minneとcreemaの違い

ハンドメイドでオススメのminneとCreemaの違いを徹底比較

minneとcreemaの違い

ハンドメイドでオススメのminneとCreemaの違いを徹底比較

ハンドメイドでオススメのminneとCreemaの違いを徹底比較

ハンドメイド、オリジナル商品をインターネットで販売したいという方のために、
ハンドメイド系のネットショップ、で特に利用者の多い「minne
(ミンネ)」と「Creema(クリーマ)」の二つのショッピングモールの違いをご紹介します。

ハンドメイド商品、オリジナルの手作り商品をネット販売したい方は、minne(ミンネ)かCreema(クリーマ)のどちらかには、必ず出品したほうが良いと思います。

その理由は、ハンドメイド専門のショッピングモールへの出品は、潜在顧客が来店するチャンスが非常に多い売場だからです。

今回は、minneとCreemaについて、現役ネットショップ店長が出店に関する違いを徹底比較してみます。

ハンドメイド商品を販売する際に抑えておくポイント

ハンドメイド商品をうまく販売する方法とは

ハンドメイド商品、手作り商品をインターネットで販売する際に抑えておくべきポイントとは一体なんでしょうか?

ハンドメイド商品は、一般的な型番商品、メーカー製造の既製品と異なり、商品に対する認知がほとんどないという状態からスタートします。

初見では、手作り商品の価値はほとんどわからないということです。

そのため、販売価格の定義もあってないような商品が多く、販売価格が1000円の商品と販売価格が5000円の商品の金額差に、明確な理由がないことも多いです。

販売価格に対する根拠、明確な価値の創造ができていなければ、ハンドメイド商品は、あまり高い価格設定が難しくなるという問題点があります。

特に個人の方が趣味の延長で作成されている手作りアクセサリーなどは、自己評価が低いためか、一般的な販売価格よりも安く設定してしまいがちな傾向にあるようです。

販売価格の値付け、プライシングはオリジナル商品、ハンドメイド系商品でも非常に重要です。

安すぎる価格設定だと、本当に手間とコストがかかる商品を適正価格で売る時に、「高すぎる」と感じられてしまう恐れがあります。

販売する商品の価格は、原価と作成にかかる時間、手間などもしっかりと考慮したうえで慎重に値付けを行うように心がけてください。

型番商品のようなメーカー希望小売価格が存在しないジャンルですから、利益をしっかりと取る価格設定でも商品の価値が伝えられれば問題ないはずです。

minne(ミンネ)とCreema(クリーマ)の違い

minne(ミンネ)とCreema(クリーマ)の違い

では、ハンドメイド商品を販売する売場としておすすめのminneとCreemaについて、売場の違いを比較してみます。

まずは、基本的な要素の比較表を以下に記載します。

minne(ミンネ)とCreema(クリーマ)の比較表

minne
Creema
開業日 2012年1月 2010年5月
運営会社 GMOペパボ株式会社 株式会社クリーマ
ユーザー層 20代~30代・女性 20代~40代・女性
作家数 約37万人 約9万人
作品数 約500万点 約400万点
初期費用 無料 無料
月額利用料 無料 無料
販売手数料 10% 8%~12%
フードは14%
海外取引は16%
最大掲載作品数 無制限 無制限
素材の販売 可能 可能
決済方法 銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ払い・ゆうちょ振替・代引決済・ApplePay(アップルペイ)・dケータイ払いプラス 銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ払い
海外販売 できない 可能
売上振込時期 毎月月末締め翌月末支払い 申請月の翌月末払い
売上金振込手数料 振込手数料172円 合計金額が3万円未満:172円|合計金額が3万円以上:270円(ジャパンネット銀行の場合は54円)
常設ショップ なし あり

minneとCreemaの基本的な出店費用や手数料を比較したところ、二つの売場は若干販売手数料に差があるものの、固定費という面ではどちらも無料で出店できます。

minneとCreemaではサービスリリースはCreemaの方が早く、2010年5月から売場提供を行ってきました。minneはその後2012年1月にサービスをリリースしています。

ネットショップでは越境EC、海外販売に注目が集まっていますが、ハンドメイドの市場でも「Made in Japan」の人気は高いです。

Creemaは2016年7月20日から海外販売が可能となりました。minneは海外販売にまだ対応していないため、海外販売を行いたいのであればCreemaを選ぶ方が良いでしょう。

ユーザーの決済方法では、カラーミーショップの運営実績もあるGMOペパボ株式会社が運営するminneは、銀行振込・クレジットカード決済・コンビニ払い・ゆうちょ振替・代引決済・ApplePay(アップルペイ)・dケータイ払いプラスと非常に多彩な決済方法に対応しています。

Eコマースにおいて、決済方法が多数用意されていることは、ユーザーのかご落ち防止策にもなりますので、決済方法の面ではminneが優勢という感じですね。

出店している作家数では、minneが37万人とCreemaの9万人のおよそ4倍以上ですから、minneの広告戦略、主にTVコマーシャルの影響が非常に大きいものと思われます。

その他の機能面に関しては、minneもCreemaも大きな差という差はあまり感じられず、強いて挙げれば、販売手数料がminneは10%固定ですが、Creemaは商材や売上規模で変動するという点です。

次にminneとCreemaのアクセス数をツールを使って調べてみました。

minneのアクセス数

ハンドメイド商品のおすすめネットショップ

ハンドメイド商品のおすすめネットショップ

minneの月間アクセス数は約450万アクセスでだとわかりました。

Creemaのアクセス数

ハンドメイド商品のおすすめネットショップ

ハンドメイド商品のおすすめネットショップ

Creemaの月間アクセス数は約290万アクセスだとわかりました。

月間アクセス数の差では、minneの方が160万アクセスほど多いということがツールでの検証でわかりました。

より多くのユーザーに商品、作品を見てもらうためには、minneの方が良いことがわかりました。

ただし、これはサイト上のアクセス数であり、現在はスマホアプリからの流入も増え続けている状況ですから、一概にはminneがCreemaよりも上だとは言い難いです。

minneはCreemaと比較した場合に、出品者、作家数が多いため、minneの中での商品露出競争が激しいという点があります。

Creemaは、作家数自体は、9万人とminneの37万人と比較した際に少ないため、作家間の競争率では多少競争率が下がるというメリットはあります。

筆者の考える最良の策としては、どちらの売場にも出店してしまうことのがどちらの良い点も吸収できるので手間が増えるけれどチャンスも増えるという結論です。

minneとCreemaのまとめ

今回はハンドメイド商品の売場として最もおすすめの二つのショッピングサイト、minneとCreemaについて徹底比較してみました。

ハンドメイドショップとしては、Creemaの方が歴史が古いですが、minneの広告力により、集客面ではminneの方が強いという結果になりました。

ただし、出品されている商品数は、約100万点の差があり、アクセス数も約160万ほどの差が、minne優勢となっていますが、競争が激しいのもまたminneであるということもわかりました。

Creemaは、常設ショップやリアルイベントも行われることもあり、リアルへのアピールが強いというメリットがあります。

筆者の結論としては、少し手間は増えますが、minneとCreemaの両方に作家登録して、作品を出品することが、最も売上の面を増やせる方法だと考えています。

どちらが良い、悪いという判断よりも、どちらも良い面をいただこうという作戦の方が、広い視野でみるとメリットが増えると思います。

どうしてもどちらかひとつしか出品できない!という方には、やはりminne
をおすすめします。

今回の内容が、minneとCreemaへの出店で悩まれている方の参考になれば幸いです。




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