バックヤード研究所とは、楽天市場
のRMS、ヤフーショッピングのストアクリエイターPro、Amazonのセラーセントラル、Wowma!(ワウマ)のワウマネージャーなどの管理画面の有効活用を研究する現役店長の調査ブログである。
ある有名な店長の言葉にも「バックヤードを制する者は、ネットショップを制す」という言葉があります。
バックヤード、管理画面の機能を100%活用できる日を目指して、店舗運営の記録を残していきたいと思います。
NETSEA(ネッシー)でドロップシッピングが可能となる消費者直送可能商材について
NETSEAの消費者直送可能特集とは?
NETSEA(ネッシー)
で最近導入された「消費者直送可能特集」とは、NETSEA上の商品をいわゆるドロップシッピングの形式で直送発送できる商品が集められた特集ページのことです。
楽天市場
などは、販売している商品は、購入者が自分の自宅に届けてもらうか、もしくは、ギフト商品などを贈り先の相手宛に送付するような注文方法が一般的ですが、ドロップシッピングとは、主にネットショップ出店者が、販売した商品の注文が入った際に、お客様先に直送してもらう無在庫販売の手法のことを言います。
NETSEAでは、これまでは、卸問屋や卸業者から商品を仕入れる事をメインとしていたのですが、今回、消費者直送可能特集というドロップシッピング形式の商品の販売も可能となりました。
では、続いてNETSEAの消費者直送可能商材について消費者直送可能商材を出品する際についてご説明いたします。
NETSEAの消費者直送可能商材とは?
NETSEA(ネッシー)で登録可能となった「消費者直送可能商材」とは、ドロップシッピングの対応が可能な商品のことです。
バックヤードであるNETSEAサプライヤーマイページ上では、「販売後注文可」商材と呼んでいます。
「販売後注文可」商材は商品在庫を持つことなく、自分のネットショップ上で商品を販売することが可能です。
ひとつ注意するべきポイントは、販売後注文可商品には「直送可」商品と「直送不可」商品があるということです。
直送可と直送不可については、NETSEAの各出品者によって条件がことなるため、販売中の販売後注文可商材の情報を確認するようにしましょう。
では、具体的に商品者直送可能商材の利用条件などを説明したいと思います。
NETSEAの消費者直送可能商材の利用条件について
消費者直送可能商材を利用する方法としては、商品ページの販売条件で「消費者へ直送」が「対応可」になっている必要があります。
また、販売中の商品ページの上部に「販売後注文可」のスタンプがあることも消費者直送可能の目印です。
また、消費者直送可能商材の特長としては、支払方法として「代金引換」が利用できません。
ドロップシッピングの商品全般に言えることですが、販売者がお客様先に直送するため、契約上代金引換の対応ができないのです。
また、商品の送付先は、バイヤーではなく、バイヤーが販売した商品を実際に購入された注文者様宛に送付する必要があります。
実際に発送を手配する際には、お届先・支払方法選択ページで「その他の住所(消費者直送)」を選択し、商品を購入されたお客様の住所を入力する必要があります。
また、「顧客直送用納品書を希望する」にチェックを入れると「連絡先がバイヤー」で「送付先がお客様」となった顧客直送用納品書を発行する事が可能になります。
NETSEA(ネッシー)
では、これまでは商品を仕入れて、販売することが中心でしたが、この方法だと、結果として商品を仕入れる必要があり、仕入れた後に自分の契約する配送会社の運賃を上乗せして販売、出荷する必要がありました。
今回の消費者直送可能商材の対応で、事実上ドロップシッピングがネッシー上でも対応可能になったため、ネットショップ出店者としては、新たな商機が生まれたことになります。
是非、商品の在庫を持たずにネット販売するドロップシッピングも利用してみてください。
ドロップシッピングが何かわからないという方は、以下のページにまとめていますのでこちらも参考にしていただければと思います。
ドロップシッピングとは?
NETSEAの消費者直送可能商材のまとめ
今回は、NETSEA上で、ドロップシッピングの対応が可能となった「消費者直送可能商材」について現役NETSEA店長が解説いたしました。
NETSEA出店者の立場としては、自分のネットショップの商品を消費者直送可能商材として販売することにも、購入機会が増えるメリットがあると感じています。
お客様先に直送するというのは、ネット通販では特に当たり前の対応ですし、消費者直送可能商材の場合でも、送付人を、依頼主名に変えるだけで対応ができることですから、ほぼすべてのネットショップ出店者、NETSEA出店者は、消費者直送可能商材として登録することは可能だと思います。
ただし、商材としてすでにドロップシッピングで販売している商品は、消費者直送可能商材として販売すると二重のドロップシッピングとなるため、難しいかもしれません。
特に、トップセラーやもしもドロップシッピングですでにドロップシッピング販売している方はご注意くださいませ。
NETSEAについて、出店に興味を持った方は、現役店長がNETSEAに出店する前に行うといいと思うことをいかにまとめていますので参考にしていただければと思います。
NETSEAでのドロップシッピング対応について、当店でも消費者直送可能商材を増やしていこうと思います。