注目ワード
  1. 売上診断
  2. TikTok
  3. 30万円
NETSEA(ネッシー)とは?仕入れ方法・料金・個人利用・出展まで完全解説【2026年】

NETSEA(ネッシー)とは?仕入れ方法・料金・個人利用・出展まで完全解説【2026年】

NETSEA(ネッシー)とは?仕入れ方法・料金・個人利用・出展まで完全解説【2026年】

NETSEA(ネッシー)とは?仕入れ方法・料金・個人利用・出展まで完全解説【2026年】

ネットショップを始めるとき、商品を「どう売るか」と同じくらい重要なのが、どこから仕入れるかです。メーカーや問屋と直接取引する方法もありますが、開業直後のネットショップでは「取引実績がない」「ロットが合わない」「仕入先をどう探せばよいか分からない」と悩むことがあります。

そこで利用候補になるのが、BtoBの仕入れ・卸売サイトNETSEA(ネッシー)です。NETSEAは「ネットで仕入れ」の略称で、商品を卸したいメーカー・問屋などの「サプライヤー」と、商品を仕入れたい小売店・ネットショップなどの「バイヤー」をつなぐBtoBマーケットプレイスです。

楽天市場やAmazonのような一般消費者向けショッピングモールとは仕組みが異なり、「個人でも登録できる?」「会員登録は無料?」「本当に安く仕入れられる?」「Amazonや楽天で販売できる?」「ドロップシッピングには使える?」「NETSEAへ出展するといくらかかる?」など、初めて利用する人には分かりにくい点も少なくありません。

この記事では、NETSEAとはどのようなサービスなのか、バイヤーとしての商品仕入れからサプライヤーとしての出展、料金、メリット・デメリット、売れる商品の探し方、価格交渉、CSV機能まで2026年版で詳しく解説します。

NETSEA(ネッシー)の基本情報早見表

まずNETSEA(ネッシー)の仕組みを簡単に確認したい人向けに、2026年10月時点の基本情報をまとめました。

項目 内容
サービス名 NETSEA(ネッシー)
サービス内容 BtoB仕入れ・卸売マーケットプレイス
バイヤー料金 基本無料
個人利用 個人事業主・開業準備中なら利用可能
一般消費者 原則利用不可
小ロット仕入れ 商品によって1点から可能
ドロップシッピング 消費者直送対応商品のみ可能
Amazon・楽天での販売 商品・サプライヤーの販売条件による
有料バイヤーサービス NETSEAプライム 月額980円(税抜)
サプライヤー出展 メーカー・問屋・輸入商社などが対象
サプライヤー月会費 25,000円(税抜・スタンダードプラン)

※料金・機能・サービス内容は2026年10月時点の情報です。NETSEAは機能や料金が変更されることがあるため、契約・利用前には最新の公式情報も確認してください。

NETSEA(ネッシー)とは?

NETSEA(ネッシー)とは、メーカー・問屋・卸会社と、商品を仕入れたい事業者をインターネット上でつなぐBtoBマーケットプレイスです。メーカーや問屋が商品情報や卸価格を掲載し、小売店・ネットショップなどのバイヤーが商品を探して仕入れます。

一般的なECでは「メーカー・卸→ネットショップ→一般消費者」という商流になりますが、NETSEAはその中の「メーカー・卸→ネットショップ・小売店」をオンライン化したサービスと考えると分かりやすいでしょう。

そのためNETSEAは、一般消費者が安く商品を買うための通販サイトというより、オンライン上に多数のメーカー・問屋が集まった巨大な仕入れ市場に近いサービスです。

NETSEAの運営会社

NETSEAは株式会社SynaBizが運営しています。2006年から続くBtoBサービスで、現在はオークファングループのサービスとして運営されており、国内最大級のBtoB卸売・仕入れサイトとして展開されています。

筆者も過去にNETSEAへサプライヤーとして5年以上出展していました。当時から楽天市場やAmazonなどのBtoCモールとは顧客層や売れ方が大きく異なり、「一般消費者に売れる商品だからNETSEAでも売れる」とは限らないことを実感しています。

この記事ではそうした実務経験を活かしながら、料金・機能・会員制度など変更される可能性がある情報については2026年時点の内容に合わせて解説します。

NETSEAには「バイヤー」と「サプライヤー」がいる

NETSEAでは利用者を大きく「バイヤー」と「サプライヤー」の2つに分けています。仕入れたいネットショップや小売店はバイヤー、商品を卸したいメーカー・問屋などはサプライヤーとして利用します。

種類 役割
バイヤー NETSEAから商品を仕入れる側
サプライヤー NETSEAへ商品を出品し、卸売する側

つまりNETSEAは、商品の仕入先を探す場所であると同時に、メーカー・問屋が新しい卸先を開拓する場所でもあります。

NETSEAと楽天市場・Amazonの違い

NETSEAを理解するうえで最も重要なのが、BtoBとBtoCの違いです。楽天市場やAmazonでは一般消費者が自分で使う商品を購入しますが、NETSEAでは仕入れた商品を再販売する事業者が中心になります。

項目 NETSEA 楽天市場・Amazonなど
主な購入者 法人・個人事業主など 一般消費者
主な目的 仕入れ・業務利用 自分で利用
販売価格 卸価格 小売価格
購入数 複数・ロット購入も多い 1点購入中心
商品判断 利益・売りやすさ・在庫 欲しい・便利・価格など
商流 BtoB BtoC中心

一般消費者なら「かわいい」「欲しい」「便利そう」といった理由でも購入しますが、NETSEAのバイヤーは仕入れたあとに再販売する場合があります。そのためNETSEAでは、商品そのものの魅力だけでなく「仕入れたあとに利益を出せるか」が重要になります。

NETSEAの仕組み

NETSEAで仕入れたいバイヤー向け完全ガイド

ここからは、NETSEAを使ってネットショップや実店舗の商品を仕入れたいバイヤー向けに、登録条件、料金、仕入れ方法、送料、支払い、ドロップシッピングなどを順番に解説します。

NETSEAのバイヤー登録は無料

NETSEAへバイヤーとして登録する場合、基本会員には入会金・月会費がかかりません。卸価格の確認や商品の注文には会員登録が必要ですが、最初から固定費をかけずに商品やサプライヤーを調査できます。

また、希望者向けには有料の「NETSEAプライム」があります。2026年10月時点では月額980円(税抜)で、仕入額に応じたクーポンやセール関連情報などの特典があります。

初めて利用する人は、まず無料会員として商品・卸価格・仕入条件を確認し、NETSEAから継続的に仕入れるようになってから有料サービスを検討すれば十分でしょう。

NETSEAは個人でも利用できる?

NETSEAは一般消費者向けの通販サイトではありませんが、法人だけが利用できるわけではありません。法人・個人事業主に加えて、これから事業を始める開業準備中の人もバイヤー登録できます。

つまり「個人事業主なら利用できる」という意味では個人でも利用可能ですが、自分で使う商品を安く購入したい一般消費者向けのサービスではないという点に注意しましょう。

ネットショップ開業前でも登録できる

まだ実店舗やネットショップを持っていない場合でも、開業準備中であればNETSEAへ登録できます。そのため「ネットショップを作りたいが、まだ販売する商品が決まっていない」という段階から仕入先の候補を調査できます。

開店前に卸価格、最低ロット、送料、競合商品の販売価格などを調べておけば、「ショップを作ったあとに利益が出る商品が見つからない」といった失敗を減らしやすくなります。

ビギナーバイヤーとプレミアムバイヤーの違い

NETSEAには「ビギナーバイヤー」と「プレミアムバイヤー」というバイヤーステータスがあります。一般的に法人・個人事業主・開業準備中の人はビギナーバイヤーとして利用でき、NETSEA掛け払いの事前審査を通過した法人・個人事業主はプレミアムバイヤーとなります。

一部サプライヤーでは、プレミアムバイヤーのみに取引を限定している場合があります。また「プレミアムバイヤー」と、有料サービスの「NETSEAプライム」は別の仕組みなので混同しないようにしましょう。

卸価格が誰にでも公開されているわけではない

NETSEAでは卸価格の確認にログインが必要で、サプライヤーによっては承認したバイヤーだけに価格を公開しています。その場合は取引申請を行い、サプライヤーから承認されると卸価格の確認や注文ができるようになります。

これはBtoBならではの仕組みで、サプライヤー側は卸価格を一般公開せず、取引したい事業者だけに価格を提示できます。

NETSEAで商品を仕入れる流れ

NETSEAでの基本的な仕入れは、「会員登録→商品検索→商品・取引条件の確認→必要に応じて取引申請→注文→決済→発送→検品」という流れです。操作そのものは一般的なネット通販と大きく変わりませんが、BtoBではロット・販売条件・送料なども確認する必要があります。

  1. バイヤー登録する
  2. 商品を検索する
  3. 商品・サプライヤーの条件を確認する
  4. 必要なら取引申請する
  5. 商品を注文する
  6. 支払い方法を選ぶ
  7. 商品を受け取る
  8. 到着後に検品する

特に重要なのが商品到着後の検品です。NETSEAには複数のサプライヤーが出展しているため、商品品質、梱包、発送速度、在庫精度などは出展企業ごとに異なります。初回から大量に発注せず、小ロットで品質や対応を確認してから仕入数量を増やす方法も有効です。

NETSEAの支払い方法

NETSEAではサプライヤーの設定に応じて、NETSEA掛け払い、PayPal、銀行振込、代金引換、クレジットカードなど複数の支払い方法を利用できます。ただし、すべての商品ですべての決済方法が利用できるわけではありません。

特に事業者にとって便利なのがNETSEA掛け払いですが、審査や利用条件があります。商品を注文する前に、そのサプライヤーが対応している決済方法を確認しておきましょう。

NETSEAの送料はサプライヤーごとに違う

NETSEA全体で共通の送料が設定されているわけではありません。基本送料、地域別送料、送料無料になる注文金額などはサプライヤーごとに異なるため、商品単価だけで仕入先を比較すると利益計算を誤ることがあります。

例えば卸価格1,000円の商品でも、仕入送料を含めれば1個あたりの実質原価が1,200円になる場合があります。仕入時は「商品代金+仕入送料+決済関連費用」まで含めて計算しましょう。

NETSEAでは1点から仕入れられる?

商品によって異なります。1点から注文できる商品もあれば、複数個セットやケース単位など一定ロットで注文する商品もあります。

ネットショップ開業直後は、仕入単価だけを理由に大量発注するよりも、少量でテスト販売し、売れ行き・返品・レビューなどを確認してから発注数量を増やした方が在庫リスクを抑えやすくなります。

NETSEAではどんな商品を仕入れられる?

NETSEAではアパレル、ファッショングッズ、日用雑貨、美容・健康、家電・PC・AV機器、家具・インテリア、店舗用品・事務用品、食品・飲料など幅広いジャンルの商品が取り扱われています。

ネットショップで再販売する商品だけでなく、実店舗や事業所で使用する什器・備品・消耗品なども探せるため、小売店、サロン、飲食店、ホテル、スクールなどさまざまな事業者が利用できます。

NETSEAで売れる商品を探す方法

NETSEAで商品を探すときは、「自分が好きな商品」だけを見るのではなく、実際にどのような商品へ需要が集まっているのかも確認しましょう。NETSEAには仕入れランキングやキーワードランキングがあり、仕入れ需要を把握するヒントになります。

ただしNETSEAで人気の商品が、そのまま楽天市場・Amazon・自社ECでも売れるとは限りません。楽天市場では競合店舗が多すぎる、Amazonでは価格が崩れている、自社ECでは検索需要が少ない、といったこともあります。

そのため、「NETSEAで仕入れ候補を探す→実際に販売するチャネルでも市場調査する」という2段階で判断することが重要です。

NETSEAで仕入れる前に利益計算をする

NETSEAを利用するときに最も重要なのが利益計算です。例えば1,000円で仕入れた商品を1,980円で販売しても、980円がそのまま利益になるわけではありません。

項目 例
販売価格 1,980円
仕入原価 1,000円
仕入送料按分 150円
販売手数料・決済手数料 250円
広告費 200円
残る利益 380円

このように、仕入価格だけを見ると「約2倍で売れる商品」でも、販売手数料や送料、広告費を差し引くと利益は大きく減ります。NETSEAで商品を選ぶときは、「いくらで仕入れられるか」ではなく「売ったあとにいくら残るか」で判断しましょう。

NETSEA仕入れの利益計算

NETSEAで仕入れるメリット

NETSEAの大きなメリットは、メーカーや問屋へ1社ずつ問い合わせなくても、多数の仕入先と商品をオンライン上で比較できることです。ネットショップ開業直後では取引実績や発注量が理由で直接取引しにくい問屋もありますが、NETSEAなら開業準備中から商品を探せます。

また小ロット商品を探せること、新しい商品ジャンルを比較しやすいこと、メーカー・問屋との新しい取引機会を作りやすいこともメリットです。

NETSEAで仕入れるデメリット

最大のデメリットは、他のネットショップも同じ商品を仕入れられることです。参入しやすい商品ほど楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどで同一商品が増え、価格競争になりやすくなります。

またサプライヤーによって、送料、最低発注数量、納期、返品条件、画像転載の可否、販売可能チャネル、消費者直送の可否などが異なります。NETSEAに掲載されているからといって、すべて同じ条件で自由に販売できるわけではありません。

NETSEAで仕入れで確認する7項目

NETSEAの商品はAmazon・楽天で販売できる?

商品・サプライヤーごとの条件によります。NETSEAの商品ページでは、ネット販売、ネットオークション、画像転載、消費者直送などについて販売条件が設定されている場合があります。

サプライヤーによってはAmazonでの販売を禁止するなど独自の条件を設定しているケースもあるため、「NETSEAで仕入れたから自由にどこでも販売できる」と考えず、仕入れ前に販売予定チャネルでの販売可否を確認することが重要です。

NETSEAはドロップシッピングに使える?

一部の商品では利用できます。消費者直送に対応した商品であれば、自社ECで注文を受けたあとNETSEAで発注し、サプライヤーから購入者へ直接発送してもらう形を取れる場合があります。

ただしNETSEAのすべての商品が消費者直送に対応しているわけではありません。また無在庫販売では、注文後の在庫切れ、仕入価格変更、発送遅延などが発生するリスクがあります。楽天市場・Amazonなどを利用する場合は、販売先側の無在庫販売ルールも確認しておきましょう。

NETSEAでは価格交渉ができる商品もある

2026年3月には、NETSEAに価格交渉機能のβ版が追加されています。サプライヤーが価格交渉を許可しており、注文金額など所定の条件を満たしている場合、商品価格やカート総額について交渉できる仕組みです。

販売実績ができて「今後は100個単位で仕入れたい」といった状況になれば、仕入数量を増やす代わりに単価の相談を行うなど、BtoBらしい仕入れ交渉も検討できます。

NETSEAプライムは必要?

初めてNETSEAを利用する段階では、通常の無料バイヤー会員で十分です。NETSEAプライムは月額980円(税抜)でクーポンやセール関連情報などの特典がありますが、利用頻度が少なければ固定費の方が大きくなる可能性があります。

NETSEAから毎月継続的に仕入れるようになり、クーポンなどのメリットが月額料金を上回りそうな段階で加入を検討するとよいでしょう。

NETSEAオークションは終了している

古いNETSEA関連記事では「NETSEAオークション」を紹介している場合がありますが、NETSEAオークションは2025年3月31日をもってサービス終了しています。そのため、2026年現在はオークションを利用した訳あり品などの仕入れはできません。

NETSEAは長く運営されているサービスなので、検索すると古い機能・料金・会員条件の記事も表示されます。利用前には情報の更新時期を確認しましょう。

NETSEAは怪しい?安全性は?

NETSEA自体は2006年から続いているBtoB仕入れ・卸売サービスで、現在はオークファングループの株式会社SynaBizが運営しています。そのため、NETSEAというサービス自体を「よく分からない仕入れサイト」と考える必要はありません。

一方でNETSEAは複数のサプライヤーが商品を販売するマーケットプレイスです。商品品質、発送速度、返品条件、在庫精度などはサプライヤーごとに異なるため、「NETSEAというサービスの信頼性」と「個々の取引先の信頼性」は分けて考える必要があります。

初めて取引するサプライヤーでは、会社情報、取引条件、評価、納期、返品条件などを確認し、必要に応じて少量発注から始めると安心です。

NETSEAへ出展したいサプライヤー向け完全ガイド

ここからは、メーカー・問屋・輸入商社などがNETSEAを卸売チャネルとして利用する場合について解説します。NETSEAは仕入れるだけでなく、全国の小売店やネットショップへ商品を卸す販路としても利用できます。

サプライヤーとしてNETSEAへ出展できる

メーカー、問屋、輸入商社、自社ブランド事業者などで商品を保有している場合、NETSEAへサプライヤーとして出展し、新しい卸先を開拓できます。自社営業だけでは接点を持ちにくいネットショップや小売店にも商品を見てもらえることがメリットです。

NETSEAへ出展する料金

2026年10月時点の公式案内では、スタンダードプランの入会費は0円、月会費は25,000円(税抜)、契約期間は6か月・自動更新となっています。さらに注文が成立すると成約手数料が発生します。

項目 料金・条件
入会費 0円
月会費 25,000円(税抜)
契約期間 6か月・自動更新
メルマガ配信 無料
販促企画・特集参加 無料

成約手数料は決済方法によって異なり、2026年10月時点の公式案内ではクレジットカード・NETSEA掛け払い・PayPalが10.5%、銀行振込・代金引換が8.5%とされています。料金・条件は変更される可能性があるため、実際に出展する際は最新のNETSEA公式資料を確認してください。

月会費だけでも25,000円×12か月で年間300,000円(税抜)になるため、「とりあえず商品を置いておく」のではなく、売上・粗利・成約手数料まで含めて採算を計算してから出展することが重要です。

NETSEAへ出展する前にバイヤーとして調査する

筆者がNETSEAへ5年以上出展していた経験からも、出展前にまずバイヤーの視点で売場を見ることをおすすめします。販売予定の商品を検索し、競合サプライヤー数、卸価格、ロット、送料、商品説明、販売条件などを確認します。

楽天市場やAmazonで売れている商品でも、NETSEAで売れるとは限りません。NETSEAでは一般消費者ではなく、その商品を仕入れて再販売するバイヤーが購入者だからです。

エビス店長
NETSEAへ出展するときは「一般消費者に売れるか」だけではなく、「ネットショップや小売店が仕入れたい条件になっているか」を確認しましょう。

NETSEAで売れるためには「バイヤーが利益を出せるか」が重要

NETSEA出展で特に重要なのが、仕入れるバイヤー側の利益です。例えば一般販売価格が3,000円の商品を2,700円で卸しても、販売手数料や送料まで考えればバイヤーにはほとんど利益が残りません。

一方、卸価格1,300円の商品を2,980円前後で販売できる市場があれば、仕入れ候補になりやすくなります。サプライヤー側では、「自社はいくらで卸したいか」だけでなく「仕入れた店舗がいくら利益を残せるか」まで考える必要があります。

ロットと送料もNETSEAでは重要

BtoBでは商品単価だけでなく、最低発注ロットや送料も仕入れ判断に大きく影響します。卸価格が魅力的でも「最低100個から」では、小規模なネットショップには仕入れにくい場合があります。

例えば少量・中ロット・大量仕入れで価格を変える、一定金額以上で送料無料にするなど、バイヤーが発注数量を調整しやすい条件を作る方法があります。NETSEAでは単価・ロット・送料をセットで設計することが重要です。

NETSEAの商品ページで伝えたい情報

NETSEAの商品ページでは、一般消費者向けの商品説明だけでは十分ではありません。バイヤーが知りたいのは「この商品を仕入れたあと、自分の店で販売できるか」という情報です。

  • 想定販売価格
  • どのような店舗に向いているか
  • どのような顧客に売りやすいか
  • 最低ロット
  • 納期
  • 在庫
  • 追加仕入れの可否
  • 画像転載の可否
  • ネット販売の可否
  • 消費者直送の可否

例えば「雑貨店のレジ横商品におすすめ」「ギフト需要のあるEC店舗向け」のように、商品を仕入れたあとの販売イメージまで伝えることで、バイヤーは判断しやすくなります。

NETSEAで売れないときに確認したいこと

NETSEAへ出展して売れない場合、すぐ値下げする必要はありません。まず検索需要、競合数、バイヤーの利益、最低ロット、送料、納期、商品画像、説明、販売条件などを確認しましょう。

  • NETSEA内で需要のある商品か
  • 競合サプライヤーが多すぎないか
  • バイヤーに十分な利益が残るか
  • 最低ロットが大きすぎないか
  • 送料が高くないか
  • 納期が長すぎないか
  • 商品画像・説明が不足していないか
  • 販売条件が厳しすぎないか

一般消費者に人気の商品と、小売店が仕入れたい商品は必ずしも同じではありません。NETSEAで売れないときは、商品そのものだけでなく「バイヤーから見て仕入れやすい条件か」を見直しましょう。

NETSEAのCSV機能

大量の商品を取り扱うサプライヤーや、複数商品をまとめて発注するバイヤー向けにはCSV機能も用意されています。サプライヤー側ではCSVを使った商品情報の登録・修正、バイヤー側ではCSVによる複数商品の一括発注などができます。

旧NETSEA関連記事では古いCSV仕様を解説していましたが、CSV機能は2025年にも更新されています。そのため細かな項目・フォーマットを古い記事から引き継ぐのではなく、この記事では「現在もCSVによる一括処理に対応している」ことを押さえ、実際の利用時には最新公式マニュアルを確認するのが安全です。

NETSEAのセールを仕入れに活用する

NETSEAでは現在もサプライヤー独自のセールや各種企画が行われています。NETSEAプライムでは「ゲリラセール」や「1の市」などに関する情報やクーポンを確認できる場合があります。

ただし、セールになっていることだけを理由に仕入れるのはおすすめできません。通常販売価格、競合価格、販売手数料、在庫リスクまで計算し、セール価格で仕入れたあとに本当に利益が残るかを確認しましょう。

NETSEAが向いているバイヤー

NETSEAは、これからネットショップを始めたい人、新しい仕入先を探している人、既存店舗の商品ラインナップを増やしたい人、小ロットからテストしたい人、複数の問屋を比較したい人などに向いています。

一方で、完全な独占商品だけを探している場合には向かないことがあります。他店も同じ商品を仕入れられるため、商品をそのまま並べるだけではなく、セット販売、独自の商品説明、SEO、写真、配送、接客など自店舗側で付加価値を作ることも重要です。

NETSEAが向いているサプライヤー

サプライヤー側では、メーカー、問屋、輸入商社、自社ブランド事業者など、商品を保有しているものの新しい卸先を増やしたい企業と相性があります。

一方、粗利が非常に低い商品では月会費や成約手数料の負担が大きくなる可能性があります。出展前に売上だけでなく、NETSEA経由でどれだけ利益を残せるかをシミュレーションしましょう。

NETSEAを利用するときに最も大切なこと

NETSEAをバイヤーとして利用する場合は、「安く仕入れられるか」ではなく「販売したあとに利益が残るか」を見ることが重要です。一方、サプライヤーとして出展する場合は、「高く卸せるか」ではなく「仕入れたバイヤーが利益を出せるか」を見る必要があります。

NETSEAは、売り手と買い手の双方が事業者であるBtoBマーケットです。どちらか一方だけが利益を得る条件では継続的な取引になりにくいため、バイヤー・サプライヤー双方が利益を作れる条件を考えることが重要です。

バイヤーとサプライヤーの関係

NETSEAについてよくある質問

NETSEAとは何ですか?

NETSEAは、メーカー・問屋などのサプライヤーと、商品を仕入れる小売店・ネットショップなどのバイヤーをつなぐBtoB仕入れ・卸売マーケットプレイスです。「ネットで仕入れ」の略称として「ネッシー」と呼ばれています。

NETSEAの読み方は?

「ネッシー」と読みます。

NETSEAは無料ですか?

バイヤーの基本会員登録は無料です。希望者向けのNETSEAプライムは、2026年10月時点で月額980円(税抜)となっています。

個人でもNETSEAを利用できますか?

一般消費者としては利用できませんが、個人事業主や開業準備中の人は登録できます。

ネットショップをまだ持っていなくても登録できますか?

はい。開業準備中の段階でも登録できるため、ショップを作る前の商品調査や仕入先探しにも利用できます。

NETSEAの商品をAmazonや楽天で販売できますか?

商品やサプライヤーの販売条件によります。ネット販売不可、Amazon販売不可などの条件が設定されている場合もあるため、仕入れ前に確認してください。

NETSEAでドロップシッピングはできますか?

消費者直送に対応している商品であれば可能です。ただし全商品が対応しているわけではなく、販売先側の無在庫販売ルールにも注意が必要です。

NETSEAでは価格交渉できますか?

一部商品では可能です。2026年3月から価格交渉機能のβ版が提供されており、サプライヤーの設定や最低交渉金額などの条件を満たした場合に利用できます。

NETSEAオークションはありますか?

現在はありません。NETSEAオークションは2025年3月31日に終了しています。

NETSEAへ出展する料金はいくらですか?

2026年10月時点のスタンダードプランでは、入会費0円、月会費25,000円(税抜)、契約期間6か月・自動更新となっており、さらに注文成立時の成約手数料が発生します。最新料金は出展前にNETSEA公式情報を確認してください。

NETSEAは怪しいサイトですか?

NETSEAは2006年から続いているBtoB仕入れ・卸売サービスです。ただし複数のサプライヤーが出展しているため、実際の商品品質や発送条件、返品条件などは取引先ごとに確認する必要があります。

まとめ|NETSEAは仕入れと卸売の両方に使えるBtoBモール

NETSEA(ネッシー)は、メーカー・問屋と、小売店・ネットショップなどの事業者をつなぐ国内最大級のBtoB仕入れ・卸売マーケットプレイスです。バイヤー側は基本無料で利用でき、法人・個人事業主だけでなく、ネットショップの開業準備中でも登録できます。

商品数やカテゴリーが多いため、「ネットショップで売る商品がない」「新しい仕入先を探したい」「既存店舗の商品ラインナップを増やしたい」といった場合には仕入先候補として確認する価値があります。

ただしNETSEAで安く仕入れたからといって、自動的に利益が出るわけではありません。仕入価格+仕入送料+販売手数料+広告費+販売時の送料まで計算し、販売後の利益を確認して商品を選ぶ必要があります。

また他のネットショップも同じ商品を仕入れられるため、NETSEAの商品をそのまま並べるだけでは価格競争になる可能性があります。セット販売、商品説明、写真、SEO、配送、接客など、自店舗側で付加価値を作ることも重要です。

一方、メーカー・問屋側にとってNETSEAは、新しい卸先を開拓する販路になります。しかしサプライヤー側でも、「自社の商品をいくらで売るか」だけでなく「仕入れたバイヤーがいくら利益を作れるか」まで考える必要があります。

NETSEAは楽天市場やAmazonのように一般消費者へ商品を売る場所ではありません。「仕入れたい事業者」と「卸したい事業者」をつなぐオンライン卸市場という特徴を理解して利用することが、NETSEAで仕入れ・卸売の成果を出す第一歩です。