STORESでクーポン割引率が1%から設定可能に機能改善
ネットショップを簡単に開設できるサービスとして、BASE (ベイス)
と並んで人気のあるSTORES.jp
ですが、クーポン割引の機能に関して変更がありました。
今回は、STORESのクーポン割引機能について、割引率の変更の内容をご説明いたします。
STORESとは?
STORES.jp
とは、インスタントECサービスとして、2018年8月時点で70万店舗以上の出店者がいるEC構築サービスのことです。
かんたんECサービスで人気のあるBASE (ベイス)
と同じく無料でネットショップを開設できるフリープランが用意されています。
インスタントECサービスのBASEとSTORES.jpとの違いについては以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらも参考にしていただければ幸いです。
では、今回の表題でもあるSTORESの新しいクーポン割引率の設定についてご説明いたします。
STORESのクーポン割引機能とは?
STORESのクーポン割引機能とは、STORESのフリープラン、スタンダードプランの両方で利用できるクーポンによる割引機能のことです。
これまでは、クーポンの割引率が、5%、10%、15%のように5の倍数しか設定できませんでした。
今回のクーポン割引率の改変により、1%から好きな割引率に設定が可能となりました。
他のECサービスでは当たり前かもしれませんが、こうした細かい改変も長期的に運用するECサービスとしてはありがたい改変ですね。
STORESのフリープランとスタンダードプランの違いについては以下のページにまとめています。
STORES.jpの無料と有料の違い
STORESの料金プランについて
STORES.jp
における出店プランは、無料のフリープランと有料、月額1980円(税抜)のスタンダードプランの二種類があります。
無料プランであるフリープランと有料プランであるプレミアムプランの一番大きな違いは販売時の手数料率がフリープランは5%なのに対して、スタンダードプランは3.6%と低料率である点です。
STORESで試算されたところによると、月商規模が20万円以上のネットショップの場合は、スタンダードプランの方が、利益が多くなるようです。
ご自身の月商規模に応じて、フリープランで出店するか、スタンダードプランで出店するかを選択されるとよいと思います。
ストアーズと同じく、無料でネットショップを開業できるインスタントECサービスにBASE (ベイス)
というサービスがあります。
ちなみに決済時の手数料については、BASEは6.6%+40円必要ですから、STORESの方が若干お得だと思います。
STORESのまとめ
今回はSTORES.jp
について、クーポン割引率について改変がありましたのでご説明いたしました。
クーポン機能は、ECサイトではもはや当たり前の機能となりました。
ただし、無作為に割引クーポンを発行する事は、利益を少なくしてしまう要因となります。
適切なタイミングで、必要と思われるユーザー、特に、一回だけ購入してそれ以降来店していないようなお客様に対して、再訪を促し、リピーターへと育ってもらう為に割引クーポンを発行する事は有効に働く場合があります。
クーポンの割引率も調整しながら、リピーターを育てて、ネットショップの経営を安定させるようにしましょう。
今回の記事の内容がSTORES.jp
でネットショップを出店、開業を検討されている方の参考になれば幸いです。