BASE ベイス が出店数60万店舗達成!なぜBASEは人気なのか?
ネットショップを誰でも簡単に出店できるBASE (ベイス)
の出店数が60万店舗を突破しました。
BASE(ベイス)がここまで人気があるのには、一体どんな理由があるのでしょうか?
今回は、ネットショップ開設数が60万店舗を突破したBASEについて現役店長がBASEの魅力について考察してみたいと思います。
BASEにネットショップを出店している方や出店を検討されている方の参考になれば幸いです。
BASE(ベイス)とは?
BASE (ベイス)
とは、個人でもネットショップを即日開設することができる無料のネットショップの開業サービスの事です。
BASE(ベイス)は、楽天市場
などのようなインターネットショッピングモールと異なり、ネットショップ出店の際に長期にわたる審査などはありませんが、かんたん決済を利用申請する際には審査があります。
BASE(ベイス)でネットショップを作るのに必要となるのは、メールアドレスがあればショップ開設が可能です。
また、BASEでネットショップを出店している店舗数が2018年9月で、60万店舗以上と発表されました。
楽天市場
の出店店舗数が2018年10月2日時点で46,328店舗と発表されていますので、
BASEを利用している店舗数は楽天市場の10倍以上です。
筆者がBASEで実際にネットショップを出店してみての感想やメリット、感想などについては以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。
BASEの累計ショップ開設数の推移
BASEは、2012年からサービスをリリースして、2013年11月で5万店舗を突破、その後、2014年9月に10万店舗を突破しています。
2016年1月に20万店舗、2016年11月に30万店舗、2017年7月に40万店舗、2018年5月に50万店舗と着実に出店店舗数を増やしてきました。
50万店舗突破からわずか4ヶ月で、60万店舗の開設数を達成するという正に右肩上がりの出店数となっています。
BASEがなぜここまで順調に出店店舗数を増やすことに成功したのか、BASEの魅力、人気の理由について次にご説明したいと思います。
BASEが人気の理由とは?
2018年9月で60万店舗の出店数となったBASEですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか?
現役BASE店長でもある筆者が考える、BASEの人気の理由を3つに絞ってご紹介いたします。
ネットショップ出店が非常に簡単
BASEはネットショップの開業サービスですが、そのコンセプトは「お母さんでも使えるネットショップ」というコンセプトがあります。
ネットショップは、機能面が複雑だったり、HTMLなどの専門知識が必要だったりする傾向が強かったのですが、BASEはこうした複雑さを排除して、お母さんでもわかるというスタンスに忠実なバックヤードを構築しています。
実際に管理画面を使えばすぐにわかりますが、直観的に何をすればどうなるかがわかるUI/UXが意識されて設計されているようです。
簡単であるというのは、それだけシンプルに無駄をそぎ落とした結果ともいえるかもしれませんね。
ネットショップ開業費用が無料
BASE最大の魅力といってもいいのが、出店に関する費用が、基本的に無料であるという点です。
ネットショップの開設には、初期費用がかかったり、月額固定費用がある程度必要になるケースもありますが、BASEは基本的に固定費に関しては無料でネットショップを運営できます。
有料となるのは、入金サイクルを早める場合や、チャージバック対応をする場合などです。
ネットショップを始めたいけどよくわからない。ためしに出店してみたい。というニーズには、BASEは手軽さという意味でピッタリとマッチしたのだと思います。
BASE以外に無料で使えるネットショップについては、以下のページにまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。
無料でもショップ運営機能が充実している
世の中には、無料お試しで使えるウェブサービスは沢山ありますが、その多くは、「期間限定の無料」で、継続利用する際には、正規料金が必要となります。
BASEは、最初から無料であり、機能についても90%以上の機能が無料のままでも使うことができます。
ネットショップの運営に必要不可欠と思われる機能のほとんどをBASEは持っている上に、リアルタイムに商品紹介をムービーで行える「BASELIVE(ベイスライブ)」などの画期的なサービスも利用できます。
BASEライブも、ベイス出店者は無料で使うことができますので、商品を露出させる機会が沢山用意されています。
BASE出店店舗の年代とジャンル比率
では、実際に60万店舗のネットショップの出店ジャンルとオーナーの年代について公式サイト「weareowners」よりご紹介いたします。
BASEに出店しているオーナーの年代
BASEにネットショップを出店しているオーナー、店長で最も多い年代は、30代で35.5%となっていました。
次に多い世代は、20代までの世代で26.9%、その次が40代で23.4%と、20~40代で85.8%と大多数を占めていることがわかりました。
BASEは比較的若い世代から支持されているネットショップ開設サービスであるとも言えますね。
BASEに出店しているネットショップのジャンル
BASEに出店しているネットショップのジャンルとしては、第一位はファッションジャンルで41.2%のシェアとなっていました。
やはり、ファッションジャンルをネット販売するユーザーとBASEの相性は良いようですね。
二番目に多い出店ジャンルは、エンタメ・ホビーで12.9%のシェアとなっていました。
食べ物・飲み物ジャンルが9.87%、インテリア6.62%、コスメ4.09%と続いていました。
比較的若い世代が利用するネットショップということもあり、商品ジャンルも若い世代が探す商品ジャンルの出店割合が高いようですね。
BASEでは、インフルエンサーとして、香取慎吾さんがBASEを紹介するテレビコマーシャルなども放送しているため、若い世代への訴求も非常に上手だと思いました。
60万ショップを達成したBASEについてのまとめ
今回は、ネットショップを簡単に出店できるBASE (ベイス)
が出店店舗数60万店舗を達成したため、そのお祝いの気持ちを込めてこれまでのBASEについてまとめてみました。
BASEは、STORES.jp
と並び、インスタントECサービスとも呼ばれています。
ネットショップは過去には、法人、ビジネスユースが前提でしたが、BASEの登場で、個人でも簡単にネットショップを開設できるようになりました。
BASEが存在してくれることで、多くのクリエイターや個人事業を行う店長さんのネット販売に大きく貢献してくれていると思います。
今後もBASEは出店店舗数が増えていくことは想定されますが、より機能面でも充実していくことが期待されますね。
今回の記事の内容がBASEでネットショップ出店を検討されている方の参考になれば幸いです。