2020年のEC市場・ネット通販業界はどうなる?現役店長の未来予想
2019年も本日で最終日となりましたね。
今年は平成から令和への改元や10月の消費税増税、それに伴うキャッシュレス決済による還元事業など大きな変化が続いた一年でした。
EC業界の変化としては、ヤフーがZOZOTOWNを買収したのは衝撃的な出来事でしたが、その後、同じくヤフーがLINEと経営統合した事も更なる衝撃を与えてくれました。
そして11月には、楽天市場の送料無料統一ラインについて、楽天と出店者の間で大きな反発が起こりました。
結果としてテレビや新聞などのメディアにも楽天が独占禁止法に抵触しているのではないかという問題が明るみに出る事になりました。
この問題は、楽天全体の送料無料ラインが3980円に統一される事で、出店者が送料を負担しなくてはならない事が反発の原因となっています。
来年以降も引き続き大きく取り上げられるでしょうし、楽天が送料無料ラインの統一制度を2020年3月18日より強行する事を表明しているため更に現場は荒れることになりそうです。
とここまでは今年の振り返りとなりますが、2020年以降の国内EC業界はどうなるのでしょうか?
本日は2019年最後の大晦日となりますが、来年以降のEC業界、ネット通販市場について、店長なりの予想をお話したいと思います。
まず2020年に最も大きなイベントとしては、東京オリンピックが開催されます。
東京オリンピック開催時には海外からの外国人観光客が大勢来日する事になりますが、その際に起こる事、インバウンド需要が期待されています。
インバウンド需要は主に外国人観光客が来日する事で、観光地の経済が活性化される現象をいいますが、EC市場においてもインバウンド需要が高まる可能性が指摘されています。
というのも、東京オリンピックの開催よりも前から、インターネット検索によって、日本の情報を得ようとする外国人が増える傾向にあるからです。
結果として、検索時に日本の観光地やグルメ、宿泊施設やおみやげ物などの情報を事前に得る事と同時に、興味を持った商品についてはネットから購入しようとする動きが生まれる可能性があるのです。
一種の「越境EC」という販売方法が、海外からの需要、インバウンド需要によってこれまで以上に多くのアクセスを獲得できる可能性があるのです。
越境ECを簡単に実現させるには、eBayなどに商品を出品する方法が個人でも比較的簡単にできる方法ですが、自社ブランドを持つ企業などはeBayを経由するよりも、直接自社ECサイトから海外に販売したいと考える方も多いと思います。
そんな越境ECに対応させる事ができるECカートサービスとして「Shopify(ショッピファイ)」というECカートサービスがあります。
越境ECは2019年にも多くの企業や個人から注目されていましたが、2020年には最盛期と言えるほどに注目されると思います。
そして、2020年のEC市場で起こるであろう大きな変化としては「脱モール」を考えるショップオーナーが急増すると思っています。
事の発端はやはり楽天の送料無料ラインの問題が今年以上に大きくなると思われるからです。
モールに出店している限り、固定費と販売手数料がかかる為、利益率は自社ECサイトと比較すると数十パーセント以上変わってくる店舗さんが多いと思います。
中堅どころのECサイト運営者の方でも、楽天市場を退店して
イージーマイショップ
や
MakeShop
、
カラーミーショップ
などの自社ECサイト一本化している店舗さんも増えてきています。
また、実店舗を運営している企業の方は、自社ECサイトと実店舗の連携を強めるオムニチャネル戦略を重視していく傾向も強まってくるでしょう。
そして企業のECサイト運営法としては、総合通販よりも定期購入、サブスクリプション通販へシフトしていく傾向も強まると予想しています。
国内でサブスクリプションに対応したECカートサービスとしては、サブスクストア
や
リピスト
、
、
楽楽リピートなどが人気どころです。
2020年のEC市場は、これまでの総合通販傾向から、単品リピート通販やサブスクメイン傾向、自社ECサイト注力傾向になると予想しています。
また、AIの技術の進歩やMA(マーケティングオートメーション)ツールの発展なども更に期待されるところですね。
今日で激動の2019年は終わりますが、2020年には皆さんのネットショップが2019年以上の成長を遂げられることを心よりお祈りしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
令和最新!無料でネットショップを出店できる5つの方法
令和になって改めて調査した結果、店長がおすすめする無料でネットショップを出店する方法を厳選して5つに絞りました。
この方法なら失敗しない出店ができると自信をもっておすすめできます。
売れるネットショップの極意メルマガ配信中!
店長のツイッターで「ガチ売れEC論」をツイート中!売れるヒントが毎日届く!
これまであまり「ネットショップ運営に関する店長の持論」は語ってきませんでしたが
ツイッターでは、「熱量を含んだツイート」をチョコチョコつぶやきはじめています!
もちろん、EC運営ノウハウも随時発信中ですので、是非ツイッターのフォローもお願いします!
売れる!ネットショップの教科書がここには書けない「裏ワザ」をLINEだけに配信中!
ネットショップ運営における、「裏技的な手法」をLINEで公開中です。
ウェブ上では制約上ご紹介しにくい「ネットショップの裏技」が存在します。
インターネット上で公開することで、主催者側(モールですね)が対応策を打たれたりすると
この裏技が利用できなくなる、といったテクニックなどです。
こうした「特別な裏技」については今後は「LINE」にて限定配信していきたいと思います。
是非、アカウントをフォローしておいていただければと思います。
もちろん、LINEのフォローについても完全無料ですのでご安心ください。
LINEについては、本当にキレッキレの情報のみに特化して、配信回数も非常に少ないと思います。
フォローしていただいてもあまりご迷惑にならないと思いますので是非ともフォローしておいてくださいませ!
ネットショップの運営、開業でお困りの方は
遠慮なくどんな些細なことでもお尋ねくださいませ。
より具体的なネットショップの開業・運営に関するご相談については無料カウンセリングフォームをご用意しております。
こちらは店長のリソースが許す範囲ということで毎月3名様に限らせていただいております。ご質問いただければ時間頂戴しますが必ず回答いたします。
本日も数字は全部「リアルガチ!」でお届けしました。
「店長スゲーな!」
「今日も夜中までガンバレよ!」
「10億行ったら奢って!」
と思っていただけましたら、
ポチッとご協力をお願いいたしますm(_ _)m
「押せっ・・・・押せっ・・・!」
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
今日は何の日?【12月31日】
◆大晦日
…一年の最後の日。月末のことを「晦日(みそか)」または「晦(つごもり)」と言い、年末の最後の晦日なので「大晦日(おおみそか)」「大晦(おおつごもり)」と言う。もともと「みそか」は「三十日」の意。「つごもり」は「月隠り(つきごもり)」が転じたもので、旧暦において毎月1日は月が隠れているように見える「新月」であり、その前日を「つごもり」と呼んだ。
◆除夜
…「除夜(じょや)」とは、「大晦日(おおみそか)」の夜のこと。かつては一年の神「年神(歳神)」を迎えるために朝まで眠らずに過ごす習慣があった。
◆ニューイヤーズ・イヴ
…「ニューイヤーズ・イヴ(New Year’s Eve)」とは、12月31日「大晦日」を意味する。一年の終わりの日は、新しい年が明ける前日でもある。
本日の楽天市場とヤフーショッピングの売れ筋商品
楽天市場総合デイリーランキング
【ランキングでの気づき】
楽天市場のデイリーランキングでは 越前かに職人 甲羅組 の
「値上げ前に!12/23まで送料無料5,400円!更に\3箱で1箱タダ★5,400円OFFクーポンあり!/楽天年間ランキング2019食品」が第一位を獲得した。
ヤフーショッピング売れ筋ランキング
【ランキングでの気づき】
ヤフーショッピングのデイリーランキングでは、
ぼくの玉手箱屋ー
の「半額 割れチョコ 訳あり ミルク ごろごろアーモンドミルク 300g クーベルチュール使用 送料無料 チョコレート ポイント消化 お試し スイーツ 割れ SALE セール」が第一位を獲得した。
Amazon売れ筋ランキング
Amazonの各カテゴリーの売れ筋商品ベスト3を紹介します。Amazonで今何が売れているのかの参考になれば幸いです。
Yahoo!検索ワードランキング
店長のどうでもいいつぶやき
いよいよ今年も終わりますね。皆さま良いお年をお迎えください。