分からず、固定費をできるだけ抑えたいという方には、BASEやSTORESが候補になると思います。国内向けの多機能性を標準で求めたい方には、makeshopも比較対象になるでしょう。一方で、ブランドの表現、外部連携、海外・B2B・実店舗などへ長期的に広げていきたいという方には、Shopifyが有力な選択肢になるのではないでしょうか。

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Shopifyがおすすめな人・おすすめしない人

Shopifyがおすすめな人

  • 自社ブランドを長期的に育てたい
  • 広告、SNS、SEOなどで自ら集客する
  • 売上成長に合わせて機能を追加したい
  • 実店舗・海外・B2Bへの展開を考えている
  • CRM、物流、会計など外部システムと連携したい
  • デザインや購入体験にこだわりたい

Shopifyをおすすめしない人

  • まず固定費0円で需要だけを試したい
  • 月に数件だけ簡単に販売できればよい
  • 集客を自分で行う予定がない
  • 日本向け機能を追加設定なしで使いたい
  • アプリや設定を管理する担当者がいない
  • 電話サポートを最優先する

月商の大小だけで決めてしまわないことが大切です。月商が小さくても、海外販売や独自の連携がどうしても必要というお店には、Shopifyが合う場合があります。反対に、売上は大きくても国内独自の業務が多く、Shopifyに合わせるための改修費がかさんでしまうという場合は、国産カートの方が適していることもあります。

導入前に確認したい10項目

最後に、契約前に一度立ち止まって確認していただきたい10項目をまとめました。ぜひチェックリストとしてお使いください。

  1. 販売したい商品・販売国・顧客区分を整理したか
  2. 集客経路を広告・SEO・SNS・既存顧客から選んだか
  3. 配送日時、ギフト、ポイント、定期購入など必須機能を洗い出したか
  4. 各機能が標準か、無料アプリか、有料アプリか確認したか
  5. プラン・決済・アプリ・制作を含む年間費用を計算したか
  6. 商品登録、受注、在庫、出荷、返品の担当者を決めたか
  7. 会計、物流、CRM、受注管理との連携方法を確認したか
  8. 既存サイトから移すURLと301リダイレクトを整理したか
  9. テスト注文とスマートフォン表示を確認する時間を確保したか
  10. 解約・移行時に取り出せるデータを確認したか

この10項目のうち複数がまだ決まっていない場合は、先に有料テーマや制作会社を選んでしまうと、あとで手戻りが増えやすくなります。無料体験では見た目だけでなく、実際の商品登録、送料設定、テスト注文、受注処理まで、ぜひご自身の手で触ってみてください。

Shopify導入前10項目チェックリスト

Shopifyの評判・導入に関するよくある質問

Shopifyは初心者でも使えますか?

基本的なストア作成、商品登録、受注管理は、初心者の方でも進めていただけます。ただし、配送、決済、税、返品、法定表示までは、正しく設定しておく必要がありますので、まずは無料体験で一連の操作を確認してみてください。

Shopifyに無料プランはありますか?

通常のオンラインストアを継続して運営できる無料プランは、残念ながらありません。2026年9月2日現在は3日間の無料体験があり、そのあとはほとんどのプランを最初の3か月間、月額150円でご利用いただける案内が出ています。

Shopifyは個人や小規模事業でも使えますか?

もちろんご利用いただけます。ただし、販売数がまだ少なく固定費を避けたい段階であれば、BASEやSTORESの無料プランも比較してみるとよいと思います。将来のブランド成長や拡張性を重視されるのであれば、小規模のうちからShopifyを選ぶ理由も十分にあります。

Shopifyを使えば商品は売れますか?

Shopifyを使うだけで売れるようになる、ということはありません。商品の需要、価格、ページの説得力、集客、配送、リピート施策を整えていく必要があります。Shopifyは、それらを実行していくための基盤だとお考えください。

ShopifyはSEOに強いですか?

SEOの基本機能はひととおり揃っていますが、利用するだけで検索順位が上がることはありません。検索意図に合う商品・カテゴリ・記事、内部リンク、技術面の設定、サイト評価を、根気強く継続して改善していく必要があります。

アプリは必ず有料ですか?

無料アプリ、無料枠のあるアプリ、有料アプリと、いろいろな種類があります。無料でも十分な場合はありますが、注文数や機能に応じた従量課金もありますので、導入前に12か月分の費用を試算しておくことをおすすめします。

Shopifyのサポートは日本語に対応していますか?

公式の料金ページでは、日本語の24時間ライブチャットサポートがご案内されています。ただし、電話対応を前提にしたい場合や、テーマ・外部アプリ固有の問題については、希望する支援を受けられるかどうか、事前に確認しておくと安心です。

越境ECならShopifyを選べば十分ですか?

Shopify Marketsは海外販売の基盤として有力ですが、現地の需要、物流、税・関税、返品、規制、問い合わせ対応は、別途ご自身で準備していただく必要があります。まずは販売国を絞り、採算と運用を検証してから広げていく方法が、安全なのではないかと思います。

Shopify Paymentsを使わないとどうなりますか?

外部の決済サービスもご利用いただけますが、プランに応じた外部サービス取引手数料がかかる場合があります。既存の決済契約を続けたいという場合は、決済手数料とShopify側の取引手数料を合算して比較していただくとよいと思います。

Shopifyの解約やプラン変更はできますか?

通常プランは管理画面から変更・停止していただけますが、年払い料金は原則として返金されないなどの条件があります。契約前に、請求サイクルと返金ポリシーを確認しておくことをおすすめします。

まとめ|Shopifyは「売る場所」より「育てる基盤」で選ぶ

Shopifyの評判を調べていくと、デザイン、拡張性、管理画面、外部連携、海外対応を評価する声がある一方で、アプリ費用、日本独自の機能、カスタマイズ、サポートに不満を感じるという声もあります。どちらも事実であり、評価が分かれるのは、利用されている方の事業規模や必要な機能がそれぞれ違うからだと思います。

自社ブランドを育てながら、SNS・広告・SEOで集客し、将来は実店舗、海外、B2B、外部システム連携まで広げていきたいという方には、Shopifyは有力な候補になるはずです。反対に、固定費0円で販売を試してみたい、集客はまだ考えていない、日本向け機能を追加設定なしで使いたいという場合は、BASE、STORES、makeshopなども比較していただくとよいでしょう。

失敗を避ける一番確実な方法は、評判だけで決めてしまわず、無料体験でご自身の商品を実際に登録し、送料設定からテスト注文まで、ひととおり試してみることだと、EC運営を支援してきた立場から感じています。

ご自身のお店に合うか、実際の操作で確かめてみませんか

無料体験中に「商品登録→決済・配送設定→テスト注文」まで進めていただくと、必要になるアプリや運用の負担が具体的に見えてくるはずです。

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Shopifyにすべきか、まだ迷っている方へ

お店のURLと現在の状況をもとに、売上・集客・商品ページ・運営面の課題を無料で確認させていただきます。Shopifyを無理におすすめするための診断ではありませんので、お気軽にご利用ください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。ネットショップの運営でお困りのことがあれば、いつでもコメント欄やお問い合わせフォームからご相談ください。
EC運営支援 エビス店長

主な参考情報

本記事の料金・機能は2026年9月2日に確認しました。Shopifyおよび各社サービスの仕様は変更されるため、契約前には必ず公式情報をご確認ください。