BASE ベイス で消費税の軽減税率の対応ができる「税率変更予約機能」の使い方
ネットショップを誰でも簡単に出店できるBASE (ベイス)
では、2019年10月1日からの消費税の改定に際して、事前に対応ができる「税率変更予約機能」をリリースしました。
BASEでの消費税増税対応、および、軽減税率への対応方法についてご説明いたします。
BASE(ベイス)とは?
ネットショップのBASE (ベイス)
とは、個人でも気軽にネットショップを開業できるインスタントECサービスのことです。
BASEは、無料でネットショップを出店できる事が人気で、ネットショップを出店している店舗数が2019年8月時点で、80万店舗以上と発表されています。
BASE(ベイス)は、楽天市場
やヤフーショッピングのようなインターネットショッピングモールと異なり、ネットショップ出店の際に長期にわたる審査などはなく、最短3分程度で出店する事が可能となっています。
BASEと同じく、無料でネットショップを開業できるサービスにSTORES.jp
というサービスもあります。
ストアーズの場合、BASEよりも決済手数料が5%と低い事もあり、より高い売上を目指すネットショップにおすすめのサービスです。
筆者がBASEで実際にネットショップを出店してみての感想やメリット、感想などについては以下のページにより詳しくまとめています。
BASEでネットショップ出店を検討されている方は以下のページも参考にしていただければと思います。

BASEにおける消費税増税の対応とは
BASE (ベイス)
を利用してネットショップを出店している方が、消費税増税後の税率へ変更する対応は、管理画面上から簡単に行う事ができます。
管理画面上の右上にあるロゴマークから「ショップ設定」をクリックしてください。
「ショップ設定」ページの「ショップ情報」タグ(デフォルトで選択されているページです)を一番下までスクロールすると「デフォルト税率」という項目があります。
基本的には、新しい消費税率である10%が選ばれていますが、軽減税率に対応した商品がメインの場合は、この項目を「8%(軽減税率)」に変更します。
特に難しい作業は必要なく、デフォルト税率を10%、もしくは8%にしておくだけで、9月30日(月)23:30~10月1日(火)早朝にかけての定期メンテナンス作業で反映され、メンテナンス終了後には設定が反映された税率となります。
では、次に商品別に価格、消費税率を設定する方法をご説明いたします。
BASEで商品ごとに税率変更予約する方法
BASEで商品ごとに消費税率を変更する場合の手順をご説明いたします。
まずは管理画面上のメインメニューにある「商品管理」をクリックして、商品管理ページへ移動します。
商品管理ページの上部に「2019年10月1日から実施される、消費税率改定の準備をお願いします。」というテキストが表示されているかと思います。
そのテキストの右側にある「税率変更予約をする」というボタンをクリックします。
税率変更予約設定では、商品一点ずつに対して、販売価格の変更予約、または消費税率の個別変更を行う事が出来ます。
商品の販売価格自体も10月1日から改定するという店舗さんもおられると思いますので、個別に価格変更が行えるこの機能は役立つと思います。
また、消費税率が軽減税率の対象商品(主に食品など)と、標準税率の商品が混在するショップさんの場合も個別に設定できるためこの機能を使う事で事前に消費税率改定後の対応が行えます。
消費税率変更に伴う販売価格の改定などに関しては、事前にお客様に価格変更についての案内をメールで送っておくと、お客様のご理解を得やすくなると思います。

ネットショップBASEのまとめ
今回は簡単にネットショップを開業できるBASE(ベイス)での消費税増税に対応する方法と、軽減税率の対応方法をご紹介いたしました。
BASEは、ネットショップを個人でも即日オープンできるサービスとして、個人法人問わず非常に多くのユーザーに支持されているECサービスです。
ネットショップの開業と個人のネット販売を簡単かつ無料で実現できるのは、STORES.jp
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と
BASE (ベイス)
の二つのインスタントECサービスのおかげだと思います。
消費税増税は避けては通れない事ですが、全ての事業者が等しく対応が必要である為、必ずしも増税で売上減少につながるという事にはならないと思います。
適正な対応を実直に行い、お客様との関係を継続できるようにフォローメールなどでしっかりと対応してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。