バンニングとは?デバンニングとは?意味 料金・費用の相場について
バンニングとは?(Vanning)
バンニングとは、コンテナへ輸送するための貨物などを積み込むことを表す貿易用語です。
バンニングは、英語では(Vanning)と書きます。
中国などのアジア圏では、日本の商品、Made in Japan の商品が相変わらず高い人気があるため、中国系バイヤーが、日本の商品をコンテナで中国や東南アジアに向けて輸出するケースが後を絶ちません。
バンニングは、主にフォークリフトなどを利用して、コンテナに直接貨物を積み込む場合が多いです。
貿易や輸出業、物流業や倉庫業に携わられている方は、バンニングという用語をご存じの方は多いですが、一般の方には耳慣れない言葉かもしれませんね。
では、次に「デバンニング」の意味についてご説明いたします。
デバンニングとは?(devanning)
「デバンニング」とは、バンニングの反対の意味で、コンテナから貨物を運び出す作業の事を言います。
デバンニングは英語では(devanning)と書きます。
バンニングやデバンニングは、別の言い方があり、「loading」や「stuffing」という言葉で表現されるケースもあります。
バンニングやデバンニングは、日本国内から海外への輸出が頻繁に行われるようになってから、物流、倉庫業界では一般的な言葉として使われています。
では、実際にバンニングを行う際に、どのくらいの費用、相場でバンニングが行われているかについて、当店の事例をご紹介したいと思います。
あと、海外貿易、ネット通販では越境ECと呼ばれる方法については、以下のページに具体的な内容をまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。
バンニングの料金の相場
では、実際にバンニングを業者に依頼した際の費用、相場について、当店のケースをご紹介いたします。
このバンニングの費用については、当店が実際に物流会社、倉庫会社に依頼した際の見積金額となりますが、事業者によっては費用が異なることを予めご了承ください。
当店が依頼した倉庫業者のバンニングの費用として、20フィートのコンテナに対するバンニング費用は16000円でした。
40フィートのコンテナに対するバンニング費用は3万円という見積り金額でした。
当店は京都ですので、関西圏でバンニングを依頼する場合は、このあたりの相場なのではないかと思います。
参考にしていただければ幸いです。
バンニング・デバンニングのまとめ
今回は、越境ECなどでコンテナにバンニングすることが増えてきたため、バンニングとデバンニングという言葉の意味をご説明いたしました。
筆者もこれまでバンニング・デバンニングという言葉を使うことはありませんでしたが、越境EC、海外への輸出が増えてきたことで、倉庫業者などとのやりとりの際にバンニング、デバンニングという言葉を使うようになりました。
日本では2020年に東京オリンピックの開催が控えていますので、海外からの外国人観光客が増え続けることは間違いないでしょう。
海外からの外国人観光客が日本で商品を爆買い、インバウンドの需要が高まることで、自国に帰った後から、インターネットなどを経由したネット注文も見込めると思います。
また、こうしたインバウンド後に、自国内で日本製品を販売するという流れも期待できると思います。
今回の記事の内容が、バンニング・デバンニングについて調べられている方の参考になれば幸いです。