【現役店長解説】楽天市場出店審査の条件と審査基準のまとめ

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【現役店長解説】楽天市場出店審査の条件と審査基準のまとめ


楽天市場に出店するには、楽天の出店審査に通過する必要があります。

2017年10月現在、楽天市場の出店審査は非常に厳格な基準を設けられているため 審査通過には、きちんとした準備が必要となります。

今回は、楽天市場に出店を検討されている方、もしくは出店申請をしたけれど 審査に落ちてしまった方にむけて、楽天市場の出店審査に通るための条件などをまとめました。

公式には審査条件などは一切公表されていない為、楽天の出店審査ガイドラインを元に 「落ちない為の最低条件をそろえる」ということが前提となります。


楽天市場への出店方法とは

楽天市場出店審査

楽天市場は日本国内のECショッピングモールにおいては、最大の流通額を誇るモールです。

2017年の楽天グループのEC流通総額は「3兆円」を突破したと公式発表がありました。

楽天市場出店審査

日本国内でネット通販、ネット販売を行う上で、大きな売上を目指すなら、楽天市場への出店を避けて通ることはできないでしょう。

国内No.1の流通額となった楽天は、そのブランド力も楽天スーパーポイントの流通が1兆ポイントを超えたことでも大きな影響力を持っていることがわかります。

楽天市場に出店を検討されている方、もしくはすでに楽天市場へ出店申請を実施して、何度も落選している方のために、楽天市場出店のための審査基準などを現役楽天店長が解説いたします。


楽天市場の出店審査が厳しい理由

楽天は、日本国内において、Eコマースとしては最も流通額の大きな企業です。 2017年の楽天EXPOでは、楽天のEC流通総額は3兆円を突破したと発表がありました。

Amazonの日本事業であるAmazon.co.jpの2016年の流通総額が1.1兆円ですから、 楽天のEC流通総額はアマゾンのおよそ3倍となります。

これだけ流通額が大きくなり、楽天市場の知名度、利用者も増えていると 業界を代表する企業としてのブランドを守る必要があります。 もちろん、それは顧客、利用者を守るということが前提にあります。

楽天市場出店審査

楽天市場は、2016年頃から運営方針のひとつに「クオリティ(品質)」の向上を掲げてきました。 その甲斐もあって、2016年中における、楽天市場の世間からの評価は非常に向上したと発表されました。

また、楽天市場で流通しているポイント、「楽天スーパーポイント」の発行数も「1兆ポイント」を突破したと 楽天EXPO内で発表がありました。もはや、楽天ポイントは「通貨」に等しいほどに、流通しています。

楽天市場出店審査

こうした背景もあり、楽天は、楽天市場というショッピングモールでの審査基準を これまでの審査基準よりも更に厳格な基準を設けて、出店審査を行うようになりました。


楽天市場に出店できない・審査に落ちる理由

楽天市場出店審査

楽天市場でネットショップを出店したいと思っても、出店できない、出店審査に通らない場合があります。

現役店長として知りうる範囲ですが、楽天市場に出店できない事例として3つの例を紹介します。


(1)個人の副業では出店不可

これは、楽天市場以外にも言えることですが、楽天市場では個人の副業目的の出店は、審査に通ることはありません。 会社員や何か別事業をされている個人の場合は審査に通らないと思ってください。

ただし、個人でも開業届を提出している個人事業主の場合は、審査の対象となります。

個人事業主でも審査に通らないことがありますが、概ね「商品の審査」で引っかかっている場合が多いです。 販売する予定の商品を保有していない場合は、審査通過が難しいと思います。

商品を自分で在庫を持たず、ドロップシッピングでの販売という場合は 商材情報をしっかりと書類で提出しておけば審査通過の可能性はあります。

個人の場合は審査に通りませんが、個人事業主であればOK。 個人事業主でも商品に不安があれば審査に通らない。

フリーターや主婦の場合は審査に通るか?という点ですが これについても現在の楽天市場の方針では審査には通らないでしょう。 以前はもう少し審査基準が甘かった時期もありますが、2017年における 楽天市場の出店は、個人事業主以上でなければほぼ通らないと言ってもいいかと思います。


(2)取扱い商材が禁止商材である

楽天市場で販売が禁止されている商品、商材があります。

この商品に該当する場合は、出店審査が通りません。 ただし、出店禁止商材の出品を取りやめ、その他商品での審査を行うことで 楽天出店審査基準を満たせる場合があります。

出品禁止商材は以下の通りです。

楽天市場に出店できない商材・取扱禁止商材

楽天市場出店審査


(3)事業内容などに不安要素がある

個人事業主、法人を問わず、事業内容に不明瞭な点や、取り扱う商品などに不安要素があれば 楽天市場での審査には通らない可能性が高いです。

何度も楽天市場に出店審査を申請しているけど、一度も審査を通過できないという方は ご自身の事業内容で、審査に引っかかりそうな点がないかを、周りの知人などにも 聞いてみるといいでしょう。

楽天市場では、出店審査に関する基準や条件などは、一切公開していません。 そのため、審査に落ちた場合でも理由は教えてくれません。

ただ、個人事業主としてきちんと実店舗運営の経歴があり、取り扱う商材にも 不明瞭な点がなければ、よほどのブラックボックス要素(業績が非常に悪化している・事業背景に借入が多い・事業所が不定等)がなければ 審査には難なく通過できると思います。



楽天市場の出店審査の流れ

楽天市場出店審査

楽天市場の出店プランや利用条件などの最新情報は資料請求することで確認できます。



楽天市場の店舗出店審査は、合計2回あります。最初の書類審査が1回目、オープン直前のオープン審査が2回目の審査です。

出店準備中にクレジットカード決済の導入審査も並行して行うようにしましょう。クレジットカード決済の審査結果は、申請から約14日~20日程度必要です。

クレジットカードを導入しないという方法もありますが、ネットショッピングで最も利用される決済方法がないネットショップでは顧客の離脱は避けられないでしょう。

クレジットカード決済については「導入必須」と考えた方が良いと思います。

楽天市場で必要となる審査は以下の通りです。

  • (1)出店審査(書類提出による最初の審査)
  • (2)オープン審査(店舗開店直前の審査)
  • (3)クレジットカード決済導入審査(クレジットカード決済導入のため)

出店審査に必要な書類や準備するもの

楽天市場出店審査

楽天市場への出店審査に必要な書類や事前に準備が必要なものについては以下の通りです。

個人事業主の場合は、このほかにも提出が必要な書類などがありますので、この後にご紹介します。

  • 出店申込書
  • 審査書類
  • 取扱い商材に関する営業許可・資格書類(古物取扱、酒類販売、食品営業、医薬品販売等)
  • 商材の写真
  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)


個人事業主が楽天市場に出店する際に追加で必要なもの

楽天市場出店審査

出店者が個人事業主の場合は、以下の提出物が追加で必要となります。

  • 住民票(契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)
  • 印鑑証明書(契約開始日より3ヶ月以内に発行されたもの)
  • 実店舗の写真


店舗オープン審査時と開店直後の注意点

楽天市場の出店審査において、書類審査通過後、実際に楽天市場において営業を開始する前にも、「店舗オープン審査」という直前審査があります。

店舗オープン審査は、ネットショップ開店の準備が完了した後の「最終審査」となりますので、このオープン審査を通過すれば、晴れて楽天市場でのネット販売を開始することができます。

店舗オープン審査の際に、特に気を付けるべきポイントをまとめました。

店舗オープン審査時と開店直後の注意点

  • 外部リンクがないかどうか
  • 課金回避行為をしていないか
  • レビューなどのサクラ行為
  • 医薬品医療機器等法(旧薬事法)の広告規制

外部リンクについては、よくある事例は、自社のコーポレイトサイトへのリンクを貼ってしまうことです。楽天市場では外部リンク(楽天市場以外のURL)は禁止されています。

もし、どうしても外部リンクが必要な場合には、楽天市場に外部リンクの許可申請を行いましょう。Facebookページなどがある場合、外部リンク申請で許可されることがあります。

楽天市場でネット販売すれば、当然ながら「販売に際しての手数料」が必要となります。手数料回避のために、自社サイトでの購入を促す行為や、発送時の商品の中に「FAXによる注文用紙」などを入れる行為は禁止されていますので注意しましょう。

出店完了後に、商品のレビューなどを知り合いに書いてもらう行為などは「サクラ行為」とみなされますのでこちらも行わないように注意してください。

あとは、医薬品や美容関連の商品は、広告掲載事項について薬事法(現医薬品医療機器等法)が非常に厳しいため、効果効能をうたったコピーなどは楽天市場より取り下げ要請のメールが届くことがあります。

商品によっては、パッケージに「花粉症予防」という記載があったとしても、商品ページ上では、「花粉症に効く」という意味にとられる記載は禁止事項となっていますので注意しましょう。


楽天市場において事前審査が必要な商材(書類提出必要)

楽天市場出店審査

事前審査が必要な商材としては以下の商品が該当します。所定の書類提出が必要となりますので以下の商材を販売する予定の方は確認して書類の準備をしましょう。

事前審査が必要な商材

  • 楽天指定ブランドメーカー品
  • 産地・メーカーなどから購入者へ直送される商品
  • 医薬品、医薬部外品、医療機器(コンタクトレンズを含む)
  • 化粧品
  • 健康食品
  • 健康器具
  • 家電・パソコン
  • PCソフトウェア
  • 携帯電話等の携帯通信端末
  • おせち料理
  • 金券類
  • 販売に際して免許等を必要とする商品(食品、酒類、中古品等)


楽天出店審査に際しての注意点

楽天市場出店審査

楽天市場では、現状の出店審査で最も重視しているのは、「出店者の信頼性」であると思います。 これは、楽天市場の運営スタンスである「クオリティ、品質の向上」という意味とも合致しています。

楽天市場の出店審査に落ちてしまう方は、出店禁止事項(個人の副業・禁止商材の出品)以外の場合は 「何らかの不安要素がある」と判断されている可能性が高いと思われます。

新規事業立ち上げ直後などで、事業経歴が浅いこと、取扱い商材が非常に不透明(オリジナル商材や独自開発の健康食品、効果が不明な美容器具など)な場合は まず、審査に通らない可能性が高いです。

楽天は、EC市場では、ソートリーダー的な立場の企業となりました。 言わば、「リスクを恐れる立場」となったわけです。そのため、少しでも疑わしい事業者の出店は、審査を通過させるわけにはいかなくなりました。

楽天市場で出店審査を通過させるためには、ある程度の事業運営実績が必要です。 商品についても、一般的な型番商品であれば、ほぼ問題ないですが、ブランド品や特殊な商材などは審査基準が非常に難しいことを理解しておく必要があります。


楽天市場出店審査についてのまとめ

楽天市場への出店は、数年前と比べると非常に厳しい審査基準を設けるようになったため、 出店審査になかなか通らないという声も身近で聞くようになりました。

楽天市場であれ、ヤフーショッピングであれ、出店=モール内へのテナントの許可となりますので 何をやらかすかわからないという不安要素のある出店希望者を審査に通過させるわけにはいきません。

出店審査が厳しいことで、楽天市場を利用する顧客の利益、取引を安全に行うための義務を果たしているわけです。

利用するユーザーとしては、偽ブランド品や、効果のない健康食品などが楽天市場内で流通していれば 「楽天」というブランドを信用して、その商品を購入するわけです。

あくまでも、楽天は「楽天市場利用者の安全・安心のため」に審査を厳しくしているということを理解する必要があります。

また、厳しい審査基準を設けているからこそ、他の新進気鋭のショッピングモールとの差別化にも 繋がっていると言えます。

参考になれば幸いです。





 

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十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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