2018年最新のYahooショッピングの動向と将来性【EC未来予想図】

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2018年最新のヤフーショッピングの動向と将来性【EC未来予想図】

EC未来予想図

EC未来予想図では、EC業界のこれから先、未来の状況を、ECサイト運営歴10年以上の現役ネットショップ店長が 現場の状況と店舗運営経験から予想するというコーナーです。

ネット通販業界は、iPhoneなどのスマホが市場に流通してから、大きな変貌を遂げてながら、成長を続けている業界です。

2017年にはEC市場の規模は16兆円超となり、百貨店などの市場規模を上回りました。

ネット通販業界にどっぷり浸かっている現役店長が、今後のEC業界の未来を予想します。



2018年上半期までのヤフーショッピングの歩み

yahooショッピングの2018年上半期までのショッピングモール動向について現役ヤフーショッピング店長が解説いたします。

ヤフーショッピングでは、一年間で最大級のセールイベントとして、11月11日に開催される「いい買い物の日」というイベントがあります。


EC未来予想図

これは、中国で独身の日である11月11日には、インターネットショッピングが盛んになるという動向に合わせて、ヤフーショッピングが「日本版独身の日」的なイベントとして いい買い物の日を開催しています。

いい買い物の日に向けて、10月末頃からヤフーショッピングは、事前セールイベントを開催しており、特にヤフーショッピングのプレミアム層である、ヤフープレミアム会員には ポイント還元率などの優待が行われます。

また、ヤフーショッピングは、ソフトバンクスマホユーザーであれば、ポイントが常時10倍還元されるというキャンペーンも継続的に開催しているため、 ヤフープレミアム会員であり、ソフトバンクスマホユーザーであれば、ヤフーショッピングでの買い物がほぼ毎日10倍以上のポイント還元となります。

また、ヤフーショッピングは毎月「5のつく日」には、ポイントが5倍還元されるキャンペーンも実施しています。


EC未来予想図

この5のつく日キャンペーンを楽天市場が真似た上に、更に「5と0のつく日」にポイント+5倍というキャンペーンをかぶせて開催しています。

ちなみにリクルートライフスタイルが運営する、ポンパレモールでは「0のつく日」に「対象店舗での注文時にポイントが10倍還元されるイベント」も開催されていますが、 こちらは全ショップが対象ではないためあまり認知も高くない傾向があります。

ヤフーショッピングは、20013年頃から出店に関する費用を無料化したことで、2018年8月時点では出店店舗数が55万店舗以上になっているネット通販の超激戦区でもあります。

出店店舗数が多く、出品商品数も多い売場であるヤフーショッピングで、出品している商品の露出を強化する広告として「PRオプション」や「アイテムマッチ広告」などがあります。

ヤフーショッピングは出店料を無料化していますが、ポイント原資や決済手数料、アフィリエイト手数料などを合わせると、だいたい販売価格の8%程度を注文成立時にはヤフーショッピングに支払っています。

固定費がかからない分、売れたときだけ8%と考えれば楽天市場 よりもコスパはいいように感じるかもしれませんが、楽天市場は出店店舗数が4.5万店舗前後ですから、ヤフーショッピングの10分の1以下です。

また、ヤフーショッピングは、デイリーランキングの傾向を見ていると、500円以下の低価格商品が売れやすい傾向があります。

ヤフーショッピングはポイント還元率も大きいですが、その反面ポイントの消化期間も短く設定されているため、日頃からポイントを消化することに気をつけなくてはならないユーザーが多いのです。

その為、数百ポイントを消化するような商品、例えば、200円程度のiPhone充電ケーブルや、300円程度のサプリメントのお試し商品、500円程度の麺類のグルメお試し商品が、ここ2年間を通して、ランキングトップ10の常連商品となっています。

ヤフーショッピングにまだ出店されていない方は、是非以下のページをご覧いただき、ヤフーショッピングの出店も検討されると良いと思います。




2018年のYahooショッピングの年末商戦へ向けて

では、2018年のヤフーショッピングの年末商戦に向けた対策方法を、現役ヤフーショッピング店長が解説いたします。

ヤフーショッピングの年末商戦の対策として、絶対にはずせないのは、「11月11日」の「いい買い物の日」のセールイベントです。

おそらくヤフーショッピングの1年間を通して最も流通額が上がるのが、このいい買い物の日だと思います。

テレビコマーシャルをはじめ、インターネットや新聞広告など様々なメディアに対して、ヤフーという巨大な会社が広告戦略を打ち出してくるのが この「いい買い物の日」であり、ヤフーショッピングの「柱の企画」でもあるため、大げさでなく社運をかけて挑んでくるようなイベントです。

場合によっては、12月の年末商戦以上の流通が、この11月11日前後のセールイベントで売上られる可能性も高いと思います。

ヤフーショッピングに出店されている店長さんは、ヤフーショッピングのいい買い物の日でしっかりと売上を作るための準備を行うことをおすすめします。

具体的に何をすればいいかといえば、鉄板対策は「入口商品を作る」ということです。



これは、ヤフーショッピングの攻略法として、以前記事にまとめています。



11月11日のいい買い物の日を、「新規顧客獲得のためのイベント」と割り切って、この期間は、入口商品を沢山買ってもらうことを目指してみてください。

その後、12月以降の年末商戦時に、メルマガなどの追客施策によって、「バックエンド商品」「本命商品」の購入をめざし、そこで利益を取りに行くわけです。

メルマガのよって追客を実施したからといって、入口商品を購入したユーザーの全てが本命商品を買ってくれるということは、ほとんどありません。

全購入者のうち、3~5%程度が、本命商品、店舗として利益が出る商品を購入してくれれば十分に成功だと筆者は考えています。

是非、ヤフーショッピングのいい買い物の日を起爆剤となるように、販売戦略を考えてみてください。


2019年以降のヤフーショッピングの予想

2019年以降のヤフーショッピングの動向、未来予想を現役ヤフーショッピング店長が行ってみたいと思います。

ヤフーショッピングは2013年12月以降の出店費用の無料化によって、55万店舗以上の出店者を獲得することに成功しています。

この出店店舗数は、おそらく秋ごろに更に増えている情報を公式発表されると思いますが、ここまで出店店舗数が増えると、 起こりうる問題は、ヤフーショッピングの「質」の低下です。

これは、以前4万5千店舗が出店している楽天市場 でも起こったため、ヤフーショッピングは今現在でも非常に問題視していると察しています。

出店者が全て優良であればこれほど素晴らしいことはありませんが、出店者のなかには、ユーザーとトラブルとなるような対応を行っている出店者もいるのは事実です。

また、こうした悪質出店者や詐欺的な出店者を排除するために、ヤフーショッピングの出店審査も以前に比べて格段に審査通過しにくくなっているようです。

当サイト、売れるネットショップの教科書へのご相談内容でも、「ヤフーショッピングの出店審査に落ちました」という相談を何件も受けています。

ヤフーショッピングも、量はかなりかくとくしましたから、ここからは品質重視のショッピングモールに切り替えてくることが予想されます。

ヤフーショッピングでは、出店者数が増えたことで、広告料が増加するというメリットをもろに受けていると思います。

PRオプションやアイテムマッチ、ストアマッチ広告などは出店費用以上によい収入源になっているでしょう。

今後もこうした広告による収益化構造は変わらないと思いますが、出店店舗数をこれ以上ふやすと、顧客対応、クレーム対応に リソースをさかなくてはならなくなるため、どこかのタイミングでヤフーショッピングも出店者数を増やす動きから 退店してもらうような流れになるのではないかと思います。

悪質な出店者に関しては、即退店処分を下すようなガイドラインを作ってくるかもしれません。


EC未来予想図:ヤフーショッピング編のまとめ

今回は、EC業界の未来予想として、ヤフーショッピングの動向について、現役ヤフーショッピング店長が考察してみました。

ヤフーショッピングは55万店舗以上が出店する国内でもおそらく最も出店者がおおいインターネットショッピングモールとなっています。

競争が激しく、PRオプションなどの広告を利用しないと商品が埋もれてしまいやすい売場でもあります。

ユーザーも楽天市場 ほどの高単価商品を求める傾向は薄く、薄利系のお試し商品は売れやすい傾向があります。

11月11日には1年でもっとも大きなセールイベント「いい買い物の日」が開催され、おそらく1年のなかで最もヤフーショッピングに来店するユーザーが増える時期でもあります。

ヤフーショッピングは、質量の量をある程度制しているため、今後は「質」に関する部分を強化していくことが予想されます。

出店費用の無料化で沢山の出店者を集めたことで、今度は、販売手数料率などを値上げすることで、モールの収益性を高めながら 弱いネットショップ、売れないネットショップを締め出すような動きになるかもしれません。

これはあくまでも筆者の予想ですので、必ずそうなるわけではないということを予めご了承ください。

ただ、ヤフーショッピングはあまりにも肥大化してしまったように感じています。

ヤフーショッピングに出店してみての感想などは、以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。


EC未来予想図

今回の記事の内容が、ヤフーショッピングの将来性、未来像を調査されている方の参考になれば幸いです。





 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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