Makeshopのクリエイターモードとは?機能とメリット
本格的な卸サイトを構築できるサービスとして、当店でも利用しているのがMakeShop
というASP、ネットショップカートサービスです。
Makeshop(メイクショップ)は、カラーミーショップ
やショップサーブ
などと同じ、自社ECサイトというくくりになります。
ネットショップではサイトの制作時に制作会社などが代行して実施する場合がありますが、クリエイターモードはこうしたプロに依頼する際にも便利なモードだと思います。
今回は、Makeshopでネットショップ構築を検討されている方に向けて、クリエイターモードについてご説明いたします。
Makeshopにネットショップを出店している方、またメイクショップをこれから利用しようと検討されている方の参考になれば幸いです。
Makeshop(メイクショップ)のクリエイターモードとは?
MakeShop
のクリエイターモードとは、自由度の高いレイアウト編集と優れたカスタマイズ性があり、レスポンシブWebデザインにも対応した新しいデザイン編集機能の事です。
もともとメイクショップには、好みのデザインを選び簡単な調整でネットショップができるデザインテンプレートが約173種類用意されていました。
HTMLなどの独自のカスタマイズも可能でCSSなどを利用して細かいデザイン設定を行う事もできていましたが、パソコン用とスマホ用でテンプレートがわかれていたりと比較的複雑な設定が必要となっていました。
今回リリースされるクリエイターモードは、レスポンシブWEBデザインという、パソコンやスマホ、タブレットの画面サイズに合わせて最適化されるデザインへの対応も含まれているとのことです。
実際にMakeshopにてネットショップを開設してみての感想やメリットなどは、以下のページにまとめておりますのでこちらも参考にしていただければと思います。
Makeshopのクリエイターモードのメリット
Makeshopのクリエイターモードのメリットについて、3つのメリットをご紹介いたします。
今回はMakeshopの公式サイトに掲載されていたメリットをご説明いたします。
(1)優れたカスタマイズ性でオリジナリティを発揮
Makeshopの「クリエイターモード」では、smartyというPHPで使用できるテンプレートエンジンで、デザイン(HTMLソース)とロジック(PHPソース)を分離して管理できる独自タグを採用しています。
少し専門的な内容になりますが、生成されるソースの扱いが細かくなっているため、これまで以上に優れたカスタマイズが可能となっているモードです。
具体的に言えば、ネットショップに必要なパーツの配置は自由にレイアウトが可能で、その上各パーツのカスタマイズも以前よりも容易に行えるということです。
クリエイターモードはWEBの専門家やHTMLやCSSといったソースコードに熟知している人には、かゆいところに手が届くモードであるといえますね。
(2)レスポンシブWebデザインに対応可能
PCもモバイルも同一URLでデバイスごとに最適なページを表示することができるレスポンシブWebデザインに対応したショップを構築可能となりました。
以前まではMakeshop内でもパソコン用の表示画面とスマホ用の表示画面が別々のテンプレートで管理され、URLも別々に生成されていました。
レスポンシブWEBデザインになったことで、URLがパソコン、タブレット、スマホで統一され、SEO的な意味でも非常に強化されたことになります。
地味な改変のようですが、これが最も重要な変更点であるとも言えますね。
(3)効率化と戦略的なショップ運営が可能に
メイクショップのクリエイターモードではネットショップ運営の効率化を考慮し、自らが作成したコンテンツをタグ化でき、簡単にコンテンツの再利用ができるウィジェット機能を搭載しています。
Googleが推奨しているMFI(モバイルファーストインデックス)に対応した編集も可能である点も大きな改変だと思います。
ウェブサイト内の行動分析や効果測定などの数値計測するために必要な各種マーケティングツール用のタグも自由に追加できる設計になったため、環境に合わせた戦略的なネットショップ運営が実現可能となります。
クリエイターモードでは、マーケティング面においても大きな進化を遂げています。
Makeshopのクリエイターモードのリリースについて
Makeshopの大幅改変でもあるクリエイターモードのリリース予定は、2019年3月末頃に提供される予定です。
「クリエイターモード」は、レイアウトの編集も可能な自由度の高さと、優れたカスタマイズ性が特徴の編集機能です。
具体的にはtableタグを廃止したことで、レスポンシブWebデザインのネットショップ構築も可能なうえ、SEO対策の強化も行いやすくなりました。
クリエイターモードは、Makeshopを利用している人であれば、通常の「MakeShop」の編集画面から、画面を切り替えるだけで簡単に、「クリエイターモード」を使用できるようになるそうです。
またリリース後は、初期段階で2つの専用テンプレートが用意されているようです。
Makeshopには他にも法人向けに強いBtoBオプションなど、魅力的なオプションサービスが多数あります。
メイクショップのクリエイターモードのまとめ
今回は当店でも本店ネットショップの構築に利用しているMakeShop
について、新しい機能であるクリエイターモードについて解説いたしました。
クリエイターモードの最大の魅力は、カスタマイズ性の高さもありますが、やはりレスポンシブWEBデザインへの対応でしょうね。
ネットショップのASPでは、BASE (ベイス)
やSTORES.jp
などは、かなり前からレスポンシブWEBデザインに対応されたショップデザインテンプレートを採用していましたから、Makeshopに関してはようやくといった改変になります。
ただ、Makeshopは日本で最も売れているネットショップのASPでもありますから、この大手がレスポンシブWEBデザインに対応してくれたというのは非常にありがたい改変でもあります。
Makeshopは自社ECサイトの種類となりますが、最近では自社ECサイトの流行としては単品リピート販売に注力しだす方も増えていると聞いています。
リピート注文なら、単品リピート通販という特定商品に特化した販売方法も有効ですので、こちらも合わせてご検討いただければと思います。
今回の記事の内容が、Makeshopでクリエイターモードの導入を検討されている方の参考になれば幸いです。