- 1 Google Pay(グーグルペイ)とは?メリット・デメリットを考察
- 2 Google Pay(グーグルペイ)とは?
- 3 GooglePay(グーグルペイ)のメリット
- 3.1 【2018年5月24日追記】 GooglePayが「Suica」「WAON」にも対応することを発表しました。これでより利用シーンが増えることになりそうですね。 GooglePay(グーグルペイ)のデメリット GooglePayのデメリットとしては、他の決済方法に比べて、リリースが後手になっているという点です。 元々のAndroidPayは、日本においては正直なところあまり浸透していないと思います。 AndroidPayが日本で浸透できない理由としては、日本のスマホ利用者の多くは「iPhoneユーザーである」という点と、携帯決済、モバイル決済においては、おサイフケータイが先行してシェアを持っていたことが挙げられます。 GooglePayはGoogleアカウント決済と言い換えることもできますから、Googleアカウント所有者がターゲットになります。 利用者の多いGmailなどのGoogleサービスとつながることで、今後の利用シーンは増えていく事は予想できますが、既存のID決済、電子マネー決済のシェアを如何にGooglePayが獲得できるかが課題だと思います。 日本で使えるID決済のまとめ 日本国内で利用できる主なID決済をご紹介します。 Apple Pay Android Pay 楽天Pay Amazon Pay LINE Pay Origami Pay PayPay Apple Pay
- 3.2 Android Pay
- 3.3 楽天Pay
- 3.4 Amazon Pay
- 3.5 LINE Pay
- 3.6 Origami Pay
- 3.7 PayPay
- 4 GooglePayの将来性について
- 5 GooglePayのまとめ
Google Pay(グーグルペイ)とは?メリット・デメリットを考察
Google Pay(グーグルペイ)とは?
GooglePayとは、2018年1月8日に米国でGoogleが発表した新しい決済方法のこと。
従来から利用されてきた「Android Pay」と「Google Wallet」という二つの決済方法を統一したものが「GooglePay」としてあたらに誕生した。
Android Payとは、Androidスマートフォン向けの決済方法で、日本でもコンビニなどの支払やECサイトの決済に利用することができる。
Google Wallet(グーグルウォレット)とは、Googleが開発し、提供しているモバイル端末やパソコンから送受金を行うことができるP2P電子決済サービスのこと。
Googleウォレットのメリットは、手数料が無料という点。
Googleペイは、このアンドロイドペイとグーグルウォレットを統一し、より利便性を高めることを目的とした決済方法と言える。
GooglePay(グーグルペイ)のメリット
GooglePayは、Googleアカウントに保存された情報を元に、GooglePlayストアでのアプリ購入などに使うことができます。
AndroidPayとGoogleWalletが一つになったことで、決済機能と送受金の機能の両方が利用できるため、オンラインショップでの支払や、ネットショップなどの販売代金の受け取りとしても利用できるシーンが増えていきます。
Googleウォレットで提供されていた個人間の送金機能についても、GooglePayでも引き続きサポートされるそうです。
また、Googleのアカウントとつながることで、今後はコンビニをはじめ、多くの実店舗での決済利用も可能となることが予測されます。
GooglePayのメリットとしては、決済方法の利用シーンとして、多くの場所で選択できる決済方法として期待されている点が、楽天PAYやAmazonログイン&ペイメント以上に普及されていく見込みがあることだと思います。
【2018年5月24日追記】32>
GooglePayが「Suica」「WAON」にも対応することを発表しました。これでより利用シーンが増えることになりそうですね。
GooglePay(グーグルペイ)のデメリット
GooglePayのデメリットとしては、他の決済方法に比べて、リリースが後手になっているという点です。
元々のAndroidPayは、日本においては正直なところあまり浸透していないと思います。
AndroidPayが日本で浸透できない理由としては、日本のスマホ利用者の多くは「iPhoneユーザーである」という点と、携帯決済、モバイル決済においては、おサイフケータイが先行してシェアを持っていたことが挙げられます。
GooglePayはGoogleアカウント決済と言い換えることもできますから、Googleアカウント所有者がターゲットになります。
利用者の多いGmailなどのGoogleサービスとつながることで、今後の利用シーンは増えていく事は予想できますが、既存のID決済、電子マネー決済のシェアを如何にGooglePayが獲得できるかが課題だと思います。
日本で使えるID決済のまとめ
日本国内で利用できる主なID決済をご紹介します。
Apple Pay
GooglePayのデメリットとしては、他の決済方法に比べて、リリースが後手になっているという点です。
元々のAndroidPayは、日本においては正直なところあまり浸透していないと思います。
AndroidPayが日本で浸透できない理由としては、日本のスマホ利用者の多くは「iPhoneユーザーである」という点と、携帯決済、モバイル決済においては、おサイフケータイが先行してシェアを持っていたことが挙げられます。
GooglePayはGoogleアカウント決済と言い換えることもできますから、Googleアカウント所有者がターゲットになります。
利用者の多いGmailなどのGoogleサービスとつながることで、今後の利用シーンは増えていく事は予想できますが、既存のID決済、電子マネー決済のシェアを如何にGooglePayが獲得できるかが課題だと思います。
Android Pay
日本国内で利用できる主なID決済をご紹介します。
楽天Pay
ApplePayとは、Apple社が提供するスマホ決済サービスのことで、iPhoneなどのApple製のデバイスとAppleID情報をつなぐことで買い物から交通機関の支払などに利用できます。
ApplePayは、他社のID決済と異なる特徴としては、Suicaなど交通機関の電子マネーとしても利用できる点です。
ApplePayは利用できるシーンも多く、イオンやセブンイレブン、ローソンやユニクロといった人気の店舗での決済方法として利用することができます。
Amazon Pay
Android Payとは、Androidスマートフォンで利用できるスマホ決済サービスのことです。
主に、nanacoと連携することをセールスポイントとしており、セブンイレブンをはじめ、ビックカメラやコカコーラ、ソフマップなどの利用時の決済方法として対応しています。
今回のGooglePayは、このAndroidPayが元々のサービスとなります。
LINE Pay
楽天ペイとは、楽天会員IDとパスワードだけで決済が行える、楽天会員ID決済サービスのことです。
楽天ペイのメリットは、利用することで楽天スーパーポイントがたまるという点です。
AmazonPayとならび、楽天ペイは自社ECサイトへの導入が進んでいる非常に利便性と将来性の高い決済方法だと言えます。
【参考】ECサイトに楽天PAYオンライン決済を導入するメリットとは?
Origami Pay
Amazon Payは主に自社ECサイトで、アマゾンのアカウントを利用したアマゾンのID決済方法サービスのことです。
自社ECサイトの最大のデメリットが、新規注文の際に、個人情報を入力する手間から離脱率が高いという点ですが、AmazonPayを導入することで離脱のリスクを減らすことができます。
Amazon Payの強み、メリットは、長年にわたるAmazonのオンラインショッピングにおける技術革新により、信頼性が高く、セキュリティ面でも安心な決済サービスであるという点です。
PayPay
LINEPayとは、スマホ通話アプリのLINE上で利用できるスマホ決済サービスのこと。
LINEPayを利用するには、LINE上でLINE Pay専用のアカウントを登録する必要がある。銀行口座振替やコンビニ店頭、Pay-easy(ペイジー)などを経由する方法で最大10万円まで事前チャージを手数料無料で行う事が可能。
LINE Payのアカウントに、クレジットカード情報を登録することで、送金や決済の機能も追加利用できる。
LINE Payの面白い機能としては、口座番号なしで友人間で送金できたり、みんなで利用した食事の会計の割り勘ができるという点です。
GooglePayの将来性について
Origami Payは、全国の大手ショップをはじめとする加盟店約20,000店舗以上で利用できるスマホ決済サービスのこと。
Origami Payは、ケンタッキーフライドチキンをはじめ、Loftや和民など、多くの実店舗で利用できます。
GooglePayのまとめ
PayPay
(ペイペイ)とは、スマホひとつあれば簡単に支払いする事ができるスマホアプリのことです。
PayPayは携帯キャリア大手のソフトバンクとヤフーが共同出資して設立した会社「PayPay株式会社」が運営する、QRコード・バーコード決済サービスです。
筆者がPayPayについて特に気になっているのが、ヤフーが運営するショッピングモール「ヤフーショッピング」での還元ポイントがTポイントからPayPayに切り替えられたという点です。
その理由を調べていたところ、PayPay株式会社がソフトバンクとヤフーというヤフーショッピングと同じグループ会社であったことがわかり、納得しました。
PayPay(ペイペイ)を利用して決済するには、利用する店舗やサービスがPayPayに対応している必要があります。
PayPayはこれまでに総額100億円分の電子マネーPayPayを利用者に還元するキャンペーンとして「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施して、急激にPayPay導入社を増やしてきました。
PayPayを使う事で得られる具体的なメリットとしては、PayPayを利用する為に必要となる料金は一切かからない、つまり無料で利用できるという点があげられます。
また、現在はPayPayの新規登録キャンペーンを実施しているため、スマホアプリをダウンロードして初期設定を完了させれば「500円分」の電子マネーを受け取る事ができるという点です。
PayPay利用時のメリットとしては、PayPayの支払金額200円ごとに1ポイントが貯まるという「PayPayボーナス」を受け取る事ができます。
PayPayの決済方法として、楽天カード
などのクレジットカードを設定しておけば、PayPayのポイントとは別にクレジットカードのポイントも獲得できるというメリットがあります。
PayPayはソフトバンクとヤフーが共同出資して設立した会社であるため、利用するクレジットカードを「Yahoo! JAPANカード」にすることでさらにお得にポイントを獲得する事も可能です。
このようにPayPayは導入するだけでも500ポイントがもらえ、クレジットカード決済のときに得られるポイントとは別にPayPayボーナスを200円ごとに1ポイント受け取れるメリットがあります。
利用は無料でポイントは沢山貯まりやすいなら、アプリを導入して利用しないのはもったいないですよね。
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GooglePayは、ApplePayや楽天ペイ、AmazonPayなどと比較しても、Googleアカウント利用者が対象となるため、今後の普及率は高くなる可能性があります。
Googleペイのデメリットでも記載しましたが、他のID決済方法と比較して、元々はAndroidPayという決済方法として存在はしていましたが、普及率が低いというデメリットがありました。
Gooleペイとしては、AndroidPayよりも高い普及率が期待できますが、どうしても後発となっているため、市場のID決済、モバイル決済シェアを奪うことができるのかという点が大きな課題だと思います。
また、EC市場、ネットショップに関しては、今後各店舗の決済方法の選択肢として追加する店舗は増えると思います。
ただ、こうしたID決済やモバイル決済なども、利用するショッピングカートによっては、導入するのに月額費用が別途発生するケースもありますので、後発となるGooglePayがどこまで普及するかはApplePayや楽天ペイなどとの競合が課題となりそうです。
GooglePayのまとめ
Googleもスマホ決済、ID決済を強化する方針であることが、今回のGooglePayの誕生に表れていると思います。
GooglePayは、グーグルカレンダーやGmailを利用するアカウントを持つユーザーすべてが利用対象となりますが、既にApplePayや楽天Pay、AmazonPayやLINE Payが存在しているため、どうしても後塵を拝している感は否めません。
今後普及することは間違いないと思いますが、ID決済の選択肢が増えすぎることは、必ずしも業界的に良いこととは限らないように思いました。
ネットショップの運営者としての立場では、自社ECサイトに楽天PAYやAmazonPayは導入しても、Eコマースとしての魅力は薄いGoogleの決済方法まで導入するかどうかは、導入コスト次第といったところです。
GooglePayについては、まだアメリカで発表されただけの状態ですから、今後日本国内向けの新情報がわかれば、随時更新していきたいと思います。
今回のGooglePayに関する情報が、GooglePayの利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
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