STORES.jpで配送情報を一括登録可能に!CSVの登録手順を解説
かんたんにネットショップを開業できるサービスとして、BASE (ベイス)
と並んで人気のサービスにSTORES.jp
というサービスがあります。
STORES.jpの管理画面上で、配送情報を一括で登録可能になりました。
STORES.jpの配送情報の一括登録についてご説明いたします。
STORES.jpとは?
「STORES.jp
」というネットショップの構築サービスがあります。
STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)では、「すべての人にオンラインストアを」というキャッチコピーをもとに、誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスを提供しています。
STORESは、ネットショップのデザインのカスタマイズについても、HTMLやCSSといった専門的な知識や特別な技術などがなくても誰でも簡単に変更する事が可能です。
インスタントECと呼ばれるサービスとしては、STORESと並んで人気のあるサービスが「BASE (ベイス)
」というサービスです。
STORES.jpとBASE(ベイス)のサービスの比較については、以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらを参考にしてください。
STORES.jpは毎月8000店舗以上の新しいネットショップが開設されていますが、STORES.jpの新機能「配送情報一括登録」についてご説明いたします。
STORES.jpの配送情報一括登録とは
STORES.jpの配送情報一括登録とは、未発送のオーダーに対して、配送情報、つまり宅配便などの送り状番号をCSVで一括登録できる機能のことです。。
ネットショップを運営していると、商品の発送時に、注文者さんに対して、発送完了メールを送信する事が必要となります。
定形外郵便など、送り状番号が無い場合は、送り状番号の入力は不要ですが、宅配便で商品を発送した際には、荷物の追跡が可能なため、配送情報をお客様にお知らせする必要があります。
これまで、STORESでは、配送情報は一件ずつ手入力が必要だったため、注文数の多い店舗さんの場合は、配送情報の登録作業にかなり時間がかかっていたのではないでしょうか。
今回の配送情報一括登録の機能が実装されたことで、配送情報の入力作業に使っていた時間が短縮する事になります。
これはありがたい改変ですね。
余談ですが、売れるネットショップの教科書ではネットショップで商品を発送する際の発送完了メールの文例をテンプレートとして公開しております。
必要な方はご利用いただければ幸いです。
STORES.jpで配送情報を一括登録する方法
STORES.jpで配送情報を一括登録する方法を手順を追ってご説明いたします。
まずはじめに、ダッシュボード上のメニューの中の「+」ボタンからアドオンページへ移動します。
次に、一覧に表示されている「配送情報一括登録」のアドオンを「ON」に切り替えます。
アドオンをONにすることで、オーダーリストのオプションに「配送情報一括登録」が追加されます。
ダッシュボード上で、オーダーリストのページに移動すると、ページ上部が拡張され、一括登録が出来るようになっているはずです。
ここまでがアドオンの追加方法となります。引き続き、CSVによる配送情報の登録手順をご説明いたします。
追加されたオーダーリストページ上部の「配送情報CSVファイル」の「テンプレートダウンロード」をクリックすると、全ての未発送オーダーがCSVファイルでダウンロードすることができます。
ダウンロードしたCSVファイルに配送情報を追記していきます。
CSVファイルはエクセルなどで開く事ができるので、エクセルで開いて、「配送方法」「到着予定日時」「問い合わせ番号」の欄に記載しましょう。
発送完了メール送信時に、「配送方法」「到着予定日時」「問い合わせ番号」は記載されます。
CSVファイルへの配送情報の追記が完了したら、オーダーリストの画面に戻って、追記したCSVファイルをアップロードします。
赤枠にCSVファイルをドロップするか、クリックしてアップロードしたいCSVファイルを選択することが出来ますのでいずれかの方法でCSVを登録します。
CSVファイルが選択されているのを確認したら、「登録する」ボタンを押せば一括登録作業は完了となります。
「登録する」ボタンを押せば、受付完了画面が表示されます。
配送情報の一括処理が完了すると、登録の結果がメールで届きますのでメール到着を待ちましょう。
以上が配送情報の一括登録作業の手順となります。
配送情報の一括登録後のオーダーのステータス変更などについては、公式ブログをご確認ください。
STORES.jpのまとめ
今回は無料でネットショップを開設できる人気のサービスSTORES.jp
において、配送情報の一括登録機能がアドオンとしてリリースされましたので情報をまとめてみました。
ネットショップを運営している方なら、管理画面の重要性は熟知されている事と思います。
配送情報を登録する作業については、様々なシステムがCSVによる一括対応を可能にしていますが、STORESでもそれが可能となりました。
STORESは管理画面のインターフェイスも直観的でわかりやすいため、ネットショップを初めて出店する方にも馴染みやすいと思います。
ECサイトを運営していると、ユーザーが閲覧する側のネットショップよりも、管理画面、バックヤードの画面を利用する時間の方が多くなります。
また、STORESでは、現在ショップ運営者に資金援助をするアシストプログラムという支援企画を実施しています。
ストアーズアシストプログラムは、最大で100万円という非常に高額なショップ運営支援を受ける事が可能なプログラムです。
既にSTORESでネットショップを運営している人はもちろん、これから新規でストアーズにショップを開設する人も対象となります。
ストアーズアシストプログラムについては申請の期限がありますので、早めにお申し込みされることをおすすめします。
今回の記事の内容が、STORESでネットショップを運営されている方、またはSTORESに新規でネットショップをオープンさせようと検討されている方の参考になれば幸いです。