STORES.jpで対応可能な決済方法は?フリープランとスタンダードプランでの違いを解説
誰でも簡単にネットショップを無料で開業できるサービスとして、BASE (ベイス)
と並んで人気のあるサービスにSTORES.jp
というインスタントECサービスがあります。
STORES.jpでは、ネットショップをオープンした直後からクレジットカード決済をはじめ、様々な決済方法を利用する事ができます。
今回はSTORES.jp
が対応している決済方法について現役ネットショップ店長が詳しく解説していきます。
STORES.jpとは?
STORES.jp
は、個人でもネットショップを簡単に始める事ができるネットショップ開設サービスのことです。
STORES.jpは、難しい知識やスキルがない人でも簡単にネットショップのデザインをする事ができるので初心者の方でも安心のECサービスです。
ネットショップはサービスによっては、非常に複雑なシステムや申請の為の書類提出などが必要なことがありますが、STORESは、個人がメールアドレスさえあれば最短2分でネットショップを作る事ができるサービスです。
初めてネットショップを立ち上げたいという方や、個人でコストをかけずにネットショップを開業したいという方にはおすすめのECサービスだと思います。
STORESのサービスについてのメリットや機能などについては以下のページに詳しくまとめておりますのでこちらも参考にしていただければと思います。
STORES.jpで対応している決済方法
では、STORES.jp
が対応している決済方法についてひとつずつ解説していきたいと思います。
STORES.jpでは対応可能な決済方法はかなり豊富なので、ネットショップでのかご落ち対策にもつながると思います。
クレジットカード
ネットショップの決済方法として最も利用されるのが「クレジットカード決済」です。
クレジットカード決済のメリットとしては、注文が入った後、与信、オーソリに問題がなければ即座に商品発送に進められるという点です。
クレジットカード決済に対応できないネットショップは、残念ながら商品が売れる可能性はかなり低いと思います。
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で利用できるクレジットカードのブランドはVISA、Master、American Expressの三種類です。
銀行振込
割合的にはかなり少なくなってきていますが、銀行振込を希望されるお客様もおられます。
個人よりも法人など会社からの注文の際に経理の都合で銀行振込を利用したいというニーズも少なくありません。
銀行振込の場合は、支払い手数料が発生しますが、お客様負担となります。
また、支払い期限が注文日の次の日から3日以内に対応しなくてはならない「支払い期限」があることがデメリットですね。
コンビニ決済
コンビニ決済はクレジットカードを所有していない人が選びやすい決済方法のひとつです。
注文完了メールに記載される「コンビニ決済番号」を用いて、最寄りのコンビニで支払いを行う方法です。
コンビニ決済も銀行振込と同じく支払い期限(注文日を含めた3日)があるため期限超過によるキャンセルになりやすいというデメリットがあります。
翌月後払い
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における翌月後払いとは決済代行会社Paidyがお客様の代金を一時立て替えという形で支払う決済方法です。
Paidyへの支払いはコンビニ決済・各銀行への振込・Pay-easyでの支払いなど数種類の方法があるため、お客様自身で支払う方法を選択出来るところも大きなメリットです。
また、コンビニ決済を選択した場合は手数料が無料というメリットもあります。
デメリットとしては、Paidyへの支払い期限までに支払いが完了しなかった場合はペナルティ料金が発生する場合があるという事です。
PayPal
PayPalは比較的前から使われている決済方法で、主に海外での取引では主流になっている決済方法です。
PayPalもクレジットカード決済の扱いとなるのですが、決済自体はPayPalが担当するため、購入の際にクレジットカード情報を入力する必要がないというメリットがあります。
PayPalを介して行う場合はクレジットカードの対応ブランドが通常のクレジットカード決済よりも多くなるメリットがあります。
対応しているクレジットカードのブランドは「VISA」「MasterCard」「JCB」「American Express(AMEX)」「Discover」「銀聯カード(Union Pay)」です。
キャリア決済
キャリア決済とは、インターネットで購入した商品の代金を、月々のスマートフォン通信料金に合算させて支払う決済方法のことです。
クレジットカードを所有していないユーザーが利用しやすい決済方法で、スマホを所有している人であれば利用が可能な決済方法です。
「au」「docomo」「SoftBank」のスマホであればキャリア決済に対応していますが、「格安SIM」などのスマホを利用している人は使えないというデメリットがあります。
キャリア決済も右肩上がりで利用者が増え続けている決済方法です。
楽天ペイ
楽天ペイとは、楽天会員登録時に入力したクレジットカードから支払いが行われる決済方法です。
楽天ペイのメリットは、決済時に楽天IDでログインするだけで決済が完了するので、クレジットカード番号を入力する手間を省くことができます。
また、楽天ペイで決済した場合には、楽天スーパーポイントが付与されるというメリットがあります。
楽天ペイを利用するには、楽天会員になっている事が前提となりますし、楽天会員情報にクレジットカード情報を登録している必要があります。
代金引換
代金引換は商品配達時にお客様が商品と交換で代金を支払う方法です。
代金引換を利用するには、ショップ側で配送会社との契約が必要となります。
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に支払う決済手数料はかかりませんが、代引き手数料が別途必要となります。
また、代引きでの発送の場合、受け取り拒否などによるトラブルが起こる可能性もあります。
フリープランとスタンダードプランの決済方法の違い
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でネットショップを開業する際は、無料で使えるフリープランか、月額1980円のスタンダードプランのどちらかを選ぶ必要があります。
フリープランとスタンダードプランでは、利用できる決済方法が若干異なりますので以下の表を参考にしていただければと思います。
決済方法 | フリープラン | スタンダードプラン | 決済手数料(フリー/スタン) |
---|---|---|---|
クレジットカード | 必須 | 必須 | 5%/3.6% |
銀行振込 | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
コンビニ決済 | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
翌月後払い | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
PayPal | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
キャリア決済 | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
楽天ペイ | 必須 | 選択可能 | 5%/3.6% |
代金引換 | × | 選択可 | (別途) |
AmazonPay | × | 選択可 | 4%(Amazon) |
フリープランは、基本的に決済方法の選択はできませんが、スタンダードプランでは自分の好みの決済方法だけを選択する事が可能です。
STORES.jpのフリープランとスタンダードプランの機能などの違いについては以下のページに詳しくまとめておりますのでこちらも参考にしていただければと思います。
STORES.jpの決済方法のまとめ
今回は、STORES.jp
で利用可能な決済方法について詳しくご説明いたしました。
ネットショップでは、決済方法は多ければ多いほど、ユーザーの離脱率が引き下がるというデータがあります。
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では、フリープランでもスタンダードプランでもショップ運営上必須と考えられる決済方法のほとんどに対応しています。
代金引換と、AmazonPayだけは特殊ですが、それ以外の決済方法は管理画面上で一元管理されているので注文の処理の際にも混乱することはほとんどありません。
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なら、即日これらの決済方法に対応したネットショップを作る事ができるので初心者の方も安心して利用できるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。