母の日ギフト商品が一番売れるネットショッピングモールを調べてみた 2017年最新

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母の日ギフト商品が一番売れるネットショッピングモールを調べてみた 2017年最新




ネット通販における母の日ギフト商品の需要

インターネット通販において、母の日のギフト需要は
年々その売上規模を更新している状況です。

核家族化が進み、一昔前のように世帯間で同居する
ケースが稀になってきていることもあり、
母の日のプレゼントを、宅配便で届けてもらう需要が
多くなってきていることも、ネット通販における
ギフト需要が高まっている要因だと思います。

今回は、年々高まり続ける「母の日」のギフト需要に対して
インターネットショッピングモールでの母の日ギフト商品の
需要が、各モール毎にどのくらい異なるのかを調査してみました。

調査対象モールは以下の6つの国内大手モールです。

  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • Amazon
  • ポンパレモール
  • Wowma!(ワウマ)
  • Qoo10(キューテン)

調査期間としては、

2017年5月4日更新の各モールの総合デイリーランキング

にあたるランキングにて確認しています。

デイリーランキングから見る母の日ギフトの売れ行き


楽天市場

楽天市場では、ランキングトップ30の中に 母の日ギフト商品は、15商品がランキング入りしており、
割合で言えば50%が母の日ギフト商品で総合ランキングを埋めていました。

楽天市場総合デイリーランキング

楽天デイリーランキング

これは、他のモールと比較しても圧倒的なランクイン数であり、
楽天市場の「ギフト需要の受け皿としての強さ」の表れでもあります。

イベント通販、グルメ通販なら楽天市場で、というユーザー心理が
働くほどに楽天市場のネットショップはそれぞれが個性的で
魅力あふれる商品が沢山あるイメージが定着している証拠でもあります。

ギフト需要は、10年前であれば、カタログギフト、カタログ通販の方が
ネット通販よりも主流だったと思います。

現在では、カタログギフトを主媒体としている事業者も
ネット販売の方に注力している状況です。

楽天市場の魅力は、店舗ひとつひとつが
自分のネットショップ、販売する商品の魅力を
商品ページで非常に詳しく説明している点にあります。

【参考】楽天市場|売れ筋デイリーランキング


Yahoo!ショッピング

ヤフーショッピングのデイリーランキングの総合部門トップ30のなかで
母の日ギフト商品の入賞は、4商品がランキング入りしていました。

ヤフーショッピング売れ筋ランキング

ヤフー売れ筋ランキング

母の日ギフト商品の順位は「2位」「14位」「17位」「20位」にランクインしていました。

4月末まで、ほぼ毎日ヤフーデイリーランキングを見てきた筆者としては、
母の日ギフト商品が、4商品もランキング入りを果たしたのは、
5月に入ってからで、4月中は母の日関連商品のトップ30入りする日はほとんどゼロでした。

楽天市場は、4月中旬頃から母の日関連商品のランキング入りがちらほらありましたが
これは、ネットショップの「母の日ギフト早割」という販売方法に原因があります。

母の日に限らず、イベント需要商品、お中元やお歳暮、クリスマスなどの商品は
早期購入者には割引特典を進呈する販売形式をとるネットショップが増えてきています。

早割を導入する意図は、イベント直前になると対象商品数が増えているため
競争が激化していることと、何よりすでにどこか別の場所で対象商品を購入してしまっている
可能性があるため、先に商品を提示して購入を決めてもらうことが目的です。

競争過多になる前から、商品をユーザーに提示しておき、
なおかつユーザーメリットを「早割」というキーワードでしめすことで
選択肢の少ない状態での顧客獲得を目指した有効施策です。

また、ヤフーショッピングのデイリーランキングの傾向は、1000円以下のお試し送料無料商品がランクインすることが多いのも特徴のひとつです。

ヤフーショッピングは、現在出店料無料化と、決済手数料を除いた販売時の手数料が無料であることから
出店者数が非常に増えているインターネットショッピングモールです。

楽天市場が約4万5千店舗前後であるのに対して、ヤフーショッピングは
2017年4月時点で、およそ45万店舗以上が出店していると公表されています。

それだけ、楽天市場以上に競争が激しい売場であると言えます。

【参考】ヤフーショッピング人気売れ筋商品ランキング


Amazon

アマゾンの売れ筋ランキングは、一覧ページでは代表的カテゴリーのトップ3を紹介する形式です。
カテゴリーとして「ホーム&キッチン」「家電&カメラ」「ゲーム」「洋書」「おもちゃ」が紹介されています。

Amazon売れ筋ランキング

ポンパレモール売れ筋ランキング

Amazon.co.jpの売れ筋ランキングは1時間ごとに更新されるため、今回のランキングは
2017年5月4日の10時頃のランキングとなります。

Amazonでは、楽天やヤフーショピングのような総合ランキングが
カテゴリーとしては存在しておらず、各カテゴリ別のランキングは確認することができます。

今回、母の日ギフト商品がカテゴライズされているのは
「ホーム&キッチン」カテゴリーとなります。

ホーム&キッチンカテゴリーでランキングトップ100の
商品を確認してみました。

結果として母の日ギフト需要の商品と思われる商品は
3商品のみがランクインしていました。

Amazonはいわゆる「カタログ通販」のような
商品検索スタイルであるため、
楽天市場のように、店舗ごとが嗜好を凝らした
魅力のある商品ページを作成することができません。

アマゾンはネット通販におけるギフト需要対応は
非常にやりにくいショッピングモールだと言えます。

また、Amazonがギフト商品に弱い最大の理由としては、

商品を買い物カゴに入れて、注文を進めていく際に

「備考欄がない」

ことだと思います。

ギフト商品は、自分用ではなく、誰かに贈ることが前提です。

時には「のし」の対応や「メッセージカード」の対応が必要と
なる場合があります。

Amazonは、この「のし」や「メッセージカード」への対応が
現時点ではほとんどシステム上で表現できていないのです。

せっかく見つけた商品が、メッセージカードに対応しているかどうか不明で
備考欄もないので、販売店舗に依頼する事すらできない状態では
ギフト商品の需要を拡大させていくことは難しいでしょう。

アマゾンは、楽天市場と一番の差別化としては
このギフト需要をしっかりと受け止められているかどうかにあると言えます。

【参考】Amazon売れ筋ランキング


ポンパレモール

ポンパレモールのデイリーランキングトップ30までを紹介します。
母の日ギフト商品のランキング入賞はなんと「ゼロ」でした。

ポンパレモールは母の日などのイベント商品の需要が低いことがわかります。

もしくは、イベント需要が低いのではなく、楽天市場のような魅力的な商品群が少ないということが理由かもしれません。
国内ショッピングモールであれば、商品点数はヤフーショッピングの方が多い状況ですが、
商品の密度、店舗クオリティの面では楽天市場のパワーは根強いファンをつかんでいると言えます。

ただ、楽天市場でここまで母の日ギフト需要が高まっているのに、
ポンパレモールではその片鱗さえ見えないというのは

  • 母の日ギフト商品を売っているネットショップがない
  • 魅力のある母の日ギフト商品がない
  • 母の日ギフトを探しているユーザーがいない

のいずれかが原因だと思われます。

「母の日ギフトを探しているユーザーがいない」

この場合は、手の打ちようがありません。

需要がないわけですから、いくら供給しても
対象となる顧客がいないので、売れない状態となります。

「母の日ギフト商品を売っているネットショップがない」
「魅力のある母の日ギフト商品がない」

ためしにポンパレモールにて

「母の日」

でキーワード検索をかけてみました。

ポンパレモール検索結果

いかがでしょうか?

母の日のギフト商品として、
ちゃんと魅力的な商品が販売されています。

この結果からわかってしまったことは

ポンパレモールでは

「母の日ギフト商品を探しているユーザーがいない(限りなく少ない)」

ということです。

ポンパレモール売れ筋ランキング

ポンパレモール売れ筋ランキング

【参考】ポンパレモールデイリー総合ランキング


Wowma!(ワウマ)

Wowmaは、元々はDeNAショッピングという名前で
運営されていたショッピングモールです。

DeNAショッピングの頃から、DeNAと全く同じ商品が
並ぶネットショップとして、AUショッピングモールがありました。

現在、Wowma(ワウマ)という新しい名前の
ショッピングモールになってからも、
Wowma for AU(ワウマ フォー エーユー)
という名前でもう一つのショッピングモールが存在しています。

ワウマの売れ筋商品ランキングトップ30では、
母の日ギフトは「15位」の1点のみがランクインしていました。

Wowma(ワウマ)売れ筋ランキング

Wowma(ワウマ)売れ筋ランキング

その他の商品について簡単にご紹介すると
1位と2位はゲームソフトが獲得。その他のランキング入りの傾向としては、
カラーコンタクト、コンタクトレンズのランク入り商品が多く、トップ30の中で、
「7商品」がランク入りしていました。

Wowmaの利用者層は、20代の若い女性と、AUユーザーが主要顧客であることが
ランキング傾向にも表れているように思います。

【参考】Wowma(ワウマ)人気ランキング|総合


Qoo10(キューテン)

キューテンでは、総合デイリーランキングとして、
画面上でトップ100までを確認することができますので
トップ100まで確認してみました。

Qoo10(キューテン)売れ筋ランキング

キューテン売れ筋ランキング

1位~10位までの売れ筋は
ファッションジャンル、飲料、化粧品などがランクインしていました。

11位~30位までも同じく、
ファッション、シューズ、炭酸飲料、健康食品などで、
母の日のギフト需要と思われる商品のランキング入りを確認することはできません。

31位~100位までのランキング入賞商品はざっくりと紹介すると
化粧品、紙オムツ、食品のお試し商品、コンタクトレンズ、
スマホ用ケーブル、帽子、お米などがランキング入りを果たしていましたが
トップ100のなかに母の日の需要と思われる商品は
1点もありませんでした。

キューテンのユーザー層は、Wowmaのユーザー層と重なる部分が多く、
20代~30代の女性利用者が70%とも言われています。

キューテンでは、母の日ギフト商品を売ることは難しいことが分かったと同時に
もし、母の日ギフト商品で「ヒット商品」を作ることができれば、
売上独占が可能であることもわかりました。

【参考】キューテン売れ筋ランキング




母の日ギフト商品が一番売れるモールとは

今回の結果で、母の日ギフト商品が最も売れるショッピングモールは

楽天市場である

ということが判明しました。

これは、調査する前から、ある程度予測していた通りの結果でした。

ただ、母の日から約10日前となる調査日の結果として、
楽天市場の総合ランキングのトップ30の半分が母の日ギフトで
占められていることは予想外でした。

楽天市場は、母の日に限らず、イベント需要に非常に強いショッピングモールです。

今後は、父の日、お中元、夏休みのレジャー、秋のグルメ、運動会、冬のお歳暮、おせち、クリスマス

というイベント需要が次々に起こってきますので、
楽天市場でネットショップを運営されている方は
季節需要対策をしっかりと行うようにしましょう。

ネット通販で売れるイベント商品

先に出てきた、父の日やお中元、お歳暮需要などは
期間限定となりますが、ネット販売で非常に売り上げを作りやすい時期です。

直近では父の日ギフト、お中元あたりの販売対策を
今のうちから仕込んでおけば、父の日直前には
先行して顧客を囲い込めることになるでしょう。

ネットショップで商品が売れる時期として、
イベントカレンダーをまとめたページがありますので
参考にしてみてください。

【参考】ネットショップで商品が売れる日 一年間のイベント・季節需要のまとめ



母の日ギフト商品が一番売れるネットショップのまとめ

インターネット上でのギフト需要、イベント商品需要は
年々右肩上がりの売上増を更新し続けています。

母の日であれば、お花屋さんのネットショップは
一年間の売上の大部分を、母の日で作り上げているショップが多いです。

中でも母の日ギフトは、単価もある程度お手軽な2000円前後~5000円ということもあり
購入数が増えやすいというメリットがあります。

売れているネットショップであれば、
母の日ギフト需要の販売だけで売上月商1億円以上になる店舗もあります。

月商一億円以上のお花屋さんのネットショップは
楽天市場でなければ達成できない売上額だと言えます。

理由は楽天市場にはユーザーからの「期待感」が非常に強い
ショッピングモールだからです。

「楽天市場なら、何かいい商品があるだろう」
「楽天なら、きっと面白い商品が見つかるはず」
「楽天なら・・・」

楽天なら

こうした期待を胸に、「母の日 ギフト」でキーワード検索をかけた結果、

とても胸躍る商品一覧が表示されるのが「楽天市場」です。

楽天キーワード検索

ヤフーショッピングも店舗数は楽天市場の10倍以上ですから、
今後は、商品のバリエーションに期待が持てます。

ポンパレモールやWowma、Qoo10は、まだまだギフト需要が高い
モールとは呼べない状況ですので、モールが主体となって
母の日などのイベントを盛り上げていかなくてはならないでしょう。

Amazonに関して言えば、ギフトやグルメジャンルは
まだまだ弱いと言わざるを得ません。

参考になれば幸いです。




 

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10億店長

楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・ポンパレモール・Wowma(ワウマ)・Qoo10・NETSEA他、BASEやSTORES.jp、Makeshop、カラーミーショップなどでネットショップを運営してる現役店長です。 ネットショップの売上10億円を目指して、日夜店舗運営に勤しんでいます。売れるネットショップの教科書の内容がネットショップに関連するみなさんの売上アップのヒントになれば幸いです。

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