STORES.jpのプレミアムプランがスタンダードプランの違いとは?決済手数料が3.6%に!
かんたんにネットショップを開業できるサービスとして、BASE (ベイス)
と並んで人気のサービスにSTORES.jp
というサービスがあります。
STORES.jpのプレミアムプランが、スタンダードプランという名称に変更される事がわかりました。
STORES.jpのプランの変更についてプレミアムプランがスタンダードプランに変更となって何が変わるのかをご説明いたします。
STORES.jp(ストアーズジェーピー)とは?
個人でも無料でネットショップが開設できる
「STORES.jp
」というインスタントECサービスがあります。
STORES.jpは、「すべての人にオンラインストアを」というキャッチコピーを掲げ、誰でも簡単にネットショップを開設できるオンラインショップサービスを提供しています。
STORESは、ネットショップの運営では必ずと言っていいほどに必要となる、HTMLなどの専門知識や特別な技術などなくてもショップデザインを簡単に変更する事が可能です。
STORES.jpについての詳細なメリットやデメリット、機能などは以下のページにまとめていますのでこちらを参考にしていただければと思います。
今回料金プランが大幅に変更となるSTORESについて、プレミアムプランからスタンダードプランへの変更点について詳しくご説明していきたいと思います。
STORES.jpのプレミアムプランの特徴
STORES.jpでは、これまでは無料で利用できるフリープランと月額980円で利用できるプレミアムプランの二種類の出店プランがありました。
2019年6月時点で、STORESのフリープランとプレミアムプランの機能の違いは以下の通りです。
具体的には、以下のプランがフリープランでは使えませんでしたが、ロゴの非表示を除いて、今後はフリープランでも利用可能となります。
- アクセス解析機能
- ストアデザイン拡張
- 独自ドメイン無料
- オーダーCSV出力
- 納品書PDF出力
- FAQページの設置
- 再入荷リクエスト
- 購入個数制限
- 商品レビュー
- STORES.jpロゴ非表示
機能に関して言えば、プレミアムプランでネットショップを出店した場合、月額980円の利用料で、すべての機能が制限なく利用できます。
では、今回のストアーズのプラン変更で、プレミアムプランがなくなり、スタンダードプランという新しいプランに移行するわけですが、一体何が変更になるのでしょうか。
機能面ではプレミアムプランではすでにすべての機能が解放されていましたから、追加の機能が増えるという事になるのでしょうか?
これまでのプレミアムプランとこれからのスタンダードプランとの違いについて次にご説明いたします。
STORES.jpのスタンダードプランで変更となる事
STORES.jp
の料金プラン改定により、これまでのプレミアムプランが、スタンダードプランという名称に変更となります。
具体的にスタンダードプランで変更となる点は以下の通りです。
決済手数料が5%から3.6%に引き下げられる
今回、STORESのプレミアムプランが、スタンダードプランに変更となって一番の変更点は決済手数料が引き下がる事にあります。
これまでSTORESでネットショップを出店する際には、フリープランでもプレミアムプランでも決済手数料に関しては、5%で共通の料率でした。
それが、スタンダードプランは、5%から3.6%まで引き下げられる事になりました。
これは売上規模が大きなネットショップにとっては非常に大きなメリットとなります。
実際にどのくらいの売上でメリットが得られるのかを次にご説明したいと思います。
月額利用料が980円から1,980円に変更
月額利用料がこれまでのプレミアムプランの980円から、スタンダードプランに変更になる事で1,980円に引き上げられることになります。
実際これは値上げという形になるのですが、決済手数料が5%から3.6%に引き下げられるため、トータルでのコストは必ずしも上がるというわけではないのです。
具体的な月商の例として、月商が20万円、年商240万円のネットショップを例にした売上とコストのシミュレーションをご覧ください。
まず、無料で使えるフリープランの場合、月額利用料は当然無料となり、決済手数料が5%となります。
240万円の売り上げに対して、5%の決済手数料ですから、かかるコストは、240(万円)×0.05=12万円となります。
次に、これまでのプレミアムプランの場合、月額利用料が980円で、決済手数料はフリープランと同じ5%です。
計算してみると、980円×12か月+240万円×0.05=131,760円となります。
2019年7月10日から変更となるスタンダードプランについては以下の通りです。
1,980円×12か月+240万円×0.036=110,160円
こうしてみると、スタンダードプランで月商20万円のネットショップなら、これまでのプレミアムプランよりも21,600円もコストダウンになります。
しかも、無料で出店できるフリープランよりも年間ランニングコストは、9,840円も安くなることもわかりました。
月額利用料に関して言えば、クレジットカードによるカードまとめ払い割引を使えば、月額利用料が最大で20%割引されるので、さらにコストダウンもはかれます。
月商20万円というのは、ネットショップをある程度本気で運営される方なら、さほど難しい数字ではありません。
スタンダードプランになり、より残る利益が増えそうですね。
STORES.jpの料金変更のまとめ
今回のSTORES.jp
の料金プランの改変は、過去最大の変更となることは以前もこのブログでご紹介しました。
これまで無料系のネットショップとしては、BASE (ベイス)
が機能面で充実していたため、利用者が多い傾向がありましたが、手数料率の面で考えると、STORESの方が得になる店舗さんも増えてくるのではないでしょうか。
BASEでネットショップを出店されていた方でも、STORESに乗り換え出品する、もしくは多店舗展開でショップ運営を行うという方も増えてくるかもしれませんね。
今回は、これまでのプレミアムプランがスタンダードプランという名称に変更され、さらに決済手数料が5%から3.6%に引き下がるという大きな改変についてご説明いたしました。
今回の記事の内容が、STORESでネットショップを運営されている方、またはSTORESで新規ネットショップを開設検討している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。