2022年のバレンタインデーのユーザー意識調査の結果をギフトECのTANPが公開
株式会社Graciaが運営するギフトECサイト「TANP」で「バレンタインデー」に関するアンケート調査が実施されました。
今回は、ギフトECサイトの「TANP」が調査したアンケート結果に基づいて、ネットショッピングを行うユーザーのバレンタインデーに対する意識がどのようなものなのかを紹介したいと思います。
TANPのバレンタインアンケート調査概要
- 調査実施会社：株式会社Gracia
- 実施期間：2022年1月19日～2022年1月20日
- 有効回答数：601名（男性と回答300名・女性と回答301名）
- 調査方法：インターネットアンケート
2022年にバレンタインを行う予定について
- 【男性】28.8%
- 【女性】71.2%
昨年（2021年1月1日～2月28日）におけるTANP購入者アンケートでは、バレンタイン用途での購入は約「女性8：男性2」の割合であり、今回のデータと併せるとおおよそ一致、もしくは多少の増加が見込まれます。国毎にバレンタインイベントの解釈が異なることは国内でも認知を広げていますが、それに加え不要な場面での性別の区別を無くそうとする意識がより強く持たれ始める中で、今後著しく男性の割合が低下していくことは現状考え難いとも推測されます。
バレンタインギフトを購入した際、贈り先として多い相手（複数選択可）
- 家族・・・43.3%
- パートナー（既婚）・・・37.9%
- プライベートの友人・・・27.2%
- パートナー（未婚）・・・26.5%
- 職場の同僚・・・18.1%
- 自分・・・17.8%
- 職場の上司・・・10.1%
- その他・仕事関係の知人・・・3.4%
「バレンタインギフトを購入した際、誰に贈ることが多いですか？」という設問では「家族」「パートナー（既婚）」がそれ以外の選択肢に10%以上の差を付けて回答を集めており、「既に関係性が構築されている家庭内」へ贈りものをすることが多いという結果になりました。
バレンタインを通して実現したいこと・行う理由（複数選択可）
- 相手に感謝を伝えたい・・・57.7%
- イベントを楽しみたい・・・40.3%
- 相手に好意を伝えたい・・・25.8%
- 周囲が行っているからなんとなく・・・14.4%
- 周囲と共同で行うため・・・3.7%
イベントに消極的であるコメントのうち、多くは「職場・学校で行われる義理的な贈りものへの対応が大変・不要に感じる」という趣旨ものであり、特に感謝を伝えたい気持ちが強く、気を遣わない家庭内へ回答が集中したこととも傾向が沿っています。一部の環境で「習慣・義理」としての贈りもの文化は残るものの、現在では「周囲が行っているためなんとなく行う」「周囲と共同で行っているため行っている」といった環境に依存した理由でバレンタインギフトを贈る方は少なく、「気持ちを伝えたい」「イベントを楽しみたい」という合理的な動機で行われる方が多いようです。
自分がバレンタインギフトをもらう場合に一番うれしいものは？
- 既製品・消えもの・・・38.6%
- 欲しいものはない・贈られたくない・・・28%
- 手作り・消えもの・・・14.8%
- 既製品・手元に残るもの・・・14.3%
- 手作り・手元に残るもの・・・3.3%
気持ちの表現として嬉しいと感じる方もいる一方、場合により負担にも成り得てしまう「手作り」に代わり、もらって嬉しいものとして回答を多く集めたのは「既製品・消えもの」でした。アンケートでは「（食べ物の場合）他人が作ったものを食べることに抵抗がある」という精神的・衛生的な観点でのコメントも寄せられており、お相手をよく知らない場合など既製品での贈りものが推奨される場面もありました。
一方、「子供と一緒にお菓子作りができる」「家族には手作りに挑戦してみたい」と、お互いの信頼がある程度確立されており、相手の嗜好を把握している場面では手作りを楽しまれている方もいるようです。
TANPのアンケート結果を見ると、家族やパートナーといった身近な人に対して、日頃の感謝を伝える理由でバレンタインギフトを贈る傾向が多いようでした。
いわゆる「義理チョコ」的なニーズは減少傾向にあるようです。
また、自分に対してバレンタインギフトを贈ると回答したユーザーが17.8%、イベントとして楽しみたいというユーザーが40.3%となっている事から、バレンタインデーをイベントとして自分で楽しむ需要も高まっているようです。
コロナ禍で、特に人混みを避ける傾向があり、インターネットでバレンタインギフトを探すユーザーも増えている傾向にあります。
そういったオンラインギフトニーズに対して、TANPは様々な魅力的商品を販売しているECサイトとして今後も注目されていきそうですね。
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