2018年最新のポンパレモールの動向と将来性【EC未来予想図】

3,400 views

2018年最新のポンパレモールの動向と将来性【EC未来予想図】

EC未来予想図

EC未来予想図では、EC業界のこれから先、未来の状況を、ECサイト運営歴10年以上の現役ネットショップ店長が 現場の状況と店舗運営経験から予想するというコーナーです。

ネット通販業界は、iPhoneなどのスマホが市場に流通してから、大きな変貌を遂げてながら、成長を続けている業界です。

2017年にはEC市場の規模は16兆円超となり、百貨店などの市場規模を上回りました。

ネット通販業界にどっぷり浸かっている現役店長が、今後のEC業界の未来を予想します。



2018年上半期までのポンパレモールの歩み

リクルートライフスタイルという、リクルートのグループ会社が運営しているインターネットショッピングモールが「ポンパレモール」です。

ポンパレモールは、2018年でショッピングモール開業から5年が経ちました。

開業当初は、ポンパレモール内では、どんな商品を購入してもポイントが3%還元されるショッピングモールとして話題になっていましたが、 今では、楽天市場 では、SPU(スーパーポイントアッププログラム)で、毎日最大14倍のポイントが還元されますし、 ヤフーショッピングでは、ヤフープレミアム会員かつソフトバンクスマホユーザーであれば、こちらもポイントが10倍以上毎日還元されますから ポンパレモールの3%還元はかすんでしまっています。

ポンパレモールでは、常設イベントとして「最低価格保証」というインターネット最安値を保証する商品をピックアップ紹介するイベントを毎日開催しています。

ただ、この最低価格保証も、サービス開始当初のように必ずしもネット最安値というわけではなく、「ネット最安値でなかったら自己申告によって差分をポイントで払うよ」という企画になっています。

また、最低価格保証で紹介される商品も、ポンパレモールを退店する店舗が増えていることもあり、商品ラインナップに今一つ魅力と真新しさを感じなくなっています。

つまりは、ポンパレモールって、右肩下がりなんじゃないの?

という疑問がポンパレモールに出店している店舗さんの間ではささやかれているような、そんな売場になっています。

当店は、ポンパレモール開業直後からポンパレモールにネットショップを出店しています。

ポンパレモールに出店してみての感想、メリット、デメリットなどは以下のページにより詳しくまとめておりますのでこちらも参考にしてみてください。


5年間ポンパレモールに出店してみての評判と出店費用


2018年のポンパレモールの年末商戦へ向けて

ポンパレモールに出店されている方に、ポンパレモールでの年末商戦の対策方法を現役ポンパレモール店長が考察いたします。

まず、ポンパレモールの年末商戦期間ですが、お歳暮、クリスマスギフト関連の特集ページが公開されると思います。

2017年の年末商戦では、ポンパレモールでは以下のような企画ページが開催されていました。

EC未来予想図

しかしながら、ポンパレモールは、楽天市場やヤフーショッピング、アマゾン、はては後発モールのWowmaにさえ、アクセス数では 負けているという状況です。

実際に、2018年8月における各ショッピングモールのアクセス状況を調査してみました。


ポンパレモールのアクセス数の調査結果

EC未来予想図



Amazonのアクセス数の調査結果

EC未来予想図



NETSEAのアクセス数の調査結果

EC未来予想図



Qoo10のアクセス数の調査結果

EC未来予想図



楽天市場のアクセス数の調査結果

EC未来予想図



Wowmaのアクセス数の調査結果

EC未来予想図



ヤフーショッピングのアクセス数の調査結果

EC未来予想図



ヤマダモールのアクセス数の調査結果

EC未来予想図


調査時点では、アマゾンが最もアクセス数が多く、月間平均5億4320万アクセスとツールを利用したデータでは判明しています。

アマゾンの次が、楽天市場で、月間平均3億5900万アクセスでした。

ポンパレモールはというと、月間平均414万アクセスで、後発のショッピングモールであるWowmaが1680万アクセスと、およそ4分の1のアクセス数であることが今回の調査でわかりました。

ポンパレモール自体にアクセス数が少なくなっている傾向があるため、年末商戦を効果的に戦うならば、正直なところ、売場をWowmaなどに変えてリソースを割いた方が良いのかもしれません。

ポンパレモールで年末商戦を戦うならば、やはり、アクセス数の上澄みを獲得しなくてはならないでしょう。

戦略としては、企画ページへの入稿を行うことです。

ポンパレモールでは、モール広告は楽天市場 のように活発な販売はなく、各イベント企画は、基本的に出店者が企画に自分でエントリー、商品を入稿することになります。

もちろん、ショッピングモールですから広告費用をかけた商品露出も可能ですが、そのあたりについては、店舗の担当コンサルタントに直接お尋ねいただければ具体的な広告内容を 説明してくれると思います。

出店者への広告の販売は、ショッピングモールにとっては大きな収入源ですから、「広告を買いたい」という相談は、むしろ願ったりかなったりのはずです。

ただ、ポンパレモールで有料の広告を使って、果たして費用対効果が良いかどうかという点は疑問が残りますけど。


2019年以降のポンパレモールの予想

2019年以降のポンパレモールの動向、モールとしての未来予想を現役ポンパレモール店長が考察してみます。

ポンパレモールでは、2018年の方針としては、リクルートグループが保有する、リクルートID、ポンパレモールの流通ポイントである、ポンタポイントの利用ユーザーを取り込んでいくことを発表していました。

結果として、ポンパレモール出店者の感覚としては、アクセス状況は、3年前より悪化している感じです。

リクルートグループには、ホットペッパーやじゃらんといった、非常に強いメディアサイトがあります。

じゃらんは楽天の楽天トラベル とならび、旅行の宿泊先などを探すのにはニーズのあるサービスで、知らない人は少ないほど認知のあるサービスです。

ポンパレモールは、実は、「ポンパレ」というクーポンサイトを運営していたのですが、2017年5月15日をもって、クーポンサイトの「ポンパレ」のサービスを終了しました。

ポンパレのクーポンサイトは2010年7月にサービスを開始し、レストランやレジャー施設、エステなどを利用できるチケットを特別価格で共同購入できるサービスを提供していました。

ポンパレクーポンサイトの閉鎖、サービス終了の理由は、「方針変更である」ということでしたが、実際には不採算事業だったのだと思います。

リクルートグループが運営する主要ECサイトは、軒並み低迷状態。

これは、近い将来ポンパレモールは無くなるのでは?と思うほど、新しい企画もありませんし、出店者還元、ユーザー還元も、ポイントアップ祭一辺倒で、驚きがありません。

ただ、リクルートグループが作り上げてきた基盤は、腐ってもまだまだ大きな力があると思いますので、 将来的には、ポンパレモールは、どこかのEC事業に身売りするのではないかと思っています。

あえて出店者として言わせてもらうなら、出店費用(月額29800円)は、現状のポンパレモールには見合っていないのではないでしょうか?

アクセス数がポンパレモールの4倍以上の、KDDIグループが運営するWowma!(ワウマ)でさえ、月額出店料は4800円です。

しかも2019年3月末までは、出店費用、月額費用の両方が無料のキャンペーンも実施している太っ腹ぶり。



ポンパレモールも、出店費用を完全無料化するなどの策がなければ、Wowmaとの差は開く一方でしょうね。

将来性としては、正直なところ、全く持って感じられないというのが、現役ポンパレモール店長としての意見です。


EC未来予想図:ポンパレモール編のまとめ

今回はリクルートライフスタイルが運営するショッピングモール、「ポンパレモール」について、 出店5年目の現役ポンパレモール店長が未来予想として解説いたしました。

ポンパレモール、どうなんでしょうか。

当店も売上は低迷を続けていますし、一時は本気で退店も検討したほどに売れない日々が続いています。

今現在も、残念ながら当店に関して言えばですが、ポンパレモールは売れていません。

売れる方法を知りたいですが、最低価格保証などの目玉企画に当選してもまた売れず。

これは、今回のアクセス数調査でもわかったことですが、モール自体にアクセス数が減っているため 売上も全体的に減少しているのだと思います。

もしポンパレモールで月商1000万円以上をアベレージで売り上げている店舗さんがおられるなら 是非、ご意見、アドバイスをいただきたいと思っています。

今回の記事の内容が、ポンパレモールに出店を検討されている方の参考になれば幸いです。





 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で売れるネットショップの教科書をフォローしよう!

十億戎店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

あわせて読みたい

コメントを残す