BASE ベイス で売れる商品説明の書き方とは?
ネットショップを即日無料で出店できるBASE (ベイス)
ですが、出店した後、商品を登録する時に商品説明に何を書けばいいかで悩まれる方が多いようです。
BASE(ベイス)に限らず、ネットショップの商品説明は非常に重要な記載箇所であり、商品が売れるかどうかは「商品説明にかかっている」といっても過言ではありません。
今回は、BASEの商品説明について、売れる商品説明の書き方を現役BASE店長が解説したいと思います。
BASEにネットショップを出店している方の参考になれば幸いです。
BASE(ベイス)とは?
BASE (ベイス)
とは、ネットショップを個人でも無料で即日出店することができるインスタントECサービスの事です。
楽天市場
などのようなインターネットショッピングモールと異なり、出店の際には基本的には審査もありません。
BASEでネットショップを開設するのに必要となるのは、メールアドレスがあればショップ開設が可能です。
また、現在BASEでネットショップを出店している店舗数は、50万店舗を突破しています。
楽天市場
の出店店舗数が2018年7月2日時点で45757店舗と発表されていますので、
BASEを利用している店舗数が、非常に多いということがお分かり頂けるかと思います。
BASEについての出店してみての感想や機能などについては以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。
BASEの商品説明について
BASEの商品登録の際に、商品名と商品説明を入力する必要があります。
BASEでは、商品名、商品説明については、文字数制限がありません。
商品名はあまり長すぎるのは、検索対策的にも効果が弱まるので、適切な長さで入力される方がよいでしょう。
商品名の長さは何文字が適切か?ということは、様々な説がありますが、筆者はGoogleの検索対策を意識した場合の最適な長さとして、全角60文字までが良いと考えています。
ただし、あくまでもGoogle検索時に最適な長さと言われているに過ぎない情報ですので、必ず全角60文字に合わせる必要はありません。
商品名の役割は、ユーザーに商品がなんであるかを適切かつ正確に伝えることが重要な役割です。
検索対策だからといって、商品名に不必要な文字列や類似商品の情報などは入れない方が良いでしょう。
では、BASEの商品説明についてですが、商品説明に関しては、文字数制限がないことで、必要となる商品情報を限界まで入力する事が可能となります。
BASEに限らずネットショップにおいて、商品説明欄は、商品画像と同じく、ユーザーが商品の購入を決定するきっかけとなるポイントです。
BASEの公式ブログである「BASEU」では、BASEで売れる商品ページの特長として、商品説明の文字数は650文字~1000文字程度書かれているページが多い傾向があると発表されています。
では、BASEの商品説明について、どのような内容を商品説明欄に記載すればいいのかということについて次にご説明したいと思います。
BASEの商品説明の書き方
BASE(ベイス)の商品ページの商品説明欄について、商品説明の書き方の参考となるよう、筆者の考える商品説明の書き方をご説明いたします。
ネットショップにおける商品ページの商品説明の目的は、商品の詳細を説明することが目的です。
例えば、「みかん」を販売しているネットショップがあるとして、そのみかんがどんなみかんであるかは、商品画像だけではわかりません。
- この商品は「いつどこで作られたのか」
- この商品は「誰が作った・仕入れたのか」
- この商品は「どのくらいのサイズ・容量なのか」
- この商品は「賞味期限・消費期限はいつまでなのか」
- この商品は「他の類似商品と何が違うのか」
- この商品は「素材は何か・原材料は何か」
- この商品は「どんな味か・どんな形状か・どんな香りか」
- この商品は「どうすればよりよく使えるか・味わえるか」
- この商品は「注文する事で得られるメリットは何か」
ネット通販においては、商品を実際に手に取って確認することができません。
その為、ユーザーは、商品画像や商品説明をたよりに、この商品は自分が買いたいかどうか、探している商品なのかどうかを判断することになります。
商品説明を記載する際によくあるケースが、型番商品などの場合、カタログに記載された情報をそのまま掲載しているだけで、出品者、販売者としての視点からの商品説明情報を記載していないというケースです。
これは、当店でも言える反省点でもあるのですが、型番商品、メーカー既製品は、商品説明がカタログ情報だけでも、販売価格さえ安ければ売れやすいという特徴があります。
例え型番商品、メーカー既製品の汎用的な商材であっても、出品している店長の視点からその商品の良さや使い勝手を説明することはできるはずです。
商品説明の書き方としては、特に難しく考える必要はありません。
重要なことは、商品の情報を正しく記載する事が前提であり、その上で出品者としての立場からわかる付加価値的な情報があれば、商品説明欄に追加記載するということです。
特に商品の発送、送料や返品、キャンセル対応可能なタイミングなどについては、ネットショップのご利用ガイドや特定商取引法に関する表記ページだけではなく、商品ページにも簡単でもいいですから注意点を記載しておくことをオススメします。
当店のケースとなりますが、商品としてBASEの機能で販売できるオリジナルTシャツを販売しています。
オリジナルTシャツは、注文後にBASEの機能を通じて制作発注を行う為、発注後のキャンセルは、基本的に対応ができません。
その為商品ページの商品説明欄に以下のような注意書きを掲載しています。
※4.この商品は、BASEのオリジナルTシャツ作成機能を利用して制作されます。発注後のキャンセル、返品はお受けできませんので予めご了承ください。
※5.実際の商品とは、イメージや色味が異なる場合がございますので予めご了承ください。
BASEでオリジナルTシャツを販売することについては、以下のページにより詳しい解説を掲載していますので興味のある方は参考にしていただければと思います。
商品説明について書き方がまだよくわからないという方はいつでも売れるネットショップの教科書にご相談下さい。
当サイトでは、ネットショップの相談について、どんな些細なご相談から、売上改善、ネットショップのカウンセリングなどを全て無料で行っています。
BASEの商品説明のまとめ
今回はネットショップを無料で開設できることで人気のサービス、BASE (ベイス)
で商品ページの商品説明欄に記載する内容について、商品説明の書き方を解説いたしました。
BASEに限らず商品説明は、どんなネットショップでも商品画像と並んで重要な項目です。
商品説明の内容が少ないと、商品の購入される確率である「転換率」が低くなる傾向があります。
型番商品などであっても、カタログやメーカーサイトに記載されている商品仕様や商品詳細情報などは最低限すべて記載しておくようにしましょう。
特に型番商品は、JANコードやメーカー型番などで検索される可能性が高い商品ですので、型番も必ず商品説明に記載することをおすすめします。
今回の記事の内容がBASEで商品を登録されている方が商品説明を記載する際の参考になれば幸いです。