BASEはどこまで無料

2020年最新 ネットショップの開業が無料のBASEは無料でどこまでできるのか?

BASEはどこまで無料

2020年最新 ネットショップの開業が無料のBASEは無料でどこまでできるのか?

BASEでネットショップを開業することのメリット

無料でネットショップを開業・開設できるBASE (ベイス)
は80万店舗以上の出店実績がある人気のネットショップ開設サービスです。

BASE

以前まで、ネットショップを構築するには、

楽天市場
ヤフーショッピングAmazonなどのといったいわゆるショッピングモールへの出店か、
カラーミーショップ
MakeShop
ショップサーブ
などの
いわゆるASP、カートサービスを利用して
ネットショップを構築する方法が主流でした。

もう少し、高度な技術面がカバーできるなら、
EC-CUBEというオープンソースのCMSをベースに
ネットショップを構築するケースもありました。
ちなみに「オープンソース」とは、
プログラムの中身である「ソースコード」をインターネット上で一般に公開し、誰でも自由に利用してよいという考え方で、
ウェブサイトの構築で広く普及しているWordPress(ワードプレス)もオープンソースのCMSです。

もうひとつ、聞きなれない言葉である「CMS(シーエムエス)」について。

【CMSとは】
コンテンツ・マネージメント・システムの略称。
インターネット上のウェブコンテンツを構成する「テキスト」や「画像ファイル」などの「デジタルコンテンツ」を
体系的に管理することで、コンテンツの更新や変更を利用者側で比較的容易に実施することが可能となる仕組み。

【参考】
コンテンツマネージメントシステム – Wikipedia

EC-CUBEは今でも利用されている方も多いですが、
構築にはHTMLや一部プログラミングの知識が必要となるため
一般の利用者には、ハードルが高いものとなっていました。
ウェブ制作事業者などは、以前はEC-CUBEをベースに
ネットショップを構築することが多かったようですが、
現在は、Wordpressをネットショップ構築のベースとして
利用するケースも多いようです。

いずれにせよ、オープンソースは無料で利用できる反面、
自分自身で、構築方法を調べ、手間をかけて、ソースコードを読み解きながら
カートシステムなどと接続する必要があるため、
難易度が高いネットショップ構築方法です。

いずれの手法も、一長一短、メリットがあれば
デメリットがありました。

この、BASE (ベイス)
というネットショップ開設サービスが登場してから
ネットショップを開業することの
ハードルが一気に下がったように思います。

BASEとSTORESJPの比較

また、BASE (ベイス)
とよく比較されるサービスに
STORES.jp
というサービスもあります。

こちらも、基本的、無料でネットショップを
開設することが可能です。

ただ、BASEと大きく異なる点は、
無料プランだと、

機能制限が多数ある

ということです。

それでも月額980円を支払えば、
商品登録数は無制限になりますし、
月額980円という固定費で、
ネットショップを開設できる点は
非常に魅力的と言えます。

ただ、BASEは、

無料でほとんどの機能が利用できる

という強みがあります。

BASEは独自ドメインも無料で利用可能

STORES.jp

独自ドメインを利用するには
月額980円のプランが必須ですが、

BASEはこれもまた
「無料」で独自ドメインを利用できます。

独自ドメインとは、

「○○○.com」や「△△△.jp」など、
運営者自身が決めて契約することができる
任意のURLの事を言います。

ブランドの構築には、
独自ドメインの利用は必須とも言えます。

独自ドメインの利用には、
別途契約が必要となります。

有名どころでは「お名前.com
」などで
簡単に取得することができます。

また、ホームページをご自身で
運営されている方なら、レンタルサーバー会社で
ドメイン取得を行うことも可能です。

ドメインについては、ご自身の契約している
サーバー会社のホームページなどから
ご確認いただければと思います。

BASEは無料でネットショップ運営のほとんどの機能が使える?

話をネットショップに戻しますが、
BASE (ベイス)
は無料でネットショップ運営に必要と
言われる機能のほとんどを利用することが
できてしまうサービスです。

2019年4月時点では、70万店舗以上の
店舗がBASEのなかで開業していると公表しています。

BASE

70万店舗といえば、楽天市場の4万5千店舗の
約15倍に相当しますので、
その規模の大きさも伝わるかと思います。

筆者もBASEでのネットショップ開業から
運営の支援を現在も行っております。

管理画面などを触ってみての感想となりますが、
率直にお伝えして、

「無料でここまでやるか?」

というほどの、サービス精神旺盛な
サービスだと思います。

BASEは初期状態では、
さほど機能がそろっていませんが、

「App」と呼ばれる、拡張機能を

インストールすることで、
驚くほど便利で快適なネットショップに
進化させることができます。

BASEのAppの一覧

BASE

インストールもボタン一つのクリックで
有効化できるので、難しいことは一切ありません。

BASEで無料ではできないことについて

BASE

2019年4月時点において、ネットショップBASE (ベイス)
において、無料で利用する事ができない機能としては、「BASEロゴを非表示にする」「不正決済に対する保証」「振込申請プラス」などがあります。

ネットショップの運営だけなら、無料でも十分問題ありませんが、ブランディング的な意味でロゴを非表示にしたり、不正注文に対する保証をしっかりしたい場合などは、有料のAppsを利用する事をおすすめします。

BASEとSTORESJP最大のデメリットとは?

BASEもSTORESJPも共通して言えるデメリットがあります。

それは、

集客に弱い(それもかなり)

という点です。

ここが、楽天市場
Amazonといった
モールでの販売と大きく異なる点です。

楽天やYahooは、独自のイベントをほぼ毎月
実施しており、テレビCMなどでも
集客を行ってくれます。

BASEにせよSTORESJPにせよ、
この集客の部分がほとんどありません。

また、楽天やYahooショッピングは、
ネット上、パソコン、スマホ、タブレットの
どのデバイスからも購入や検索が可能ですが、
この、BASEについては、

スマホアプリからしか検索できない

というデメリットもあります。

BASE

集客が弱く、購入や検索がアプリからしかできない。

これは、現時点でかなりの弱点といえます。

筆者はBASEのサポートセンターに
集客含め、顧客獲得について、
問合せてみました。

BASE上の集客方法としては、

BASEが運営しているブログサイト、

BASE Mag.

に商品についてのブログ記事を
掲載して呼び込みを図ることがひとつ。

それ以外の集客方法としては、

FacebookやTwitter、最近では
インスタグラムなどによる
顧客へのアプローチで
呼び込みを図る方法が効果的
との回答でした。

どちらにせよ、運営者が

「顧客の呼び込み活動」

別の言葉でいえば

「客引き」

を行わなくては、

いくら、無料でネットショップが
開業できたとしても、
お客さんは「ゼロ」の

売れないネットショップ

が完成してしまうだけです。

ネットショップの開業は間違いなく

手軽で簡単になりました。

これは間違いなく、BASEや
STORESJPの功績だと言えます。

参考になれば幸いです。




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