バックヤード研究所とは、楽天市場
のRMS、ヤフーショッピングのストアクリエイターPro、Amazonのセラーセントラルなど、管理画面の有効活用を研究する現役店長の調査ブログである。
ある有名な店長の言葉にも「バックヤードを制する者は、ネットショップを制す」という言葉があります。
バックヤード、管理画面の機能を100%活用できる日を目指して、店舗運営の記録を残していきたいと思います。
Amazonビジネスで出品者からの数量割引依頼の確認ができる見積管理とは?
Amazonビジネスとは
Amazonでは、法人向けに商品を出品することができるAmazonビジネスというプログラムが用意されています。
アマゾンビジネスのメリットとしては、Amazonビジネスの利用者が法人に限定されているため、BtoB取引をAmazon上で行えることで、通常ではBtoCになりがちなAmazonの商品出品を法人向けにできるという点がメリットとして挙げられます。
また、アマゾンビジネス出品については、通常のAmazonの出品とは別にアマゾンビジネス用の販売価格を設定できるフィールドが、アマゾンのバックヤードであるセラーセントラルの在庫管理上に表示されるようになります。
ショッピングカートから見積書がPDFでダウンロードできるという機能も備わっているので、法人ユーザーからの見積もり依頼対応も簡単に行う事ができます。
Amazonビジネスは、通常ではBtoCになりがちなAmazonでのネット販売を法人向けに制限できることで、大口取引につながりやすくなるチャンスが獲得できるわけです。
Amazonビジネスのサービス内容については、以下のページにまとめたページがありますのでこちらを参考にしていただければと思います。
Amazonビジネスで数量割引依頼の確認ができる見積管理とは?
Amazonビジネスでは、アマゾンビジネスを利用している法人ユーザーから、数量割引リクエストが届くことがあります。
当店のアマゾンビジネスの管理画面で、数量割引依頼が届く「見積管理」ページの画面をご紹介いたします。
アマゾンビジネスに出品している商品に対して、アマゾンビジネスを利用している法人会員ユーザーから、数量割引依頼が届いた際には、この見積管理のページで数量割引依頼内容を確認する事が可能です。
見積管理の画面では、法人会員ユーザーからの割引リクエストに対して、「回答期限」がステータスとして表示されています。
割引リクエストが届いた際には、可能な限り、回答期限よりも早くユーザーに割引可能かどうかを返答してあげるようにしましょう。
依頼数量に対して、リクエストを出した法人会員ユーザーへ、依頼数量に対するユニットあたりの最低価格を参考に、販売可能金額を「割引を設定」の項目から金額提示するか、もしくは「拒否」の項目で、割引依頼を拒否することができます。
せっかくのビジネスチャンスですから、可能であれば拒否ではなく、割引を設定で少しでも減額した金額を提示するようにすれば、次回の見積依頼につながる可能性があります。
当店でも特定商品に関してだけですが数量割引依頼が不定期でリクエストが入っているのですが、価格面で減額する事が難しい商品のため、ほとんど回答せずに終わってしまっているので、その点は反省点でもあります。
アマゾンに出店されていて、アマゾンビジネスを利用されている方は、是非数量割引依頼のリクエストが入ったら、その日か翌日までに割引可能な金額を返信してあげるようにしましょう。
当店でもこれを機会に、リクエストへの返信速度を上げて対応していきたいと思います。
Amazonビジネスの数量割引依頼のまとめ
今回は、アマゾンの法人取引プログラムである、アマゾンビジネスについて、数量割引依頼のリクエストを一覧で確認できる「見積管理」の画面を紹介しました。
アマゾンビジネスは、日本ではリリースされてからまだあまり時間がたっていないこともあり、アマゾンビジネスをガッツリ使いこなせている出品者は少ないように思います。
逆に言えば、Amazonビジネスを有効活用できる出品者は、今後アマゾンの中でのBtoB取引で、大きな売上を作れる可能性があると思います。
当店でもアマゾンビジネスは利用申請は完了して、管理画面上にもアマゾンビジネス用の価格入力欄は表示されているのですが、正直まだ注力できるリソースが整っていないため、放置状態に近いのです。
今回の数量割引依頼のリクエスト確認ができる見積管理も有効活用できていなかったことを反省点として、今後はアマゾンビジネスでの拡販にも努めていきたいと思いました。
今回記事の内容がアマゾンビジネスで数量割引依頼リクエストについて調査されている方の参考になれば幸いです。