物流問題

物流コスト問題でEC市場の成長は終焉するか?

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今日の釣果

「今日の釣果」とは、筆者が運営しているネットショップの売上目標を「年商10億円」に設定し、その目標を達成するまでの進捗状況を公開することで、本当に年商10億円を達成しようというブログです。年商10億円をネットショップのみで売上達成させる日までブログを更新し続けていきます。

年商10億円を達成するためには、平均月商8,400万円の達成が必要です。
楽天市場をはじめ、Yahooショッピング、Amazon、ポンパレモールなどのモールでの販売における日々の気づきや売れ筋の商品などの情報を公開していきます。

現在の年商(直近1年間の売上総額)

3億393万2621円

直近1年間の月次売上

2017年8月 ¥26,625,083
2017年7月 ¥37,671,561
2017年6月 ¥29,987,901
2017年5月 ¥22,986,507
2017年4月 ¥24,806,553
2017年3月 ¥25,416,226
2017年2月 ¥20,923,165
2017年1月 ¥20,428,399
2016年12月 ¥24,203,039
2016年11月 ¥20,537,935
2016年10月 ¥21,820,994
2016年9月 ¥28,608,250

本日までの釣果|月次売上

¥20,513,634

今日の釣果

年商10億円のための月次目標達成率(目標月商:8,400万円)

24%

今月の主要モールの受注件数

2017年9月28日(木)

  • 【楽天市場】 2,572件
  • 【楽天市場2号店】 208件
  • 【Amazon】 468件
  • 【ヤフーショッピング】 404件
  • 【ポンパレモール】 47件
  • 【Wowma!】 55件
  • 【Qoo10】 174件

本日の主要モールのイベント状況

楽天市場 楽天市場では、毎日が○○DAY!の企画として、本日は「ギフトDAY」を開催。楽天市場内の結婚祝いの人気ギフトをはじめ、予算別の検索方法、結婚祝いのマナー情報なども掲載していた。
Amazon Amazonではプライム会員限定のプレゼント企画として「Boseのワイヤレスイヤホンが無料になるクーポンプレゼントキャンペーン」を開催中。プライム会員になって、prime musicで1曲でも音楽を聞けばキャンペーンに参加できる。
ヤフーショッピング ヤフーショッピングでは、ソフトバンクユーザーならスマートログインで毎日ポイント10倍還元されるキャンペーンを開催中。
ポンパレモール ポンパレモールでは、対象商品はポイント20倍還元の「ゲリラセール」を開催中。ポンパレモールでは、ポイントアップ祭とゲリラセールを定期的に実施して集客をはかっている。
Wowma! Wowmaでは、9月27日(水)の10:00から「ラッキーセール」を開催中。ラッキーセールではエントリーで誰でもポイント最大18%還元のビッグイベント。
その他の情報 株式会社パルコが、ファッションブランド直営ECサイトの運営代行サービスを開始すると発表した。ファッションブランドの販売ノウハウを持っているパルコがECサイトの運営にもノウハウを活かせるという点から運営代行サービスを開始した模様。

今日は何の日?【9月28日】

◆パソコン記念日
…1979(昭和54)年の9月28日、日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータPC-8000シリーズを発売し、パソコンブームの火附け役となった。

◆プライバシーデー
…1964年の9月28日、三島由紀夫の小説『宴のあと』でプライバシーを侵害されたとして有田八郎元外務大臣が作者と発行元の新潮社を訴えていた裁判で、東京地裁がプライバシー侵害を認め、三島由紀夫に損害賠償を命じる判決を出した。日本でプライバシーが争点となった初めての裁判だった。

本日の楽天市場とヤフーショッピングの売れ筋商品

楽天市場総合デイリーランキング

楽天デイリーランキング

【ランキングでの気づき】
楽天デイリーランキングは、先日に引き続いて「ぎばざ」がトップ20内にランクイン。4位・5位・6位・14位・18位・19位と引き続きの売上好調をみせる。

ヤフーショッピング売れ筋ランキング

ヤフー売れ筋ランキング

【ランキングでの気づき】
ヤフーショッピングのデイリーランキングでは、「熊本みかん 1.5kg 規格外訳あり 3セットで3セット分おまけ」がランキング一位を獲得。ミックスナッツは3位にランクダウン。また、本日はJCBギフトカードが、5位・6位にランクイン。ポイントをリアルで使える商品券に変えるための手法として人気。

10月危機!物流コスト問題でEC市場の成長は終焉するか?

物流問題

現在、多くのEC事業者、ネットショップ運営者にとって
大きな問題となっているのが、「物流運賃の値上げ問題」です。

2017年10月より、大手物流各社が、配送料の値上げを表明しています。

当店でも契約物流会社の送料の値上げが確定しておりますが、
今回の値上げ幅が過去最高の値上げ額となっていて、非常にピンチを迎えています。

ザックリと言っても、平均で1000円以上の値上げとなり、
当店ネットショップの商品代金も、価格変更作業を余儀なくされています。

今回の物流企業全体の値上げ問題の発端は、
Amazonとヤマト運輸における物量増に対する契約運賃の安さ、
配送スピードの更なる高速化要求にあります。

2016年中は、楽天市場やAmazonなどのショッピングモールをはじめとして、
EC通販各社の業績が、文字通り「右肩上がり」で成長を続けてきていました。

2017年に入ってからもその勢いは留まらず、
更なる成長を遂げようとしている矢先に、
Amazonとヤマト運輸の間での物流問題が勃発。

それを契機として、大手物流各社が
運賃の値上を表明するようになりました。

よく今回の物流値上げ問題について

「便乗値上げだ!」

と思われる方も多いかと思います。

店長も、当初は、ヤマト運輸が送料を値上げしたから
日本郵便や佐川急便も便乗して値上げしたんだなーと
思っていました。

ただ、これには、業界全体での深い訳がありました。

これまで、物流各社は、配送料金についての値上げを
ほとんど行うことなく、お値段据え置き状態で配送対応を実施してきました。

EC市場が拡大するにつれて、物流量、配送荷物の量は年々増加。

それに対して、配達員である人材の不足は年々深刻に。

更に、物流の大きな問題として「不在による再配達問題」があります。

あらゆる問題が積み重なり、今回の物流運賃の値上げに至ったわけです。

そして、ヤマト運輸が値上げを表明したとなれば、
業界二番手の佐川急便、三番手の日本郵便は、
ある意味では「チャンス」でもありました。

チャンスというのは、これまでヤマト運輸のお得意様だった
企業、事業主の案件が、業界内で再分配されるチャンスということです。

ただ、ヤマト運輸が値上げすれば、当然運賃の安い物流会社が
新たな契約先として候補となりますが、この時、配送料を値上げしなかった場合
何がおこるでしょうか?

ヤマト運輸の2016年の宅配便配達個数は17億個と発表されていました。
業界2位の佐川急便で11億個、日本郵便のゆうパックは5億個という
凄まじい数を配達していました。

このヤマト運輸が運んでいた17億個のうち、
数億個は、佐川急便や日本郵便、その他物流企業に
流れてくることが想定されました。

これにより、現状の自社の配達数量でも
ほぼパンク状態にある物流各社が、
ヤマト運輸が保有していた顧客の配送を
受け入れるのは、現実的に「無理」であることも
おわかりいただけると思います。

そのため、物流企業各社が足並みをそろえて
一斉に値上げに踏み切らなくてはならなくなったという
深い理由があるのです。

ただ、今回の値上げは、当店はもちろん大打撃ですが、
多くのEC事業者にとっても同じく大打撃です。

EC事業者の規模によっては、ネット通販市場からの
撤退という流れも出てくることが予想されます。

EC、ネット通販においても

売れるネットショップと売れないネットショップの二極化は

今後より際立っていくものと思います。

しかし、今回の値上げのおかげで、
当店の商品約6000点全ての入替を実施しなくては
ならないというのは本当に骨が折れます…。

果たして10月1日までにすべての商品、
全てのモールの販売価格を変更できるのか!?

睡眠時間がどんどん減っていくー。

2016年の各宅配便の販売個数については以下のページにまとめていますので参考にしてください。

【参考】EC市場、ネット通販の物流 個数ランキング

参考になれば幸いです。

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