BASE ベイス がSpaceEngine Appリリース!BASEの商品を実店舗販売可能に!
ネットショップを個人でも簡単に出店できるBASE (ベイス)
で、ショップのジャンルに合った全国の店舗に、商品の販売代行を依頼できる「SpaceEngine App」が2019年10月4日にリリースされました。
BASEの新しいApp「SpaceEngine App」の内容について詳しくご説明いたします。
BASE(ベイス)とは?
ネットショップのBASE (ベイス)
とは、個人でも気軽にネットショップを開業できるインスタントECサービスのことです。
BASEは、無料でネットショップを出店できる事が人気で、ネットショップを出店している店舗数が2019年8月時点で、80万店舗以上と発表されています。
BASE(ベイス)は、楽天市場
やヤフーショッピングのようなインターネットショッピングモールと異なり、ネットショップ出店の際に長期にわたる審査などはなく、最短3分程度で出店する事が可能となっています。
BASEと同じく、無料でネットショップを開業できるサービスにSTORES.jp
というサービスもあります。
ストアーズの場合、BASEよりも決済手数料が5%と低い事もあり、より高い売上を目指すネットショップにおすすめのサービスです。
筆者がBASEで実際にネットショップを出店してみての感想やメリット、感想などについては以下のページにより詳しくまとめています。
BASEでネットショップ出店を検討されている方は以下のページも参考にしていただければと思います。
BASEのSpaceEngineAppとは?
SpaceEngineとは2019年5月にスタートした、「店頭で商品を展開したいメーカー・ブランド」と「新しい商品の販売を希望する店舗」をつなぐ「オフライン進出プラットフォーム」のことです。
SpaceEngineは、株式会社スペースエンジンが提供するサービスで、商品を販売するメーカーやブランドが自分で店舗を持つことなく、全国の様々な店舗(商業施設内の店舗・書店・映画館・カフェ・美容院など)で商品の販売が可能となるサービスです。
SpaceEngineはD2C(*Direct to Consumer)やオンラインブランドを中心に2,000社以上に利用されています。
今回、ネットショップのBASE (ベイス)
を利用している方が、SpaceEngineと連携したことで、BASEのショップオーナーの商品を、SpaceEngine経由で販売代行してもらう事ができるようになりました。
具体的な仕組みとしては、BASEのオーナーはSpaceEngineのサービス上に登録されている店舗の中から自分の商品を扱って欲しい店舗を探し、販売を申請して、その店舗側が承認した場合は実際に店頭で商品を売ってもらうことができるようになります。
販売申請の際には、売りたい商品について、販売可能個数や期間などの条件を設定しているため、店舗マッチング完了後は商品をその店舗に送るだけで対応は完了となります。
固定費はかからず、商品が実際に売れた際には、店舗が35%、SpaceEngineが利用料として15%、残り50%が商品を出品したBASEオーナーの売上となります。
BASEでは様々なネットショップがあり、独自ブランドの商品を販売するアーティストや個人などが沢山存在していますが、これまではオフラインで商品を販売しようとすれば、ポップアップ店舗への出店などが必要でした。
今回、BASEのAppとしてSpaceEngineのサービスを利用し、実店舗への商品販売の道がひらけた事はBASEオーナーにとっては待ちに待っていた機能ともいえるでしょう。
あらゆるショップオーナーにリアル物販のチャンスが巡ってきたと言っても過言ではないと思います。
SpaceEngineAppの簡単な概要は以下の通りです。
- 自分のブランド・商品を全国700以上の店舗で販売することができるサービス
- アプリやWEBから商品にあった店舗を検索することが可能
- 1商品1点から店頭販売が可能
- 店舗運営者へ直接商品のPRも可能
- 販売時の手数料は、商品代金の50%(店舗35%・SpaceEngine15%)
ネットショップBASEのまとめ
今回は簡単にネットショップを開業できるBASE(ベイス)で実店舗で自分の商品を販売する事が可能になる機能「SpaceEngine」をご紹介しました。
BASEは、ネットショップを個人でも即日オープンできるサービスとして、個人法人問わず非常に多くのユーザーに支持されているECサービスです。
BASEオーナーにとって、SpaceEngineを使った実店舗販売の方法は、本当に今まで欲しかった機能ではないかと思います。
最近は大手ECサイトもオムニチャネル化を進めて実店舗とECの連携を図っていますが、ECサイトだけ運営していた個人オーナーにも実店舗販売が可能になったことで、独自のオムニチャネルを構築できるようになってきましたね。
そもそもネットショップは、時間も場所も規模、スケールも関係なくなるというメリットがありましたが、実店舗へのリーチができるで、インターネット上ではリーチできなかったユーザー層にも商品を手に取ってもらえるチャンスが増えると思います。
BASEは無料のネットショップとして機能が次々にリリースされていますので、今後の展開も楽しみですね。
ネットショップの開業と個人のネット販売を簡単かつ無料で実現できるのは、STORES.jp
と
BASE (ベイス)
の二つのインスタントECサービスのおかげだと本当に思っています。
BASEは販売成立時に6.6%と40円の手数料がかかりますが、STORESの無料プランであるフリープランの場合の注文成立時の販売手数料は5%とBASEよりも若干低い料率となっています。
STORESの無料プランであるフリープランの場合の注文成立時の販売手数料は5%とBASEよりも若干低い料率となっています。
また、STORESのスタンダードプランの場合は、月額料金がかかりますが、注文成立時の販売手数料は3.6%と低く、恐らくEC業界の中でも最も低料率な販売手数料だと思います。
どちらのインスタントECサービスも無料で使えますが、それぞれに特徴がありますのでご自身の目で確認して自分にあったショップを開設してみて下さい。
参考までにBASEとSTORESの無料プランの比較を行ったまとめページもありますのでこちらも参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。