楽天市場で商品のカテゴリーをCSVで登録、更新する方法

カテゴリー「登録」時のCSVの仕様

カテゴリー「更新」時のCSVの仕様

カテゴリー「削除」時のCSVの仕様

（1）コントロールカラム

item-cat.csvのコントロールカラムでは
「u」は優先度の更新のみ有効で、カテゴリ自体の「更新」はできません。

カテゴリは最大で「5つ」までしか登録できないため、
カテゴリの入れ替えを行いたいときは、不要なカテゴリを、
コントロールカラムの値を「d」で削除してから、
再度、「n」でカテゴリの紐づけを行う必要があります。

（2）商品管理番号（商品URL）

商品管理番号は、楽天市場における「商品ID」であり、一意（重複が不可）な値です。
エクセル作業時に「半角スペース」が混入してしまうことで「アップロード時のエラー」になる場合がありますので注意しましょう。

（3）商品名

item-cat.csvにおいて、商品名は更新項目ではありません。
カテゴリーが何の商品に対するものなのかを確認するために表示されているだけです。
商品名に記載されている内容は実際の商品名を上書きすることはありません。

（4）表示先カテゴリ

1つのカテゴリ名の最大の文字数は、60byteです。全角で30文字までです。
カテゴリの階層については、最大で5階層までです。6個目以降の指定はエラーとなります。
楽天市場で作成できるカテゴリ数の合計は1,000までです。
同一階層に作成できるサブカテゴリは30までです。
同一階層に同じ名前のサブカテゴリは作成できません。

（5）優先度

優先度は削除することができない項目です。
優先度は、主にカテゴリ内における表示順位を指定するために存在しています。
優先順位を落としたい場合は優先度を下げてル必要があります。（数値を大きくすることで優先度が下がる）
優先度は1商品に対して1つだけ設定可能で、1商品の優先度をカテゴリごとの設定はできません。
同一の優先度が設定されている商品同士が同一カテゴリ内にある場合は、「ランダム表示」となります。
優先度の設定は必須項目ではないですが、空欄でアップロードを行った場合は、自動的に最低順位が指定されます。
一度優先度を指定すると、変更などをしなければその優先度が適用されます。
空欄で更新した場合は、以前に設定された優先度を引き継ぎます。

（6）URL

URLは確認のための項目であり、アップロード時にはあってもなくても影響ありません。カテゴリページのURLを知りたい場合にダウンロードをすることでURLを確認できます。

（7）1ページ複数形式

表示カテゴリの登録一覧形式を「1ページ複数商品形式（注文ボタン付）」にすることができます。
「1」で指定した場合、対象のカテゴリの登録一覧形式が「1ページ複数商品形式（注文ボタン付）」かつ、その商品URLから表示される商品ページとなります。
「2」で指定した場合、対象のカテゴリの登録一覧形式は「1ページ複数商品形式（注文ボタン付）」となりますが、商品URLから表示される商品ページは「1」を指定しているカテゴリとなります。
また、すべて「2」で指定した場合には、最初にシステムで処理したカテゴリを「1」と設定します。

商品の表示先カテゴリだけを登録したい

「ドリアンTシャツ」を「Tシャツ＞柄物＞フルーツ」のカテゴリに紐づけたい場合のCSVの入力例です。

商品の表示カテゴリ、優先度を登録したい

「ドリアンTシャツ」を「季節＞夏物」カテゴリにひも付け、同時に優先度を「1」として上書きしたい場合のCSV記入例です。
「優先度」は数が少ないほど上に表示されます。

商品の表示先カテゴリを削除したい

登録済みのカテゴリの紐づけを解除したい場合のCSV入力例です。
この場合、「Tシャツ＞柄物＞フルーツ」というカテゴリーが解除されます。
また、カテゴリ削除の際には「優先度」が記載されているとエラーになるので注意が必要です。

商品の優先度を変更したい

商品の優先度を「10」に変更したい場合のCSV記入例です。
優先度は商品情報の一部なので、所属全カテゴリを通して1つのみが設定されます。同じCSVファイルで複数回指定した場合は、行の後ろの優先度で更新されます。

カテゴリ自体を削除したい

「Tシャツ＞柄物＞フルーツ」というカテゴリを削除したい場合のCSV記入例です。
※カテゴリを削除すると、削除したカテゴリに所属するサブカテゴリを含めて全て削除されます。
削除したカテゴリにひも付いていた商品のひも付きも自動的に解除されます。