メルマガ・メールマガジンの登録を依頼するメール文例とテンプレート
ネットショップの運営において、お客様をリピーターに育てる方法で最も有効な方法が「メルマガの送信」です。
メルマガ、メールマガジンは、LINEやFacebook、インスタグラムなどのSNSが流行している現在においても、ネットショップの追客施策としては有効です。
ただし、最近では多くのユーザーがメルマガの登録を敬遠する傾向にあるのも事実です。
どうすれば、ユーザーはメルマガに登録してくれるのでしょうか?
今回は、見込み客にメルマガ登録を依頼する際のメール文例をご紹介します。
ネットショップのメルマガに登録してもらう方法
2019年の時点でもメルマガ、メールマガジンという手法は、今から10年前と変わらず沢山のネットショップ、それも売れているネットショップほど、しっかりと定期的にメルマガを配信するという傾向があります。
なぜ、LINEやFacebook、インスタグラムやTwitterといったSNSツールや、スマホアプリが全盛の今でも、メールマガジン、メルマガという手段をネットショップ運営者は利用しているのでしょうか?
メルマガ、つまり「Eメール」による連絡手段は、現在においてもビジネスシーンなどではメインツールでもあります。
仕事の連絡として、電話以外でお客様と接点を持つ、やり取りを行う方法としてメールの利用が最もメジャーであり、最も便利だと言えるでしょう。
ただしこれはあくまでもビジネスとしてのメールであり、ネットショップとその見込み客との関係においては必ずしもメール、メルマガが必須ツールとは限らなくなってきています。
現在は、国内大手ECモール各社、楽天市場やAmazonなどもスマホアプリによる通知で商品の出荷通知を送っている傾向があります。
ただし、楽天市場にせよヤフーショッピングにせよ、出店しているネットショップから、必ず「注文の確認メール」や「商品発送メール」が送信される状況は現在も変わっていません。
どんなにアプリでのやり取りに移り変わりつつあるにせよ、一定数のユーザーはアプリではなくEメールでの確認を行っている為、完全にアプリのみに移行する事が難しいという現状があるのです。
ただし、商品発送の連絡などのメールは確認するユーザーは多くても、メルマガは読まない、メルマガ自体に登録する事を嫌がるというユーザーは残念ながら少なくないのが現状だと思います。
では、どうすれば、ネットショップから発行されるメルマガを購読してもらえるのでしょうか?
私が考える非常にシンプルな理由としては「メルマガを読むメリットがあるか?」ということだと思います。
ネットショップが発行するメルマガは基本的には「セール情報」が中心となる傾向にあります。
その他のメルマガ登録動機としては、登録する事で割引クーポンがもらえるなどのメリットがある場合です。
ユーザーにとって自分が本当に好きでいつでもそのお店、そのブランドの情報を知っておきたいという場合以外には、メルマガを登録する動機は「お得な事があるか」という事以外にはほとんどないように思います。
例えば人気商品でいつも販売直後に売り切れてしまうような商品を販売されているなら、「メルマガ読者優先で販売開始情報をお伝えします」という一文がメルマガ登録画面上にあれば、その商品を求めるユーザーの多くがメルマガ登録を行うと思います。
そこに「メルマガに登録するメリットがあるから」です。
こうした商品があれば非常に強みになりますが、一般的なショップではなかなか商品をメルマガ登録の誘導材料にするのは難しいでしょう。
では、次にどんなネットショップでもメルマガ登録者を増やしていける「メルマガ登録の依頼メール」の例文をご紹介したいと思います。
メルマガ登録を依頼するメール例文・テンプレート
では、筆者が実際に利用したことがある、「メルマガの登録を依頼するメール」の文例を紹介いたします。
このメールを送信するタイミングとしては、注文者の方が商品を購入されて、無事お届け済みとなった後に送る事をおすすめします。
一種の「アフターフォローメール」的な役割としてご利用いただければ幸いです。
メルマガ登録を依頼するメール例文
【件名】先日は当店をご利用いただきありがとうございました
〇〇〇〇様
お世話になっております。
●ネットショップ名●の店長●●と申します。
先日は当店をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
当店の商品はご満足いただけましたでしょうか。
何かお気づきの点などございましたら
お気軽にお申しつけいただければと思います。
この度、当店をご利用いただきましたお客様に
感謝の気持ちを込めて、次回の来店の際に
利用できる割引クーポンを発行させていただきます。
是非、次回のお買い物の際にご利用いただければ幸いです。
—————【クーポン獲得】————-
※クーポンコードやクーポン取得URLをここに記載
—————————————————-
また、こうしたお得なクーポンや割引タイムセール情報を
当店のメールマガジンにてお届けさせていただきます。
メルマガ読者の方限定の商品などもありますので
是非メルマガのご登録をいただければと思います。
ご希望される方は以下のURLよりメルマガの登録を
頂けますと幸いです。
—————【メルマガ登録】————-
※メルマガ登録ページのURLをここに記載
—————————————————-
では〇〇様のまたのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
—————【自分の署名】————-
ネットショップ名●●●●●●
店長●●●●
住所:〒601-0001 京都府京都市○○区○○町321
TEL:075-1234-5678 / FAX:075-1234-5678
営業時間:平日○時~○時まで
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メルマガ登録を依頼するメールのまとめ
今回はネットショップのメルマガについて、お客様にメルマガの登録を依頼する際のメールの例文をご紹介しました。
メルマガは、2019年においては、開封率などは確かに低下しているのは事実です。
インターネットショッピングモールでの購入も、スマートフォンが普及してから、各社ともにスマホアプリへの利用推進を実施してきた事もあり、スマホアプリでの通知で発送完了や到着予定日などを知る事ができるようになりました。
ただ、メルマガが完全に廃れてしまうかと言えば、決してそうとは言い切れないと思います。
月商数千万円を超えるような売れているネットショップの多くは、メルマガも配信し続けている傾向がある事は先ほどもご説明しました。
メルマガはネットショップ運営者にとっては、ネットショップを利用してくれたお客様とつながり続けることができる有効なツールです。
不要と感じる人が増える反面、根強いファンはメルマガを楽しみにしていたり、メルマガだから他の人よりも先におすすめ商品情報が得られると感じているユーザーも少なくありません。
どんなに新しいSNSやスマホアプリが登場してきても、ビジネスシーンでメールが使われる限りは、メルマガも同じく利用され続けることになるでしょう。
今回の記事の内容が、読者の方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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