楽天ヤフーAmazonの今後

楽天Amazonヤフー出店の今後を現役店長が考察!国内EC市場のシェア争いはどうなる?

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楽天Amazonヤフー出店の今後を現役店長が考察!国内EC市場のシェア争いはどうなる?

国内EC市場のシェア争いはどうなる?楽天・Amazon・ヤフー出店のこれから

昨日のことですが、ヤフーとLINEが経営統合するというとんでもないニュースがありました。

国内EC市場のシェア争いはどうなる?楽天・Amazon・ヤフー出店のこれから

日本国内のIT企業の統合において、検索エンジンサイトとして、月間5000万ユーザーを誇るプラットフォーマー「ヤフー」と、スマホ通話アプリシェア国内ナンバーワンの8000万人をほこる「LINE」の統合は、日本の総人口をカバーしうるリーチ力を持つことになると思います。

現時点でも続報がどんどん発表されていますが、ヤフーとLINEの統合の目論見のひとつには、国内IT企業の最上位を狙っているという専門家の意見もあるようです。

店長として真っ先に思い至ったのは、EC事業とスマホ決済の連携でした。

ヤフーは2019年10月より、PayPay
を冠したプレミアムモール「PayPayモール」をリリースしました。

現時点で言えば、スマホ決済、バーコード決済サービスのシェアは、PayPay
の一人勝ち状態にあります。

LINEもLINEPayというバーコード決済をリリースしてはいるものの、やはり利用できる店舗が限られている事もあり、PayPayのシェアには遠く及びません。

もしも、現状のPayPayが利用できる店舗で、LINEPayも利用できるという状態になれば、LINEにとってはこれほどありがたい話はありませんよね?

また、LINEはスマホ通話アプリ、メッセージアプリとしてのシェアはナンバーワンですが、それ以外のサービスに関してはそこまでリーチ力があるわけではありません。

フィンテック関連、金融関連に多少リソースはあっても、ヤフーのようなコンテンツビジネスや広告マーケティングの影響力に関しては、繋がっている人に対するアプローチは強くても、見込み客へのアプローチという意味ではやはり弱いと感じます。

ではヤフーにとっては、LINEと経営統合するメリットはどこにあるのか?

これはやはり、スマホ通話アプリシェアナンバーワンの8000万ユーザーに対する訴求力が加わる事にあると店長は考えています。

ヤフー自体も月間5000万ユーザーを動かせるプラットフォームではありますが、LINEアプリの利用率やアクティブ率には遠く及ばないでしょう。

一日の何%LINEを利用しているか、と問われれば多くの方が、仕事の合間や家事の合間にLINEでメッセージのやり取りをしていると思います。

ほぼ毎日、常時使っているアプリが「LINE」というわけです。ヤフーにはここまでのアクティブ率はありません。

少し前置きが長くなってしまいましたが、今回のヤフーとLINEの統合は、日本国内のEC市場にも大きな変動をもたらすと思います。

ここから先は、店長が個人的に思っている事であり、あくまでも個人の意見、感想となる事をあらかじめご了承下さい。

2020年以降、日本国内のEC市場は、現在で言うところの三大モール体制(楽天市場Amazonヤフーショッピング)は変わらないと思います。

ただ、これまでの流通額や利用者数などは大きく動きがあると感じています。

まず楽天市場は、来年以降苦境に立たされると思っています。

その理由は、楽天市場出店者がとうとう反旗を翻し始めたからです。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

楽天ユニオンとは?組合?団体?楽天市場出店者の救世主となるか?

2020年以降は楽天出店者の多くが楽天市場から退店すると思います。

これはいままで我慢に我慢を重ねてきた出店者たちも限界にきたという事の表れです。

楽天市場で売上の大部分を獲得してきた出店者も多数おられると思いますが、大手、小規模問わず、自社ECサイトの強化を進めている潮流があります。

とにかく、現状の楽天市場には、小規模事業者や中小企業のECサイトでは売上アップの見込みが立ちにくくなっているのです。

真新しい施策や集客はなく、毎月開催されるお買い物マラソン、新規性のない楽天スーパーセール、年末には大感謝祭とお決まりのルーチン以外に新しい施策がまるでありません。

しかも出店者にはどんどん負担が増えるという状況では、とても楽天市場が今後成長していくとは考えにくいのです。

もちろん、退店したくてもできない店舗さんも多いことはよくわかります。

それでも、自社ECサイトが楽天以上に売上を作れるようになれば、楽天市場から脱出する事は不可能ではないと思います。

それが難しいのですが、店長なりに考えた、脱モール法をこちらにまとめておりますので参考になれば幸いです。

EC事業者が脱モールを行う為の方法とは?脱楽天市場、脱Amazonへの道

楽天市場の話で熱くなりすぎてしまいましたw

Amazonについてですが、こちらは、やはり中国系企業の進出が増えてきている事で、国内出品者が敬遠しはじめている風潮があると感じています。

偽レビュー問題もそうですが、Amazonも結局のところ、価格競争、カタログ販売系サイトというスタイルは今も変わっていません。

サイバーマンデーやプライムデーなど、年間数回のイベントもありますが、いまひとつ商品の魅力が欠けるためか、盛り上がりもそこそこという感じです。

2019年のAmazonプライムデーの結果発表!今年のプライムデーで売れた商品とは?

Amazonは、ネットショップを出店するという感覚ではなく、商品を出品するという商品単位での売り場だと思います。

オリジナル系商品なら、ショッピングカートボックスは独自に獲得しやすいですが、オリジナル系商品はAmazonとの相性はあまりよくありません。

レビューが付きにくいという点でも、売れにくい売り場かもしれません。

2020年以降のアマゾンは、2019年とそこまで方向性の違いはないのではないかと予想しています。

ただ、EC以外のコンテンツビジネスやサブスクリプションなどは新しいチャレンジも行っていくでしょうね。

そして、今回のヤフーですが、ヤフーは現在、ECプラットフォームとしては、ヤフーショッピングとヤフオク!、PayPayモール、PayPayフリマなどがあります。

とにかく「PayPay
」への注力はこの一年を通じても本当に素晴らしい企業努力だったと思います。

PayPayモールがスタート!PayPayモールの出店料はいくら?出店店舗は?

ただ、PayPayモールはほとんどの方は出店できないモールだと思います。

その為、ヤフーショッピングに出店している出店者としては、ヤフーがPayPayモールに注力する事=ヤフーショッピングが過疎化するのでは?という懸念があります。

ヤフーショッピング自体は、楽天市場やアマゾンと比較すると、流通額では大きく引き離されています。

Amazonの年間流通額は「1.5兆円」楽天は、楽天グループのEC流通額として「1兆円」の流通総額となっています。

これを超えるのは2020年でも難しいように思います。

PayPayモールもどこまで集客できて、売上を作れるかは課題点だと思います。

恐らくですが、PayPayモールやPayPayフリマも当初の予想よりも出足が良くないのではないか?と店長は考えています。

思惑が外れた事と、今後どのように事業を伸ばしていくかを検討した際に、LINEとの提携、統合が見えてきたのではないかと思っています。

LINEユーザーへのリーチを使うなら、新しいECシステムが組めるかもしれません。

一部では、LINE×ヤフーはアリババ的なネットショッピングができるかもしれないという意見もあるようです。

今日は、国内三大モールについて、今後どのような動きになるかを店長なりに予想してみました。

あ、AUの「au Wowma!」も頑張っていますが、最近あまり話題がありませんね・・・。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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今日は何の日?【11月15日】

◆きものの日
…全日本きもの振興会が、1966年(昭和41年)の設立の時に制定。また、全国2000店の呉服店で組織する日本きもの連盟も制定。

◆こんぶの日
…1982年(昭和57年)に日本昆布協会が制定。七五三の日に子供達に昆布を食べて丈夫になってもらおうとの思いから。

◆狩猟解禁日
…「鳥獣保護及び狩猟に関する法律」(狩猟法)で、鳥獣の保護と乱獲を防ぐために狩猟がこの日に解禁される。翌年2月15日まで狩猟ができるが、北海道だけは10月1日から翌年1月31日までと定められている。

本日の楽天市場とヤフーショッピングの売れ筋商品

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店長のどうでもいいつぶやき

今日は午後から大阪に行ってきます!久しぶりの外出ですw




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