STORES.jpで料金プランの変更!フリープランの機能の変更点とは?
かんたんにネットショップを開業できるサービスとして、BASE (ベイス)
と並んで人気のサービスにSTORES.jp
というサービスがあります。
STORES.jpのフリープランが大幅にアップデートされる事がわかりました。
STORES.jpの料金プランの変更についてフリープランでできる事を中心にご説明したいと思います。
STORES.jp(ストアーズジェーピー)とは?
「STORES.jp
」というネットショップの構築サービスがあります。
STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)では、「すべての人にオンラインストアを」というキャッチコピーをもとに、誰でも簡単にネットショップを開設できるオンラインショップサービスを提供しています。
STORESは、ネットショップのデザインのカスタマイズについても、HTMLなどの専門知識や特別な技術などなくても誰でも簡単に変更する事が可能な点も、STORESが沢山のユーザーに支持されている理由だと思います。
インスタントECと呼ばれるサービスとしては、STORESと並んで人気のあるサービスが「BASE (ベイス)
」というサービスです。
STORES.jpとBASE(ベイス)のサービスの比較については、以下のページにより詳しくまとめていますのでこちらを参考にしてください。
今回料金プランが大幅に変更となるSTORESについて、フリープランの変更点について詳しくご説明していきたいと思います。
STORES.jpこれまでのフリープランの特徴
STORES.jpでは、無料でネットショップを開設した際には、有料プランであるプレミアムプランの機能の一部を利用する事が制限されていました。
2019年6月時点で、STORESのフリープランで使えない機能(プレミアムプランで利用できる機能)は以下の通りです。
- アクセス解析機能
- ストアデザイン拡張
- 独自ドメイン無料
- オーダーCSV出力
- 納品書PDF出力
- FAQページの設置
- 再入荷リクエスト
- 購入個数制限
- 商品レビュー
- STORES.jpロゴ非表示
また、商品画像については、プレミアムプランでは、一つの商品に対して、最大15枚まで商品画像を追加できるのに対して、フリープランでは4枚までという制限があります。
このフリープランでも、ネットショップとして運営する事は可能ですが、より高い売り上げを目指していくなら、制限のないプレミアムプランを利用する方が望ましいと思います。
では、STORES.jpで2019年7月10日から変わる料金プランでのフリープランの変更点について次にご説明いたします。
STORES.jpの新フリープランでできる事
STORES.jp
の料金プラン改定により、フリープランがより充実した機能を利用する事ができるようになります。
具体的にフリープランで変更となる点は以下の通りです。
ストアデザインの全カスタマイズ機能を利用可能
ストアデザイン、つまりネットショップのデザインのすべてのカスタマイズ機能が使えるようになります。
また、デザインとして選択できるデザインテンプレート数も従来は30点でしたが、48点に増加するようです。
選べるデザインが増える事で、自分のショップにあったデザインが選べるようになりますね。
STORES.jpロゴ非表示機能は、フリープランでは使えないため、ブランディング的にロゴを非表示にしたい場合は有料プランを利用する必要がありますね。
アイテム登録画像数が4点から15点に増加
STORES.jpのフリープランでは、ひとつの商品に対して、登録できる画像点数が4点まででした。
2019年7月10日以降は、フリープランでもプレミアムプランと同数の15点の商品画像が登録可能になります。
アパレル・ファッション系のECサイトを運営されている方なら商品画像が多くなりがちだと思いますので、かなり大きなメリットを享受できるようになりそうですね。
有料アドオン17点がフリープランで利用可能に
今回ストアーズの料金プラン変更で、最も大きな変更点が、有料、プレミアムプランでしか使えなかった機能(アドオン)の多くがフリープランで使えるようになる事です。
これだけたくさんの機能がフリープランのままでも利用できるとは、過去のアップデートの中でも最も大きな変更だといえるでしょうね。
具体的にフリープランで使えるようになる機能は以下の通りです。
機能名 | 説明 |
---|---|
予約販売 | 予約を先に受け付け、後日商品を配送する事ができる機能 |
まとめ販売 | 商品を複数同時購入した際の割引が設定できる機能 |
再入荷お知らせ | 商品の再入荷お知らせメールを配信することができる機能 |
クーポン | 割引クーポンなどを発行することができる機能 |
シール | 注目商品をアピールするためのシールを貼ることができる機能 |
ニュース | トアからのお知らせページを作成することができる機能 |
告知ボード | ストア訪問時に「重要なお知らせ」などの告知を設置することができる機能 |
シークレット | ストアにパスワードを設定することができる機能 |
年齢制限 | お酒や成人向け商品の販売用に年齢の確認を行うことができる機能 |
販売期間設定 | 商品の販売期間を設定できる機能 |
購入個数制限 | ショッピングカートに入れられる商品の個数制限をすることができる機能 |
レビュー | 購入者に商品レビューを書いてもらうことができる機能 |
FAQ | ストアにFAQページを設置することができる機能 |
オーダーCSV出力 | オーダー情報をCSV出力できるようになる機能(PC限定) |
納品書PDF出力 | 納品書をPDFでダウンロードできる機能(PC限定) |
ギフトフォーム | ギフト・プレゼント発送用に、お届け先住所フォームを別途追加できる機能 |
Google Analytics連携 | グーグルアナリティクスと連携する事でストアに訪れたユーザーのアクセス情報をより詳しく分析できる |
電子チケットの0円販売が可能に(無料チケット)
電子チケットの販売自体は、フリープランでも使える機能でした。
今回の変更点では、「0円」のチケットとして販売する事ができるようになります。
無料セミナーなどのイベントの際のチケット販売としてSTORESを利用する事ができるわけです。
これも大きな改変であるといえますね。
STORES.jpの料金変更のまとめ
今回のSTORES.jp
の料金プランの改変は、過去最大の変更となるようです。
これまで無料系のネットショップとしては、BASE (ベイス)
が機能面で充実していたため、利用者が多い傾向がありましたが、手数料率の面で考えると、STORESの方が得になる店舗さんも増えてくるのではないでしょうか。
BASEでネットショップを出店されていた方でも、STORESに乗り換え出品する、もしくは多店舗展開でショップ運営を行うという方も増えてくるかもしれませんね。
今回は改変内容の多かったフリープランの内容を紹介しましたが、次回は、新しい有料プランであるSTORESの「スタンダードプラン」について詳しくご説明したいと思います。
今回の記事の内容が、STORESでネットショップを運営されている方、またはSTORESで新規ネットショップを開設検討している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。