モール別攻略法「楽天市場攻略法」とは、現役楽天店長が楽天市場での売上アップ、楽天におけるネット販売の攻略法を探し出すことを目的とした考察ブログである。
楽天市場攻略法(1)楽天市場に出店する前に行うこと
楽天市場に出店するメリット・デメリット
楽天市場に出店を検討している方なら、気になるのが、楽天市場に出店することでどんなメリット・デメリットがあるのかという点でしょう。
楽天市場は国内インターネットショッピングモールでは、Amazon.co.jpと並び、トップシェアを誇っています。
楽天グループ全体の流通総額は、およそ3兆円と公式に発表されています。
楽天市場に出店するメリットとデメリットについては以下のページにより具体的な詳細を掲載していますので参考にしてください。
楽天市場に出店する前に行うこと
(1)資料請求して最新状況を確認する
まずは、楽天市場の最新の情報を資料請求して知識面をアップデートしておきます。
インターネット上の情報の中には、数年前の情報のまま、アップデートされていないページも多数存在しています。
古い情報は、現在では使えないものも沢山あったり、また出店費用や手数料、機能面でも改定されていることが多いです。
楽天市場に出店を検討している方は、必ず最新情報を楽天市場から資料請求にて取寄せることをおすすめします。
資料請求すれば、楽天市場で成功している事例の店舗情報もいくつか得ることができます。先輩事例であり、事実が記載された貴重な体験談もあります。
(2)販売予定の商品を楽天市場で検索する
ご自身が販売しようと思う商品は楽天市場にすでに存在している商品ですか?それともオリジナルの商品で、楽天市場では初めて販売される商品でしょうか?
型番商品と呼ばれるメーカー製造の商品の場合、楽天市場ではすでに別のネットショップが販売している可能性が非常に高いです。
型番商品の多くは、価格競争が前提となるため、これから楽天市場に出店して、既に低価格で販売されている同一商品をより高い販売価格で出品するのでは、戦う前から負けがわかっているようなものです。
販売を予定しているいくつかの主力商品を楽天市場で検索してみてください。チェックする項目は「販売価格」「送料」「商品ラインアップ」あたりを注目してみると比較しやすいと思います。
(3)出店費用のシミュレーションを行い運営コストを割り出す
実際に楽天市場でどのくらいの費用が必要となるのかを事前シミュレーションしましょう。
楽天市場で店舗を運営する際の、売上に対する「月額費用」が試算できるページをご紹介いたします。
競合ショップの調査がなぜ重要なのか
楽天市場に出店する前になぜ「競合ショップの調査」が重要なのでしょうか?
競合ショップを調査する、注目することを、ネットショップ用語では「ベンチマークする」と言います。
ご自身のECサイトと、ほぼ同じ商品ジャンル、商品ラインアップの店舗を見つけ出すことで、自分が楽天市場に出店した際にどのような店舗を開設するかの予測ができます。
また、ご自身のネットショップで販売する商品と全く同じ商品がすでに楽天市場内にある場合、販売価格や送料にどれくらいの「差」があるのかを事前に知っておけば、出店前から競合店舗と戦えるかどうかがわかります。
行き当たりばったりで楽天市場に出店しても、月額固定費や広告費などの運営コストばかりがかさみ、売上目標をクリアできなければ、固定費の支払で赤字運営になることはよくあるケースです。
ご自身の商品が楽天市場内で「戦えるのかどうか」を事前にチェックすることで、「楽天市場に出店するべきかどうか」という判断を行う事が最重要ポイントです。
楽天市場出店前の競合調査のまとめ
楽天市場は国内ECモールの最大手であることは、2018年に入ってからも変わりありません。
Amazonが楽天市場の流通総額に追いつくところまで来ていることもまた事実だと思いますが、楽天市場とAmazonではそもそもの販売形態が全く異なるオンラインショップです。
楽天市場とAmazonの具体的な違いについては以下のページにまとめていますので参考にして下さい。
【参考】【現役店長が検証】楽天市場とAmazonの出店時の違いを比較
楽天市場出店前の競合調査の重要性をご説明いたしました。参考になれば幸いです。