売上は伸びている。でも、利益が思ったより残らない。
先日、月間3,000件ほど受注している店舗さんから、そんな相談がありました。
最初は広告費や仕入れ原価の問題かと思いました。しかし詳しく見ていくと、別のところにも気になるコストがありました。
受注管理システムです。
受注件数が増えたことで、毎月のシステム費用も増えていました。月単位で見ると、それほど大きな金額には感じないかもしれません。
しかし、年間で計算すると数十万円。
運営状況によっては、それ以上の差になるケースもあります。
私はこれまで600社以上のEC相談を受けてきましたが、受注が増えてきた店舗さんほど、一度確認してほしいことがあります。
この記事では、受注管理システムを見直すタイミングと、料金体系によって年間コストがどのくらい変わる可能性があるのかを分かりやすくまとめます。
- 月1,000件を超えたら比較したい理由
- 受注管理システムを見直す5つのサイン
- 料金体系による年間コストの違い
- 主要な受注管理システムの特徴
- あなたの店舗が比較すべきタイミングか
この記事は、受注管理システムの乗り換えを勧めるための記事ではありません。
今のシステムが、本当に今の店舗に合っているのか。
それを確認するための記事です。
売上が伸びた店舗ほど、昔のシステム選びを見直してほしい
ECを始めた頃は月間受注300件。
数年後には1,000件を超え、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazonにも出店。気づけば月間3,000件。
ECでは珍しい話ではありません。
問題は、店舗が成長しても受注管理システムを見直す機会がほとんどないことです。
導入した当時は最適だった。特に大きなトラブルもない。スタッフも操作に慣れている。
だから、そのまま使い続ける。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、月300件だった頃と月3,000件になった今では、店舗の状況は全く違います。
受注件数も、運営モール数も、スタッフ数も、必要な在庫連携も変わっています。
それなのに、受注管理システムだけは5年前と同じ。
EC相談を受けていると、このケースは本当に多いです。
月1,000件を超えたら確認したい5つのサイン

まず、自社の状況を確認してみてください。
1. 月間受注件数が1,000件を超えている
受注件数が増えると、料金体系による差が出やすくなります。
月300件の頃には気にならなかった差が、月3,000件、10,000件になると大きくなる場合があります。
2. 複数モールを運営している
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、自社ECなど。
店舗が増えるほど受注確認や在庫管理も複雑になります。
3. セール後の受注処理が毎回大変
売上が増えるたびに残業や作業時間まで増えているなら、現在の運用フローを確認した方がいいかもしれません。
4. 毎月のシステム利用料が気になってきた
以前より請求額が増えている。でも詳しい料金内訳は確認していない。
そんな場合は、月額ではなく12か月分で計算してみてください。
5. キャンセル・金額修正・在庫連携に手間がかかる
1件数分の作業でも、月3,000件になれば大きな負担です。
スタッフの作業時間も立派な運用コストです。
2つ以上当てはまりましたか?
今の受注件数・運営モールを伝えるだけで、自社の場合の料金や運用を確認できます。
見落とされやすいのは、受注が増えた後の料金
受注管理システムを導入するとき、多くの店舗が最初の月額料金を確認します。
しかし、本当に確認してほしいのはその先です。
受注管理システムには、受注件数などに応じて料金が変わるタイプと、一定の範囲を定額で利用できるタイプがあります。
どちらが良い、悪いという話ではありません。
受注件数が少ない店舗では従量型が合う場合があります。一方、受注件数が増えている店舗では、定額型も比較した方がコストを読みやすくなるケースがあります。
大切なのは、自社の現在の受注件数で計算することです。
実際、年間コストはどのくらい変わる?

例えば、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAYマーケットの4店舗を運営し、受注管理を行うケースで考えてみます。
一定条件のもとで試算すると、次のような差が出るケースがあります。
月間受注1,000件
GoQSystem:月額15,000円想定
年間差額 156,000円
月間受注3,000件
GoQSystem:月額15,000円想定
年間差額 756,000円
月間受注10,000件
GoQSystem:月額15,000円想定
年間差額 1,956,000円
※税別・一定条件に基づく試算です。店舗数、契約プラン、オプション、利用機能などによって実際の料金は異なります。
もちろん、料金だけを見てシステムを変更するべきではありません。
ただ、例えば年間75万円の差があった場合、その75万円で商品ページを改善できます。商品撮影もできます。広告やCRM、新商品開発に投資することもできます。
システムコストの見直しは、単なる経費削減ではありません。
売上を伸ばすための予算を作ることにもつながります。
ここまで読んで「自社ならいくら変わる?」と思った方へ
実際の料金差は、受注件数だけでは決まりません。
運営しているモール数、在庫連携、配送方法、利用しているオプションなどによって変わります。
そのため、上の金額を見てすぐに乗り換えを判断する必要はありません。
むしろ私がおすすめしたいのは、まず自社の条件で確認することです。
GoQSystemでは、現在の受注件数や運営状況を伝えながら、料金や運用について確認できる無料の個別相談会があります。
まだ乗り換えると決めていなくても大丈夫です。
まずはそこを確認してみてください。
個別相談会では、何を確認すればいい?
相談会と聞くと、少し構えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、難しい資料を作る必要はありません。
- 月間の受注件数
- 運営しているモール
- 現在使っている受注管理システム
- 今一番手間がかかっている作業
このあたりを整理しておけば、自社の運用に合わせて確認しやすくなります。
例えば、
- 月3,000件なら料金はどう変わる?
- 今のシステムから移行できる?
- 現在の在庫連携はどうなる?
- キャンセルや金額修正の作業は減らせる?
こうした、自社の場合どうなる?を直接確認する場として使うのが一番分かりやすいと思います。
主要な受注管理システムは、そもそも得意分野が違う

受注管理システムは数多くありますが、それぞれ得意分野が異なります。
| サービス | 料金体系 | 向いている店舗 |
|---|---|---|
| GoQSystem | 月額定額制 15,000円〜 |
受注件数が増えている店舗 複数モール運営 |
| ネクストエンジン | 基本料金+受注件数による従量課金 3,000円〜 |
受注件数が比較的少ない店舗 店舗数・商品数を増やしたい店舗 |
| CROSS MALL | 月額固定制 受注件数による課金なし |
複数店舗の受注・在庫を 一元管理したい店舗 |
| LOGILESS | 基本料金+出荷件数による従量料金 | 物流・出荷業務の 自動化を重視する店舗 |
| スマレジEC・一元管理 (旧アシスト店長) |
月額10,000円〜 | 受注・在庫管理に加えて 顧客対応や分析も重視する店舗 |
ここで大切なのは、どのシステムが一番優れているかではありません。
自社の運営方法に合っているかどうかです。
特に注目したいのが「受注件数が増えた時に料金がどう変わるか」です。
月間300件の店舗と月間10,000件の店舗では、最適なシステムが違って当然です。
あなたの店舗なら、年間コストはいくら変わる?
ここまで読んで、
うちの場合はどうなんだろう?
と思った方へ。
同じ月間3,000件でも、運営モール数や配送会社、在庫連携、送り状発行、利用しているオプションによって料金や運用は変わります。
だからこそ、公開されている料金表だけで判断するのは意外と難しいものです。
まだ導入を決めている必要はありません。
確認したいのは、たった一つです。
GoQSystemの個別相談会では、現在の受注件数や運営状況を伝えながら、自社の場合の料金や運用について確認できます。
月間受注1,000件を超えている店舗さんは、一度自社の条件で確認してみてください。
※本記事内の金額は税別・一定条件に基づく試算です。実際の料金はプラン、店舗数、オプション、契約条件等により異なります。導入・変更前には各サービスの最新公式情報をご確認ください。
