現在はTシャツやパーカーだけでなく、アクスタ、アクキー、ステッカー、バッグ、スマホケースなども1個から制作できます。さらにBASEやShopifyと受注生産サービスを組み合わせれば、在庫を持たずに自分のネットショップで販売することも可能です。
この記事では、オリジナルグッズをネット販売したい人向けに、主要な受注生産サービスを比較しながら、どの方法でネットショップを始めるべきかまでわかりやすく解説します。
結論|初めてならBASE、本格的に育てるならShopify
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 初めてオリジナルグッズを販売する | BASE+UP-T |
| 月額固定費を抑えて始めたい | BASE |
| アクスタ・アクキーなども販売したい | BASE+ME-Q |
| 本格的なブランドを作りたい | Shopify+Printful |
| 注文から制作・発送まで自動化したい | Shopify+Printful |
| とにかく手軽に試したい | SUZURI |
| キャラクター・イラスト中心 | pixivFACTORY+BOOTH |
まだ「本当に売れるかわからない」という段階なら、まずBASEで小さく始める方法がわかりやすいでしょう。月額固定費をかけずにショップを作り、実際の反応を見ながら商品数を増やせます。
まず小さくオリジナルグッズ販売を始めたい人におすすめ
オリジナルグッズは在庫なしでもネット販売できる

一般的なグッズ販売では、先に数十個、数百個の商品を作り、注文が入るまで在庫として保管します。
一方、オンデマンド販売なら、注文が入ってから必要な分だけ制作できます。
↓
1点だけ制作
↓
プリント
↓
購入者へ直接発送
つまり「100枚作ったのに10枚しか売れなかった」という在庫リスクを避けられます。特に初めてオリジナルグッズを販売するなら、受注生産で売れるデザインを確認してから生産数を増やす方が安全です。
BASEでオリジナルグッズを販売する方法
初めてネットショップを作るなら、BASEは始めやすい選択肢です。BASEでショップを開設し、UP-T、ME-Q、オリジナルプリント.jpなどの受注生産サービスを組み合わせます。
BASEで注文 → 制作サービスへ発注 → 制作会社が商品を作って購入者へ発送という流れを作れるため、自宅に大量の在庫を置く必要はありません。
BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用0円で、商品が売れたときに基本的な決済方法で3.6%+40円の決済手数料+3%のサービス利用料が発生します。
BASEがおすすめな人
- 初めてネットショップを作る
- 月額固定費をかけずに始めたい
- 国内向けに販売したい
- まず月数件~数十件から試したい
- Tシャツやアクスタなど複数の商品を販売したい
まだ販売数が読めない段階では、売上がない月に月額固定費が発生しないのは大きなメリットです。
売れるか分からない段階でも月額0円から始められます
Shopifyでオリジナルグッズを販売する方法
将来的に本格的なオリジナルブランドへ育てたいならShopifyが有力です。
特にPrintfulと組み合わせれば、注文情報を連携し、商品制作から発送まで自動化しやすいのが大きな特徴です。
↓
Printfulへ自動連携
↓
商品制作
↓
購入者へ発送
月5件、10件程度なら手動発注でも問題ありませんが、月100件、500件と注文が増えると、毎回制作会社へ発注する作業だけでも大きな負担になります。
ShopifyのBasicプランは2026年8月時点で、年払いなら月額3,650円、月払いなら月額4,850円です。Shopify Paymentsを利用した標準オンラインカード決済は3.55%となっています。
Shopifyがおすすめな人
- オリジナルブランドとして育てたい
- 注文処理を自動化したい
- 将来的に販売数を増やしたい
- 海外販売も考えている
- 広告やCRMまで含めて本格的にEC運営したい
単に商品を販売するだけでなく、長期的に自社ブランドのネットショップを育てたい人にはShopifyが向いています。
本格的なブランド運営・注文処理の自動化を目指す人におすすめ
オリジナルグッズ制作サービスおすすめ6選

ネットショップを決めたら、次は実際に商品を制作するサービスを選びます。価格だけでなく、ネットショップとの連携や商品の種類まで含めて比較するのがおすすめです。
1.UP-T|BASEでTシャツ販売するなら有力
UP-Tは、Tシャツ、パーカー、バッグ、スマホケース、アクリルグッズなど幅広い商品を1点から制作できる国内サービスです。
定番Tシャツ「Printstar 00085-CVT」は、2026年8月時点でプリント込み2,200円(税込)が目安で、送料は原則無料です。
BASEとの連携にも対応しています。完全自動ではありませんが、BASEで注文が入った後にUP-T側で発注し、そのまま購入者へ発送できます。
口コミ:「発送が早い」「プリントがきれい」「1枚から作れて便利」といった声が見られます。商品ごとに生地感は違うため、販売前のサンプル確認がおすすめです。
おすすめ:BASE+UP-T
2.Printful|Shopifyで自動化するなら最有力
PrintfulはShopifyなどと連携できるプリント・オン・デマンドサービスです。
最大の特徴は、ネットショップの注文から商品制作・発送までを自動化しやすいことです。
商品価格はアイテムや製造拠点などによって変わりますが、販売数が増えたときに発注作業を減らせるメリットがあります。
口コミ:「プリント品質が良い」「Shopifyとの連携が便利」といった評価がある一方、国内サービスより原価が高くなるケースや、一部英語情報が混ざる点を気にする声もあります。
おすすめ:Shopify+Printful
3.ME-Q|アクスタや小物グッズに強い
ME-Qは商品種類の多さが特徴です。Tシャツだけでなく、アクスタ、アクキー、スマホケース、缶バッジ、バッグ、タンブラーなど幅広い商品を1個から制作できます。
スタンダード系Tシャツでは1,616円~の商品があります。送料は商品や配送条件によって異なります。
BASEとの連携にも対応しているため、同じキャラクターを複数のグッズへ展開したい人には使いやすいサービスです。
口コミ:「発色がきれい」「細かいデザインまで印刷された」「商品種類が多い」といった評価があります。
おすすめ:BASE+ME-Q
4.オリジナルプリント.jp|商品や印刷方法を選びたい人向け
オリジナルプリント.jpは、商品とプリント方法の選択肢が多い国内サービスです。
United Athle 5.6oz Tシャツでは本体715円~の商品があり、ここへプリント代が追加されます。送料も商品や配送方法によって異なります。
BASEとの連携にも対応しています。
口コミ:「商品数が多い」「価格が比較的安い」といった声がある一方、印刷の色や位置がイメージと違ったという声もあるため、販売前の実物確認がおすすめです。
おすすめ:BASE+オリジナルプリント.jp
5.pixivFACTORY+BOOTH|キャラクター販売なら手軽
pixivFACTORYとBOOTHを組み合わせると、注文後の商品制作から発送まで任せられます。
Tシャツ、アクスタ、アクキー、缶バッジなどを1点から販売できるため、イラストレーターやVTuberなどのファン向けグッズと相性の良いサービスです。
BOOTHでpixivFACTORY発送商品を販売する場合、サービス利用料は基本的に「マージン×5.6%+45円」です。
6.SUZURI|最も簡単だが価格は高め
SUZURIは画像を登録して商品を選ぶだけで販売を始められます。注文後の制作・発送もSUZURI側で行うため、販売者の作業はほとんどありません。
2026年8月時点ではスタンダードTシャツ3,091円~、通常送料740円です。
販売は非常に簡単ですが、商品原価に利益と送料が加わるため、購入者の支払総額は高くなりやすい傾向があります。
まずデザインが売れるか試すならSUZURI、自分のネットショップを育てるならBASEやShopifyと考えるとわかりやすいでしょう。
オリジナルグッズ制作サービス比較表
| サービス | 価格・送料の目安 | 連携 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| UP-T | 定番Tシャツ2,200円 送料原則無料 |
BASE | 国内で手軽に販売 |
| Printful | 商品・配送先で変動 | Shopify等 | 本格運営・自動化 |
| ME-Q | Tシャツ1,616円~ 送料は条件による |
BASE | アクスタ・小物 |
| オリジナルプリント.jp | 本体715円~+プリント代 | BASE | 商品・印刷方法重視 |
| pixivFACTORY | 商品によって変動 | BOOTH | キャラ・イラスト |
| SUZURI | Tシャツ3,091円~ 送料740円 |
SUZURI内 | 手軽さ重視 |
※2026年8月時点の確認情報です。商品、カラー、サイズ、プリント方法、配送条件などによって料金は変わります。
BASEとShopifyはどっちがおすすめ?

| 比較 | BASE | Shopify |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | セットアップ手数料なし |
| 月額 | 0円~ | Basic 年払い3,650円/月 |
| 基本的なカード決済 | 3.6%+40円 +サービス利用料3% |
Shopify Payments 3.55% |
| 初心者 | ◎ | ○ |
| 小規模販売 | ◎ | ○ |
| 自動化 | ○ | ◎ |
| 拡張性 | ○ | ◎ |
| 海外販売 | ○ | ◎ |
| 本格ブランド | ○ | ◎ |
※BASEはスタンダードプラン、ShopifyはBasicプランを基準に比較しています。決済方法などによって手数料は異なります。
売れるかわからないならBASE
まだ本当に商品が売れるかわからない段階なら、月額固定費をかけずにショップを作れるBASEが向いています。
まず3~5商品だけ販売し、反応を確認してから商品数を増やすという使い方もしやすいでしょう。
まず小さく販売を始めたい人はこちら
本格的なブランド運営ならShopify
SNSや広告から継続的に集客し、将来的に販売数を増やすならShopifyのメリットが大きくなります。
Printfulなどとの自動連携に加え、レビュー、CRM、メールマーケティングなどもアプリで拡張しやすいため、EC事業として長く育てたい場合に向いています。
本格的にブランドを育てたい人はこちら
最初は3~5商品だけで十分

オリジナルグッズ販売を始めると、つい商品数を増やしたくなります。しかし、最初から大量の商品を登録する必要はありません。
まず人気が出そうなデザインを3~5種類用意し、Tシャツやステッカーなど少数の商品から販売してみましょう。
売れたデザインだけ、パーカー、バッグ、アクスタなどへ横展開する方が効率的です。
販売前には必ずサンプルを1点注文する
受注生産サービスを利用する場合でも、販売前には必ず自分で商品を確認することをおすすめします。
- 生地の厚さ・質感
- サイズ感
- プリントの発色
- 印刷位置
- 梱包状態
- 注文から発送までの日数
利用者の口コミでも「思っていた色と違った」「生地感がイメージと違った」といった声は一定数あります。サンプル1点の費用を惜しんで購入者から低評価レビューが付く方が大きな損失です。
売れる商品が見つかったら大量生産も検討する
受注生産は在庫リスクがない一方、1個あたりの製造原価は大量生産より高くなります。
毎月50枚、100枚と安定して売れる商品が見つかったら、まとめて生産して原価を下げる方法も検討しましょう。
↓
売れる商品を確認
↓
安定して注文が入る
↓
まとめて生産して利益率を上げる
オンデマンド販売は在庫を持たない方法であると同時に、売れる商品を探すためのテストマーケティングとしても活用できます。
オリジナルグッズ販売についてよくある質問
Q.オリジナルグッズは本当に1個から作れますか?
はい。UP-T、ME-Q、オリジナルプリント.jp、Printful、SUZURIなど、1個から制作できるサービスがあります。
Q.自分で商品を発送する必要はありますか?
購入者への直送に対応したサービスを利用すれば、自宅で梱包・発送する必要はありません。ただし、ショップから制作サービスへの発注を手動で行うサービスと、自動連携できるサービスがあります。
Q.初心者はBASEとShopifyのどちらがおすすめですか?
まだ販売数がわからない段階ならBASEが始めやすいでしょう。本格的なブランド運営や注文処理の自動化まで考えるならShopifyが向いています。
Q.オリジナルTシャツはいくらで販売すればいいですか?
商品原価だけでなく、送料、ネットショップの決済手数料、広告費なども含めて販売価格を決める必要があります。「いくらで作れるか」より最終的にいくら利益が残るかで考えることが重要です。
まとめ|自分に合った方法で小さく始めよう
現在は、オリジナルTシャツやアクスタ、ステッカーなどを販売するために、大量の在庫を持つ必要はありません。
初めて販売するならBASE+UP-TやME-Q、本格的なブランド運営や自動化を目指すならShopify+Printfulが有力です。
重要なのは、最初から大量の商品を作ることではありません。まず3~5商品だけ販売し、どのデザインなら実際に買ってもらえるのかを確認してみましょう。
まず低コストでオリジナルグッズ販売を始めたい人
まだ販売数がわからないなら、月額0円から始められるBASEが使いやすいでしょう。
小さく始めて売れる商品を探したい人におすすめ
本格的なブランドとして育てたい人
注文処理の自動化や将来的な販売拡大まで考えるならShopifyが向いています。
本格運営・自動化を目指す人におすすめ