バックヤード研究所とは、楽天市場
のRMS、ヤフーショッピングのストアクリエイターPro、Amazonのセラーセントラルなど、管理画面の有効活用を研究する現役店長の調査ブログである。
ある有名な店長の言葉にも「バックヤードを制する者は、ネットショップを制す」という言葉があります。
バックヤード、管理画面の機能を100%活用できる日を目指して、店舗運営の記録を残していきたいと思います。
楽天RMSで前日までのアクセス人数・転換率・客単価を調べる方法
楽天RMSとは
楽天RMSとは、楽天市場に出店している店舗が、日々の店舗運営を行う為の管理画面の事です。
RMSは、Rakuten Merchant Serverの略称です。
楽天市場
に出店している店舗さんなら、毎日ログインする管理画面であり、商品登録作業や受注処理作業を楽天RMS上で実施するケースがほとんどだと思います。
ネットショップを多店舗で運営されている店舗さんであれば、RMS上で受注処理などは行わないこともあるでしょうが、お問合せ対応などについては、RMS上に確認フラグが表示されるため、RMSにログインしないわけにはいかないと思います。
日々の店舗運営の根幹システムであるRMSについて、今回は、前日までのアクセス人数、転換率、客単価を確認する方法をご紹介いたします。
楽天RMSで前日までのアクセス人数・転換率・客単価を調べる方法
楽天市場のバックヤードであるRMS上で、アクセス人数、転換率、客単価を確認する方法をご紹介いたします。
アクセス人数・転換率・客単価は、ネットショップの売上の公式を求める時に重要な項目です。
【参考】売れるネットショップの売上アップの法則 売上の公式を理解する
楽天RMSでは、売上の公式そのものを確認できるメニューが用意されています。
「店舗カルテ」という名称で、店舗の売上の公式を確認することができます。
「店舗カルテ」の場所へは、以下の手順でたどり着くことができます。
店舗カルテの確認方法
楽天RMSにログイン後、左カラムのメニュー
「データ分析」>「2 店舗カルテ」
で店舗カルテを確認できます。
当店の店舗カルテにおける、売上の公式は、以下の状況になっています。
【売上:6,852,899円】=【アクセス人数:9,261人】 × 【転換率:13.16%】 × 【客単価:5,622円】
転換率は、一般的なネットショップで3%前後というデータがありますので、当店の場合、転換率が非常に高いことがわかります。
RMSでは、店舗カルテも毎日更新されていますので日々データが変わっているはずです。
RMSの分析ツールを使いこなせないという方も、店舗カルテだけは毎日確認する習慣をつけられることをおすすめいたします。
RMSのまとめ
今回は、バックヤード研究所のコンテンツ第一回目として、楽天市場のバックヤードであるRMSで、アクセス人数、転換率、客単価を確認する方法をご紹介致しました。
RMSには、店舗データを分析するための機能が他にも多数備わっていますので、今後ひとつひとつご紹介していきたいと思います。
楽天市場
に出店されている方で、分析ツールの使い方が良くわからないという方は、今後、バックヤード研究所のブログ記事を参考にしていただければ幸いです。