最近、Xなどを見ていて「Substack(サブスタック)」という名前を目にする機会が増えてきました。
「海外版のnoteみたいなもの?」「メルマガを配信するサービス?」「無料で使えるの?」と、気になっている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは。「売れるネットショップの教科書」のエビス店長です。
Substackをかなり簡単に説明すると、「ブログ+メルマガ+SNS+有料購読をひとつにまとめたようなサービス」です。
さらに分かりやすく言えば、noteが「記事を読みに来てもらう場所」だとすれば、Substackは「一度つながった読者へ、その後も情報を届けやすい場所」と考えるとイメージしやすいと思います。
- Substackとはどんなサービスなのか
- Substackでできること
- 料金や手数料
- note・WordPressとの違い
- Substackのメリット・デメリット
- 初心者向けの始め方
- ネットショップ・ECでの活用方法
- 1 Substack(サブスタック)とは?
- 2 Substackは日本語で使える?
- 3 Substackの料金はいくら?
- 4 Substackとnote・WordPressは何が違う?
- 5 Substackのメリット
- 6 Substackのデメリット・注意点
- 7 Substackの始め方
- 8 Substackで収益化する方法
- 9 ネットショップ・EC事業者はSubstackをどう使う?
- 10 ECで使うなら「売る」より「思い出してもらう」
- 11 Substackがおすすめな人
- 12 Substackについてよくある質問
- 13 まとめ|Substackは「読者とつながり続ける」ための選択肢
- 14 Substack公式情報
Substack(サブスタック)とは?
Substackは、文章・音声・動画などのコンテンツを公開しながら、読者へメールを届けたり、有料購読を提供したりできる情報発信プラットフォームです。
もともとはニュースレター配信サービスとして広まりましたが、現在は記事投稿だけでなく、短文投稿のNotes、コメント、Chat、Podcast、動画、有料購読など、さまざまな機能を利用できます。
- Web上に記事を公開する
- 記事を購読者へメールでも届ける
- Notesで短い情報を発信する
- コメントやChatで読者と交流する
- 音声や動画を配信する
- 有料購読を設定する
つまり、
という流れを、Substackの中で作れるわけです。

Substackは日本語で使える?
以前のSubstackは「サービスは面白そうだけれど、英語なので使いにくい」という印象がありました。
しかし2026年現在は、日本語への対応がかなり進んでいます。
Publicationの言語として日本語を設定でき、購読ボタンやナビゲーション、料金プランなどの読者向け画面だけでなく、運営者側のダッシュボードも日本語表示に対応しています。
さらに、投稿を複数言語で公開したり、異なる言語の記事を翻訳して読む機能も拡充されています。
そのため、「英語が分からないからSubstackは使えない」という心配は、以前よりかなり小さくなっています。
Substackの料金はいくら?
Substackは無料で始めることができます。
無料記事を公開したり、無料購読者へメールを配信したりするだけであれば、Substackの月額利用料は基本的にかかりません。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| アカウント作成 | 無料 |
| 記事投稿 | 無料 |
| 無料購読者への配信 | 無料 |
| Notes | 無料 |
| 有料購読 | 売上の10%+決済関連手数料 |
| 独自ドメイン | 50ドル・1回 |
有料購読を設定した場合は、Substack側に各有料取引の10%がかかり、別途Stripeなどの決済関連手数料が発生します。
独自ドメインをSubstackへ接続する場合は、現在一度だけ50ドルの設定料金が必要です。
Substackとnote・WordPressは何が違う?
日本で情報発信をするとなると、noteやWordPressと何が違うのか気になりますよね。
私は、どれが一番優れているかではなく、「何をしたいか」で選ぶと分かりやすいと思います。
| サービス | 向いていること | 強み |
|---|---|---|
| Substack | 読者へ継続して届ける | メール購読・読者との関係づくり |
| note | 記事を公開して読んでもらう | 国内で始めやすい |
| WordPress | 検索から集客する | SEO・自社メディアを育てやすい |
| X・Instagram | 新しい人に知ってもらう | 拡散・認知 |
たとえば、
WordPress・note → 詳しい情報を読んでもらう
Substack → これからも読みたい人に購読してもらう
という使い分けができます。
それぞれを競合サービスとして考えるより、役割の違う発信チャネルとして組み合わせる方が実務では使いやすいでしょう。

Substackのメリット
1.無料で始めやすい
最初から固定費がかからないため、「自分に合っているか分からない」という段階でも試しやすいサービスです。
2.記事とメール配信を一緒にできる
通常のブログでは記事を書いたあと、別途メルマガを作成することがあります。
Substackなら、公開した内容を購読者へメールでも届けられるため、記事作成とメール配信を一つの流れで行えるのが特徴です。
3.SNSだけに依存しなくてよい
XやInstagramでは、投稿した情報がすべてのフォロワーに届くとは限りません。
一方、Substackで購読してもらえば、メールという形で読者との接点を持つことができます。
さらにSubstackでは、購読者リストをCSV形式でエクスポートすることもできます。
SNSのフォロワー数だけではなく、「これからも情報を読みたい人」と直接つながるという考え方がしやすいサービスです。
Substackのデメリット・注意点
1.日本ではまだ知らない人も多い
noteなどと比べると、日本ではまだSubstackを知らない人も少なくありません。
そのため、単に「Substackを購読してください」と書くより、
など、読者に何ができるのか分かる言葉で案内した方がよいでしょう。
2.WordPressほど自由にサイトを作れない
Substackは簡単に始められる反面、WordPressのように細かなデザインやページ構成、SEO導線、LPなどを自由に作れるサービスではありません。
ですので、WordPressをやめてSubstackへ移行する必要はありません。
検索流入をWordPressで獲得し、Substackで継続接点を作るという使い方もできます。
3.EC向けCRMとは役割が違う
ネットショップの場合、ここは間違えないようにしておきたいところです。
Substackは購読者へ情報を届けることには向いていますが、購入履歴、購入金額、最終購入日、カゴ落ちなどを使った高度なEC向けCRMとは役割が異なります。
EC向けCRM → 購買データを使ったリピート・LTV改善
ECのCRMについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
売上が伸びてきたECほどCRMツールが必要になる理由|リピート売上を増やす考え方
Substackの始め方
Substackを始めること自体は、それほど難しくありません。
↓
STEP2|プロフィールを設定
↓
STEP3|Publicationを作成
↓
STEP4|言語を日本語に設定
↓
STEP5|最初の記事を書く
↓
STEP6|Xやブログから購読を案内
最初の記事では、難しいことを書く必要はありません。
- どんな情報を発信するのか
- どんな人に読んでほしいのか
- 購読すると何が分かるのか
この3つが伝われば十分です。
Substackで収益化する方法
Substackでは、無料購読だけでなく有料購読も設定できます。
月額・年額・Founding Memberなどのプランを用意し、一部の記事を有料購読者限定にすることも可能です。
ただ、個人的には最初から収益化ばかりを考えなくてもよいと思っています。
まだ自分を知らない読者に、いきなり「毎月料金を払ってください」とお願いしても簡単ではありません。
まず無料で役立つ情報を届け、
と思ってもらう。
その積み重ねの先に、有料購読があります。
ネットショップ・EC事業者はSubstackをどう使う?
ここからは「売れるネットショップの教科書」らしく、EC事業者目線でも考えてみます。
私は、Substackはネットショップでも十分活用できると思っています。
ただし、毎回商品の宣伝をするための場所として使うのはおすすめしません。
たとえば食品を販売しているショップなら、
- 生産者の話
- 商品の開発背景
- おいしい食べ方
- レシピ
- 旬の食材について
アパレルショップなら、
- コーディネート例
- 素材の話
- 商品開発の裏側
- お手入れ方法
- スタッフのおすすめ
といった内容が考えられます。
商品を毎回売り込むのではなく、その商品を好きになってくれそうな人が読みたくなる情報を届けることが大切です。

ECで使うなら「売る」より「思い出してもらう」
ネットショップを運営していると、どうしても「今日買ってもらうにはどうするか」を考えてしまいます。
ただ、お客様が商品を必要になるタイミングは人それぞれです。
そこで、
↓
ブログで詳しい情報を読んでもらう
↓
Substackを無料購読してもらう
↓
役立つ情報を届け続ける
↓
必要になったときにショップを思い出してもらう
という流れを作ります。
Substackは、「今すぐ商品を売る場所」というより、「必要になったときに思い出してもらう接点を作る場所」として考えると、ECでの使い方が見えてきます。
Substackがおすすめな人
Substackは、特に次のような方と相性がよいでしょう。
- 専門知識を発信している
- Xなどですでに情報発信している
- ブログを運営している
- 読者との関係を深めたい
- メルマガを始めてみたい
- 将来的に有料コンテンツも考えている
- 自分の商品やサービスを持っている
逆に、セール情報や商品情報だけを配信したいのであれば、ECサイトのメルマガ機能やCRMツールの方が適している場合があります。
Substackについてよくある質問
Substackは無料ですか?
はい。無料で始めることができます。
無料記事の公開や無料購読者への配信には、基本的にSubstackの月額利用料はかかりません。有料購読を設定した場合は、Substackの手数料と決済関連手数料が発生します。
Substackは日本語で使えますか?
はい。2026年現在、日本語へのローカライズに対応しています。
読者向け画面だけでなく、Publicationの設定や購読者管理など、運営側の画面についても日本語表示に対応しています。
Substackとnoteはどちらがおすすめですか?
目的によります。
まず記事を公開して国内で読んでもらいたい場合はnote、購読者へ継続的に情報を届けることを重視するならSubstackが向いています。
どちらか一方に決める必要はなく、併用する方法もあります。
Substackで収益化できますか?
できます。
無料購読に加えて、有料の月額・年額購読などを設定できます。
Substackの購読者データは取り出せますか?
はい。Substackでは購読者リストをCSV形式でエクスポートできます。
事業として情報発信を続ける場合には、確認しておきたいポイントです。
Substackで独自ドメインは使えますか?
利用できます。
現在はSubstackへ一度50ドルの設定料金を支払って独自ドメインを接続する仕組みです。ドメイン自体は別途自分で取得・管理する必要があります。
まとめ|Substackは「読者とつながり続ける」ための選択肢
Substackを簡単にまとめると、ブログ・メルマガ・SNS・有料購読を組み合わせた情報発信サービスです。
ただ、私がSubstackで一番面白いと思っているのは、機能の多さではありません。
ここです。
特にネットショップであれば、
↓
ブログで役立つ情報を届ける
↓
Substackで継続してつながる
↓
必要になったときに商品を思い出してもらう
という使い方が考えられます。
Substackが登場したからといって、noteやWordPressをやめる必要はありません。
それぞれの得意なところを使い分ける。
この考え方が一番よいと思います。