
楽天市場の商品画像を作成するとき、「文字はどこまで入れていい?」「背景は必ず白にしないといけない?」「商品画像は何pxで作ればいい?」と迷うEC担当者は多いのではないでしょうか。
楽天市場では商品画像に関するガイドラインが設けられており、特に第1商品画像とSKU画像について、テキスト要素の占有率、枠線、背景、アニメーションGIFなどのルールがあります。
以前の楽天市場では、文字や装飾を大量に入れた商品画像も多く見られました。しかし現在は、「とにかく目立てばよい」と考えるのではなく、ガイドラインに沿ったうえで、検索結果を見たユーザーが商品そのものをすぐ認識できる画像を作ることが重要です。
さらに2026年現在の楽天SEOでは、商品画像は単なるデザイン要素ではありません。楽天市場は商品画像を「商品情報の品質」を構成する重要な項目として挙げ、検索ワードごとのクリック率や転換率なども検索結果へ反映すると公開しています。
つまり、商品画像は「ガイドラインに違反しないために整えるもの」ではなく、「検索結果でクリックされ、商品ページで購入されるために改善するもの」として考える必要があります。
この記事では、2026年時点の楽天市場公式情報をもとに、商品画像の20%ルール、枠線、背景、推奨サイズ、第1商品画像とSKU画像の違いを整理します。さらに後半では、楽天SEO・CTR・CVRまで意識した商品画像の改善方法を実務目線で解説します。
- 楽天市場の商品画像ガイドラインの基本ルール
- テキスト要素「20%以下」の考え方
- 第1商品画像とSKU画像の違い
- 楽天市場で推奨されている商品画像サイズ
- 白背景・写真背景・枠線のルール
- 商品画像と楽天SEO・クリック率の関係
- R-Karteを使った画像改善の確認方法
- 商品を選んでもらうための商品画像構成
楽天市場の商品画像を見直すなら、まず「テキスト要素20%以下」「枠線を使用しない」「単色白背景または写真背景」「対象画像にアニメーションGIFを登録しない」「正方形・700×700px以上を目安にする」の5点を確認しましょう。
ただし、ガイドラインへ適合するだけでは十分ではありません。商品そのものが分かりやすく、スマートフォンの小さな表示でも「何の商品なのか」が伝わる画像を作ることが重要です。
- 1 楽天市場の商品画像ガイドライン【2026年版早見表】
- 2 商品画像ガイドラインの対象は「第1商品画像」と「SKU画像」
- 3 ルール1|商品画像内のテキスト要素は20%以下
- 4 ルール2|商品画像に枠線を入れない
- 5 ルール3|背景は「単色白背景」または「写真背景」
- 6 ルール4|対象画像にアニメーションGIFを登録しない
- 7 楽天市場の商品画像サイズは?700×700px以上を推奨
- 8 第1商品画像は楽天SEOの「CTR改善」に関係する
- 9 商品名と第1商品画像はセットで改善する
- 10 競合商品と並べて画像を比較する
- 11 第1商品画像と2枚目以降は役割を分ける
- 12 画像変更後はR-Karteで「CVR」も確認する
- 13 「ガイドライン適合」と「売れる画像」は別に考える
- 14 楽天市場で商品画像を改善する7つのポイント
- 15 画像改善だけでCVRが上がらない場合
- 16 古い楽天商品画像を見直す優先順位
- 17 古い楽天商品画像を見直すチェックリスト
- 18 楽天市場の商品画像ガイドラインでよくある質問
- 19 まとめ|楽天の商品画像は「ルール+CTR+CVR」で考える
- 20 楽天市場の商品ページ・画像改善を無料で相談できます
- 21 参考にした楽天市場公式情報
楽天市場の商品画像ガイドライン【2026年版早見表】
まずは、楽天市場の商品画像で確認しておきたい基本項目を一覧で整理します。
| 項目 | 基本ルール・目安 |
|---|---|
| 主な対象 | 第1商品画像・SKU画像 |
| テキスト要素 | 画像全体の20%以下 |
| 枠線 | 使用しない |
| 背景 | 単色白背景または写真背景 |
| アニメーションGIF | ガイドライン対象画像には登録しない |
| 画像サイズ | 正方形・700×700px以上を推奨 |
| 権利関係 | 著作権・商標権などを侵害しない |

特に注意したいのは、商品ページで使用するすべての画像を同じように考えないことです。商品画像登録ガイドラインでは、第1商品画像とSKU画像が重要な対象となります。
商品画像ガイドラインの対象は「第1商品画像」と「SKU画像」
楽天市場の商品画像ガイドラインを理解するとき、最初に整理しておきたいのが「どの画像が対象なのか」です。
第1商品画像とは?
第1商品画像は、商品ページで最初に表示される、その商品のメイン画像です。
この画像は商品ページだけではなく、検索結果やランキングなどでも使われます。そのため、ユーザーが小さな画像を見た瞬間に「何の商品なのか」を理解できることが重要です。
商品名やセール情報を大量に入れて目立たせるのではなく、まず商品そのものを正確に伝えることを優先してください。
SKU画像とは?
SKUとは「Stock Keeping Unit」の略で、商品の最小管理単位を意味します。
たとえば同じTシャツでも、白・Mサイズ、白・Lサイズ、黒・Mサイズ、黒・Lサイズのように、カラーやサイズごとにSKUとして管理します。
SKU画像は、こうした商品バリエーションごとに登録する画像です。ユーザーが選択しているカラー、容量、仕様などを視覚的に確認しやすくする役割があります。

ルール1|商品画像内のテキスト要素は20%以下
楽天市場の商品画像ガイドラインで特に質問が多いのが、「商品画像にどのくらい文字を入れていいのか」という問題です。
ガイドライン対象画像では、商品画像内に配置するテキスト要素の占有率を20%以下にする必要があります。
「20%」は文字数ではなく面積で考える
ここで間違えやすいのが、20%を「文字数」と考えてしまうことです。
重要なのは文字の数ではなく、画像全体に対してテキスト要素がどの程度の面積を占めているかです。
たとえば「送料無料」という4文字だけでも、画像の中央に巨大な文字で配置すれば占有率は大きくなります。

セール訴求を詰め込みすぎない
「送料無料」「50%OFF」「ポイント10倍」「ランキング1位」「今だけ限定」など、販売促進のための文字を第1商品画像へ入れたくなることがあります。
しかし情報を詰め込みすぎると、20%ルールだけでなく、肝心の商品そのものが見えにくくなります。
第1商品画像では商品を伝えることを優先し、詳しい訴求は2枚目以降の画像や商品説明へ分けるとよいでしょう。
ルール2|商品画像に枠線を入れない
楽天市場の商品画像登録ガイドラインでは、対象となる商品画像について枠線を使用しないことも重要なルールです。
- 画像全体を囲っている枠線
- 上下または左右に配置した太い帯
- L字型の装飾
- 枠線のように見える背景デザイン
- セール用テンプレートの外枠
「細い線なら大丈夫」「帯だから枠線ではない」と自己判断せず、対象画像では枠線に見える装飾を使わないことを基本にすると安全です。
ルール3|背景は「単色白背景」または「写真背景」
「楽天市場の商品画像は必ず白背景でなければいけない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、ガイドラインでは単色白背景または写真背景を基本としています。
単色白背景が向いている商品
商品の形状、色、パッケージなどを明確に見せたい場合は、単色白背景が使いやすいでしょう。
写真背景が向いている商品
実際の使用シーンや商品の世界観を伝えたい場合には、写真背景も選択肢になります。
家具を部屋に置いた状態、洋服をモデルが着用している状態、料理を食卓に並べた状態などです。
重要なのは、背景ではなく商品が主役として認識できることです。
ルール4|対象画像にアニメーションGIFを登録しない
第1商品画像やSKU画像など、ガイドライン対象画像ではアニメーションGIFを登録しないようにします。
「動けば目立つ」という考えではなく、検索結果や商品一覧でも分かりやすい静止画像を用意してください。
楽天市場の商品画像サイズは?700×700px以上を推奨
楽天市場の商品画像では、正方形・700×700ピクセル以上が推奨されています。
これは「700×700pxちょうどでなければ登録できない」という意味ではありません。
小さすぎる画像を避け、拡大したときにも商品の細部まで確認できる十分な画質を用意してください。
第1商品画像は楽天SEOの「CTR改善」に関係する
ここからが、ガイドライン解説以上に重要なポイントです。
楽天市場は検索ロジックにおいて、商品名、商品説明文、商品画像、属性情報などを「商品情報の品質」として評価しています。
さらに、検索ワードごとの商品クリック率や転換率も商品・ショップ実績として検索結果へ反映すると公開しています。
そのため、第1商品画像は単なる見栄えの問題ではありません。
検索結果で表示されたときに、その商品がクリックされるかという重要な役割があります。
楽天SEO全体の評価軸については「楽天SEO対策【2026年】」で詳しく解説しています。
商品名と第1商品画像はセットで改善する
検索結果では、ユーザーは画像だけを見ているわけではありません。
商品名、第一商品画像、価格、ポイント、レビュー、送料、配送条件などを短時間で比較しています。
そのため、商品画像だけを改善するより、商品名と第1商品画像をセットで見直す方が自然です。
たとえば商品名では「軽量」「A4対応」と書いているのに、画像からサイズ感が伝わらなければ、ユーザーにとって分かりやすい検索結果とはいえません。
商品名の設計については「楽天SEOで売れる商品名の付け方」も参考にしてください。
競合商品と並べて画像を比較する
商品画像を単体で見て「きれいにできた」と判断するだけでは不十分です。
実際に狙っている検索キーワードで楽天市場を検索し、競合商品と並べて確認してください。
- 商品が他店より小さく見えないか
- 何の商品かすぐ分かるか
- 商品の特徴が視覚的に伝わるか
- 背景が商品より目立っていないか
- スマホ表示でも違いが分かるか
競合の画像をそのまま真似する必要はありません。
「なぜこの商品はクリックされそうなのか」「自社商品は一覧で何が分かりにくいのか」を見ることが目的です。
競合商品の見方は「楽天市場の競合店舗分析」で詳しく解説しています。
第1商品画像と2枚目以降は役割を分ける
すべての画像に同じ情報を入れる必要はありません。
むしろ、画像ごとに役割を決め、ユーザーの購入判断を順番に進めるように設計する方が分かりやすくなります。
1枚目|何の商品なのかを一瞬で伝える
検索結果や一覧でも使われるため、商品の正体を伝えることを最優先にします。
2枚目|最大の特徴を伝える
その商品を選ぶ理由となる特徴を見せます。
3枚目|利用シーンを見せる
アパレルなら着用、家具なら設置、食品なら盛り付けなど、購入後をイメージできる写真を使います。
4枚目|サイズ・仕様を伝える
寸法、容量、重量などを視覚的に伝えます。
5枚目|カラー・種類を比較する
バリエーションを一覧にし、自分に合う商品を選びやすくします。
6枚目以降|購入前の不安を解消する
素材、使い方、お手入れ、セット内容、保証などを補完します。

画像変更後はR-Karteで「CVR」も確認する
商品画像を変更したら、「見た目が良くなった」で終わらせないでください。
変更後はR-Karteなどで数字を確認します。
- 商品へのアクセスは増えたか
- 検索流入は増えたか
- CVRは改善したか
- 注文件数は増えたか
- 売上は伸びたか
特に「高アクセス×低CVR」の商品は画像改善候補として優先度が高い商品です。
アクセスは十分あるのに購入されない場合、第一商品画像だけではなく、2枚目以降の商品画像、レビュー、価格、送料、商品説明なども含めて確認してください。
R-Karteの具体的な見方は「楽天R-Karteの見方【2026年】」で詳しく解説しています。
「ガイドライン適合」と「売れる画像」は別に考える
ガイドラインへ適合しているからといって、その商品画像が必ず売れるわけではありません。
白背景、文字なし、枠線なし、正方形という条件を満たしていても、商品が画像の中央に小さく写っているだけでは魅力は伝わりません。
反対に、売りたい気持ちが強すぎて販促情報を大量に詰め込むと、商品そのものが分かりにくくなります。
楽天市場の商品画像で考えたいのは、ガイドラインへ適合していることを前提に、その範囲で商品を最も分かりやすく魅力的に見せることです。
楽天市場で商品画像を改善する7つのポイント
1.スマホの小さい画面で確認する
PCの制作画面ではなく、実際の楽天市場のスマホ表示でも確認してください。
2.商品をできるだけ大きく見せる
余白を取りすぎて商品が小さくならないようにします。
3.文字で説明しすぎない
第1商品画像は特に、商品そのものの理解を優先します。
4.商品の利用シーンを見せる
使用場面を見せることで、購入後のイメージを持ってもらいやすくなります。
5.商品の特徴を画像で伝える
素材、構造、収納力など、文章より画像の方が理解しやすい情報を見せます。
6.サイズ感を分かりやすくする
人物や部屋などとの比較で実際の大きさを伝えます。
7.購入前の疑問を順番に解消する
「サイズは?」「素材は?」「どう使う?」「自分にも合う?」といった疑問に画像で答えます。
画像改善だけでCVRが上がらない場合
商品画像を改善してもCVRが変わらない場合は、画像以外の要因も確認してください。
- 価格
- 送料
- 納期
- レビュー
- 商品説明
- 競合条件
- 在庫
特にレビューは購入前の不安を解消する重要な材料です。
レビュー改善については「楽天市場のレビュー対策」も参考にしてください。
古い楽天商品画像を見直す優先順位
商品数が多い店舗では、全商品を一度に直す必要はありません。
次の順番で優先すると効率的です。
- 売上上位商品
- 高アクセス×低CVR商品
- RPP広告出稿商品
- 今後伸ばしたい商品
- その他の商品
特にアクセスが多いのに売れていない商品は、画像改善によるインパクトが大きくなる可能性があります。
古い楽天商品画像を見直すチェックリスト
- 第1商品画像を確認した
- SKU画像も確認した
- テキスト要素の占有率が20%以下
- 四辺の枠線がない
- L字・帯状など枠線に見える装飾がない
- 背景が単色白背景または写真背景
- 対象画像にアニメーションGIFを使用していない
- 正方形を基本に制作している
- 700×700px以上を目安に十分な画質を確保している
- 商品そのものが明確に認識できる
- サイズやカラーなどについて誤解を与えない
- 著作権・商標権などに問題がない
- スマートフォンでも見やすい
- 検索結果で競合商品と比較した
- 変更後にR-KarteでCVRを確認した
楽天市場の商品画像ガイドラインでよくある質問
楽天市場の商品画像には文字を入れてはいけませんか?
文字そのものが禁止されているわけではありません。対象画像では、テキスト要素の占有率を20%以下にする必要があります。
商品画像の背景は必ず白ですか?
必ず白背景だけではありません。単色白背景または写真背景を基本にします。
商品画像は700×700pxでなければいけませんか?
「700×700pxちょうど」である必要はありません。正方形・700×700px以上が推奨されています。
2枚目以降も20%ルールの対象ですか?
商品画像登録ガイドラインでは、第1商品画像とSKU画像が主な対象です。ただし、その他の画像も法令や楽天市場の規約を守る必要があります。
商品画像を直せば楽天SEO順位は上がりますか?
画像を変更すれば必ず検索順位が上がるわけではありません。
商品画像は検索評価に関わる商品情報の一部であり、さらにクリック率や転換率など複数の要素が検索結果へ反映されます。単独の順位上昇テクニックとして考えず、楽天SEO全体の改善として取り組んでください。
AIで作った商品画像を使ってもいいですか?
AIを使う場合も、実際の商品と異なる形状・色・仕様を見せてユーザーへ誤認を与えないことが重要です。
著作権・商標権、景品表示法、楽天市場の規約・ガイドラインなども確認してください。
まとめ|楽天の商品画像は「ルール+CTR+CVR」で考える
楽天市場の商品画像を見直すときは、第1商品画像とSKU画像を中心に、テキスト要素、枠線、背景、アニメーションGIF、画像サイズなどを確認します。
- テキスト要素の占有率は20%以下
- 枠線を使用しない
- 背景は単色白背景または写真背景
- 対象画像にアニメーションGIFを登録しない
- 正方形・700×700px以上を目安にする
- SKU画像も確認する
- 検索結果で商品が分かりやすいか確認する
- スマホ表示を確認する
- 画像変更後はR-KarteでCVRを確認する
そして重要なのは、ガイドラインを守ることはゴールではないという点です。
第1商品画像では検索結果で「何の商品か」を瞬時に伝える。2枚目以降では特徴、利用シーン、サイズ、バリエーション、素材、購入前の不安を順番に解消する。
さらに、変更後はR-Karteでアクセス・CVR・売上がどう変化したか確認してください。
楽天SEO全体から商品画像を見直したい場合は「楽天SEO対策【2026年】」、売上全体の改善優先順位を整理したい場合は「楽天市場の売上を伸ばす方法【2026年】」も参考にしてください。
楽天市場の商品ページ・画像改善を無料で相談できます
「商品画像を変えた方がいいのか分からない」「検索結果では表示されるのにクリックされない」「アクセスはあるのに購入されない」といった場合は、無料EC診断をご利用ください。
商品画像だけでなく、商品名、楽天SEO、R-Karteのアクセス・CVR、競合、レビュー、価格、送料まで確認し、どこから改善するべきか整理します。
参考にした楽天市場公式情報
※本記事は2026年10月時点で確認できる楽天市場公式情報をもとに作成しています。楽天市場の規約・ガイドラインは変更される場合があります。実際に商品画像を登録・変更する際は、RMS内の店舗運営Navi等で最新情報も確認してください。