「LINEショッピングが見つからない」「LINEショッピングはなくなった?」「これからLINEショッピングに出店することはできる?」と調べている方もいると思います。
結論からお伝えすると、LINEショッピングは2026年6月1日(月)15時ごろにサービスを終了しました。現在はLINEショッピングを利用した買い物や、新たな出店・掲載を前提とした活用はできません。さらに、問い合わせサポートも2026年8月31日(月)15時ごろに終了しています。
以前からLINEショッピングを知っているEC事業者にとっては、「なぜ終了したの?」「LINE経由の販売はもうできないの?」「代わりに何を使えばいい?」という部分も気になるところでしょう。
私自身、LINEショッピング以前に展開されていた「LINEモール」に実際に出店していました。LINEを活用したECサービスを長く見てきたEC運営者の立場から、LINEショッピングの終了について整理するとともに、EC事業者が今後どのように集客チャネルを考えるべきなのかまで解説します。
- 1 LINEショッピングは2026年6月1日にサービス終了
- 2 LINEショッピングはなぜ終了した?
- 3 LINEショッピング終了後、注文履歴や登録情報はどうなる?
- 4 LINEショッピングとはどんなサービスだった?
- 5 LINEモールからLINEショッピングへ|LINEのECサービスの変遷
- 6 LINEショッピング終了後、LINE経由で商品を販売する方法は?
- 7 LINEギフトはLINEショッピングの代わりになる?
- 8 LINEショッピングに依存していたEC事業者が今後やるべきこと
- 9 EC事業者が販売チャネルを見直すときの5つのチェックポイント
- 10 LINEショッピング終了についてよくある質問
- 11 まとめ|LINEショッピング終了を「販売チャネルを見直す機会」に
- 12 販売チャネルやEC集客を見直したい方へ
LINEショッピングは2026年6月1日にサービス終了
LINEショッピングは、2026年6月1日(月)15時ごろをもってサービスを終了しました。公式に案内されたサービス終了と問い合わせサポート終了のスケジュールを整理すると、次のとおりです。
| 内容 | 日時 |
|---|---|
| LINEショッピングのサービス終了 | 2026年6月1日(月)15時ごろ |
| 問い合わせサポート終了 | 2026年8月31日(月)15時ごろ |
つまり、2026年9月現在、LINEショッピングはすでにサービスだけでなく問い合わせサポートについても終了しています。過去の記事やWebサイトには「LINEショッピングへの出店方法」「LINEショッピングに商品を掲載する方法」といった情報が残っていますが、現在はその情報をもとに新規出店することはできません。
LINEショッピングはなぜ終了した?
サービス終了を知ると、「利用者が少なくなったから?」「他のサービスとの統合が理由?」など、さまざまな理由を想像するかもしれません。
しかし、ここは注意が必要です。LINEショッピングの公式サービス終了案内では、具体的な終了理由は説明されていません。そのため、「○○が原因で終了した」と断定するのは適切ではありません。
サービス終了について検索するとさまざまな推測が出てくる可能性がありますが、公式に確認できる情報と推測は分けて考えましょう。
LINEショッピング終了後、注文履歴や登録情報はどうなる?
利用者にとって特に注意したいのが、過去の注文履歴や登録情報です。LINEショッピングのサービス終了に伴い、これまでサービス上で確認できた情報についても確認できなくなっています。
- 注文履歴
- ほしいものリスト
- 配送先住所
- クレジットカード情報
公式案内では、問い合わせサポート終了後、これらのデータを順次削除すると案内されています。問い合わせサポート自体も2026年8月31日(月)15時ごろに終了しているため、2026年9月現在では「以前LINEショッピングで購入した商品の履歴をLINEショッピング上で確認する」といった利用もできません。
LINEショッピングとはどんなサービスだった?
LINEショッピングは、LINEから商品を探し、さまざまなECサイトの商品へアクセスできるショッピングサービスでした。楽天市場やAmazonのようにLINEショッピング自身がすべての商品を販売するECモールというより、複数のECサイトの商品とユーザーをつなぐショッピングサービスとして利用されていました。
EC事業者側から見ると、普段利用しているLINEから商品を発見してもらい、自社の商品やショップへの接点を増やせることが特徴でした。かつては「LINEという大きなユーザー基盤とECをどのようにつなげるか」という点でも注目されたサービスの一つです。
しかし、現在はサービスそのものが終了しているため、これからLINEショッピングを新しい集客チャネルとして利用することはできません。
LINEモールからLINEショッピングへ|LINEのECサービスの変遷
LINEショッピング以前にも、LINEは「LINEモール」というECサービスを展開していました。私自身、このLINEモールに実際に出店していました。
当時はスマートフォンを中心としたECが急速に成長していた時期でもあり、普段使っているLINEとネットショッピングがつながることには大きな可能性を感じていました。しかし、LINEモールはサービスを終了し、その後LINEショッピングが登場しました。そして2026年6月1日には、そのLINEショッピングもサービスを終了しています。
EC業界を長く見ていると、これは決して珍しいことではありません。新しいECモールやショッピングサービスが登場し、大きく成長するものもあれば、数年後にサービスを終了するものもあります。
だからこそEC事業者は、「今伸びているサービスに乗ること」と「そのサービスだけに依存しないこと」の両方を考える必要があります。
LINEショッピング終了後、LINE経由で商品を販売する方法は?
「LINEショッピングが終了したなら、LINEを使ったEC販売自体ができなくなったの?」と思う方もいるでしょう。LINEショッピングというサービスは終了しましたが、LINE関連のECサービスがすべてなくなったわけではありません。
公式のサービス終了案内では、LINEショッピングで販売されていた商品と同じ商品をLINEギフトで取り扱っている場合があるとして、今後の買い物先の一つとしてLINEギフトを案内しています。
ただし、LINEショッピングとLINEギフトは同じサービスではありません。「LINEショッピングに出店していたから、そのままLINEギフトへ移行できる」と考えるのではなく、LINEギフトの出店条件や自社商品との相性を改めて確認する必要があります。
LINEギフトはLINEショッピングの代わりになる?
LINEギフトは、LINEを通じて友だちなどへギフトを贈ることができるサービスです。そのため、一般的なネット通販というより、商品に「誰かへ贈る理由」があるかどうかが重要になります。
- スイーツ
- 食品
- コスメ
- 雑貨
- 誕生日プレゼント
- 季節ギフト
- お祝い商品
このような「誰かに贈る」という需要と相性のよい商品であれば、LINEギフトを新しい販売チャネルの候補として検討する価値があります。一方で、すべての商品がギフト需要と相性がよいわけではありません。
自社の商品が「誰が、誰に、どのような場面で贈るのか」を想像できる商品なのかを考えてみてください。
LINEショッピングに依存していたEC事業者が今後やるべきこと
ここからはサービス終了そのものより、EC運営で重要な話です。LINEショッピングの終了からEC事業者が考えておきたいのは、特定の集客チャネルだけに依存するリスクです。
たとえば、売上の大部分を一つのサービスから獲得していた場合、そのサービスの仕様変更、掲載条件の変更、アルゴリズム変更、サービス終了などによって売上が大きく変化する可能性があります。これはLINEショッピングだけの問題ではありません。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、Google、Instagram、TikTokなど、外部プラットフォームを利用している以上、ルールや環境が変わる可能性は常にあります。そこで、今後は次の4つを意識しておきましょう。
1.集客経路を複数持つ
理想は、一つのサービスが止まっても売上がゼロにならない状態です。SEO、SNS、Web広告、ECモール、メール、LINE公式アカウント、既存顧客、自社ECなど、複数の顧客接点を持っておくことがリスク分散につながります。
すべてを同時に強化する必要はありません。まず現在の売上が「どこから来ているのか」を確認し、特定チャネルへの依存度が高すぎないかを見るところから始めましょう。
2.自社ECを「戻ってきてもらえる場所」にする
外部サービスから集客すること自体が悪いわけではありません。問題は、一度購入してくれたお客様との接点まで外部サービスだけに依存することです。
- 会員登録
- メールマガジン
- LINE公式アカウント
- リピート購入
- お気に入り
- ポイント
- 定期購入
自社ECを運営しているのであれば、このような仕組みを活用し、再訪してもらえる環境を作っていきましょう。新規顧客を毎回ゼロから集め続けるより、一度購入してくれたお客様との関係を育てることが、安定したEC運営につながります。
3.モールと自社ECを役割分担する
「楽天市場か自社ECか」のように、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。たとえば、楽天市場やYahoo!ショッピングなどを新規顧客との接点として活用し、自社ECではブランド理解、リピート、独自施策を強化するといった役割分担もできます。
重要なのは、それぞれの販売チャネルを何のために利用するのかを決めることです。売上だけを見ていると「どのチャネルを残すべきか」が分かりにくくなるため、利益、リピート率、広告費、運営工数まで含めて判断しましょう。
4.新しいサービスは「小さく試す」
LINEショッピングのような新しい販売チャネルが今後登場した場合も、「いつかサービス終了するかもしれないから使わない」と考える必要はありません。新しい集客経路には、新しい顧客を獲得できるチャンスがあります。
ただし、最初から売上の大部分を依存させるのではなく、「小さく始める → 数字を見る → 採算が合えば伸ばす」という順番がおすすめです。これはTikTok Shopなど、新しいECチャネルを検討するときにも同じです。
EC事業者が販売チャネルを見直すときの5つのチェックポイント
LINEショッピング終了をきっかけに販売チャネルを見直すのであれば、単純に「次はどこに出店するか」だけで考えないことをおすすめします。次の5項目を確認してみてください。
1.そのチャネルには自社の顧客がいるか
利用者数が多いサービスでも、自社商品の購入者となるユーザーが少なければ成果にはつながりにくくなります。「利用者が多い」だけで判断せず、自社のターゲットとの相性を確認しましょう。
2.利益は残るか
売上だけではなく、販売手数料、決済手数料、広告費、送料、運営工数まで含めて考えます。売上が伸びても利益がほとんど残らない販売チャネルでは、長期的な運営が難しくなる可能性があります。
3.リピートにつながるか
新規顧客を獲得できても、毎回高い集客費が必要であれば利益が残りにくくなります。初回購入だけでなく、2回目、3回目の購入につなげられるかという視点も持っておきましょう。
4.運営工数はどのくらいか
販売チャネルを増やすほど、商品登録、在庫管理、受注処理、問い合わせ対応などの業務も増える可能性があります。売上だけでなく「その売上を作るために何時間かかっているか」まで見ると、チャネルごとの本当の採算が分かりやすくなります。
5.そのチャネルがなくなっても事業を続けられるか
ここは今回特に重要です。一つのチャネルが停止しただけで売上の大部分を失う状態になっていないか、定期的に確認しておきましょう。
- 売上の何%をそのチャネルに依存しているか
- 別の集客経路を持っているか
- 既存顧客との継続的な接点があるか
- 自社ECへ直接来てもらえる仕組みがあるか
- チャネル停止時の代替策を考えているか
LINEショッピング終了についてよくある質問
LINEショッピングはいつ終了しましたか?
LINEショッピングは2026年6月1日(月)15時ごろにサービスを終了しました。問い合わせサポートについても2026年8月31日(月)15時ごろに終了しています。
LINEショッピングは現在も利用できますか?
利用できません。2026年6月1日にサービスそのものが終了しているため、現在はLINEショッピングを利用した商品の検索・購入などはできません。
LINEショッピングへ新しく出店できますか?
できません。LINEショッピングはすでにサービスを終了しているため、新規の出店・掲載先として検討することはできません。
LINEショッピングが終了した理由は何ですか?
公式のLINEショッピング終了案内では、具体的なサービス終了理由は説明されていません。そのため、「利用者減少が原因」「別サービスとの統合が原因」といった理由を断定することはできません。
LINEショッピングの注文履歴は確認できますか?
現在は確認できません。公式では、注文履歴のほか、ほしいものリスト、配送先住所、クレジットカード情報なども確認できなくなり、問い合わせサポート終了後に順次データを削除すると案内されています。
LINEショッピングの代わりはLINEギフトですか?
LINEギフトはLINEショッピングの完全な代替サービスではありません。ただし、LINEショッピングの公式終了案内では、同じ商品をLINEギフトで取り扱っている場合もあるとしてLINEギフトが案内されています。自社商品がギフト需要と合っている場合は、新たな販売チャネルの候補として確認してみてもよいでしょう。
LINEをEC集客に使うことはもうできませんか?
LINEショッピングは終了しましたが、それだけで「LINEをECに活用できなくなった」という意味ではありません。LINEギフトなど別のサービスもあるため、自社の目的や商品との相性を確認したうえで活用方法を検討しましょう。
まとめ|LINEショッピング終了を「販売チャネルを見直す機会」に
LINEショッピングは、2026年6月1日(月)15時ごろにサービスを終了しました。問い合わせサポートについても2026年8月31日に終了しているため、これからLINEショッピングへ出店したり、新しい集客チャネルとして利用したりすることはできません。
しかし、EC事業者にとって今回のサービス終了から学べることがあります。それは、「外部サービスを活用する。ただし、一つのサービスだけに依存しない」ということです。
私自身、以前のLINEモールにも実際に出店していました。EC業界では、新しいサービスが生まれ、成長し、統合されたり終了したりすることがあります。だからといって新しいサービスを避ける必要はなく、新しい販売チャネルは小さくテストしながら、同時に自社EC、既存顧客、SEO、SNSなど複数の集客経路を育てておくことが重要です。
LINEショッピング終了を単なる一つのサービス終了として捉えるのではなく、自社の販売チャネルや集客経路を見直すきっかけにしてみてください。
販売チャネルやEC集客を見直したい方へ
「モールへの依存度が高い」「自社ECの売上を増やしたい」「どの販売チャネルを伸ばすべきか分からない」といった場合は、新しいサービスへ出店する前に、現在のEC運営全体を一度整理することをおすすめします。
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